ハイスクールD×D 理不尽壊しのリインカーネイション   作:橆諳髃

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連続投稿しました。

さて、今回最初の舞台となるのは???です。まぁ、分かる人には分かる作品にオリ主が介入します。

それではどうぞ‼︎


転生前
1話 〜 螺旋の世界へ〜 自己犠牲は俺だけで十分だ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

眩い光に誘われた俺は、何故か海の中みたいな所にいた。それも結構深いところだ。水圧が俺を潰しにかかろうとしてくる。でもそこは、神様からもらった恩恵でどうにか生きているようだ。

 

そう考えていると、俺の横を巨大なドリルが通り過ぎていった。それを目で追うと、どうやらこの海の最深部に見えるコアみたいな物に向かっているようだ。だが水圧に耐え切れず、そのドリルはぺしゃんこになって爆発した。そのドリルが来た方向に目を向けると、そこには大きな黒い船があった。特徴としては、先頭に何か大きな顔みたいなものが見える。

 

とまぁ、そんな周囲の状況確認をしていると、この場面でのシーンが頭の中を駆け巡る。

 

(どうやらあの船は、この海の中心にあるコアを破壊したいようだ。だがそれに、さっきのようなドリルのミサイルは届かない。そこでとある人物がコアの破壊を志願して、自分の命と引き換えにコアを破壊すると……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふざけるな……)

 

自己犠牲……俺も生前に行ってきたみたいな物だから、どちらにせよ人の事は言えない。だが、目の前で他の誰かが犠牲になるのは好きじゃない。それも、自分の事を愛している人がいる事を知っておきながら、それでもみんなの為にと自分を犠牲にするのは、俺は見ていられない。

 

「だから俺が、その代わりにあれを破壊する!」

 

あのコアは、大きさはとてもでかいものだろう。それも俺がノミぐらいの大きさに見えるくらいの。だが俺はあの場で修行して分かることがある。それは、あのコアが俺からすればとても脆いものであるという事を。

 

俺は手元に、ある武器を呼び出した。それは、白い鞘に収まった日本刀だった。俺はその鞘を、左手で前に突き出すように構え、刀の持ち手を右手で掴む。そして横にゆっくりと引き抜く。引き抜くに連れて刀身が見えてくる。こんな深い海では光が届かないというのに、それでもその刀身からは、輝く程の光が発せられる。それも、どれ程遠くにいてもその光が認知できるほどの物だ。

 

「目の前に俺を阻む物があろうとも、俺は関係なく前に進む‼︎」

 

俺は叫びながら、自らを押し潰そうとする海を“斬る”。すると、斬った所がまるでゼリーの様に空間を漂う。俺はそれを確認すると、前に進みながら目の前に立ちはだかる圧力の海を切り進む。

 

斬られた圧力の海は、斬られる度に斬り口に沿ったゼリーの様になって空間を漂う。そしてとうとう、圧力の海を斬り裂く者は、コアの元に辿り着く。

 

「さぁ、テメェが撒き散らす理不尽を……俺はこの刀で叩き斬る‼︎」

 

その思いに応えたのか、俺が持っていた日本刀は大きくなる。それもそのコアが余裕で斬れるくらいに刀身が大きくなった。だからと言ってこの刀の斬れ味が変わった訳じゃない。刀が大きくなるという事は、刃も太くなり、斬ると言うよりも力で叩き潰すという方がイメージ的にも強いのかもしれない。だがこの刀は、刀身が大きくなろうとも刃の鋭さは変わらない。その事は、あの場で試した事だからよく分かる。

 

だけどこんなに大きくなる事は無かった。精々100mぐらいしか刀身は大きくならなかった。でも今は、それを優に超えている。刀の重さが、俺にそう教えてくる。だが持てない重さじゃない。俺はその刀に、今俺が抱いている想いを乗せて、刀を段上に構えて真っ直ぐ下へと振り下ろす。

 

すると刃はそのコアを縦に一閃した。だがコアにも意思があるのか、圧力を増して俺を潰しにかかる。

 

「これでっ! 終わりだ‼︎」

 

それに対して俺は横に薙ぎ払う様にコアを斬る。すると今度こそそのコアは爆発した。それに俺も巻き込まれるが、それと同時に俺は違う場所に誘われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ???

 

 

 

 

 

コアが壊れる数分前……。

 

「クッ……あの装甲じゃすぐに潰される」

 

「このままじゃこっちが潰されちまうぞ!」

 

「装甲をもっと分厚くは……」

 

「そんなの今やってるところさ‼︎」

 

船の中を緊張が漂う。それもそうだ。この戦いは、自分達の……自分達の大切な者を守るための戦いだ。ここで自分達がやられてしまえば、その大切な者達は奪われる。しかし今の状況は1分1秒と惜しい。なぜならその間にも、この船は海の圧力で沈んでしまうからだ。

 

そんな中、赤い長髪をポニーテールにし、露出も高い女性が自ら最深部に乗り込みコアを破壊すると提案しようとした。だがそこに金髪の男が、女性が言い切る前に自分がやると言い出した。その男の目に、絶望や恐怖など無い。ただあるとするなら、自分の大切な妹達や、この船で先陣を務める友のために、自分が道を切り開こうという熱き信念だけだった。

 

その思いで金髪の男は、ドリルミサイルを愛機に積み込ませて、圧力の海へと駆り出す……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筈だったのだが……。

 

「待ってください! 超銀河グレンラガンとデススパイラルマシンの中間点に、超高圧のエネルギー体を確認‼︎ 拡大映像、出ます‼︎」

 

超銀河グレンラガンと呼ばれる船のモニターに、あるものが映り込む。それは……。

 

「こっ、これは!」

 

「ひ、人⁉︎」

 

「なんたってこんな所に人がいるのよ⁉︎ と言うよりなんでこんな圧力の中平気なの⁉︎」

 

おかま口調の男がそう疑問を口にしていた。そうしている間にモニターにも動きがあった。モニターに映る人は、どこからともなく一振りの刀を取り出す。そしてゆっくりとした動きで鞘から刀を引き抜く。引き抜いた刀身からは、離れた距離でも分かるくらいに眩い光が発せられる。そして人が刀を正面に振るった次の瞬間、斬られた圧力の海はゼリーの様に空間を漂う。

 

「なっ……何なのよあれっ‼︎」

 

「ロージェノム! あの男は一体……」

 

「ふむ……私にも分からぬ。何よりあの男から発せられるエネルギーは、どうやら我々とは次元が異なる物……としか解析が出来ぬな」

 

超銀河グレンラガンのコンピュータ代わりであるロージェノムはそう分析した。その分析の間にも、男は正面に進みながら圧力の海をゼリーの如く斬っていく。そして最深部まで到達すると、男の持っていた刀が巨大化し、それをコアに向けて十時に斬った。それにより、デススパイラルマシンと呼ばれる圧力の海を生み出した機械は、爆発とともに消滅した。

 

「彼は一体何者だったの……」

 

「それは、私の頭脳を持ってしても分からぬ。だが……」

 

『あぁ! この斬り開かれた道は、絶対に無駄にはしねぇ‼︎』

 

そう意気込んだのは、これまでどんなに辛いことがあっても、前に進む事を止めなかったこの物語の主人公だった。

 

『行くぜ野郎ども‼︎ ここをぶち破って、ニアを救いに‼︎』

 

その主人公の想いに船員は応え、超銀河グレンラガンと呼ばれる巨大な船は海上に向いて突き進む。

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

 




書き終わりましたが……中々に構成通りには進まないものです。

ここで、今回出てきた武装の説明を書きます。この説明は、この物語の15話から書き始めたものであり、それまでは省いていました。しかしながら、ちゃんとした説明もあった方が良いなと思ったので、編集で付け加えています。

それでは早速、武装の詳細を書きましょう。

・ガーベラストレイト
機動戦士ガンダムSEED MSVに出てくる武装です。ガンダムアストレイレットフレームという機体の主武装で、日本刀の形です。全体的に白い鞘に、部分的に赤の装飾が施されています。刀身部分は、斬り裂けない物などないという様に鋭さを持ち合わせています。

さて、次回もこの回と同じ物語の中になります。果たしてオリ主は、次の回で何を為すのか?

それでは……。
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