ハイスクールD×D 理不尽壊しのリインカーネイション 作:橆諳髃
「最近また小説追加したしな……」
後は……アプリのイベントが多過ぎて……
「まぁ……そうだな」
という事で後編〈下〉です。今回は少なめですが、どうぞご覧下さい。
side リアス
(なんって力の本流なの⁉︎ さっきのとは桁違いだわ!)
これが颯也の本気……って事なのかしら? でもこの時点で上級悪魔の実力なんて飛び越えているし、超級……いえ、最早魔王と互角といっても良いのかもしれない。
「あぁ♡ 颯也さん……とても、とても素晴らしいですわ♡」
……私の目の前で亞里沙が身体をくねらせてる。本当に初めて会った時とは完全に別人だと思うわ。
(それにしてもあの姿……蒼紅白機に似てるような……)
リアスさんの思った事はほぼほぼ正解ですが……その事を颯也さんと亞里沙さん以外誰もそれが合っているのかは知らないようです……
side out
side 姫島
私は過去命を狙われた事がある。理由は簡単……私の中には母方の姫島の血と、堕天使の血が入っているから。そんな理由で命を狙われた。
その時は……母が庇ってくれたけど、あのままでは母も殺されてしまうところだった。でも、神様がまだこの世界にいるのならば……私達は見放されなかったと思う。
何故ならそこに……目の前で私達を守って戦ってくれている愛護くんと同じような存在が颯爽と現れて守ってくれたから。
(それに……愛護くんと助けてくれたその人って似ているのよね……)
あの時助けてくれた人も……緑と白が主体の鎧を纏っていて顔なんて分からなかった。でもその鎧の材質といい、今は遠目でしか見えないけど……昔助けてくれたあの人に似ていると思う。
(もしかしたら……なんて)
姫島は愛護の纏う鎧と昔助けてくれた人が纏っていた鎧が似ていると思いつつ、そんな可能性は少ないだろうと思って見ていた。まぁそれも後々分かることではあるのだが……彼女はまだ知らないでいい事だろう。
side out
(ふぅ……この機体のリミッターを外したのはいつぶりだろうか?)
確かこの世界に来てまだ6、7歳ごろだったか。確か神様に言われて違う世界へと渡り、そこで物凄く胸糞悪い事が起きてたからブチギレてなったとは思うが……
(まぁ目の前の黒幕についてはマジギレものだが……)
『く、来るな……来るなぁっ‼︎』
黒幕転生者はありったけのプルーマを召喚……それは先程の比ではない程だ。召喚されたプルーマは颯也に殺到する。まさに数の暴力だ。ただ……
「そんなもので俺を倒せるとでも?」
両腕に付けられている滑空砲を弾切れが起きるまで撃ちまくる。弾切れを起こすまでに3分の1を鉄屑に変える。
次に背中にマウントしてあるメイスを2本片手ずつに持って吶喊……プルーマは黒幕転生者によって統率を取るが、今は颯也に対する恐怖でまともな指示は出せず、プルーマ達は突っ込むだけだった。
そして接敵……颯也の振りかざすメイスによって鉄屑がまた1つと増えていく。それで残った2分の1が減った。
「それじゃあ一気に行こうか」
メイスを空中に投げると、今度は刃が分厚い剣を横薙ぎに払う。残りは残った4分の1……
『う、うぁぁ……』
「さっきまでの意気込みはどうした? まぁ……俺を怒らせた時点でお前の詰みだ」
そう言いながら残りを数秒で蹴散らし……
『ぐあぁっ⁉︎』
「さて……残りのメインディッシュだ」
黒幕転生者が纏うアシュマルに飛び蹴り。アシュマルをサーフボードに見立てて波乗りするかの如く地面を滑る。こんな簡単な表現でも、黒幕転生者側に物凄いダメージがのしかかる。
そこにタイミングよく空中に投げた2つのメイスが颯也の両手に落ちてきてそれを掴んだ。
「さぁ……粉々に砕いてやろう。まずはその腕を」
バギャッ
アシュマルの6つあったアームを全て一振りで粉砕した。
『アァァァァァァッ⁉︎』
「次は丁寧に丁寧に……至る所を潰そう」
ガギンッ、ガギンッガギンッ、ガギンッ……
颯也は2つのメイスでアシュマルの所々をタコ殴りしていく。それも丁寧に丁寧に、ゆっくりと……
『ヤメロォォォォッ⁉︎』
そこで漸くアシュマルも頭にあるビーム口からビームを放出して反撃に出る。アシュマルからはそのビームに颯也が呑まれたように見えた。
ビームの影響でアシュマルの辺りを白い霧が覆う。
『は……ははっ……調子にのるかr』
ガシュッ‼︎
黒幕転生者は目の前の障害を排除したと……そう思ったのも束の間、3つある頭のうちの両端2つの頭が何かに挟まれる。
よくよく見るとそれは、この形態になる前に片腕を捥いだ武器と同じ……
「さぁ、お前らのエサだ。存分に喰らえ」
ギュィィィィィッン‼︎
『ガァァァァァァッ⁉︎』
2つの白い強大な口がアシュマルの頭2つを噛み砕いた。
「セェェェイッ‼︎」
颯也が持つ武器、ツインレンチメイスにアシュマルの頭を2つ咥えさせたままアシュマルに同時に殴打。その反動によってアシュマルは空高くバウンドする。
「後はこれで……」
次に颯也が持っていた武器……それは、無骨な両手持ちの大剣だった。颯也の身長を悠々と越すその大剣は……他のものが見れば両手でも持つ事は出来ないだろうと思ってしまう。
しかし颯也はそれを軽々と片手で持ち、あまつさえボールを軽く投げて肌触りを確かめる様な動きさえ見せる。
「さて……貴様が今回何故こんな事をしたのか……何を思ってこんな事をしているのか……そんな事は俺にとってはどうでも良い。あぁ、心底どうでも良いさ。そんな事を聞く理由など時間の無駄だからな。だが……」
「俺の大切な人に手をかけた貴様は……俺を怒らせた。それだけで貴様をこの世から滅する十分な理由になる」
颯也は身の丈を優に超える大きい無骨な大剣をアシュマルに突きつける。それと同時に肩の鎧が一部開いて蒼い炎をあげる。その炎は生き物のようにうねり、無骨な大剣に巻き付く。
そして颯也の目は赤く光り、その輝きの強さが増すとともに蒼い炎も増していき……颯也は地面を強く蹴って空へ。
「龍炎!
蒼い炎を纏った無骨な大剣がアシュマルの最後の頭に突き刺さり、アシュマル全体が蒼い炎に包まれた。黒幕転生者は絶叫を上げているだろう……だがそれも蒼い炎によって聞こえず……炎が止むころには散りも残らず消え去った。
「ふぅ……」
颯也は鎧を解除した。それと同時に黒幕転生者が創り出した空間も消え去り、廃協会の景色に戻った。
「これで一件落着……だと良いがな」
ふとそう呟いて、颯也は大切な人達の元へと歩む。
side 女神
「ふふっ……流石は颯也、です」
目の前の大きな水鏡で今回の顛末を見守っていた女神は、側に控えていた者に目配せをする。
「此度の首謀者はどうなりましたか?」
「それが……違う世界へ逃げたようで……」
「……そうですか」
「今総出で追っている最中でございます!」
「分かりました。無理のないように。ところで首謀者が勝手に転生させた亡者はどうしましたか?」
「はい。地獄の十王が一斉に集ってかの者の判決を決めているところです」
「分かりました。下がっても大丈夫です」
「はっ」
(はぁ……これはまた荒れそうですね)
女神は人知れず溜息を吐く。まだまだ問題が降りかかるようだ。
side out
解説
バルバドスルプス
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第2期で主人公が駆る機体。特徴としては丸み帯びた赤い肩のアーマーと、両腕に付いた滑空砲が特徴的。第1期のバルバドスと比べては全体的に進化をしており、両手のネイルは装甲をいとも容易く貫く。
武装
・ソードメイス
・ツインメイス
・腕部200mm砲×2
・腕部ロケット砲
・ヴァルキュリアバスターブレード
・変形メイス
・大型レールガン
・バルバトスルプス専用太刀
今作オリジナル武装
・ツインレンチメイス
龍炎・
颯也がバルバトスルプスの鎧を纏い、尚且つヴァルキュリアバスターブレードを持っていないと発動しない技。バスターブレードの刃を蒼い炎で包み込み、敵に攻撃を当てると忽ち蒼い炎が敵を勢い良く覆い尽くして燃やし尽くす。その蒼い炎に焼かれた者は、何をしようが逃れることが出来ず、絶叫も蒼い檻に阻まれて外に出る事はない。
以上です。次回は後日談を少し書こうと思います。また、こんなに長く読者の皆様を待たせてしまい誠に申し訳ございませんでした!
との事なので……作者さんはジャンヌさんからの罰を喰らうようです……
……へっ?