★Sprite★と言います!
作者の自己満足のため、なかなかな駄文に仕上がっておりますorz
それでもいいと言う方は生暖かい目で見てもらえると幸いです!
「今日も仕事疲れたな…」
そう呟くのは、俺こと神崎拓磨である。
一昨年、大学を卒業後就職した22歳。そうして今まで、働いてきて今に至る。
「今夜こそあのRPGの攻略を終わらせてしまいたいな…」
そう考えていると、急に、胸の鼓動が不規則になったかと思うと、
「がぁぁっ…」
心臓が締め付けられた様に感じ、その場に倒れてしまった。周りからは、「キャアァッ!」と言う悲鳴や、「いっ今救急車を呼ぶから耐えろよ!」と呼び掛ける声が聞こえる。
(耐えたいのは山々だが、いや、もう無……理…)
そうして俺は思いがけない形で、人生を終わらせる事になったのだ。
「知らない天井だ…」
一度は行ってみたかった定番の台詞を口にして起きた俺が最初に見たのは、
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
土下座の体制のまま、謝罪の言葉を繰り返す幼女の姿であった。
って、一体どゆこと?
「おっ、おい?」
「ひぅっ、ごめんなさいごめんなさい!」
なんか俺が虐めたみたいで嫌なんですが…。
俺は、この子が落ち着くためにある手段を取った。
「ごめんなさいごめんな…ふぇ?」
頭に手を乗せて撫でてやったのだ。よく妹や親戚にやっては泣き止ませたものだった。
「落ち着いたら、ゆっくりでいいから、今の状況を説明してくれないかな?」
笑顔で呼び掛けると、頬を急激に赤く染めた女の子はだまってコクンと頷いた。
そこから説明してもらった事をかいつまんで話すと、この女の子は神様らしく、何でも間違いで俺の事を殺してしまったらしく、謝罪の言葉を繰り返していたそうな。不思議と怒りとか、悲しみとかは沸いてこなかった。神様からは、
「普通ならもっと私に対して何か文句言ったり、怒ったり…何かあるはずですが」
なんて言われたが、無いんだからしょうがない。
そしてここからが大切な所であった。
「お詫びとして、特典を付けて、ある所へ転生させたいと思います」
転生…?転生ってあの二次創作とかでよく見る転生ですか!?
「その解釈で間違いはないとおもいます」
言葉に出してないんですが…まさかの読心術ですか…。
「それで、転生先なんですが…」
来ました、大事な問題。さぁ、俺はどこに行けばいいんだい?
「魔法少女リリカルなのはの舞台、海鳴市という場所です」
「はぁ…?」
魔法少女リリカルなのはか…。話で聞いたこと有るけど、ぶっちゃけた話、
「話の内容や設定がよく分からないんだが…?」
もしかしたら、大問題かもしれない。知ってるのは某動画サイトにある『管理局の白い悪魔』くらいな物である。
「あぁ、あのネタですね。見た事はありますが、最初からアレではないんで心配は無用です」
だから、心読まないで欲しいです。
「すいません」
「謝らなくてもいいから、話を続けましょうよ」
この流れだと、世界の次は…
「次は特典なんですが、」
来たぁぁぁ!まず、驚異の身体能力だろ!後は…
「考えている所申し訳ありませんが、あなたの特典はもう決まっています」
…え?マジ?
「はい、マジです」
「冗談…では無さそうっすね〜orz」
こうなったら、成るようになれ!さすがにそこまで変な能力を授ける訳ではないだろう。
「これは、あなたが今まで送ってきた人生を元に神々の間で協議し決めた特典なので変更は不可能だと思います」
これまでの俺の人生…?なんか不安になってきたんだけど…。まともな能力でありますように…。俺は神頼みする他無かった。いや、前に神様いるけどね。
「まず、魔力ですが、常に使ったら私が即チャージしますので実質無限です」
要するにRPGでいうMP無限って感じか…。マダンテ連続可能とかあったら魔法使い涙目(笑)
「しかし、あなたは攻撃魔法という物が使えません。」
ん?説明が欲しいんだが?
「今からあなたが行く世界では、魔力で誘導弾を撃ったり、収束砲撃を撃ったり、刃を作り攻撃したり色々と使い道があります」
それこそRPGみたいな感じだな。昔は俺も大魔法をかまして、ヒーローになりたいと夢見たものだ。
「しかし、あなたは攻撃の手段として、それをする事が出来ません」
それってかなり不味くね?「ですが、『敵を攻撃する』と言う目的で使う事が出来ないだけで、日常生活で使うことは可能です」
その後、例をあげてもらったのだが、
<例>
相手に向けて火の玉…NG
キャンプファイアをするために火の玉…OK
相手に向けて水球…NG
喉が渇いたな…水飲むか、よし水球…OK
って感じらしい。
結論。
「何も状況変わってねぇよ!!」
結局、俺に攻撃の手段無いじゃないか〜orz
このままじゃ、即死亡か、ただただ普通の人生じゃないか〜orz
orzの体勢で落ち込む俺に一言。
「なんせ他の能力が凄すぎるので、こういうデメリットが必要なんですよ」
…何?他の能力が凄すぎる?
「まだ俺に望みがあると思っていいんだな?」
「むしろ、これを聞けば、納得すると思いますよ」
神様は自信満々で言った。なら、期待してみよう。
「まず、あなたには回復、補助、防御に関していわばチート仕様となります」
ほう…例えるなら?
「あなたが今までしてきたゲームや見てきた漫画に出てきた回復、補助、防御に関する技が全て使えるもしくは効果が増強された状態で使えるということです」
<例>
プロテス…2分の1から10分の1
シェル…2分の1から10分の1
リフレク…10分間魔法反射ザオリク…瀕死だけでなく、死亡もしくは死後何年であっても蘇生可能
エスナ…状態異常だけでなく、あらゆる病気を治療。フルケア…体力全快。怪我も重傷軽傷問わず回復。
(自分にこのような事が起こった場合は自動発動)
と言う感じである。
なるほど、死なないチートって所か。
「あとは…」
まだあるのか!?いくら何でも大盤振る舞いすぎやしないか!
「今までやってきたゲームに出てきた敵や召喚獣、『召喚』『契約』といった全ての技、儀式等が使えるようになります。なお、これがあなたにとって魔力を使う相手に対してできる唯一の攻撃手段になるでしょう」
半ば諦めていた攻撃手段が思いがけない形で出てきた。召喚士最高!!
「さらに、召喚した後、使い魔として契約した際の魔力、維持する時の魔力も私が肩代わりします」
って事は、何体でもMP消費無しで召喚のち契約が出来るって事か!?
「そういう事です」
神様は笑顔で言った。
もう読心術とかどうでもいいや〜(笑)
「以上があなたが持つ特典となります」
「すいません、特典なめてました!マジごちそうさまです」
自分でも何言ってるか分からないが、興奮してるからしょうがないだろう。
「次に転生の際の環境ですが」
<環境>
年齢…22歳→6歳
・一軒家
・独り暮らし
・親戚(神様)からの援護があるという設定
・貯金通帳には一生遊んで暮らせるだけの金が…
・冷蔵庫には常に各種食べ物を完備
・服は生前来ていた服を小さくしたものがある。
学校に関しての案もあったのだが、大学を卒業したばかりの俺には小学校は無駄な時間を過ごしてるようなものだと、断っておいた。神様が言うには、原作に介入するのに一番手っ取り早い手段だそうだが、今の所そんな予定はない。
「今の所は…ですね?」
神様はニヤニヤして聞いてきた。まぁ今の所は…としか言えないな。
「では、そろそろ転生しましょうか」
お、もうやるのか。
俺の体がだんだん薄くなっていく。
「あなたの家に送ります!目覚めたら、環境の確認をお願いします」
「了解!じゃ行ってくるわ!」
「はい、いってらっしゃい」
そうして、俺は新たな人生を歩む事になった。
これから先は不定期での更新になるので、よろしくお願いします!
この駄文に付き合っていただきありがとうございました!