一夏誘拐から数年後
某国企業本部
そこは四方を海に囲まれさらにはバリアによって不可視状態になっている島。
「ゼロ、ただいま任務から帰還しした。」
「おかえりなさいゼロ、次の任務だけど、まだ先になると思うわ。」
上司であるスコールに報告を終えたゼロは自分の部屋に戻った。
コードネーム[ゼロ]
以前の名を織斑一夏という。何もかもを失い、ゼロから始めるという意味を込め、ゼロと名付けられた。
スコールに助けられたあの日から一夏は亡国企業に入った。一夏は努力した。そして後にIS適性があると判明し、現在はISに乗り違法研究所を潰している。
「兄さん、戻ったのね。」
少女が部屋に入って来た。
「マドカか、たった今戻って来たんだ。」
織斑マドカ
コードネーム[エム]
一夏の義理の妹だ。過去に一夏の義理の母親が出て行く時に一緒に出て行った少女だ。
義理の母親が連れ去る前は一夏と仲が良くいつも一緒に遊んでいた。その様子はまるで本物兄と妹であるかの様に。
「おい、ゼロ大変だ、これを見てみろ。」
突然部屋のドアが開かれロングヘアの女性、オータムが入ってきた。
「おい、どうしたんだオータム、そんなに慌ててはいってきて?」
「いいから、これを見てみろ!」
そう言うと、オータムは手に持ったノートパソコンをゼロとマドカにみせる。
「これは……」
「まさか!」
ゼロは驚きもせず、対象にマドカは驚愕の声を上げる。
ノートパソコンの画面に映し出された文字を見て。
<世界発の男性IS操縦者、織斑百春現る!>
「やっぱり百春の奴もISを操縦できたか。」
「兄さん、やっぱりってどういうこと?」
「俺が操縦出来るんだ、双子の弟であるあいつができてもおかしくはないだろう。」
「でも、どうなるんだよこれ。お前の存在はうちらで隠してるけど、こいつの存在はばれてしまった。」
「十中八九、IS学園にいくだろうな。」
「ちょうど良かったわ、みんないるならここで話しましょう。」
スコールが部屋に入って来た。
「みんなもう知っていると思うけどゼロとエムの元家族である織斑百春がISを動かしたわ。そこでIS委員会は百春をIS学園に入学させると思うの。そして、織斑百春はクラスの女子達によって、クラス代表になる。そして、その後行われるクラス対抗戦に出場するはずよ」
「つまり、何が言いたいんだ。」
ゼロがスコールに問う。
「次の任務はIS学園で行われるクラス対抗戦に乱入し、織斑百春のデータをとることよ。」
次回はクラス対抗戦になります。