英雄世界   作:花京院流歌

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はい、マジお久しぶりです
まずは謝罪。思ってたよか時間無かったです(T_T)
ハクロウと仲が良いことを知っている方からすれば私のリアル年齢わかるのでしょうがこの時期マジ忙しいっす。はい。
青春?俺には来ない。モテ期?風人に来てる。
学力?いらねぇ(嘘)
最近目下の悩みがおまけのネタがない事です。
やっと出来ました、次からおまけは無いとかもあるかもしれない(真顔)
さて、それでは本編へどーぞ!


英雄世界10幕 出会い

「留美が光ってる?」

風人はその姿を、まるで天人の如く、少なくとも里にいて誰かの為に何かを尽くすだけの少女には全くもって見えていなかったが一つだけ感じる。

「これが、覚醒?」

明らかに強い。ただビシビシとそれだけを感じ続けている。そして最も怖いのは、

「というか、あんた誰?」

「ニャ!?風人わからないのかにゃ!?」

「バステトみたいだな?話し方、てことはバステト?」

「此処にいるにゃ。」

確かに光ってる留美と2人の女性、かたや猫神かたや猫又の如き尻尾をつけた女性

(・・・猫又の尻尾?)

「酷いにゃ!風人とはあんなに夜を共に過ごしたのに!」

「・・・?」

「なぁ風人、尻尾生えてて猫みたいでも、女の子と一緒に寝てたってどうゆう事だ?しかもおまえは覚えてない。まさか酔った勢いで!?」

「おまえに聞くがな?あの宴ん時かなり飲んだのにべろんべろんにもなってなきゃお前らを襲うほど理性が飛んでたわけではねぇだろ?」

「た、たしかに。でも...」

「いや、予想はついてんだけど...雌だったのか」

「!」 「おま、女の子を雌って、それは幾ら何でも...」

「瑠奈、そもそもこいつ人じゃねぇ。そして俺と『あんなに』って言うほど月日を夜を過ごしたのはあいつしかいねぇ」

「そうにゃ!私の名前は...」

「親父だ!」 「クロにゃ!」

『・・・』

「やっぱり風人は薄情にゃ!鬼にゃ!そもそもなんで親父なのにゃ!というか自分の父親を人じゃないとか、確かにあれは人並みじゃないけど、でも、でも!」

「うん、知ってる。だって親父死んでるし、そもそも尻尾ねぇし、親父と寝たのも数えるほどだしな、多分両手で数えられるぐらいしか俺の記憶にはねぇ」

「ならにゃんで!?」

「え、クロだから。だっていつもこうやってふざけてじゃれ合うだろ?やっぱりこれがクロって気づいてる証拠かな、って思ってな?」

「...まぁいいにゃ。ちなみに私も覚醒個体にゃ。」

(あー、たーのしい...?は!?)

とうとう風人は動揺する。

「やーっと動揺したにゃ。私の能力は火遁、正確には炎の精製、操作ってとこなのにゃけど」

「・・・覚醒って人限定じゃないんだな、バステト」

「そうみたいにゃ、妖怪的な存在や神格クラスには存在するみたいにゃ。」

「バステト能力は?」

「今は無いにゃ」

「あ、そう」

とまあいい感じに時間が潰れ、留美を纏う光が消える。

「おーい、留美大丈...!てめぇら後退しろ!!」

『!?了解にゃ!』

瞬時にクロとバステトが離れる。そこに突如として降り注ぐ剣の雨。

「あぁ、すまない。力を試そうとその妖怪どもを貫こうとしてしまったよ」

と男の声で言った後、憂いを帯びた目を風人に向け、そして右手を突き出す。

(何か来る!)

風人は瞬時に警戒しその直後

「くぅ!?...わかったよ、マスター」

そう、男の声で呟くと留美のいつものホワホワした感じに戻っている。

「申し訳ありません!風人様、猫神様!あと、猫又様?」

「猫又じゃにゃいにゃ!クロにゃ!」

「あ、クロちゃん!人になれたのね!」

「.・・・地味に心を抉ってくるにゃあ〜」

と、またしてもコミカルな会話を挟んだのち、留美が

「わかった?記憶を覗いてもいいから私の友達には攻撃しないで!あと人は殺しちゃダメ!」

と、風人達にとっては訳わからぬ独り言をする。明らかに何か伝える様子だが、突如として、目の色、奥の光、目に宿る感情、例えば先ほどの憂い、警戒、信頼、観察、と留美を除き7種の目があるように風人は感じその中でも、ひときわ強く感じた感情が、『全てを護る』という狂気にも近い程の強力な感情でいてそれを言葉に表すなら『守護』と言う感情が生まれそうなほどの強き目だった。

(・・・技が使えるうえに体を貸している感じだとするなら...降霊?それとも...多重人格における能力の変化?いや情報が少なすぎる。それに突然の多重人格になったとは考えにくいんだよな、さらに考えると覚醒がそれとは思えねえし、聞いた方が早い...かな?)

「なぁ留美。それは能力ってことであってるんだろうけど全容が掴めないんだがどんな能力なんだ?」

「あなたはどう思う?『私達』のこの能力の考察を聞きたいな。同じ『剣士』として」

風人はこの人の目から好奇心が溢れ出来ることなら手合わせしたいと望んでいる気がした。但し、それは風人も同じで突如として鋭い眼光に変わる。さらに言うならばこの人の剣技を見てみたいとさえ思った。

そこも共通しているからこそ、この人は風人に対して、自分と同じ『剣士』に聞きたくなったのだろう。風人は考察する。

(先ほどの攻撃は魔術?いや例えそうだとしても明らかに遠距離攻撃としてみた方が正しい気がする。さらに言うならばさっきの人は剣士だった。それを踏まえるならば...)

「役割分担しているんだろうけど多重人格では無いだろうから・・・

恐らくは降霊、もしくは霊媒のようなもんじゃねぇかな?」

「うん!ビンゴ。いーねその頭の柔らかさ。惚れ惚れするよ!」

風人はその賞賛を受けて嬉しかった。だけどーーー

 

「ーーーでも、本当にそれだけか?」

『!』

「たぶん間違ってはいねぇんだろう。しかし色々謎は残るからな、例えばあの『守護』の眼とかな」

「『守護』...あー盾士のこと?他には?」

「恐らくだけど剣士や魔術士その他諸々とかで回してんだろ?そして切り札は盾士の奴、と」

「...なんで私が切り札では無いと?」

「剣士が既にいるのに必要ねぇし留美の性格上だと盾士?って奴は守り特化だろうから切り札かな、と、」

「どうして...いやそれよりも...あなたの眼に私の強さはどう映ってる?真眼の少年」

「少年というほど若くは無いんだけどな...多分スピード型。あんたの脚の構えから察するに跳ぶ、駆けるといった動作が途轍もなく速いんじゃないかと察したんだけど...多分俺とどっこいどっこいか俺以上か...そんなもんじゃないかと思ってるんだけど違う?」

「そうだねーうーん、ならーーー君には解答しておこう、私の名について」

そう言って留美の体が先ほどとは違う、別の光に包まれる。先ほどはまだ暖かいと感じるような光だったのが殺気や覇気を糸のようにしたものを紡いだような光、重く、怖く、強く、鋭い光だった。そして次の瞬間

「その服装、それって!」

そうそれこそ風人が恋焦がれいつか敵うまで強くなろうと決めた象徴、背中に背負う『誠』の文字。袴の女性、いや少女の姿、その腕は細腕ながらもしなやかで強く、その眼は鋭く、その脚は幾度となく駆けたことの証明の如き脚の筋肉、全て女性のようでただの男からすれば『怪物』以外に形容しようがないだろう、身体能力が見て取れた。

「さぁ、わかるかい?私の正体を、ゲホッゲホッ!当ててみな!」

(うわー寒そうで辛そうだけど、風邪ひいてる時の咳してるわ大丈夫かな?)

「あのーもしかして風邪ですか?」

「う、うるさい!この格好寒いんだよ!全力出せるしまだまだ動けるから問題な...ゲホッガハッ、ゲホッゲホッ!」

(なんか風邪どころでは無さそう)

「良いから、正体を、当ててみてよ!ガハッ!」

「うん、どいつもこいつも女なのか何なのか全然わかんなかったわ」

「どーゆうこと?」

瑠奈が全員の言いたいことを代弁したかのように聞く。

「俺の世界において、史実上では『男』なんだよ、そいつ。その時代においての警察みたいなのって言って伝わる?」

そう風人が言うと理解したのか、それともわかっていないのかはわからないが、思案したかのような表情を見せる皆の衆。

「多分、その警察っぽい奴って言うのはわかったんだけど詳しく、真名ってわかるかにゃ?風人。」

バステトはわかっているのだろうが、口に出さず、あえて風人に答えさせているように見えた。

(さすがにバステトはわかるよな、さてはて、こいつの正体はーーーーー)

「あぁ、今の会話と見た目で特定可能だぜ?例えばそうだな、病弱でありかなりの剣客、さらに脚が早く背中に誠の文字を背負っている、断定は簡単さ、お前は『沖田総司』だろ?」

「うん!大当たり、なかなかやるね!」

にっこりと笑ったその女性、いや少女と表すのが1番正しいのだろう。

「これからよろしくね?風人くん」

「あぁよろしく。いつかは手合わせできるといいな」

と、会話を終えた後、身体中の節々や筋肉が痛いであろうハクと身体中の筋肉を殴られ満身創痍のタンクトップの男がこちらに来る。

「負けだ、認めるよ。中に入れや」

「ちょっとした...喧嘩にしては...だいぶ...手荒いんだけどね」

「中に何かあるのか?」

明らかに元の予定を忘れている風人、そう宮本武蔵と佐々木小次郎を探していたのである。

「中に巌流島あるぜ?」

「ただの...何もない...島...なのに...決闘が...あるらしい...よ?」

「あーちょっとその決闘混ざりたい」

『無理、お前でも死ぬ』

「かもな、でもやらなきゃいけねぇんだよ」

(というか詳しく知らないんだけどこんな近くにある訳ねぇしな。空間が歪んでんだろうな)

「案内しろよ、犬」

「そもそも狼だぁ!あと名前はハクだ覚えとけ!」

「僕は...通称...ルーク...だよ」

「さっき光ってたのが留美、ルークを倒したのが瑠奈、俺とふざけてた猫又尻尾がクロ、そうじゃないほうが猫神だぜ」

「あの、風人様?あの二頭が消えてしまったのですが」

いつもの姿に戻った留美が風人に言う

「おぉ、留美。多分それは狼野郎のせいだな」

「なんか悪りぃ」

「まぁ、良いですけど」

と不満そうな留美を連れて人里へと入って行く

この出会いは吉か凶か、まだ彼らは知らない。それでもこの先の運命は暗雲に包まれ始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




おまけ1
風人「なぁ流歌?あの牛結局どうなったの?」
流歌「輪切りロース」
風人「食料...ゲット!」
留美「かわしたんじゃないの?」
流歌「うん、一回は」
留美「あ、」


おまけ2
ルカ「ルークも小説書いたら?」
ルーク「なら日常描きたい」
ルカ「ほのぼの書けば?」
ルーク「ほのぼの書きたい」
ルカ「そっかーガンバー」
ルーク「でもなー」
ルカ「?」
ルーク「俺に"普通"の日常を書けと?」
ルカ「あ、私達の日常は異常なのか」
ルーク「日常を体験したい(切実)」

本日はここまで、もしかすると連続投下出来るかも(願望)
それでは
see you next time and have a nice dream
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