全国大会決勝・・・その大将戦は1年生だけが卓に座るという異常な状態であったが、嶺上使いの宮永咲、準決勝では鷲巣小夏を激怒させた謎の能力を持つ阿知賀女子の高鴨穏乃、世界からやってきた臨海女子の次世代のエース・・・ネリー・ヴィルサラーゼ、狂人でありながら絶対的な力で敵を押し潰す清水の鷲巣小夏。
・・・豪華な面子である。
「なーんかさ・・・つまんない。」
小夏の言葉で卓に座っていた3人が小夏を凝視する。
「いやーさ、こんだけ私は暴れたのにまだ私の麻雀がわからないとか・・・失望してるんだよねー。」
「準決勝に手の内を見せたのにさー。対策もできてないなんて・・・愚鈍。」
煽る。
しかし高鴨は反論できない。
実際ホワイトホールの攻略法なんて存在しないのが正解だと思っていた。
しかし対戦相手が答えがあると言ってくる。
希望の光り・・・しかし心のどこかでそれはありえないと思ってしまう。
思考の底なし沼にはまる。
答えの無い答えを探そうとする・・・。
(実際はあるんだけどねー。うふっは!!マジで悩んでるよ。対策して来いよー。無能&無能。)
高鴨は完全に封じ込めた。
清澄の宮永もなぜだか知らないけれど完全に沼にはまっていた。
(なんだこいつ?)
なにも誘導もしていないのに思考の沼に飛び込む馬鹿も放っておいて、臨海のネリーに狙いを定めた。
(こいつにしよー。)
東一局二本場
「ポン!!」
「チー!!」
「チー!!」
「チー!!」
小夏裸単騎待ち。
(さぁどうする?)
「カン。」
「カン!!」
咲、ネリーがカンを選択。
(高鴨は・・・降りか。臨海は流れが来てるのかな?まー知らんけど。)
バチ
不要な牌・・・ネリー痛恨の失敗。
ニタァー
「うふっは!!雑魚過ぎwローン!!タンヤオ!!」
「ドラ2・・・3900の二本場・・・4500!!」
大将戦・・・しかも点差が絶望的なこの状態ではまさに致命的な失点。
しかも自身のカンによる失策。
「ネットではこの状態なんて言うんだっけなー。・・・失笑・・・生まれ変わって出直してきた方がよいのではないでござるなwww。」
煽る。
スポーツマンシップなど完全に無視である。
「・・・バカにされようと・・・」
「ん?」
「ネリーは・・・」
「んん?」
「負けない!!」
「耐えるか・・・お見事。壊れると思ったけど中々辛い過去を持ってるようだね。・・・旧ソ連のグルジア民俗か・・・まぁ大変だったね。命の掛け合いをさ。ロシア-グルジア戦争。」
「・・・。」
「まぁグルジアの希望だからねあなたは。せいぜい頑張りなよ。」