今回は1話丸々風人対屍夜叉となっております、
技も結構出るのでお楽しみに
※ちなみにここでは屍夜叉の心情は〈〉で表しております、他は今まで通りでございます。また大体の敵はこの〈〉になりますのでお気をつけください
では!
2人は構えたまま硬直する
【?すぐに剣戟が始まるかと思ってたんだけど、静かね。嵐の前の静けさかしら。でも、絶対に近づけない。神であろうと不死身であってもただでは済まない気がする!】
「はぁー」
ゆっくりと風人は息を吐く
「こねぇのか?」 「・・・」
「怖くて近づけないのか」 「・・・」
「無視とは良い度胸じゃねぇか」 「・・・」
「・・・チッ、」
(挑発など無意味、ただ今必要なのは思考を冷やすこと。ただ次の瞬間のために意識を研げ!)
「俺から行くぞ!若いの!」
屍夜叉は足で地面を蹴り一歩で間合いを詰め振り下ろす。が
「遅え」
そこに風人の姿はない
「いつの間に!」
「俺の居合は切られたことすら気づけない」
「!切られた、だと?」
「しまい、だな」
風人は刀を納める
屍夜叉は地に膝をつける
「そうだな、それは俺が人間ならばな!」
「しまった!」
屍夜叉は振り向きざまに刀を振るう、が風人には当たらない
「なんてな」
「なん...だと...」
風人はその幅広の大剣の上に何てことなくそこに乗っている
「らぁ!」
一歩で跳んで顔面にドロップキックをかます
「ごはっ!おいこら、剣技だけじゃねぇのかよ!」
「俺の剣技は我流ゆえになにも決まってねぇ!」
「クソが!」
(とはいえ...不死身、か?んなわけねぇな、だとしたら全部砕く?傷口がふさがっていない、超再生って訳ではないか。なら)
風人は思考する。
(こいつばどっちだ?鎌かけるか、いや)
そこで思考を止める
(何にせよ傷が治んねえならどっちにせよ立てず動けず戦えぬ状況を作り出せば一緒か。)
「ふっ、我が身は不死身!一度死んだ程度では俺は殺せんぞ!」
(はぁ、こいつアホだ)
「お前ってさー、アホだろ?」
「な!?テメ.,.」
「だってお前はさ?今行ったよな?一度死んだ程度って、てことは何度か殺せば死ぬんだろうしさっきすでに一度って言った。つまり案外装甲はもろく、生命力が溢れ出んばかりの化け物というほどでもない。それすなわち、雑魚をまとめただけで戦いやすくなった雑魚どもの集合体ってレベルじゃねぇか、ちげぇの?」
「何だよおめぇ、無茶苦茶冷静じゃねえかよちくしょう」
「はぁ、めんどくせぇ。使いたかなかったがやるか。」
屍夜叉は思った〈なにか来んのか?何にせよ本当に冷静なのは俺!さっきのは全て罠。俺は不死身、綺麗に引っかかりやがって。途中死んだふりをして斬り殺してくれる!〉
「飛燕流歩法、縮地」
「!?どこへ?」
「てめぇの足下だ!」
「!?」
屍夜叉は刀を振り下ろそうとする。しかし、
「飛燕流4の型、二式滝登り!」
本来4の型は相手にツッコミ前に進みながら上に飛び上がる技流水を、そのまま真上に直角でのでに上に飛び上がる技である。
「ガッ!」
夜叉の胸骨を大きく抉る。そして風人は大きく飛び上がると、空中から、
「るああああぁぁぁぁぁ!!!!」
「こいやぁ!」
「飛燕流1の型、燕!」
〈飛燕流は速いが、この程度か!〉
「余裕で見えるぞ!」
「足りめぇだ!だってまだ滑空も加速もしてねぇ!」
〈まだ上があるのか?〉
次の瞬間、風人の体がバネのように圧縮されたかと思うと、
「消えた!?」
「お前は既に、今の技で二度切った、さて?何度死んだかな」
「は、アホめ!今減った命は3つだ!」
「そうかよ、 ならばてめぇの背中の傷は何だろうな?」
「ハッタリか?見え透いて...切れて...いるだと?」
「言ったろ?二度切ったと、何故ならそういう技だからだ、この技は、飛燕流秘剣 技の型燕返しお前は俺を見切れない」
「く、クソガァァァァァァ!」
(・・・?反応が変わった?)
「なるほど、てめぇの死ぬ条件見えた気がするぜ」
「!?なに言ってやがる!?俺は...」
「本来なら不死身なのだろう、だが...1つだけてめぇの弱点がある。
それはーお前の心臓的なもの、つまり背中側には核があるんだろ?」
「違う!知らねえし聞いてねぇ!神に誓って!」
「死んだお前が神に誓うのかよw。案外そうでもねぇんだな、体が反応起こして切羽詰まり始めんじゃねぇか。」
「なんだ!体が熱い!辛い!うぁぁ!苦しい助けてくれ」
(!?なんだこいつ?頭いかれたか?)
「ウァァァぁアあぁアァあぁアァァア!」
(あー本当にいかれ始めてたわw)
「ころ、せぇぇえぇぇえええぇぇ!!!!」
「そりゃ、ね?」
一歩で間合いを詰めると、
「なんてな!馬鹿が!」
大剣を振り抜く
〈やったぜ!弱点には気づかれたが余裕で...!?何故奴がいない〉
「あぁ、そういう展開ね、最後の悪足掻きかと思ってたんだけど騙されたよ、二流戦士」
〈後ろ...だと!?〉
その時は風人は後ろに回り込んでいた
「飛燕流歩法 蜃気楼、斬!」
「クソがァァァァァ!」
そして屍夜叉は土に還る
「・・・、テメェに夜叉を名乗る資格はねぇ何故なら、」
そこで少し切って言う
「てめぇの剣には優雅さや美しさと言うものが微塵もねぇ!そんな奴が夜叉を名乗るには程遠い。戦士としても二流だったじゃねぇか」
(でも)
「でも、てめぇの墓は作ってやる。それがほんの少しの温情だ。」
相手の大剣を握り地面にブッ刺し簡易な墓を作る
「風人!大丈夫!?怪我してにゃい?」
「あぁ、バステト。無傷で済んだけどそっちは?」
「よゆーにゃ!」
「そか、それならー行くか!」
そして1人と2匹は人里へ駆けて行った
まぁこんなとこですかね、風人、素で英雄級の実力を持っておりますね。強すぎるんだけど魔術士相手でどこまでできるのでしょう?
頭のおかしい対人魔剣ですもん。それではおまけへ
おまけ1
風人「バステト〜」
バステト「?どしたの風人?」
風人「なんで一緒に走ったの?猫になっても良かったんじゃね」
バステト「うん、途中で後悔したけど、途中で投げ出すのはちょっと」
風人「神様って人によく似てるんだな」
おまけ2
流歌「読んだー?2幕」
ルーク「読んだ」
流歌「感想は?」
ルーク「俺の武器が色々なのが気になった」
流歌「そっちかよ」