夜の広場に響き渡った叫び声を聞きフィングとの一戦の次の日の朝俺はユールと昨日のことについて話し合っていた。
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「ユール。昨日のことだけど…」
「ユウキ、ごめんなさい。騙すつもりではなかったの。けれど
「それはわかったよ。それで
「
通常の場合の人は精霊を一体契約した時点で自分の身体に別の魔力が流れている事に拒絶して思うように魔力を制御できなくなり精霊の暴走につながるわ。その他にも精霊の多大な魔力を自分の身体に溜め込んでしまって魔力のため過ぎによる魔力回路のショート、そして精神を失う人が出たりもするわ。
ここまでは1人の精霊の話なのだけれど2人以上の精霊と契約する時は1人の時と同じ部分もあるのだけれどそれ以前に魔力の混合をさせてしまう人が居るのよ。
例えばだけど、私ともう1人の精霊と契約しているとするとするわね。
私は私の魔力か契約者の魔力じゃないと力を発揮できないの。1人の時は混合させてしまったとしてもそれは契約者と自分自身の魔力だから力を発揮できる。けれど2人以上の精霊と契約してしまうと混合させられてしまうと私ともう1人の精霊は何一つとして能力を発揮できないの。
精霊の能力を使いこなせない事から精神が安定しなくなり魔力暴走、みたいな事にもなる事があるのよ。」
「そうなのか…でも魔力の操作は俺の練習次第でなんとかなるよな?」
「えぇ…まぁ確かにそうだけど
まさか練習して調節できるようにしたら契約しに行くというの?」
「あぁ ユールが全力を出せないって事は向こうも全力を出せてないんじゃないか?」
「くっ…まぁそうよね。わかったわ。魔力は自分のと他人のの区別はできる?」
「…えぇっと、多分。」
「何もわかってなかったのね… 魔力は血液に似たように体全体を循環しているわ。まず私の魔力を流すのを止めるから自分の魔力の雰囲気を覚えて。」
「…なるほど、これが俺の魔力… ってユール?」
「大丈夫よ…そ、それじゃあ私のを流すわね…」
「これがユールの魔力。なんとなくわかった気がする。」
それじゃあ私の元にあなたの魔力だけを送ってみてくれる?」
「俺の魔力はユールに流してユールの魔力は俺の身体を循環させるように…」
「そうね。良くできてるわ。 後は慣れれば完璧に使いこなせると思うわ。」
「よし!これで契約しに…」
アレ…急に目の前が。
俺は足元から崩れ落ちた。
「いつも意識していない部分を急に意識して自分の膨大な魔力を制御してたら疲れるわよね…
でもこれならきっと…」
ユールの言葉を聞いてから意識は暗闇に飲まれていった。