戦姫絶唱シンフォギア×仮面ライダーゴースト・歌姫を守る魂   作:にゃはっふー

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長かった、ただこれがしただけだったためです。申し訳ございません。

それでは、どうぞ。


第15話・錬金術師とのやりとり

 エルフナインが持ち込む、シンフォギア強化計画『イグナイトモジュール』と言うものがあれば、どうにかなるらしい。

 此度の事件を引き起こすのは、錬金術師キャロルと、彼女が作りだした四人の人形達。

 そして『アルカノイズ』

 

「アルカノイズにシンフォギアが触れれば崩れて壊れるか、だからクリスや翼さんのがダメに?」

「ああ、となると、危険なのは響だな」

 

 ウルバイクを調整する奏との会話しながら、それなら俺が行くと行って、姿を消す。

 いま彼女のコピーである、ホムンクルス、エルフナインの協力の下、聖遺物の強化を勧めている。

 その間に狙われる者達や、戦えない者達の警護を言い渡されていた。

 

 

 

「じゃ、ハヤトさんいるの?」

「ん~ハヤト?」

 

 学園の帰り道、友達と共に話しながら歩くため、それに姿を現す。

 

「念のため言えけど、あんま学園の中にいないからな。一応、女子校だし」

「まあ、その辺りは信用してるよ」

「それで、ビッキーは・・・」

 

 ハヤトが現れても何か考え込み、歩いていた。装者同士の会話でなにか話していたのだろうか?

 

「響」

「うっ、うわっ!? ハヤト!? 急に出てこないでよ~」

 

 それにみんな黙り込む中で、すぐに顔色を変える。

 

「変身ッ」

 

 パーカーゴーストが現れ、響に迫る激流を防ぎ、全員を後ろに下げ、変身する。

 

『絶好大開眼!! 月光魂 月下に咆哮!! 絶好調!!』

 

「命、駆ける!!」

 

 それと共に現れるアルカノイズ。だが、それを気にせず、響は戸惑いながら、聖遺物を握りしめる。

 

「響、未来、お前らは俺が守る」

「ハヤト・・・」

「いい加減にして欲しいんだけど亡霊」

 

 青い服装の人形が現れ、ノイズ達を従える。

 静かに構える中で、ハヤトは、

 

「響達は俺が守る、それが俺の、魂のあり方だ!!」

 

『シッカリミテロ!! シッカリミテロ!! デッドブレイク! 覚悟!! メ・チャ・ク・チャゴースト!! 死線、激戦、爆進ソォル!!』

 

「こいつの大事なもん、傷付けさせはしない!!」

「ちっ、暑苦しい奴だ、なッ!!」

 

 水を熱気で蒸発させ、ノイズを吹き飛ばすハーツ。

 安全な場所まで走る中、車が来る。

 

「立花響っ」

「マリア・・・さん」

「なにしてるの!? 彼だけに戦わせる気なの!?」

「わた、しは」

 

 

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 ノイズの群れを吹き飛ばし、人形はチッと舌打ちして、その場から消える。すぐに姿を消す様子に、やはり装者に目を付けているようだ。

 と、

 

「ん、マリア、響」

「どうして戦わないの立花響!?」

「それは・・・」

「待て、まり」

 

 その時、身体から粒子が吹き出す。

 全員が戦慄し、変身、パーカーが解かれた。

 

「なん・・・!?」

 

 身体から傷が無いのに、光の粒子が僅かに漏れ出ている。

 

「ハヤト!?」

「・・・」

 

 すぐに光が消えるが、いまの様子に、嫌な予感がよぎる。

 それを見て黙り込む響。未来も、全員が黙り込む。

 

 

 

「それでこっちデスかハヤト?」

「・・・」

 

 いまは司令室の休憩室で休むハヤトだが、クリス、切歌、調が見守る。翼もまたいる中で頷く。

 

「いま奏が立花の側にいる、マリアの方は」

「マリアは少し・・・色々思い詰めるところあるデスから」

 

 そんな会話の中、しばらく黙り込む。

 結局姿を消して、歩き回る。気を抜けば誰にも見られない。

 と、エルフナインの元に顔を出す。

 

「って、エルフナイン」

 

 少し目をこすり、それでも聖遺物強化のしているエルフナイン。いまのところ、やることがないので、飲み物を置いたりする。

 知らず知らずエルフナインは食べたりと、気が付くとお世話されているのだが、集中してエルフナインは作業に没頭する。

 姿を消す中で、エルフナインを見守る中で、静かに過ごすが、

 

「!?」

「警報!? って、は、ハヤトさん!?」

 

 警報と同時に姿を現し、エルフナインはびっくりする。

 だがいまは、通信機を使い、司令室に連絡した。

 

「おいいまなにが」

『ハヤトくんか!? 悪いが君は待機だ』

「いや、なにがあった!? 響は」

『響くんは奏に任せろ、君は君の仕事を考えるんだ。ここも襲われる可能性があるんだ』

「・・・・・・・・了解」

 

 こうして奏が襲撃者へ対処する。未来も側にいたが、ガングニールが破壊されること以外、響は軽傷で済んだ。

 奏の方は無事であり、ウルバイクは少し大破したが、自己回復機能ですぐに直る。

 だが、それを聞いたハヤトは、すぐに姿を消した。

 

 

 

「・・・ハヤトに迷惑かけたかな?」

 

 響は軽傷ではあるものの、いまベットで横になる。

 静かにしながら、少し考え込む。

 

「・・・ハヤト・・・いる?」

 

 そう虚空に呟くが、何も答えない。

 それになにか嫌な気持ちになる。そう、あの日、あの時、あの時期のようだと。

 

「ハヤト・・・ハヤト・・・」

 

 静かにそう呟きながら、ハヤトの顔を思い出す。

 

 

 

 そしてイグナイトモジュール完成間際、同時襲撃が行われる。

 何カ所は設備の放置などをすれば、死者は出ないだろうが、ここはそうは言わない。自衛隊の方々がアルカノイズへと発砲して、足止めするが、

 

『シッカリミテロ!! シッカリミテロ!! デッドブレイク! 覚悟!! メ・チャ・ク・チャゴースト!! 死線、激戦、爆進ソォル!!』

 

 その叫びと共に、ノイズを吹き飛ばす。巨大な爪を持つ亡霊、それに人形達が見る。

 

「お前か、亡霊? なんか変だぞ~」

「いや、あれで間違いない」

「? エルフナイン・・・いや、錬金術師キャロルか」

 

 金髪の少女、キャロルがノイズ達を引き連れて現れる中、静かに魔法陣のようなものを作りだし、こちらを見下ろす。

 

「悪いが亡霊を相手にしている暇はない、消えろ亡霊!!」

 

 攻撃を防いだりする中だが、急に光が消え出す。

 まだ時間が足りないのに、まだ戦わないといけないのに、身体から力が消えていく。

 

「くそっ」

 

 だが引く気は無く、二つの武器を構えながら周りを蹴散らす。

 その様子を鼻で笑い、ノイズで囲む。

 

「貴様にようはない亡霊、装者はどこにいる?」

「ここにいるデス!!」

 

 その叫び声に、攻撃に触れずにノイズを倒した、切歌と調がいる。

 

「何を考えてる!? お前らは」

「薬を使わないと、シンフォギアを維持できない」

「なら、使うだけデスよ、ハヤト」

 

 そう微笑み合い、静かに薬を見せる。

 ハヤトは驚愕するが、すぐに止められるほどの距離ではない。

 二人は微笑み、二人で同時に薬を使う。

 

「二人一緒なら」

「フザケルナァァァァァァァァァァァ」

 

 ハヤトが叫ぶ時、その時、

 

「それは医者としちゃ許せないな」

 

 そう言って、二人が持つ薬を撃ち込む注射器を蹴り飛ばす男性が現れた。

 

「!?」

「だ、誰デス!?」

「!?!!??」

「頼まれごとして来たんだけど、医者としちゃ、見逃せないな、この状況」

 

 錬金術師キャロルは不愉快な顔でそれを見る。見たこともない男性が、二人の前に立つ。

 

「ダメだ、普通の人間はノイズに触れれば炭化する!!」

「下がってくださいッ」

「患者がいるのに、後ろに下がれるかよ!!」

 

 そしてベルトのようなものを巻き付けた。それを見たとき、何かがよぎる。

 

「あんたは・・・」

「さあ、ノーコンテニューでクリアーしてやるぜ!!」

 

『レッツゲーム! メッチャゲーム! ムッチャゲーム! ワッチャネーム!?』

 

「変身!!」

 

『アイアム・ア・カメンライダー』

 

 そして現れたそれに、モニターで見ていた者達全員が黙り込む。

 

 分厚い手足、太い胴体、その姿に、全員が、

 

「か、かっこいいぞ・・・」

「おい!!」

 

 敵だけそう言い、そして攻撃が始まるが、

 

「!?」

 

 お菓子のような、チョコのブロックがあるため、それに飛び乗り、身体を動かすと共に、彼も動き出す。

 

「おお、お前もいい動きだな」

「これは」

「マイティーはお菓子を食べれば強くなるんだ!!」

 

 そう言ってハンマーを取り出すと共に、ハーツもチョーガンガンセイバーでブロックを破壊する。

 コインを取り出し、それを取った瞬間、二人のスピードが上がる。

 

「ふへっ!?」

「!?」

 

 二人の急な強化に驚き、ノイズを倒しきり、赤い人形の方をハーツが担当、現れた者はキャロルへ迫る。

 

「彼女は俺が、いや、俺達が運命を変えるぞ!!」

 

 そう言って、彼は戦う中、人形の方に迫る。

 

「ううぅ~お前の相手、するなって言われてるぞ~」

「知るか!!」

 

『ダイカイガン・ハァァツッソォル・オメガドライブ』

 

 その叫びと共に、跳び蹴りが迫る中、険しい顔ですぐに消える。

 それに切歌と調が近づいてくる。

 

「二人とも、周りは」

「ノイズは消えたデスよ、あっちの方、先輩達が向かってますデス」

「!? それじゃ」

「うん、イグナイトモジュールが完成・・・!?」

 

 二人が急にふらつき、二人を支えるハーツ。

 シンフォギアが消えて、一瞬はだけたが、いつもの衣装に戻る。

 

「み、みみ、見たデスか!?」

「い、いやその」

「・・・ジー・・・」

 

 そんな視線の中、黒い光が二つ、離れた位置で立ち上る。

 

「いまのは」

「イグナイトモジュール!?」

「先輩達デスか!?」

「ちっ、俺も出る」

 

 

 

 走り、たどり着いたとき、光は三つになる。それは響、翼、クリスだった。

 黒い光を支え合う三人、それに、

 

「邪魔だ白い!!」

「まだまだだ!!」

 

 さっきの奴が、大きくなったキャロルと戦っていた。

 

「おお来たか、それじゃ、第2Rと行きますか、ほら」

「!?」

 

 そう言われ投げ渡されたそれは、眼魂だった。

 

「これは」

「頼まれた、お前のアイテムだよ。俺はゲストキャラだ、後は任せたぜ、仮面ライダーハーツ。いまだけは俺もいる」

「・・・貴方は」

「俺は仮面ライダー・・・仮面ライダーエグゼイド。大変身」

 

『マイティジャンプ!! マイティキック!! マイティマティアクションX!!』

 

 その姿を変えて、ハンマーを剣へと変える。

 

「行くぜ、彼女達を守るんだろ?」

「・・・ああっ、力を、借ります」

 

『アイ!! グレートフル!!』

 

「変身」

 

『ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!大変幻!!』

 

 15のマークが、月光と共に纏われる。その力に、キャロルは睨んでくる。

 

「これは・・・英雄眼魂!?」

「おう、頼まれたから連れてきたんだ」

「・・・ありがとう、行くぜ、無限の可能性、見せてやる!!」

「ふざけるな!!」

 

 

 

 三人がイグナイトモジュールを纏うその前に、二人の仮面ライダーが動く。

 

『フーディーニ・ゴエモン!! ダブルトリッキー』

 

 無数の鎖が舞い踊り、キャロルを困惑する中、その鎖を足場にトリッキーな動きをする。エグゼイド。

 

「あらよっと」

「!?」

 

 ハンマーにいつの間にか変えていて、後頭部を叩かれる。

 

「きさ・・・!?」

 

 怒声を飛ばす前に、キャロルは口を押さえる。鎖に捕まり、下りるエグゼイドは、手の中に何かある。

 

「医者として、こんな薬、子供に持たせられないね」

 

 そう言って握りつぶす薬に、キャロルは睨むが、

 

「まだまだ」

「一気に行くぜ」

「ほざけ!! ノイズ!!」

 

 無数のノイズが現れるが、その前に、三人が黒いシンフォギアを纏い、撃破する。

 

「ハヤト、それ」

「響、イグナイトモジュールか!?」

「よし、雑魚キャラは俺達が一気に片づける、君達は彼女を頼むぜ」

「だな、頼むぜ響、みんな」

「・・・」

 

 その言葉に少し黙り込むが、エグゼイドは、

 

「運命を変えるんだ」

「!?」

「君なら、君達ならできる!!」

 

 その言葉に響は、

 

「はいっ、へいき、へっちゃらで行きます!!」

「おう、行くぜハーツ!!」

「はいッ」

 

 

 

 ノイズの群れに向かって、施設にたどり着く前に、二人は叫ぶ。

 

「命駆けるぜ!!」

 

『キメワザ!!』

 

『ダイカイガン』

 

『マイティアクションX』

 

『グレートフル』

 

『クリティカルストライク』

 

『オメガドライブ』

 

 二人の必殺技が決まり、ノイズの群れは爆炎と共に消える。

 

『会心の一発』

 

「これでゲームクリアー!!」

「・・・あんたは」

 

 変身を解く、白衣の男。静かに微笑みながら、ハーツに言う。

 

「この世界はお前の世界だ、運命を変えろ。きっと変えられる」

「・・・」

「俺も患者の運命を変えてやる、じゃな」

 

 そう言って、オーロラのようなものに飛び込み、姿を消す。

 何も言えず、15の英雄眼魂から感じ取る。タケルさんが生き返ったことに。

 

「・・・なら俺も、蘇らないとな」

 

 向こうも終わりを告げる。キャロルは逃がしてしまったが、彼女の驚異に対抗する術を手に入れた。

 だが、静かに身体から粒子が出ていることに、まだ気づかない・・・




医者と聞いて、この光景を考えてしまっただけで、止めてしまって申し訳ございません。こういうのが好きなんです。
言い訳はこれで終わらせ、ともかく、タケル復活を知り、英雄達はもう一人のゴーストの元に来ました。
だけどまだ危険な状態、この先をお楽しみに。
それでは、お読みいただきありがとうございます。
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