「気に入らない人間がいたらどうする? ――はい、シャルティア」
「ナザリックに連れて帰って拷問でありんす」
双子との感動?の再開もつかの間、今私が何をしているのかと言うと、守護者達にリアルでの
「なあ、姉ちゃん…」
「言いたいことは分かるぞ弟よ…」
それは、他の守護者達もこちらに来ているのかもしれないのでは?ということだ
「シャルティアを嫁にすれば、俺童○卒業じゃね?」
全然違った。駄目だこの弟、早くなんとかしないと…
取りあえず、頭を死ぬほど殴れば治るかな?
「あ、冗談!冗談です!ごめんなさいお姉様!だから殴らないで」
「次はないから覚えておきなさい」
「了解です… ゴホン、で、姉ちゃん」
「なんだ弟よ。つまらない冗談だったら、今度こそぶっ飛ばすわよ…」
「いや、俺思ったんだけどさ…」
「何よ?」
「こいつらって、ここでも魔法が使えるのかな?」
確かにそれはマズい。いや、かなりマズい… ちょっとした魔法だけなら問題はないが、何かの弾みで
「もし、魔法が使えるなら世界征服とかよくね?」
よりによって、厄介ごとを巻き起こしてギルドメンバーを悩ませていた
気持ちを切り替え、スキルや魔法や所持アイテムを検証することにする。その結果、何故か現実でも全てが使えることが分かった。だが、アイテムは守護者達だけに使えて、自分達には使えないようであった。
食費をどうしようと思っていたところに、リング・オブ・サステナンスが使えたのはかなり大きかった。ご都合主義万歳。
何でゲームの物が、現実でも使えるのかはこの際気にしないことにする
だって考えても分かるはずがないもの
「リング・オブ・サステナンスが私達にも使えれば、多大なメリットがあるんだけどなぁ…」
と独りボヤいていると
「弱酸性?」
弟が何かを言った
「「……」」
何かつっこんで欲しそうな顔をしていたので、無視することにした
因みに私は、○ィダルサ○ーン派である。え、聞いてないって?まあ、いいじゃない
検証時に一つ失敗したのが、魔法を試しているときに火系の魔法を使ったのがいけなかった。隣の奥さんに火事と間違われて消防に通報され、方々に謝って回る羽目になったのだ。
魔法などの検証を終え、今度は守護者達のことを調べる事にした
そこで一番困ったのが、彼/彼女らの性格だった
気に入らない人間がいたら、とりあえず殺っちゃえ☆なところがあり、かなり
特にシャルティアは、殺しを楽しみたいという衝動があるので、何かの弾みで「殺っちゃえ☆」とかなって、血の狂乱を起こそうものなら、リアルスプラッター映画の始まりである。警察沙汰は勘弁だ。あれ?その前にこれって、警察で対処できるの?もしかしないでも、シャルティア無双なんじゃ… たっちさんなら止められるかな?まあ、今はそれを考えてる場合じゃないし、よくないけど、別にいいか…。とにかく身内の警察沙汰は御免蒙る。
あ、弟が逮捕されるのは一向に構わないんだけどなぁ…というか捕まれ
そして現在に至るという訳だ
ああ、胃が痛い…
な~んで、こんなことになったのかねぇ…とため息をつきつつも
人類の、そして私の明日の為に頑張らないといけない
(教師役なんて
改めて教師という職と、それを生き甲斐としているやまいこを尊敬した
「さて、3人とも、もう一回初めからね?」
「「「「はーい」」」」
何故か返事が一人分多かった
「おい、弟」
「何でしょうお姉様」
「お前は
「や、やだなぁ… 場を和ませようとしたお茶目なジョ…げふぅ!」
弟の
それを見た3人から
「さすが茶釜様…」「凄く痛そうだねお姉ちゃん…」「今のは私でも見えなかったでありんす…」
とか聞こえてくるが、いつもはこうじゃないんだからね?本当だよ?
「ゴホン、アホな弟は放って置いて、3人ともいい?ここでは人は簡単に殺してはいけません!」
「殺してはいけないということですが、何故でありんすか?」
これである
自分達にはそれが常識であるが、彼女達にはそれが理解できないようなのだ
それを教える為に私は苦労をしていた。気に入らないなら、無視をするという選択肢が出てくれれば楽なのに…
考えろ… 考えろ私!私の肩には世界の命運がかかっているのだ!
そして、ふと思いついたことがポロっとこぼれ出た
「そ、そうだ!この世界は、たっちさんが治安を任せされているから、勝手に暴れたら怒られるわよ?」
もはや、万策は尽きていた… でもたっちさん警察だし、嘘は言ってないよね?
「そ、それは困るでありんす。至高の方々に失望されるのは嫌でありんす」
「う~ん。至高の方々に怒られるのは嫌だよねマーレ」
「そうだね、お姉ちゃん」
「「こんなのでいいのか!」」
いつの間にか復活していた弟と驚きの声をあげた。こんな簡単なことでよかったのか…と
(そうか、この子達を言い聞かせるには、自分達を口実に使えばよかったのか…)
大発見であった
それを皮切りに、他の事も上手く注意しておくと、3人とも不承不承だが納得してくれたようだ。よくやったぞ私
それから1か月、三人を加えた生活は何事もなく過ぎていった
ご近所には定番である、遠い親戚が遊びに来たということにしておいた。金髪と銀髪の親戚ってなんだよwとか言われたらどうしようもなかったが、幸いご近所さんはスルーしてくれたようだ
アウラとマーレは、見た目が幼い美形双子ということもあり、近所の奥様方に人気であった
そしてよく「みんなで
シャルティアは見た目だけは深層の令嬢なので、近所でファンクラブが出来ており、抜け駆け禁止という規則が作られたそうだ
そして、普段三人が何をしているかというと
アウラは外を探検するのが好きらしく、よく出かけていたが、気が付いたら近所のガキ大将になっていたらしい。また、近所の野良動物にも懐かれ、野良動物達の主にもなっていたらしい
お母さんは、びっくりです。
この世界に野良はいないと思われがちだが、それは違う。一部の
本人も
マーレは外に出ず、家で本を読んだり、テレビを見たり、
お母さんは、このままマーレが引きこもりにならないかちょっと心配です
シャルティアに至っては、愚弟が裏で何かやったらしく、何やら怪しげな団体の長になっていた。何でも
三者三様の生き方をしているが、とりあえず上手く(一部不穏だが)いっていることに私は安堵した。そして私は、守護者問題も一段落もしたことだし、以前から気になっていたことである、『他の守護者もこちらに来ているのか?』を知る為に、他の守護者を創造した、かつての仲間達に連絡を取ってみることにした
子育ては大変
シャルティアから始まる新興宗教