ハイスクールD×D 理不尽壊しのリインカーネイション   作:橆諳髃

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いやはやこんなに早く投稿するのは久々です!

ですがその前に自分のやる事は放棄していますが……。

ともかくとして今回はこのサブタイトルで行きます!

今回はなんと! あの人が堂々と物語りに登場します‼︎

Fateシリーズ……特にGrandOrderをやっている人はもう既にサブタイトルの時点でわかる人が多いかもしれません‼︎

さてさて、それでは早速物語の方に進みましょう‼︎


35話 R-15 ツンが抜けた魔女の契約書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯也が堕天使を助けてから約1年……颯也は年齢としては2歳となった。髪は1年前より長くなり、歯も揃ったために固形物も普通に食べれるようになった。

 

そして身長体重共に順調に成長……というより並みの子よりも成長速度は著しかった。そのため、今では字も書ける。いや、記憶があるために普通に難しい字も書けるし、計算もできる。また、歯も揃っているために……。

 

「これでやっとまともに意思疎通ができる」

 

「可愛い声で真面目なこと言わないの。貴方は年齢でいうとまだ2歳なんだから、もう少し可愛い発言をして欲しいわ」

 

「いやでも……俺は精神年齢はお爺ちゃんをとっくに過ぎているんだぞ? 可愛い発言って……」

 

「……良いわ。なら私が教えてあげる。今の貴方の表面的年齢からして何が可愛い発言なのかをね」

 

エレナは何かを企むような顔をしてそう言う。そして、エレナの口から言われたのは……。

 

「私の事……ママって呼びなさい」

 

「……えっ?」

 

「ほら、何を呆けているの? さぁ、私の事をママって呼んでみて♡」

 

「……い、いや……流石にママという単語は……俺の実年齢からして恥ずかしいんだが……いや、そんな期待したような目で見ても言わないよ?」

 

「もぅ……颯くんったら余程の恥ずかしがり屋さんね。まぁ普段から接していても分かっていた事だけど……」

 

(あぁ……エレナさんの表情が見るからに落ち込んでいるように見える……でもママは流石に……)

 

エレナの沈んだ表情に耐えかねた颯也は、妥協案を口にした。

 

「お……お姉ちゃん……」

 

「……えっ? 颯くん、今なんて?」

 

「だ、だから……その……お姉ちゃん」

 

「っ⁉︎ そ、颯くぅぅぅん♡」

 

「うわっぷ⁉︎」

 

その単語を聞いた瞬間……エレナは颯也に抱き着いた。それも尋常じゃないほどのスピードで……。

 

「正直に言うとママが1番良いけど……うん! お姉ちゃんも良いわね‼︎」

 

「お、俺は……エレナさんがお母さんの年齢に見えない……と言うかそもそも年が離れたお姉さんにしか見えない……から。だからママとかお母さんは違うんじゃないかって……」

 

「そ、そこまで私の事を考えてくれたの? うふふ、私……とても嬉しいわ♡ 颯くん大好き!」

 

そして抱き締める力を強くする。颯也の顔は……いつもと同じかと言うべきか、自然とエレナの胸に寄せられる。頭も優しく撫で撫でされる。

 

颯也としては、この状況は恥ずかしくはあるものの、それに矛盾したような形で安心もしてしまう。だから……いつもの無自覚な癖が出てしまった。

 

「あんっ……もぅいつも急なんだから」

 

「いや……体が勝手に「そんなのどうでも良いの」えぇ〜……」

 

「貴方の体が勝手に動くとか動かないとか、私にとってはどうでも良いの。私は……貴方にならどこを触られたって文句なんて言わないし、逆に歓迎するもの。だから……無意識だろうと私にとっては嬉しいのよ♡」

 

「っ⁉︎ はぁ……貴女はそんな事をよくも恥ずかしげもなく言える」

 

「そんなの当たり前じゃない。それと、私の事はお姉さんと呼ぶ事! よくって?」

 

なんか強制的に話題が打ち切られた気がするが……こうなったらこうなったで流れに身を任すしかない。全く……まぁ確かに? 無意識であろうと触ってる事は事実だし? 本人も本人で了承しているなら俺としてもこれ以上は言えない。

 

(だけど……こんな所他の誰かに見られたら……)

 

「えぇ、他の誰かから見たら嫉妬してしまうでしょうね? 現に今の私がそうですから」

 

「あぁ……そうだよなぁ……ん? 今の声は……」

 

「あら? 1年ほど別れていただけなのに忘れた、なんて事は無いですよね? 我がマスター」

 

「そ、その声は⁉︎」

 

エレナと颯也が声が聞こえた方に振り返る。そこには……。

 

「久しぶりねエレナ。この1年間颯也と肌身離さずいれてさぞ満足しているわよね? まぁそれも今日でおしまいだけど?」

 

白髪よりの金髪を膝裏まで伸ばし、黒い薄手の布の服と鎧に身を包んだ長身の女性がいた。

 

その女性はかつて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルレアンの聖女と呼ばれ、その後国に裏切られ魔女として処刑され、とある世界では負の側面として祖国を滅ぼそうとした魔女、ジャンヌ・ダルク・オルタの姿があった。

 

「じゃ、ジャンヌ⁉︎ いつからそこにいたのよ⁉︎」

 

「あら聞きたい? そうねぇ……エレナが『そ、そこまで私の事を考えてくれていたの? うふふ、私……とても嬉しいわ♡ 颯くん大好き!』のところかしら」

 

「と言う事は……」

 

「えぇ、颯也がエレナの胸を揉んでいたところも見ました。全く羨ま……ん、んんっ‼︎ なんとも羨ましい事です‼︎」

 

「言い直せてないよ⁉︎」

 

「そんな事はどうでも良いのです。それで我がマスター、私はこの世界で貴方とまだ契約ができていないので、この契約書にサインをお願いします」

 

そしてジャンヌは颯也に書類を見せる。ペンと一緒に……。

 

「……分かったよ。そこに書いてある同意もよく読んでサインするから」

 

「えぇ……“よく”読んでサインしてくださいね?」

 

なんだかよくの部分を強調していた気がするが……まぁ気のせいだな。それで契約書には……

 

 

 

 

1,この契約書はサーヴァント、ジャンヌ・ダルク・オルタがマスターである愛護颯也に主従関係を約束するためのものである。

 

2,主従関係が成立したならば、マスターはサーヴァントに魔力を供給する事を絶対とする。

 

3,サーヴァントはマスターの命を何よりも優先する事。

 

4,主従関係が成立した証として、マスターはサーヴァントの願いを叶える事。

 

5,以上上記の内容を確認した上で、マスターは下記の欄に自らのフルネームを記載し契約を成立する事。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふむふむ、成る程な。まぁ俺としては腑に落ちないのもあるな。特に3番……俺がそうさせるわけないだろう?

 

まぁ概ね納得して俺は欄にフルネームでサインをした。そしてジャンヌに手渡す。

 

「ふむ……その年でよくこんなに綺麗な字が書けましたね。まぁ良いでしょう。それで……契約書には“よく”目を通してサインしてくれたんですよね?」

 

「ん? あぁ、確かに5項目とも全部に「5項目? 可笑しいですねぇ? 私は6項目記載していたはずなんですが?」……えっ?」

 

すると、ジャンヌが持っていた契約書が波打ち、それが収まると今まで書かれていなかった筈の6項目目が現れた。正確に言えば、5項目目が6項目になっていた。そして新しく現れた5項目目には……。

 

5,マスターが1日に1回1時間はサーヴァントに甘える事。

 

「な……ななな……」

 

「そ、そんなの卑怯じゃない‼︎」

 

「あら? 卑怯も何も、私は魔女ですよ? 今更そんな事知ったことではありません。さて……契約書には無事サインもして頂きましたし……さぁ、まず颯也を抱かせなさい!」

 

とまぁそんな調子でエレナから颯也をかっさらいはしなかったが……少々強引に颯也をエレナから抱き上げる。いきなりの事で颯也は少し反応に遅れたが、気付けばジャンヌに抱かれていた。

 

「あぁ……これが颯也の感触……1年耐えた甲斐があったと言うもの……」

 

どうやらジャンヌは感激しているようだった。そしてその状況に慣れたジャンヌは、颯也の事を優しい瞳で見つめて撫でる。

 

それに対し颯也は……。

 

(……ジャンヌさんってこんなキャラだったっけ? もっとこう……世間一般的に言うツンデレ? っていうキャラだった気が……)

 

しかし今のジャンヌを見ると、その様な様子は全く無い。

 

「そう言えばさっき、エレナの胸を揉んでいましたよね? ふふっ、無意識と言っていた様ですけど……私の胸は、揉んでくれないんですか?」

 

「えっ⁉︎ そ、それは……」

 

「ダメ……ですか?」

 

ジャンヌは、普通ならやらない様な上目遣いの表情で颯也を見つめる。どうやらジャンヌは颯也の弱点を有効(悪用)に利用している様だ。対して颯也はそれを見まいと必死に目を逸らしていた。

 

「あらあら可愛い♡ そんなに目を逸らして……でもそんなの、私が許すと思ってます?」

 

そう言った瞬間、ジャンヌは颯也の顔を自らの手胸に押し当てる様に抱き締める。そして颯也の顔面はジャンヌの胸に埋もれた。その結果どうなったかというと……。

 

(い、息が……)

 

勿論この状態になる事は必須である。颯也は必死に胸から自分の顔を離そうとするが……。

 

「んぁっ……そ、颯也……そんなに乱暴にしないで優しくして下さい」

 

(なんか自滅した……)

 

その状態がジャンヌの思い通りなのかどうかは……もはや颯也にとっては分からなくなり、挙げ句の果てに気絶した様な形で眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところでエレナ、さっきからそこにいるゴスロリ幼女は誰ですか? まさか……あなた颯也を裏切ったのですか? それとあなたにそんな隠れた趣味があったなんて……」

 

「は、はぁっ⁉︎ アンタ唐突に何言ってるのよ⁉︎ 私が颯也以外を好きになる訳ないじゃ無い‼︎ それと私にゴスロリ趣味なんて無いわよ‼︎」

 

「なら尚更その子は何なのよ⁉︎」

 

とまぁヒートアップしそうな所でそのゴスロリ幼女と呼ばれた子がトテトテとジャンヌの元に行き……

 

「我、オーフィス。颯也の姉的存在……」

 

……………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ〜〜〜〜〜っ⁉︎ どういう事よ‼︎ それに大体颯也の姉はこの私よっ‼︎」

 

「ちょっ、ジャンヌ落ち着いて! それに姉だったら私にだって権利はあるわ! 現に颯くんにお姉ちゃんって言われたし‼︎」

 

「いや、我が颯也の姉」

 

と、3人とも颯也の姉ポジションが誰なのかの言い合いが、颯也が起きる少し前まで続いたと言います……




ジャンヌ・オルタさんがついに登場しました‼︎

多分ギルクラ編で分かってた人も多いかと思いますが、今回堂々の登場です‼︎

これまでにも出てくる場面はありましたが、こうして主人公と会話するというのは今回の話が初めてでしょう。まぁそれ以前に主人公である颯也とオルタさんは会っていますが、その物語は別の機会にしたいと思います。

あぁ……それにしてもジャンヌオルタさんも欲しいなぁ〜。

という事でまた会いましょう‼︎
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