戦姫絶唱シンフォギア×仮面ライダーゴースト・歌姫を守る魂 作:にゃはっふー
ニュートンには、偶然という可能性を掴む為の努力を教えられた。
グリムには笑顔の大切さを教えられた。
ツタンカーメンとは戦いで分かり合った。
フーディーニとは奇抜な戦いをして、分かり合えた。
そしてノイズの戦いで知った。
俺の身体は、別の物に浸食されていて、蘇るどころか、出れば消滅するだろうと言うことを知った。
だからこそ、生き返れない、もう会えないことに絶望した。
だけど、
「俺は彼奴が笑っていられればいい」
そう英雄達に伝え、そして彼は決めた。
永遠の亡霊として、戦い続けるため、闇に身を沈めた。
水と土、二つだけになった眼魂しか手元にない響に、ある事実が突きつけられた。
それは神代ハヤトと同じ、体内のガングニールの融合化が進んでいる。
「それって」
「ああ、神代ハヤトが生き返れない原因と同じだが、彼と違う点は、まだ完全ではないと言うことだ。使わなければ問題ない」
そう言われ、戦うことを、シンフォギアを使うことを禁止された響。
いまは友達と共に、町を歩く。
ハヤトと同じであり、違う。
眼魂もまた、狙われている可能性が高いため、水は翼が、土はクリスが持つ。
二人とも少し渋るが、響が狙われることの方が彼は喜ばないと考え、彼女から受け取った。
「響? 聞いてる?」
「あっ、うん、へいき、へっちゃら・・・」
そんな返しをする響。それにみんな心配そうに見つめる。
その瞬間、警報機が鳴り響く。
「これってノイズ!?」
その時、目の前に無数のノイズが現れる。
後ろにある人物が居る。
「ウェル博士!?」
「どうも~」
その手にソロモンの杖を持ち、ノイズを操る。
すぐに構えるが、友人達に構えるが出る。
「ダメだよ響」
「そうだよビッキーはいま戦えないんでしょ!?」
「け、けど・・・」
「友達が大事ですか? なら眼魂を渡してください」
そう言って、彼は風魂を取り出す。それに響が驚く。
「風魂!? 返して、それはハヤトの、ハヤトの魂!!」
「悪いですが僕はこれで、大事なようがあるんです!! 大人しく他の眼魂を渡してください!!」
そう言って、ノイズが迫る。
それに、響は結局戦う。
ノイズを倒すため、力を使う光景に、未来は絶望する。
「ハヤト・・・」
高熱を身体から放ちながら、ノイズを倒す響。
急いでくる装者達に、翼がタンクを斬り、水をかぶせて熱を引かせる。
熱気がひどく、全員が見守る中、
「!?」
水魂が飛び出て、その時、響を抱きしめる。
「水魂・・・」
その瞬間、光が辺りを包む。
「・・・仙人、五行眼魂ってこれでいいのか?」
「ああ、これと英雄眼魂、確かに受け取ったぞ」
仙人とハヤト、その二人は話し合いながら、仙人が去っていく。
これで完全に蘇ることはできない。
その後、姿を消して、我が家に訪れた。
「響ちゃ~ん~かわいい~」
「うっえ~これは少し変ですよ~」
「響がワンピースって・・・」
「未来ひどい!? っておじさん写真構えないでぇぇぇぇぇ」
その楽しそうな様子に、僅かに微笑む。
「・・・父さん、母さん、みんな、ごめんな。勝手に死んで、死んでも顔出さなくて・・・」
そして静かに、眼魂、自分の魂が込められた物を握りしめる。
「もう迷わない、覚悟は決めた」
「勝手だよハヤト・・・」
いま響はついに弦十郎達から戦うことを禁止されている。
いまは未来と共に、展望台から町を見ていた。
ハヤトは主に、ここで町を見ていたのだ。
「どうして会ってくれなかったんだよ・・・ハヤト、会いたかったよ・・・」
ベンチに座りながら呟く。水魂も先の戦いでいずこかに、ウェル博士もどこかにいない。最悪、持って行かれた。
だがそれよりも、流れてきた記憶が痛い。
ずっと一人、物も食べず、誰にも知られず、ずっと一人で戦っていた。
ノイズはこちらが分かるのか、反撃があり、それを受けて傷付いても戦う。
誰も望んでいない、彼のわがままだ。
だけど、
「会いたいよ、ハヤト・・・」
そう呟く中、未来もまた思う。
(私は友達達のために、何も出来ないの・・・)
そう心の中で呟いた。
「・・・なんだここ」
暗闇の中だった。気が付いたらこんなところ、ここで死後の世界かと納得する。
「俺の名前は神代ハヤト、確か、響達を月から助け出して、んでここか」
少しだけ笑い、仕方ないなと思いながら消えていく中、
「君はそれでいいの?」
「ん?」
子供が二人、少年少女が現れる。手を繋ぎ、仲のいい兄妹だろうか?わからない。
「どうした? ここは天国か?」
そう言いながら、ある叫び声が聞こえた。
『未来ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ』
「!!?」
それは響の叫び声、そして胸が痛い。これはいったい。
「いま土魂が、多くの人をかばい、黒のガングニールの手の中に」
「貴方は知らないうちに、孤高の魂として、現世を彷徨う、亡霊です」
「君らは・・・」
その時、黒いパーカーが現れる。それは、
『孤高魂・孤独覚悟!! ザシュザシュゴォゴォゴースト!!』
現れたのは孤高魂のハーツ、すぐさまハヤトは眼魂を取り出そうとするが、一個も無いのに気づく。
「なん」
武器を構え、振り回してくる。見たこともない斧と思いきや、鎌になって投げたり、銃のように乱射したりする。
チョーガンガンセイバーまで持って戦ってくるそれを睨みながら、それに蹴りや拳を放つが、効かない。
「いったい何なんだ!?」
「このままでは立花響は死んでしまう」
「!?」
その言葉を聞き、次に暗闇の中から、見たこともないもの達が現れる。ハンドルのような剣を持つ者、黒い龍を従える者など、さまざまだ。
それらが一斉に襲いかかる。
「ふざ、けろ!!」
それらに挑むが、身体が、心が追いつかない。
彼らに一方的にやられていく中、蹴り飛ばされ、身体を地面に引きずる。
「ぐっは」
倒れそうになりながら、そんな中、響の叫び声が聞こえる。
未来の声も聞こえ出す。
「!? なにが起きてる・・・おい!! なにが起きてる!!?」
「現世でいま戦いが起きている」
「だけど貴方にはなにもできない」
「!!? だからって」
剣が迫る、だが、その剣を掴む腕を掴み、それに耐える。だが横から黒いカブトムシのような戦士の蹴りが放たれ、吹き飛ぶ。
「諦めることができる、もう戦う理由は」
「ふざけるな!!」
立ち上がりながら、向かってくる敵を睨む。
「まだ俺がいる、魂が消えてない!! 俺の命はまだ燃え尽きてない、いや違う!!」
立ち上がる、心が、魂が爆ぜる。だが、
「それでは彼らには勝てない」
「いずれ尽きる魂では、彼らには勝てない」
「誰が終わるか!!」
その輝きが、ハヤトから放たれる。
静かに、そして熱く、夜を照らす。
「何度爆ぜようと、俺は終わらない!! 響を救う、彼奴の笑顔を、世界を守る!! 彼奴が泣いてる限り、何度でも、何度でも、俺の命は」
光が一カ所へと、集まっていく。
「命駆けるぜ!!」
未来は神獣鏡を纏い、ガングニールを纏う響がぶつかる中、その瞬間、光が駆ける。
「!?」
鏡を通して、ガングニールを貫くと共に、鏡を砕き、二人を担ぐ誰か、すぐに近くの船の上に立ち、未来と響を見る。
未来は意識がもうろうしているが、響ははっきりと彼を見る。
しっかり、はっきり、彼を、見た。
『孤高魂・孤独覚悟!! ザシュザシュゴォゴォゴースト!!』
その姿の彼だが、静かに、
「・・・えっ、なにが起きてる?」
そう、彼が言った。
「・・・ハヤト」
元に戻る。そこにいたのは間違いない、神代ハヤトだった。
よく分からず、周りをキョロキョロ見ると、二人揃って起きあがる。
「「ハヤト!?」」
「響、未来、どう」
立ち上がり、こちらを見る二人。その時、二人してシンフォギアが解けた。
「!?」
「にゃ!?」
「!!?」
その一瞬、彼女達のあられのない姿を見てしまい、ハヤトはぶっと吹き出す。
すぐに元の服に戻る中、二人は真っ赤になり、睨んでくる。
「ま、待て、俺はまだよくわからんないんだけど!!」
「わ、私だって、響のために、シンフォギア纏ったりしてて・・・」
「私も、未来のために戦いだして」
「俺、月で響達のあと記憶が・・・」
なんか姉弟?らしい子達と、暗闇の空間で色々あった気がした。
と、ノイズが何故か出てきている。
「お、おいおい・・・」
「!? 二人とも」
「お前ら下がってろ」
「ハヤト!? だけどハヤトの魂は」
「無くても俺はゴースト、触れても死なない」
「けどハヤト」
「響と未来は、俺が」
その時、
「俺が必ず守る!!」
その時、手のひらに一つの光が宿る。
それに振り返ると、それを見ると、眼魂が握りしめられていた。
「これは・・・悩んでる暇はない!」
『カモン・アイ!!』『バッチリ! シッカリミテロ!! バッチリ! シッカリミテロ!!』
いつもの違うパーカーが現れ、それでも構わず、俺はゴーストドライバーにセットした。
「命、駆けるぜ!!」
『絶好大開眼!! 月光魂 月下に咆哮!! 絶好調!!』
金と紫のパーカーを纏い、新たに吼える。
その瞬間、全てのノイズが吹き飛ばされる。
姿はまるで爪のようなガントレットが腕を覆い隠し、かかとの部分の刃がある。
紫の鎧を着込み、黄金の刃を持つ、その姿。
フードを外して、翼のようなものを広げている。
「とりあえず、ノイズを倒す。任せろ」
「ハヤト」
「もういなくならない」
「・・・信じるよ」
「ああ、未来にも約束する!! 俺は必ず戻る」
そして新たな姿に、彼は静かに、駆け出す。
新たな姿、響のガングニールと未来の神獣鏡を取り込み現れました。肩にコードのようなワイヤーがあり、紫と響の橙色を纏う、夜の光を纏う戦士です。
分かる人には分かると思いますが、出てくる子供達は、平成魂の時での子達です。
次回、暴れます。