「お前は一体俺の部屋でなにをやっているんだティファ……」
ゼロは呆れながら呟く。
銀の福音事件の2日後、ゼロは亡国機業本部にある自分の部屋に戻ってきた。そこで見たのは自分の部屋に備え付けられたテレビでDVDをみようとしてる少女。
「あー、ゼロ任務お疲れ様。私の部屋テレビが無いからさ。テレビの有るゼロの部屋で見ようとしたの」
少女の名前はティファニア。元々は何処かの国の貴族だったらしいが家族を全員殺され、連れ去られた。ゼロが初任務の時に捕らえられていた所を救出した少女。その後は亡国機業に入り、スコール部隊の一員として働いている。また、オタクでもある。
「私も行ってみたかったなあ、日本」
不貞腐れるティファ。その様子を見兼ねたゼロは声をかける。
「そう落ち込むなって、今度秋葉原にでも連れてってやるからさ」
「本当!」
その言葉を聞いた瞬間、機嫌が直った。
「ねえ、あなたがISを動かしたばかりの時ってどんなんだったの?」
DVDをセットし終えたティファはソファーに座る。ゼロはゆっくりとソファー近づき座る。ゼロは目の前のテーブルにノートパソコンを置く。
「そうだな、最初の頃は奇異な目で見られたりした。女性にしか動かせないISを男が動かしたんだからな。スコールに基本的な動作を教えてもらい、何週間後にスコール部隊の一員になった」
「まあ確かに、私もここに来た時はおどろいた。だって、私を助けたISパイロットがまさか男だとは思わなかったから」
ティファはゼロとの会話を終えるとテレビに集中する。目の前のテーブルには何処から持って来たのかキャラメル味のポップコーンとコーラが置かれている。
(さてと、そろそろ黒零を改修すべきかな。火力に少しばかり問題があるからな、どんな装備を付け加えるかな)
ゼロはパソコンにある黒零のデータを眺める。
「なになに、黒零の改修案?ゼロが担当してるの?」
ティファはゼロの肩によっかかりながらパソコンの画面を覗く。
「まあな。お前のISも作ってやっただろ」
「うん、わかってるよ」
そういうとティファは胸元からネックレスを取り出す。
「そいつを作るのには苦労したんだぞ、お前の訳のわからない要望のせいでな」
少しばかり睨むゼロ。
「わかってるって、感謝してるよ」
ティファは慌ててゼロとの距離をとる。
(はあ、どうするかな改修案)
ゼロはテレビを見るとそこには白色のロボットが闘っていた。その瞬間ゼロの中になにが走った。ゼロは立ち上がり、そのまま部屋を飛びたした。
(これだこれだ)
キャラクターちょっと紹介
ティファニア
年はゼロ、マドカと同じ。髪の色はクリーム色で腰近くまで伸ばしている。胸のサイズはD。身長165cm。
スコール部隊の全員を信頼しているが中でもゼロを特に信頼している。
ゼロ
色々な意味で大人です。