ちょいとばかしというかいつものように駆け足路線で進んでいきます(^^;
では、今回もお楽しみあれ~
地下から突然噴き出した間欠泉。
そして、神である八咫烏を飲み込んだ霊烏路空を倒し、間欠泉は止まらなかったが一応の解決となった。
後日、なんとなく怪しい場所へと赴く。そう、守矢神社。
道中で東風谷早苗と出会い、「この幻想郷では、常識に囚われてはいけないのですね!」などと供述して襲い掛かってきたが、
あっさりと撃破されてしまった。フルーツ(笑)
バーダック曰く、「少しは鍛えてあったようだが、全然力の使い方がなっていない」と一蹴。
これを一つのアドバイスと受け取った早苗は、いつかリベンジ!を掲げて特訓を決意した。
きっと人間の中でもかなりの強さにはなるだろう。
そして、今回の異変の首謀者は守矢が間接的に関わっていた。
にとり率いる河童の工場を見学しに行った際、核を使った産業革命を行おうと思ったようだ。
それも、黙ってやるような形でだ。
当然、押しかけてきた霊夢たちに怒られた。
そんな冬の季節も過ぎて、春へと変わっていく。
春の桜も咲こうとしている博麗神社・・・
霊夢がふと上空を見上げていると、なにやら巨大な影が神社を覆う。
「あー?何よアレ・・・なんか船みたいだけど」
「なんだ?とうとう脳みそまでボケになったか?その服の通りお目出度いヤツだ」
霊夢をバカにしながら、バーダックも空を見上げる。
確かに、巨大な何かが見える。
「いや、あれは・・・本当の船のようだが・・・
オレがいた世界でもあんなバカでかい船は見たことがないな」
「それにしても随分と古臭くて地味な形をしたものだな。お前の欲しい金銀財宝でも入ってるんじゃないか?」
金銀財宝、その言葉を聞いて霊夢が思わず彼に飛びつく。
「き、ききききき・・・金銀財宝ですって!?」
目の形が金に変わってやがる。大丈夫なのかこいつは・・・
もしかしなくてもやはり春だから脳みそが完全にボケてるようだ。
「だ、だったら早く行きましょ!さ、さ!」
「とりあえず落ち着け。オレはあくまでジョークで言ってるだけだ」
「でも、本当かもしれないじゃない」
諦めない霊夢。もし本当なら謝ってやる。謝らないがな。
「おーい!霊夢たちも見ただろ!?あの宝船みたいなやつを!」
魔理沙が神社へやってきた。
その手には、なにやら不思議なものを持っている。
「あら、どうしたの?急にそんな慌てて・・・」
「霊夢、とりあえずこれを見てほしいんだ」
魔理沙の手には、なにかの破片があった。
それを離すと、ふよふよと浮いたのだ。まるで宇宙船みたいに。
「で、その不思議な破片がどうかしたの?」
「へ?お前たちにはてっきりこれが円盤形の宇宙船に見えてるんじゃないかと思ってたんだが・・・
そっちのほうだと違って見えるのか?」
「ああ、よかった、皆さんもお揃いなんですね」
早苗だ。駆け足で階段を昇ってきたらしい。息が乱れている。
彼女はバーダックをちょっとだけ睨んでから霊夢たちに視線を向ける。
「実は神社でこのようなものを見つけたんです」
魔理沙と同じく、不思議な何かの破片だった。
「え、お前もだったのか?そっちだとどう見えるんだ?その破片」
「私はUFOだったのですが・・・魔理沙さんはどうなんですか?」
UFO?初めて聞く単語だ。
「そのUFOとやらは知らんが・・・私は円盤形の宇宙船だったぞ」
「それをUFOというんですよ。へー、魔理沙さんも同じように見えたんですね」
「・・・で、そのなんだ。その破片ってのを集めながらあの宝船とやらに目指していくのか?
誰も乗ってなさそうな船に乗り込むなんざ、あまり良い趣味とはいえんがな」
(それ、あなたの言うセリフじゃないけどね)
「まあでも、集めながら船へ目指すってのも悪くはないわね。もしかしたらその破片もお金の一部かもしれないし」
霊夢は落ちついた素振りを見せながら決意を固める。
明らかに欲に目のくらんだ顔が隠しきれてないぞ。
「うーん、私はあれが本当にそうか分からないし、集めながら調べていくつもりだ」
「私は妖怪退治を目的とした解決の旅ですので・・・」
「ならばオレはここで待っててやる。お前らで勝手に行け」
「え?バーダックさんは行かないの?せっかくの一攫千金のチャンスなのに」
霊夢はどうしても一緒に行きたいのだ。
「オレはそんなものに眼が眩むほど欲はないんでね。お前らと違ってな」
「とかなんとか言いながら、ホントは狙ってるんじゃないのか~?
霊夢だってすっかりその気だし、お前だって同じ思いのはずだ」
「そうですよ!霊夢さんが行こうとおっしゃってるのですから、一緒に行きましょうよ」
魔理沙と早苗も念を押す。
なんだかんだで二人も財宝には勝てないようだ。
「・・・それでも断る。さっさと行け」
「ちえっ、相変わらずノリの悪いヤツ。まあいいや、そこまで言うなら留守番しててくれよー?行こうぜ二人とも」
魔理沙は呆れて肩を竦め、出発していった。
「仕方ないわね・・・それじゃあ、行ってくるわ」
「次会ったときは必ず勝負しましょうねバーダックさん。それでは!」
霊夢と早苗も続くように飛んで行った。
今回はバーダックは異変でもないようなところへ行くのもおかしいと感じたので留守をすることになった。
・・・のだが。
やはりサイヤ人故なのか、このままおとなしく待ってるのも退屈なのでどこか出向くことにしたのであった。
「ちっ、金目的ではないが、とりあえずオレもそこへ向かってみるとするか・・・」
幻想郷の上空。
どこからか現れた傘の妖怪である多々良小傘と遭遇し、特に驚きもせずあっさりと勝利した。
「ああ、さっきの緑髪の巫女といい、最近の人間は驚くことをしないのね・・・しくしく」
「そんな古い手で驚けってのが無理があると思うがな。オレが驚かすとするならば・・・」
右手に気を溜める。
「こうして驚かすのが一番だ!」
エネルギー弾を小傘の顔面にゼロ距離で当て、抵抗する間もなく地上へと落下していった。
「しばらくそうやって頭でも冷やしてるんだな。さて・・・もうそろそろ船のほうが見えてくるな・・・」
結局、目的は違えど船へ乗り込むことになったバーダックであった。
やはりどうしても戦いたいという欲が止まらないのだろう。
なんの変哲もない宝船。
バーダックは雲居一輪に出会い、船のことやこれからどこへ向かうのかと尋ねていた。
もしかすればこれを利用して占領できるかもしれないとでも思ったのだろうか。
「どうやら、あなたも姐さんの復活にご協力していただけるみたいですので・・・
どうぞ中へお入りください。そこにムラサという船幽霊がいるので、そこで情報を聞くと良いでしょう」
「船幽霊だと・・・?もはやなんでもありの船といったところか・・・」
とりあえず中へ入ることにした。
「私がこの船の船長である村紗ですが・・・なにか御用でしょうか?
もし、この人間界に未練があるのならば下船することをおすすめしますが・・・」
「オレが聞きたいのは、これが宝船ではないということは分かった。
だが、これはどこへ向かっているのか聞きたいのだ」
「おっと、そうですか。聞いて驚いてはいけませんよ?この船は魔界へ向かっているのです。
われらが主である、聖さまの復活を見るために向かっています。」
「聖?それはいったいどんなヤツなんだ」
「聖さまは、人間と妖怪差別なくすべてを救うお方です。
あなたもきっと、その御姿を見れば心がかなり洗われると思いますよ」
「そいつは強いのか?」
「もちろんです。なにせ、強化魔法を主とした魔法使いですから。
・・・もしかして、そのためにここに乗り込んできたのですか?」
「・・・では、こうするのはどうです?」
バーダックめがけて錨が襲い掛かってきた!
間一髪で避けて、お互い戦闘態勢に入ろうとしている。
「せっかくですから、魔界につくまで私としばらく遊びましょう。
あなたもきっと同じことを考えておいででは?」
「・・・ああ。オレも同じことを考えてたさ。早くやろうぜ」
「さすがは好戦的な性格の持ち主ですね。では・・・参りますッ!」
魔界地方都市。
そこの更に奥深くに封じ込められた一人の僧侶、聖白蓮はそこにいた。
彼女は復活を待ちわびていた。
そして、もう一度人間と妖怪の区別のない世界を、宗教を。
そう願っていた。彼女を慕う仲間たちもそう願っていた。
そして、これからやってくる人間たちへの抵抗のため、ひたすら待ち続ける。
もはや二週間おきの更新でないとやる気が削げてしまう中の人です(^^;
本編もちょっとずつですが、着々と進行していってるので、もうしばらくお待ちくださいね。
では、また次回お会いいたしましょうか