「うぁぁぁぁぁ!?・・・」
「小春お疲れー。何人目だっけ?」
「え、えっと・・・鈴木さん入れたら13人目。」
「今日だけで3人増やしたからね。どうする?私と小秋、辻のおじさんと金でやらない?」
「おいおい小夏。金欠ぎみだから今日は適当なとこ潜って稼いでくるんだから許してよ。」
「こ、小夏ちゃん。私も疲れちゃった。」
「ちぇー。」
中学生となった彼女達は県内を移動するようになった。
本当はいけないのだが、原付バイクを使用して駅まで移動していた。
地元の警官も山奥から来ていることもあり見逃してくれた。
・・・で、潜るとは警察から隠れて高レート麻雀をすることで、都心では麻雀の一般化により、1000点に対して200円がマックスの100、50で基本おこなわれていたが、小秋達がしているのは1000点1000円以上の麻雀だった。
・・・捕まらないのは新潟県警も利用していたので捕まらなかった。
最初は鴨だと思って集ってきた大人から100万近くをむしりとり、その後は適度に勝ち負けを繰り返して5万近くをコンスタントに稼いでいたのだが・・・。
「小秋ちゃんだっけか?うちの奴とやってみねえか?1:5でどうよ。」
「あ、組長さんちっす。良いけどもっと面白いもの賭けようよ。」
「お?やってんなぁ。」
「今晩は。」
「伊丹さんと刑事さんかいな。ちょうどよかった。小秋ちゃんからがなんかおもろいもんさ賭けるといっとん。」
「何賭けるん?」
「代打ちさんと私の血液。1:10でやらない?・・・死んじゃっても困るから持ち点は15000で。勝ったら点の5倍を払うで。ただし私と代打ちさんだけね。他は普通に金で。」
「よっしゃ、やろうや。お二人もはいるっしょ?」
「良いぜ。」
「どっこらしょ。」
「よろしくお願いします。」
今日こそは勝ち越したい組長は組の中でも腕の立つ人物を寄越してきたが、彼は慎重すぎた。
(マイナス突っ込んで2000cc以上の血液を抜かれるのを怖がって手が縮こまっちゃってな。・・・なに?殺して欲しいのか?)
「ロン、2000、4000です。」
親は刑事さんだったので代打ちさんは200cc抜かれる。
次は流局、全員ノーテン。
(15000は少なすぎたな。・・・まぁ殺す訳にもいかないから良いか。)
「ロン、リーチ一発役牌・・・6400。」
代打ちに直撃・・・顔色がみるみる悪くなる。
次に代打ちが意地を見せ私に2000をくらわせたがそこで終わり。
「ノーテン。」
「ノーテン。」
「ノーテン。」
「テンパイ。」
1000マイナスののち、運命の一局・・・私の親である。
「頼む・・・通ってくれ!!」
バチ
「ふふ、ははは!!死ね。」
カタカタカタカタカタ
緑一色である。
「リーチ一発一通混一色役牌・・・倍満・・・24000。」
死亡が確定した。
小秋は楽しかったと言って5万円だけ受けとると帰宅した。
代打ちは中学生にほとんど焼き鳥状態だったことで職を失う。