本来はいない少女達   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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始動 姫子編

会場から約300キロ南・・・500キロ上空・・・帝愛グループ主宰・・・星の道に私・・・鶴田姫子はいます。

そこには私のような招待状を受け取った学生(私が最年少)から、中年のおじさん達、黒いスーツを着た人達が会場で出された食事を楽しんでいた。

 

 

 

 

 

 

・・・私の帝愛人生の始まりとも知らずに・・・。

 

《私は無知でした。》

 

1年後からの自分へ

 

 

 

 

 

 

 

「歳上ばっかと・・・場違いじゃたけん。」

私は冷静になって自分の愚行に気がついた。

いきなり学校を飛び出して、麻雀留学とか怪しい書類にサインして・・・バカだなことをした。

ただ、場の空気が穏やかだったので私はまだ知らなかった・・・これがデスゲームだったことに・・・。

 

 

 

 

《・鶴田姫子殿は帝愛グループの幹部育成学校の入学資格を得ました。お題は麻雀です。・・・利根川校長より。》

 

 

 

 

『これより麻雀を始めたいと思います。では胸に星をつけてください。星はあなたの命です。なくなれば終わり、沢山持てば栄光が・・・では始めてください。』

 

画面に映る黒服・・・彼が教師の1人なのだろう程度の感覚だった。

 

 

 

《今思うと明らかにおかしいが・・・それほど精神状態がどうかしていた。》

 

 

 

 

数人の黒服が電動麻雀卓を運んでくる。

 

「さぁ始めた始めた。」

何も知らない私はすぐに卓につき、まわりは中年のおじさんに囲まれ、地獄があらわ(開始さ)れた。

 

 

 

 

 

「よろしくお願いするけん。」

 

「おや?君はインターハイに出てなかったかい?」

人の良さそうなおじさんが話しかけてくる。

 

「新道寺女子に所属してたと。」

 

ざわ・・・

ざわ・・・

 

場がざわつきだす。

 

場違い・・・どこからか聞こえてきた言葉。

 

 

 

 

 

麻雀は半荘を普通にやり、1位通過。

4位から星を3つ受け取り、私は卓を後にしようとしたが・・・

 

「なぁなぁ、嬢ちゃん、もう一戦といかないかい?嬢ちゃんとならおじさんも勝てる気がするんだ。」

 

「え・・・あ、良いですよ。」

おじさんの顔は必死だった。

 

 

 

 

 

 

「おい、あれを狙うぞ。」

 

「良いですね。」

 

 

 

 

 

 

 

もう一度同じ卓で麻雀を始める。

結果は同じ・・・現在私の星は初期の14個を合わせて20を超えた。

2回連続で負けた人物は失禁のうえ、気絶。

 

「え!?」

 

その人物が連れていかれる・・・黒服に・・・。

 

窓ガラスに人々が集まる。

そして・・・見る。

敗者の末路を・・・

 

 

ウァァァァ

 

星の道・・・全長500メートルの飛行船・・・天空から星へと続く道である。

その道は命綱無しの崖の道。

落ちたら終わり、勝てば栄光!!

 

「嬢ちゃん俺らとやらないか?麻雀を!!」

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