ハイスクールD×D 理不尽壊しのリインカーネイション 作:橆諳髃
「それはおめでとう! だが1ついいか?」
えぇ、構いませんが何ですか?
「作者……またなのか? また……」
「またあの指定が付いているんだが?
えぇ、それが何か?
「少し前にこの指定が3連続続いていたような気がするんだが……またか⁉︎」
えぇ! またです‼︎ 私としては……オリ主とヒロイン達がキスやその他諸々をすれば何でもその指定をサブタイトルに入れるのです‼︎ 文句ありますかぁ‼︎ それに章変更もした事ですからノーカンですよノーカン‼︎ それでも何か?
「……いやいい。作者の主張は分かった。だが読者もほぼ似たようなシチュエーションには飽きが来ると俺は勝手ながら思っているんだが?」
それは私も危惧しています! えぇ、それは自分がより分かっている事です。 ですが……書いているとやはりというか……自分の欲望は抑えきれず……
「ま、まぁ良い。ともかく、今回も物語を始めようか!」
45話 R-15 兵藤にも春が来たか……
キーン コーン カーン コーン……
4限目の授業の終わりを告げるチャイムがけたたましく鳴る。周囲からは午前授業が終わったことによってか、達成感が込み上げてくる生徒や終わった〜……といった脱力感が見て取れる生徒がいる。
まぁそれもそのはずで、ここから約1時間は昼休憩だ。勿論昼食込みで、とにかくとして認められている範疇で自由行動だ。
それで俺はというと、毎回というわけではないが教室から出てあるところに行く。教室や旧校舎が建っている木陰、月に1回食堂を利用するかしないかだ。
だが今回行く所はどれも違う。今回俺が行く場所……それは保健室だ。
保健室というと……まぁギルクラの世界を思い出す。なんたって保健室の先生してたからな……
でもこの世界ではそこは関係ない。なにせここでは公に力なんて使っていないからな……あくまで……あくまで一般生徒として振舞っているさ。表向きは……な?
それで今俺は保健室の中で昼食を食べている。だが1人でと言うわけではない。勿論、保健室なのだから保健室の先生はいるし、その人と一緒に食べている。
ここだけ見れば、ただ仲が良い生徒と教師が昼食を共にしている絵になるだろう……
ただ、俺の場合は違う。仲が良いのは確かではあるが、それだけじゃない。何故かって? それは……
「うふふ♡ こうやって颯也さんと一緒に食べるお食事というのは……何度経験しても良いものですね♡」
この発言の通り、俺と保健室の先生は駒王学園で会う前から知り合っている。でないと発言の後に♡なんてつかないだろう?
因みにこの保健室の先生がここに就任したのは今年の4月……今は4月の後半だ。そしてこれは言うのは遅いが、あの入学式から既に1年経っていて学年は2年だ。
だから、♡が着く会話がこの約1ヶ月で着くのは相当難しい事だ。それも初対面の話にはなるが……
で? 結局保健室の先生は誰だ? という話になるかもしれないが、最初に言っておこう。俺としては……信頼していないと言うわけではないが、人選ミスだと思ってる。その人の能力は、自分としても高く評価はしている。しているが……ちょっといや、ちょっとどころではないほど変な所が偏っている。なにせとある作品でも保健室でセラピストを担当していた記憶があるが……真面目な話をしているのにその人はいつのまにか自分の都合良く解釈してしまう。それも少々過激な方向に……まぁそれはその世界でのその人の在り方だ。目の前にいる人が同姓同名年齢も身長も産まれもその人が有する能力その他諸々までもが同じだからといって、俺と接してきた人がそうであるとは思わない……が、噂では少し偏っていると聞く。
それで結局誰なのかと言うと……
「俺としても、貴女と食事をするのは楽しいですよ。ですが……度々腕に胸を当ててくるのはやめてくれませんか?
祈荒さん」
「良いではないですか♡ 私としては、神が創ったシステムの制御と並行して保健室の先生をしているのですよ? 癒しが少しばかりあっても良いではありませんか♡」ギュム
「っ⁉︎ 全く貴女とという方は、意外に甘えたがりやですね」
「颯也さんの前だけです。他の人の前でこの様な姿は晒しませんよ」
そう言いながら俺の腕を自身の胸で挟みこんでくる。世の男性からして見ればとても羨ましいシチュエーションだろう。そう思う俺でさえも、女性……しかも好意を持っているであろう人にこうされるのはとても嬉しく思う。
そう……これが“2人きり”なら……
「ちょっと‼︎ 私を置いてけぼりにしないで下さいませんか⁉︎」
「ふふっ、早い者勝ちと言うものですよ?」
「くっ……確かにそうですわ。えぇ、早い者勝ちと言うのは認めますとも。ですが……!」
祈荒さんに対抗する人物は、俺の隣から背後に移動して抱きついてきた。ただ抱きついてきたならまだしも、後頭部に柔らかい物を押し付けてくる。
「ちょっ⁉︎ 食事の最中に頭の方を抱き抱えるのは……」
「ご、ごめんなさい……でも、私はこの方だけには負けたくありませんの‼︎」ギュッ
そう言いながら更に後頭部に柔らかい物を押し付けてくる人は供奉院亞里沙といって、俺がこの世界に来る前であった人物であり、初めて相思相愛となった人物だ。
「……まぁ俺としては食事中であっても、好意を抱かれている人にそうされるのはとても嬉しいですよ」
「っ⁉︎ 颯也さん♡」
そんな猫撫で声で俺の名を呼んだかと思うと、亞里沙さんは抱き締めたまま俺の頰を頬擦りしてくる。今は食べてないから良いが、口の中に物が入ってる時はご遠慮願いたい……だが、
(今の所こうやって平和に……そして好きな人達と一緒に過ごすのは、いつの時も好きだな)
こうして昼休憩の時間は過ぎていった。
それで時間はあっという間に過ぎ、放課後になった。俺は……まぁ帰宅部だからすぐに帰れるのだが、入学して以来亞里沙さんと一緒に帰っている。亞里沙さんは俺と違って部活動をしているからな……しかも3つくらい兼部している。
確か月曜日と土曜日が剣道で、火曜日と木曜日が料理部で、金曜日が確か……ダンス部だったかな? それも社交ダンスの部類だ。
「って、今更ながらハードだよな?」
そう思いながら教室で黄昏ていると……
『キャーッ⁉︎ 覗きよー‼︎』
(はぁ〜またあの馬鹿3人組か……)
「今日は月曜日だから、あの声からして剣道部の同級生だな……チョットマテ……」
剣道部の着替えが覗かれたと考えると、必然的に……
そう考えた俺の行動は速かった。
side 兵藤
よぉ! 俺は兵藤一誠てんだ! よろしくな‼︎ それで俺が今何してるかって言うと……絶賛剣道部の女子から逃げてます‼︎
事の発端は……松田と元浜が絶好の覗きスポットに俺を誘って、そこから女子の着替えシーンを覗いていた。
うん! 全部俺たちが悪い事だけど、だからって……
「待て〜! この3バカども〜‼︎」
「今日こそお灸を据えてやるわ〜‼︎」
竹刀を振り回しながら追いかけて来るのはやめて欲しい‼︎ だって当たったら痛いじゃん⁉︎ えっ? 仕方がない? そんな事言うなよぉ〜‼︎
「松田! イッセー! ここを左に曲がって何とか撒くぞ!」
「あぁ! ここで捕まったらあの竹刀でボコボコにされる事間違いなしだぞ‼︎」
「そんなのは絶対にゴメンだ‼︎」
確かに覗きはいけないとは思う。でも……でもさぁ……
(男の性には逆らえないんだよぉ〜‼︎)
「よしっ! ここを曲がったら後は……うわっ⁉︎」
先に角を曲がった元浜が声を上げた。転んだのか誰かにぶつかったのかは分からないけど、曲がった先で何かあった事は間違いない。
「どうした元浜! あっ……」
元浜の後に曲がった松田は、なんか怯えたような声を出していた。一体どうしたって言うんだ⁉︎
「どうしたんだよ! 松田! 元浜‼︎ ……えっ?」
2人を心配しながら角を曲がる。曲がると、2人は立ち止まっていた。どうやら怪我はしてなかったようだ。それは良かった。良かったんだが……
「おい貴様ら……何をしでかしてきた?」
そこには、成績優秀で身体能力もずば抜けて良い、そして普段誰に対しても優しく接していて、学年でもトップクラスのイケメンに入る木場って奴と同等かそれ以上の人気を誇る愛護颯也が立っていた。って……
「何でもかんでも盛り込みすぎだろぉー⁉︎」
「何か言ったか? 下衆の兵藤」
「ひっ⁉︎ い、いえ何も言ってないです……」
そんな成績も身体能力も優しさもイケメン度も何もかもが優秀な愛護が……今では見る影もない。まるで、目の前に阿修羅がいるようで……いつもは俺の事とか、勿論松田、元浜に対しても優しくは接してくれるのだが……
(お、俺達愛護に何かしたっけ……?)
俺がそう考えていたら……
「その顔だと……自分達が過ちを犯した事に気付いていないようだなぁ? なぁ? 下衆ども」
「や、やだなぁ〜……俺達が愛護に何かしたか〜?」
「そ、そうだぜっ? 俺たち何もしてねぇよ⁉︎」
「本当にそう思ってるのか?」
そこで俺は違和感を覚えたんだ。愛護は……自分に何かされたとしてもそこまで怒らない奴だ。例えば机にわざとじゃないにしろ牛乳こぼしたとしても、自分の事は後回しで逆に相手の事を心配するし、怒ったとしても少しばかりの説教だ。ただある事例を除いては……
(……っ⁉︎ お、俺達まさかまた……やっちまったのか……)
「ほぉ〜……どうやら下衆の兵藤はわかったみたいだなぁ?」
「っ⁉︎ ご、ごめんなさい‼︎」
「「い、イッセー⁉︎」」
俺はその場で土下座をした。それもできるだけ綺麗な……。なんで土下座をしたかと言えば……俺は愛護が怒っている理由が分かってしまったからだ。それも今回で何回目なのか覚えていない程に……
(自分自身で言うのもなんだけど……成長しないな俺って〜……)
「……それが何回目の土下座か理解してるか?」
「そっ、それは……」
「今回ので127回目だ。一体どれだけの過ちを重ねれば気がすむ? 俺は毎回言ってるはずだよなぁ? 別に俺に対しての馬鹿にした行為や侮辱したような行為はやったって構わない。そんな事をされたぐらいで俺は傷付かないからなぁ? だが……」
「俺の大切な人達に対しての辱めるような行為や傷つける行為は……絶対に許しはしないと」
「そ、それに対しては……本当にごめんと思ってる! でも……この! 男子高校生としての性には‼︎ どうしても逆らえないんだよぉ〜‼︎」
「……そのふざけた事しか言わない口を閉じようかぁ? 下衆の兵藤」
たったその一言言われただけで……俺は口を閉ざすしかない。それに……見られているだけで全身から嫌な汗が噴き出る。蛇に睨まれたカエルってこんな気持ちなのかなぁ〜……
「さて……この落とし前……どう付ける?」
ドスの効いたような声音で俺達にそう言ってくる。まるで死刑宣告を言い渡された気分だ。俺たちの顔が絶望に塗りつぶされている時だった。
「もうその辺にしておきましょう? 颯也さん」
颯也の後ろから凛とした声が聞こえた。そっちの方に顔を向けると、何とそこには……
「あ、亞里沙さん? だ、だが……」
「彼らだって思春期……貴方だって、好きな子の着替えくらい覗きたいと思いませんか?」
「いや……俺は別に……」
「そうなんですのね……少しショックですわ。私に颯也さんを虜に出来る魅力が無いなんて……」
「そ、そんな事誰も言ってないですよ⁉︎」
「そう言ってるようなものです‼︎ むぅ……」
この学園の3大お姉様のうちの1人……供奉院亞里沙先輩がそこにいたんだ‼︎
(って……あのふくれっ面可愛くね⁉︎)
「貴様……今何を思った?」
「いえ、何も思って無いです……」
脳内で勝手に思う事も今の愛護にとっては許されないらしい……
side out
「ともかくとして……この場で颯也さんがそんな怒っている姿は似合いません事よ?」
「うぐっ……そう言われたら……これ以上怒れないじゃないですか……」
「怒る顔よりも、貴方には笑っている顔の方が似合っていますわ♡」
「亞里沙さん……」
「ほら……これで機嫌を直して下さいな? チュッ♡」
「っ⁉︎///」
「「「なっ⁉︎」」」
亞里沙さんからの唐突なキス……さっき部活が終わったのか、亞里沙さんから仄かに汗の匂いが漂ってはくるものの、俺は亞里沙さんのそんな匂いも好きだ。普段の甘いような、そんな香りも好きだが、その甘い香りに混じって俺の鼻腔をくすぐる汗の爽やかな匂いも好きだ。
そしてキスの味はいつもながら、俺の脳内が蕩けるように甘い。それもさっきまで脳内を占めていた怒りが簡単に快楽へと沈んで溶けていくように……
「んはっ……ふふっ♡ もう怒りは収まりましたか?」
「えぇ。亞里沙さんのお陰で……」
そう言いながら俺は亞里沙さんのことを抱き締めた。
「あっ⁉︎ そ、颯也さんっ/// さっき部活が終わったばかりですので……その、汗のにおいが……」
「そんなの気にしません。寧ろ大好きです。いつもの貴女の香りも……部活が終わった後に貴女がかいた爽やかな汗の香りも……」
「もぅ/// 颯也さんは変態さんです……」
「ははっ……そんな事、俺が1番分かってますよ」
「少ししょげているのは気のせいですか? ふふっ……可愛いんですから♡」
「か、からかわないで下さい……」
「そんな顔されたらもっとからかいたくなってしまいますわ♡ そして……甘えさせたくなりますの♡」
「なら……もっと甘えても良いですか?」
「えぇ♡ 私はいつでも大歓迎ですわ。でも今は……人の前ですから……」
「だから今は……これくらいにしましょう」
「ん……チュッ♡」
「「「あ、甘過ぎる⁉︎ こ、コーヒー‼︎ だれかコーヒーをくれぇ‼︎」」」
おっと……この3人組には刺激が強過ぎたな。
(まぁそう言う俺も……内心凄くドキドキしてるがな……)
「あぁ……そう言えば肝心な事をそこの3人に聞いてなかったな」
俺は改めて3人に向き直った。3人は甘い展開からいきなりシリアスになったためかキョトンとして居た。正直もう少し亞里沙さんと抱き合って居たかったが……これだけは確認しないといけない。
「単刀直入に言おう……亞里沙さんの着替えは覗いたか?」
「「「……えっ?」」」
「着替えは覗いたか? と聞いてる」
俺が言ったことをようやく理解した3人は、必死に顔を横にブンブンと振る。そんなに振って首は痛くないのか? 見てないの一言があれば別に良いのだが……
「そうか……それならまぁ……良くはないが、今日は! これ以上君達を怒らないとしよう」
「た、助かった〜……」
「これも供奉院先輩のお陰だぁ〜……」
「ほ、本当にごめん……」
上から順に松田、元浜、兵藤がそう安堵しながら言っていた。だが本当の意味で今回の事が終わっていないと言う事を……兵藤達は気付いて無いだろうな。
「まぁ俺からは無いとしても? 3人とも後ろを向いて見な?」
「「「へっ?」」」
俺は途中から気付いてはいたが、わざと知らせなかった。元々悪い事をしたのだ。それぐらいの反省はさせなければならない。
「いやぁ〜、毎度毎度ありがとね愛護くん!」
「これでやっとこいつらに制裁できるわ‼︎ 今回もありがとう! 愛護くん‼︎」
「いや? 困っている人のお役に立てるなら、俺も嬉しいよ」
「愛護くんはいつも謙虚だね〜。でもそこが愛護くんの良いところだもんね? という事で、またなんかあったらよろしくね‼︎ じゃあまた!」
兵藤達を追いかけて来た3人の同級生は、ズルズルと兵藤達の襟足を掴みながら引っ張って行った。兵藤達からは裏切り者〜ととやかく言われたが、そんな事は知らない。覗きをした君達が悪いのは確かなのだから……
「さて……それじゃあ帰ろうか? 亞里沙さん」
「えぇ、そうしましょうか♡」
そして俺と亞里沙さんは手を繋ぎながら下校した。勿論その時には恋人繋ぎをしながら他愛もない事を話して帰って行った。
だが残念な事にそれも途中までで、亞里沙さんとは違う方向に家があるから、分かれ道がある所で別れて俺は帰路を1人で進んで行った。だが今日も今日とて平和な1日が過ぎて行った事は間違いない。
そして家に帰れば帰ったでまた幸せな時間を送る事が出来る。大勢の家族で一緒に食事をして、団欒して……それで何故か一緒にお風呂に入ったり、その後は俺の部屋で一緒に寝たり(なんか順番とか週に決めてるらしいけど、皆が幸せならそれで俺は構わない)とかで過ごしてる。まぁこれは表向きの日常で、公に出来る事ではないが裏ではとある活動は行なっているさ。まぁここではあまり語らないようにしよう。機会があればその場面にも出くわすだろうからな……
それで今日は特に目立った事(兵藤達の覗きは除いて)などは無く平和で幸せに過ごせた。明日も何事もなく平和で幸せな日常を過ごせる事を期待しよう。
そして翌日……朝亞里沙さんといつも通り一緒に登校して教室に辿り着く。その後来た兵藤にもいつも通り挨拶をしたが、その時兵藤が珍しく浮かれながら俺に携帯の画面を見せて来た。
話を聞く限り、昨日の兵藤の帰り道……とある子に告白されて付き合う事になったそうだ。それで一緒に写真を撮って今待受にしていると……
別に他人の惚気話を聞くのは嫌いではない。
ただ……その携帯の画面に兵藤と一緒に写っている少女が、今後の兵藤の人生を左右する存在だとは……兵藤自身思っていないだろう。
(天野夕麻……もといレイナーレ。彼女が故意に兵藤と接触して来たのかは分からんが、警戒はしておくとしよう……)
物語のページが今まさに動き出した。今はそれだけしか言えない。
いやぁ〜、書き終わった後は何かと気分が良いものですねぇ〜。この気分で次にも繋げられた「ちょっと作者さん‼︎」……なんですか供奉院さん?
「この部分なんですが……汗の匂いが爽やかというのはどういう事なのですか⁉︎ 私自身読んでて恥ずかしかったですわ‼︎」
あぁ〜……そういう事ですか。ただの妄想ですが?
「も、妄想⁉︎ で、ですが実際に汗が爽やかな香りな訳が「いや! 亞里沙さんの汗の香りは爽やかです‼︎」颯也さん⁈」
「確かに自分の普段の匂いや汗の匂いというのは、自分からしてみれば分からないかもしれない……ですが! 俺からしてみれば、亞里沙さんから普段薫ってくる香りも、亞里沙さんが部活の後にかいた汗の香りも、どっち好きです。まぁこればかりは自信を持ってと言うのは言えないんですが……」
「……もぅ、颯也さんは本当に変態さん……ですわね」
「うぐっ……自分でもそんな発言したから何も言い返せない」
「全く……困った方ですわ。ですけど、ありがとうございます♡」ダキッ
「あ、亞里沙さん⁈」
「うふふ♡ 颯也さんが私の香りが好きだと言うので抱きついてしまいましたわ♡ どうですか? 私の香り……堪能して頂いているかしら?」
「そ、それは……当然です……」
「ふふっ、良かったですわ♡」
……これ以上この場にいたら私の身が持たない……と言う事で、今回はここで‼︎ またお会いしましょう‼︎