普通の少年とある精霊による伝説   作:飄零

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第6話 王様から受け取った勲章

「失礼いたします。」

少しきごちない動きで玉座の間を歩いている俺。

何故こんなことになったかというと…

 

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「ユウキ君。アルガイア王がお呼びとの事よ。」

「え?王様が俺を…?」

「えぇ 多分昨日のデスタとの一戦の事ではないかしら。」

「本来なら一人で相手をさせたという事で私が処罰の対象になるはずなのだけれど…」

〔うわ…俺はそんな事をしてたのか…気をつけないと…〕

そんな風に思いながら制服へと着替えアルガイア城へと向かう。

そして今に至るという訳なのだが…

 

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「そんなに緊張する事はない。」

「は、はい!失礼しました。」

緊張するなと言われても今までは山の奥でひっそりと暮らしていたのにこんな場所にいきなり呼び出されては緊張しない方が無理である。

「今回そなたを呼びたした理由はアーシャ殿から聞いておるだろう。」

「は、はい。 」

「そなたはアルベジオ8番目の魔法使いデスタの偽りの力を見破りそれを封じた上無力化する事に成功した。」

「この事に我々はこれからのそなたの活躍に期待を込め勲章を授けようと思っておる。」

「受け取って貰えるかな?」

「はい! これからも王様の期待に応えられるよう日々精進していきたいと思います!」

「うむ。 それではよろしく頼むぞユウキ。」

 

こうして王様から勲章を受け取ったのだが…

 

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「ユウキ様! 僕、大きくなったらユウキ様のように何にも恐れず立ち向かえるように強くなります!」

「わたしもユウキ様のようにいつか討伐隊に入って勲章を貰えるように頑張ります!」

「僕も!」「わたしも!」

と言ったように小さな子どもが俺の周りに集まって全く身動きが取れないのだ。

まだ昼前で太陽が俺を照らしている。

眩しさのあまり顔を上に手を掲げる。

するとその瞬間俺の左胸についている勲章は光を放ち

俺の右手の紋章へとその光は吸い取られていった。

光を吸い取った紋章は蒼く光りはじめ眩しさのあまり全員が目を閉じた次の瞬間俺の目の前には銀色の髪をして蒼い目をした少女が立っていた。

 

「この姿で会うのは初めてですね。ユウキ。」

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