ハイスクールD×D 理不尽壊しのリインカーネイション 作:橆諳髃
そんな感じですね。その間に何回か単発のバイトを入れてました。
「ほぅ、どうだった?」
いやぁ〜、力仕事がほとんどでしたけど、自分には合っていたなと感じました。これからもちょくちょくと入れようかなと……
「まぁ体を壊さない程度に頑張れよ? 後小説も忘れずにな?」
それは勿論です! では、今回の物語をどうぞご覧下さい!
いつもの様にカーテンの隙間から日差しが差してくる。差す先が丁度俺の目元で、目を閉じていても光量が感じ取れる。それで目を開けると……
「んふふ……颯也ぁ〜♡」
俺を抱き寄せながらジャンヌが幸せそうな顔して寝言をつぶやいていた。にしても……
(昨日と全く同じ状況なのは気のせいか?)
ジャンヌもいつのまにか一糸纏わぬ姿になってるし、しかも寝ながら抱き締める力が緩まないって……いや、それどころか力がほんの少しずつだが入り続けてる。まぁそうしたらどうなるかって言ったら……まぁ密着度が高まるよな?
しかも俺の頭もいつもの定位置だ。正面のマシュマロ触感を持った人肌の暖かさのメロンに押し付けられて恥ずかしいと言うか照れると言うか……
(でも良い匂いがするんだよなぁ〜)
それに無意識に頭もナデナデされるから、それが気持ち良くて離れたくないとも思う。
俺の事を好む女の子達は、皆違う香りがする。まぁそれは当然なのかもしれないが、俺はその香りも好きだ。何故なら安心できるものだから、余計に離れたくなくなる。まぁ恥ずかし度が極限まで上がったら、恥ずかしさから解放されたくて離れたくなるけれども……
(でも今が寝起きだからかまだこうしていたいな)
違う世界では神の使者と言われてたけど、こんなところを見ると俺も普通の人間に変わらないと思うんだよなぁ〜。武力が神様並なのは……まぁ認めるけど。そんな事はさておいて、今はまだこうしてジャンヌに身を寄り添っておこう。
颯也がそう思ったのは午前4時ごろで、朝起きるには少し早かった。そのため颯也は二度寝した。
side ジャンヌ
(ふふっ♡ 颯也の寝顔はやはり可愛いものです)
意識が覚醒して目を開けようとしたけど、私の胸の辺りで微動だったけれど動きを感知したから薄眼を開けてみた。すると、丁度颯也が起きてたの。目を完全に見開かなくて良かったと思ったわ。
でも颯也は私が起きている事に気が付いていると思っていたから、わざとだけど自然を装って寝言を言いながら颯也を抱きしめる力を徐々に強めていった。そして頭もナデナデしたわ。
まぁ結果的に言えば颯也は私が起きてる事に気付いてないようだった。それだけじゃないわ。私のこの後颯也が取る行動の予想としては、私の腕からスルリと抜け出て身支度をすませるんじゃないかと思っていたんだけど……
(まさかの二度寝! しかも私の胸に顔を埋めたままなんて……)
もう可愛いとしか言いようがないわ‼︎ しかも自覚してるか分からないけど私の背中に腕を回して抱きしめた形で寝てるし‼︎
(本来の私なら本音を言えずに気持ち悪いですアピールしたかもしれないけど、ここにいる私はそんな事しないわ! 颯也にもっともっと甘えてもらうために‼︎)
そう思いつつ私も颯也の事を抱きしめて二度寝した。
side out
あれから結局ジャンヌの暖かさと甘い香りの中眠って、気付けば朝の6時になっていた。まぁいつも通りだ。にしてもジャンヌの抱き着きはあれから弱まってはいない。むしろ強まって俺の顔が目の前のマシュマロメロン……もとい胸にさらに埋まっていた。
もうここまできたら窒息しそうだがな……
(ともかくそろそろ起きるか)
そう思ってジャンヌが起きないように抜け出そうとしたんだが……
「んん〜……颯也ぁ〜……いかないでぇ〜……」
と俺が抜け出すの察知したのかジャンヌがいつもなら出しそうにない声を出しながら抱き締めを強くした。というか……
(あ、足まで絡めてきたんだけど……)
って今更だけど上だけじゃなくて下もか……凄く恥ずかしくなってきた……
「んふふ〜♡ 颯也ぁ〜だぁ〜いすきぃ〜♡」
「っ⁉︎///」
なんかこの調子じゃ俺は恥ずかしさのあまり意識を失いそうだ。昔のようにテレポーテーションで抜け出しても良いとは思うが……あれ以来エレナとジャンヌの悲しそうな顔を見ると……使う事は躊躇ってしまう。
(……ジャンヌが起きるまで耐えるしかないか)
そう心に決めて俺は恥ずかしさを耐えながらジャンヌが起きるのを待った。だがそう思ったのもつかの間で
「……颯也、起きてる?」
と、今度は寝ぼけて言った訳でなく、ちゃんとした口調で言ってきた。だから俺はうん、と一言返事で返した。そしたら若干だが……抱き締めを緩めて俺の顔が見えるようにしてきた。
それでジャンヌの顔を見たら……少し泣きそうな顔になっていた。……俺何かしただろうか? そう悩んでいたら……
「違うの……颯也は何も悪くないのよ。ただ貴方の困った顔を見たいって思ったから私颯也の事をからかったの。でも……颯也が私の事を気遣って我慢してるのが分かって……だから私……颯也に対して酷いことしたと思ったら……」
そこまで言い終わって、ジャンヌが本当に泣き出しそうになった。でもそこまで俺の事を想ってくれるのが……
「……嬉しいよ」
「えっ……? きゃっ⁉︎」
俺はジャンヌの事を強く抱き締めた。それも今度は俺がジャンヌの頭を胸に抱えてだ。
「俺の事をそうやって想ってくれるのが……凄く嬉しい。それに俺は、例えからかわれたとしても、ジャンヌや他の子達が幸せに思ってくれるならそれで十分なんだよ?」
「でも……私は颯也が我慢してまで幸せになんてなりたくない! 私が幸せなら……貴方も幸せじゃないと嫌なの‼︎」
「ジャンヌ……」
「私……魔女だけど……これまで沢山酷い事して、幸せになる権利なんて無いかもしれないけど……」
「そんな事ない」
「そんな事あるわy「そんな事ない!」颯也……」
「確かに昔は酷い事を沢山したかもしれない。人を殺めた事も俺は知ってるし、非道な事をした事も知ってる。でも俺は……ジャンヌが幸せになる価値がないなんて1ミリも思いはしない! それに俺は約束した。俺が君の側にいる限り……幸せにするって‼︎」
「それでも不安ならっ!」
「そ、颯也? んっ⁉︎/// んっ……はっ……ハァ……ハァ……ちょ、ちょっとまっ⁉︎ あむっ……チュルッ……んっ……」
「チュッ……それでも不安なら、俺はそれ以上の想いで拭い去るから。今やったようにね?」
「ハァ……ハァ……もぅ……いきなりでビックリしたじゃない!」
「さっきからかった仕返し……とでも思ってくれたら良いよ」
「うぅ〜/// で、でも私、さっきの驚いたから不安なんて拭えてないわ! それにノーカンよ、ノーカン‼︎ だから……もう一回。さっきよりも激しくして……」
「それで……君の不安が拭いされるのなら、いつだってしてあげよう。じゃあ……いくよ?」
「えぇ……きて……んっ♡ チュ……あむっ……はむっ……ペロッ……んむっ♡ 颯也ぁ……」
こうして本日2度目のディープキスをジャンヌとしている訳だけど、そうしている途中でジャンヌが俺の右腕を取って……
「ここ……触って?」
「えっ? で、でも……」
「お願い……私今とても火照っているの……キスだけじゃ……収まりそうにないの。だから……触って欲しいの」
「……初めてだから、どうすれば良いか正直分からないけど……」
「良いの。私も……初めてだから……」
ジャンヌは颯也とそんなやり取りをしながら、颯也の右手を自らの左胸に置いた。そして颯也の掌は、ジャンヌの鼓動を感じ取っていた。
「自由に……颯也が思ったように触れて……」
「……不快に思ったら、ごめん」
「そう思ってたら最初からこんな事はしないわよ。だから……触れて」
「……分かった」
「んっ⁉︎ ……はっ……あっ……あんっ……とても良いわ……もっときて……んあっ……」
※しばらくお待ち下さい……
「はぁ……はぁ……ふふっ♡ 私、今とても幸せよ。颯也は……どうかしら?」
「俺は……初めてだったから凄く恥ずかしかったけど、ジャンヌが幸せになってくれたんだったら俺は嬉しいよ。それに……凄く可愛かった」
「ふぇっ⁉︎/// うぅ〜……恥ずかしいぃ〜……」
「俺も……恥ずかしかったよ。さて、もうそろそろ起きる時間だから支度をしようか」
「そ、そうね。もうそろそろ起きましょうか」
そして俺とジャンヌは起きて支度をした。それと同時に、1日が始まった。
それから時間は過ぎて登校中……いつものように亞里沙さんと合流して一緒に歩き始める。だがここで事件が起きた。それは……
「颯也さんから私とは違う女の人の香りがしますわね?」
「ゔっ……」
「颯也さん、今日何かありましたか?」
「……いつもなんだけど、俺の事が好きな子と添い寝して……」
「それはとっくに知っていますわ。……それ以上の事、したのでしょう?」
「……ディープキスと……その子の胸に触れました……」
「そう……ですのね」
「その……亞里沙さんを不快に思わせてるって事は分かってる。でも俺は「良いんですの」……えっ?」
「昔の貴方でしたら……女の子には絶対にそんな事しませんわ。その子を傷付けてしまうとかそのような事を言って。でも……貴方が誰かに強制された訳でもなく自分の意思でやったという事は……本気で愛しい人に向き合う事が出来るようになれたと、そういう事だと私は思いますわ」
「亞里沙さん……「ですが……」ん?」
「私以外の女性の匂いがするのは我慢なりませんの。ですから……」
「あ、亞里沙さん? んっ⁉︎」
「はむっ……あむっ……ちゅっ……ふふっ♡ 今はこれで済ませますけど、学校に着いたら……これ以上に貴方の事を求めますからね♡ よろしいかしら?」
「……えぇ。なら俺も……貴女が幸せに感じれる様にさせてもらいましょう」
「幸せなら……貴方とこの世界にいる時点で感じていますわ。だから、いつもよりも激しく貴方の事を感じさせて下さいな?」
「……努力します」
「ふふっ♡ 楽しみにしてますわ。さぁ、ここで立ち止まっているとまたリアスが来て邪魔されそうですから、そろそろ参りましょうか」
「えぇ、貴女のご随意のままに」
「ふふ、その台詞は誰かの真似ですの?」
「まぁ……台詞は違うけど、真似たは真似たかな」
「そうですのね。でも、どこかの騎士様の忠誠みたいに聞こえますわ。今の貴方に……とても似合うと、私は思いますの」
「そう言ってもらえるのは、嬉しいです。でも俺は本物の騎士ではない」
「いいえ、貴方がそう思わなくとも……私からしてみれば貴方は立派でとてもカッコいい騎士様ですの。あの時からずっと……ですからいつまでも貴方は私にとっての騎士様です」
「……なら俺は、貴女がそう思うに恥じない様に振る舞わないといけないかな? ならその最初の振る舞いとして、貴女の事を学校までエスコートしましょう。私にとって美しく、そして愛しきお姫様。お手を取って下さいますか?」
「えぇ、かっこよくて可愛い、そして愛しき私の騎士様」
颯也は亞里沙に手を差し出し、亞里沙はそれに応え颯也の手に自分の手を乗せた。それを確かめた颯也は、亞里沙の手を優しく握った。それから2人は恋人繋ぎをいつもの様にしながら学校への道を進んだ。
「そ、颯也が私の……む、胸を……はうっ……恥ずかしいわ///」
「あら? まさかそれごときで恥ずかしがっているのかしら?」
「なっ⁉︎ ってあんたは!」
「会うのは初めてかしら? 私は供奉院亞里沙と申しますわ。颯也さんの事が“1番”に好きになった者ですわ」
「や、やけに1番を強調するわね……」
「それに……貴女がキスを颯也さんと1番最初にしたと思い込んでいる様ですが……実際はキスも私が1番ですわ!」
「……まさかあんた嫉妬してる?」
「……何のことかしら?」
「その表情を見たら一目瞭然よ。今作の話で颯也が私の素肌……それも胸に触れた事が羨ましいんでしょう? それもあんたよりも早くね?」
「……そんなことありませんわ。それに私だって颯也さんに肌を触れられた事はありますわ!」
「でも、それは颯也と添い寝した時に自分の胸に颯也の頭を抱き寄せた時に颯也の顔があんたの素肌に触れたって事でしょう? 私は顔だけじゃなくて手でも触れてもらったわ。ふふっ、どう? まだ反論する?」
「くぅっ……でも、颯也さんがそうしたという事は覚悟ができたという事ですわ。ですから……あなたには負けませんわ‼︎」
「なら私だってあんたには負けないわよ‼︎」
「「ぐぬぬぬぬ〜」」
……なんか怖い空間になってる。と、という事でまた次回会いましょう!