サイヤの下級戦士が幻想入り   作:霧雨悟空

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どーも最近は動画モチベ欲が湧きませんなあ(^^;
そんな中でのチャンネル登録いつもありがとうございます・・・中の人はもうしばらく復帰難しそうですけど、ちょっとだけ、ちょっとだけ待ってねっ ねっ

それでは、今回もお楽しみあれ~


鬼畜じみた説教

幻想郷に、辺り一面に花が咲きほこる。

いったい誰の仕業なのだろうか。と言われても答えなどないのだ。

 

そのころ、風見幽香の居場所のすぐそこにあるヒマワリ畑。

霊夢と一緒に、各地を飛び回っていたようだ。

「異変とやらでもねえことにオレらが出るまでもないだろ、バカバカしい」

とバーダックはそう吐き捨て、一つだけ花をブチっと折るように強引に摘む。

 

当然、それをその場でしっかり見てしまった幽香はキレたので、面倒ながらも対戦に応じる。

「あんた・・・覚悟はできてるでしょうね?」

「ああ、できてるぜ。てめえをあっさりと片づけられる準備はな」

お互い飛びかかる。

 

 

 

 

数分後。

決着はほんの数分でついた。両者ともKOだ。

「くっ・・・まったくたいした野郎だ。あのプライドの塊以上に強いなんてよ」

「あなたこそ・・・ただの人間のくせしてやたら強いじゃない。

思わず本気を出してしまったわ。こんなこと、魔界の神と張り合ったとき以来よ」

 

「魔界の神・・・か。そいつは強かったのか?」

「もちろんよ、でも、それほどたいしたやつでもなかったけどね。たぶんあなたでも勝てるわよ」

なんだか知らないうちに意気投合していた。

その様子を見ていた霊夢は、お互いの心配をしながら怒っていたようだが。

 

「どんぱちやるなら、せめて他人の目が見えないところでやってよね!」

 

 

 

幽香とは一時停戦協定を結んで別れを告げ、霊夢に怪我した腕を支えながら神社へ帰ることに。

「前みたいな無茶はあまりしないでねって言ったのに聞かないんだから・・・

それで死んだりとかしたら元も子もないわよ?」

「うるせえ、そんなことお前が知る必要ないだろ・・・ん?」

すると、目の前になにやら背の高そうな女性が浮かんで立っている。

 

柄杓のようなものには、罪と書かれている。

肩幅の広そうな衣装にミニスカートとスパッツ。それになんだか偉そうな帽子までかぶっている。

「あなたが、最近こちらに来られた・・・バーダック、ですね?お待ちしていましたよ」

 

「誰だあんたは?」

「四季映姫・ヤマザナドゥ。仕事の役割としてはここの閻魔といったところでしょうか」

 

 

 

「閻魔だと?そんな身なりしたやつが閻魔なもんかよ。もっと髭のおっさんなイメージだと思うがね。

それともなんだ。趣味というやつなのか?そんな恰好して」

馬鹿にするように笑うバーダック。無理もない。閻魔をこの目で見るのは信じられるはずがないのだ。

 

「・・・まあ、その考え方は個人差もありますから・・・気にしないでおきましょう。

それよりも、私はあなたに説教をしたいと思いましてね」

と、バーダックに指をさす。

 

「あなた、ここに来る以前は宇宙の星々を荒らしまわっていたのでしょう?

そのたびに、その星の住民を蚊のように殺し・・・制圧してきた。

そして、フリーザという自分と同じ悪に殺され、サイヤ人もろとも故郷の星は消された。そしてここへやってきたのですよね?

神社で匿ってもらっている身でありながら、その住居者の手伝いもしないし、ほとんどは自分の勝手で過ごして。

異変が起きれば協力もせずにたった一人で突っ走って、ルールに従わずにただ拳に身を任せて攻撃するだけ・・・」

 

「・・・何が言いたいんだ」

バーダックがさえぎろうとするが、彼女はそれをさらにさえぎる。

 

 

「そう、あなたは少しばかり・・・いえ、非常に身勝手で極悪すぎる。

いったいいつから人は人同士で争って、勝手に滅ぼせる権限を手にしたのですか?

いったいいつから人は星を荒らして、勝手に自分のものとする権限を手にして。

いったいいつから人はその星を用が済めば勝手に消せる権限を手にしたのかしら?

そんなものはすべて自身の身勝手から始まるのです」

 

「だからなんだ、オレは今までもそうしてきた。それを改めろとでも言いたいのか?はっ、無理だな」

 

「そう、そこがあなたの一番悪いところです。

人の命を大切だとも思っていない、たとえ気にかけたとしてもそれはほんの一時。

ルールさえも守ろうとしないその変なプライドもです。

噂でよく小耳にはさむのですよ?とある男によって大けが人が続出していると。

弾幕さえ撃とうとせずにすべて殴ることで万事解決できるとでも思っている男がいると。

たった一人のために、それほど悪くもない人間や妖怪が犠牲になってしまうのですから」

 

霊夢のほうにもギロリと目を睨ませながら説教を続ける。

 

 

「霊夢、あなたにも責任はあるのです。彼を神社で匿っているのだから、それなりの責を持つべき。

なのに、あなたは彼を隅々まで見ようともせず、ただ毎日を送っているだけ。

とくにそんな叱りもせずにただ見ているだけ。

いいですか?ただ「見る」のではなく、しっかりと「観る」ことです。

ただ「聞く」だけではなく、しっかりと「聴く」こと。それが今できるあなたの行動です」

 

「そ、そんなこと言われなくても分かってるわ。あなたの言う通り、彼のことちゃんと見てるし聞いてるわ」

慌てながらなんとか自己を主張する霊夢。理解できてなさそうだが。

 

「それはただそうしているだけ。今のあなたにはそれが足りていません。

現にも、あなたはそれを知ろうとせずにうわべだけの行動になっている。それだけではいけないのです。

もっと深く観察して行動する、ですよ?いいですか・・・」

 

 

 

 

それから数時間にわたって説教が長々と続き・・・

気が付けばすでに夜も更けて日も変わろうとしている時間となっていた。

 

「と、わたしからはこれで以上となりますが・・・。くれぐれも問題のない行動にしてくださいよ?

それでは・・・ごきげんよう」

四季映姫はどこかへと消えていった。

そして、これからも各地で説教を続けていくのだろう。

これから聞かされることになる人々には耳の痛くなる数日間になりそうだ。

少なくとも、この花の咲きほこる異変が収まるまでは。

 

 

「そういえば、結局バーダックさんは最後まで聞いてた?あいつの話」

「あ?あんなの聞くわけねえだろ。馬鹿らしい質問するな」

ああ、いつも通りの彼だ。この人だけは絶対改心する気ゼロだ。

 

「しかしよ、結局なんだったんだろうな。この誰も起こしていないような異変は」

「なんでも、外の世界で大勢の人が死んでから60回忌らしくて、この花が咲くのはその年に一回だけ咲きほこるらしいわ。

つまり、このようなことが起きるのはまた60年後の話になる、と聞いたわ。

でも・・・たまには悪くないと思うの、これだけの花の数を見られるのは」

 

「?」

「ここの花はまるで、行き場を失った魂がたどり着いた先がここなんじゃないかなって。

幻想郷はすべてを受け入れる。残酷なことだろうと。でも、このように幸せに歓迎してくれるところだってあるんじゃないかって」

霊夢はほんの少し寂しそうに語っていた。

彼女の目には、ほんの少しだけ涙が流れてるように見えた。

 

 

 

「ふん、まあなんでもいいんだが・・・感情に浸ってないでさっさと帰るぞ」

バーダックは霊夢の腕を強引に引っ張り、強引に連れ帰ろうとする。

 

「痛い痛い!あまり強く引っ張らないでって言ってるでしょッ!何回言ったら分かってくれるのよ!」

「はん、知らねえな。オレは物覚えが人一倍悪いんでね」

肩をすくめて鼻を鳴らす。

 

(う~ん、なんだかんだでこのままのほうが彼にとっては好都合だと思うわ。・・・四季映姫には悪いけど。

変わらないからいいんじゃあない)

霊夢はそう思いながら、引っ張られて神社へと帰った。

 

 

 

 

 

咲きほこっていた花もようやく落ち着き、季節は一気に秋へと移り変わる。

相変わらず参拝客も賽銭もこない博麗神社。

そんな中、ある一枚の手紙が霊夢の手に渡った。

 

その内容は、神社を営業停止せよ、という内容だった。

答えは簡単。博麗神社はますます神社としての機能を失いつつあった。

そこで、神社ごと奪い取ることで信仰を自分のものとしようという魂胆なのだろう。

 

そんなことを霊夢が許すはずもないので、さっそく山の上にいるらしい神へ会うことにした。

自身の存亡も賭けて。

そんな張り切る霊夢の姿を見るバーダックは、またいつものように一人で立ち向かうことにした。

既に倒されかけてる神や妖怪の追い打ちをかけるかのように。

 

 

そして、さらなる高みにいる神々と出会うために。

もう一つの神社で、少女はただ一人、神々に会わせまいと奮闘していた。

 

たとえ無駄だと思い知らされようと。かならず食い止めてみせる。




う~ん、なんなのでしょう(^^;
いつも行き当たりばったりで書くからいつも変な感じの構成になってしまうようです。
もうちょっとプロット練ってから書かないといけませんねこれは(^^;

では、また次回お会いしましょうか
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