第1話 彼女との出会い
まだ俺が小さい頃山奥の小さな村に住んでいた。
この世界には人間以外に亜人間など様々なモノがいる。
そんな理由からかこの村から少し歩いた先にある洞窟は立ち入る事が禁止されていた。
いつも俺は気づかれないように村を抜け出しそこの洞窟で暇をつぶしていた。
洞窟で彼女と出会ったからである。
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少し月日が経ち俺は青年と呼ばれる程まで成長したある日
いつものように彼女と話をしながら時間を潰そうとしたおれに彼女は重大な話をする。
「あなたのいる村は近いうちに襲われるわ。だから遠くに逃げてほしい。」
その話を聞いて俺はよくわからなかった。
村が襲われる…人かどうかそれすらもわからない。
しかし誰かに話すわけにもいかない。
そんな風に考えていると彼女は一つだけ提案してきた。
「あなたがもし村を救いたいと願うなら、私と契約を結んで。」
「けれど契約を結んでしまったらあなたはきっとこの生活には戻れない。」
「それでも…」
「大丈夫だよ。俺は村を守りたい。」
その後契約の仕方を聞き契約を結んだ。
契約には名が必要と言われ名前をつけてほしいと言われた。
そして村が襲われるというその日が来た。
大丈夫、俺は一人じゃない。
村は焼かれもう何も残っていない。
俺が生活していた家やその近くの家も何もかもが焼かれていた。
「ククク…これでこの村は終わりか。」
あいつだ…あいつがこの村を焼いた。
「待て! まだ終わりじゃない! 俺が生き残ってるぞ!」
「ククク… おとなしく隠れていれば殺されずに済んだのにここの民は馬鹿なんですかね…? んまぁ良いでしょう。」
「これで最後ですよ。」
とそういうと相手の頭上に大きな火の玉が生成されていき、その玉は俺に向かって飛んできた。
(大丈夫。私がいるから…)
その声とともに俺の右手には青白く光り輝く剣が握られその剣は火の玉を切り裂くことに成功した。
「な…私の火の玉を切り裂くだと…?」
「まさか…こんな奴が契約を…?」
「ククク…これは逃せませんね… 次は本気で行きますよ!」
(私の力であの人の魔法は無力化出来る。後ユウキ、あなたが止めるのよ。)
次に俺に向かって飛んできたのは無数の氷の矢。
全て目で追える。
俺は
その後一気に距離を詰め首元に剣を当てる。
「あんたは死にたいか…?」
その言葉を発した瞬間相手は何かを感じたのか一瞬でテレポートし、逃げていった。
敵が居なくなったという事に俺の緊張は解けたのか俺はその場で意識を失ってしまった。
その後右手に契約の証である紋章が現れた事を知るのは次に目が覚めた時になる。