〜イギリスとある工場付近の山〜
ここにある2人の男女がいた、1人はゼロ、もう1人の女の名をオータムという。
「ゼロ、作戦開始までは後どれくらいだ?」
「5分後だ。5分後の午前1時に俺たちの工作員の手によって工場の電気が止まる。そして、その隙に俺とお前で工場を襲う。それが今回の任務内容だ」
「了解、でもよお、いくら電気が止まったからといっても、ISは動くぜ」
「だからこそ、戦闘能力の高い俺たちが選ばれたんだ、もしかしたら量産型劣化ISコアを使った量産機ぐらいは出てくるかもな、おっと無駄話もここまでだそろそろ午前1時だ」
そうしているうちに午前1時となり電気が消える。
「行くぞオータム、任務開始だ」
そう言うとゼロは仮面をつけ、ゼロとオータムはそれぞれのISを展開し工場へ向けて飛び始めた。
〜工場内〜
工場内に突入したゼロとオータムは大量の量産型劣化ISコアを搭載したイギリス製第2世代機ホワイト・ティアーズと戦闘を行っていた。
しかし、数が多いといってもゼロとオータムの敵ではなかった。すぐに無力化されてしまったのだ。
「オータム行くぞ、サイレント・ゼフィルスはこの奥だ」
「おいゼロ、本当にこっちであってるのか」
ホワイト・ティアーズとの戦闘を終えた2人は廊下を通っていた。
「工作員の情報ではこの奥だ、あったぞあの扉のなかだ」
2人はある扉の前で止まり、ゼロはそのトビラをゼットセイバーで切り開いた。
部屋の奥に鎮座していたのは黒色のIS
「行くぞオータムあれを回収し帰還すれば任務完了だ、早く待機モードするぞ」
「了解」
部屋の中に入り作業をする2人。
するといきなり
「動くな!」
女性の声が聞こえたのでそちらを見てみるとそこにはこちらにむけ、ISを展開している少女がいた。
「貴様らの狙いはサイレント・ゼフィルスか!」
ゼロがボイスチェンジャーを使い答える。
「あぁそうだ、俺たちの狙いはサイレント・ゼフィルスだ。そしてそれもすでに待機モードにしてしまった。」
オータムが右腕にサイレント・ゼフィルスを待機モードにしたものを持っていた。
「そして、我々はここから脱出すれば任務完了だ」
「させない、イギリスの代表候補生、エリナ・グレンジャーの名にかけて、あなた達を倒す!」
「オータム、先に行け俺はこいつを倒してから追いかける」
「わかった、必ず来いよゼロ」
そう言うとオータムとゼロは天井を破壊し飛翔する。
「待て!」
エリナもすぐさま追いかける。
〜工場屋外〜
オータムを見送ったゼロはエリナと対峙していた。
(みたところ多分、奴の機体はブルー・ティアーズだろう。確かビット兵器を搭載した第3世代機体。だが、勝てないわけでわない)
「くらえ!」
エリナはゼロに向け、スターライトmarkⅢを構え放つ。しかし、ゼロはシールドブーメランとバスターショットをコールし、シールドブーメランでビームを防ぐ。そしてシールドブーメランをエリナに向け投げ飛ばす。
「なに!」
投げられたシールドブーメランを紙一重で躱したエリナはシールドブーメランが飛んで行った方向をみた。
「隙だらけだよ」
ゼロは余所見しているエリナに対し最大威力のバスターショットを放つ、驚いたエリナは躱そうとするが直撃する。
「いきなり攻撃するなんて卑怯な!」
「余所見しているほうが悪い、私も余所見して攻撃をくらってしまったこたとがあるからな、それよりも、さっき投げた武器戻ってくるよ」
「なんだと!?」
そう言うとエリナの横腹をシールドブーメランが直撃した。
(なんなんだよ、あの機体は?あんなの何処の国のあいつだよ、さっきくらったビームの威力が凄すぎる。これはブルー・ティアーズを使う必要があるな)
そう思ったエリナはブルー・ティアーズを分離させる。
「どう、これがこの機体の切り札ブルー・ティアーズ。多方面からの攻撃をいつまでよけれるかしら」
そう言うとエリナはティアーズをゼロの周りに展開しティアーズ4基を一斉射撃させる。
「よける?そんな必用は無い」
次の瞬間、ゼロはティアーズから放たれたビームをシールドブーメランで弾き返し、弾き返されたビームによって2基のティアーズが破壊される。
「まだまだ!」
そういうと、ゼロはチェーンロッドをコールし1基のティアーズに巻きつけ、もう1個のティアーズにぶつけ、2つとも破壊する。
「そんな、あんな一瞬に4基のティアーズを破壊するなんて」
「終わりだ!」
瞬時加速を使いエリナへと急接近するゼロ。
しかし
「まだティアーズは2つある」
エリナの腰からミサイル装備のティアーズが発射される。
だがゼロはそれをセイバーとロッドで破壊し、ロッドをエリナに巻きつけ、セイバーで何度も斬る。
「ユニバァァァス!!」
その掛け声とともにゼロはエリナを地面に投げつけた。
地面に投げつけられたブルー・ティアーズはエネルギーがなくなったらしく解除される。
「ゼロ、これより帰還する」
ゼロは飛び去った。
「ま……て…」
その光景を見ていたエリナは叫ぼうとするが声がでず、気絶してしまった。