最後の更新から1年近く経ちましたが改めて再スタートをさせていただきます。
あれから時が経ち、僕、テイトは5歳になりました。
5歳になるまでの間は体力トレーニングとこの世界の情報と知識をただひたすら学び、身つけました。
教師陣には父の知り合い方がついてくださり、そのおかげで今では転生前の日本で暮らしていた知識の他にハルケギニアの文化、言語、そしてサハラのことも少しわかるようになりました。
普段は皆さんとっても優しい方たちですが…授業の時間になるととても怖くなります。
特にルイズさんとキュルケさんの二人がそろって僕に魔法を教える特別授業では魔法による大爆発と炎が敷地内の森に燃え移るという世にも恐ろしい大災害が起こりました。
二人ともなんでそんなに張り切って僕の目の前で魔法を披露しようとしたのかは謎ですが、冷静になってほしいです。
僕、まだ5歳児ですよ?
転生前の年齢を合わせると20歳を超えますけど…。
僕みたいな純粋無垢(自称)な子供の前で張り合って周りに被害は出しては駄目ですよー。
まあ、こんなことは日常茶飯事なので声に出していいませんが…。
声に出したらルイズさんの『おしおき☆』が待ってますしね…。
…。
ほ、他の先生の話をしましょうか。
2か月に一度のペースでやって来るのは炎の発明家、ジャン先生です。
ガソリンを動力にした新型エンジンの実験を行いにフラッとやって来ては父、サイトと共に夜遅くまで語り合ってます。
この前なんかハルケギニア産初となる有人飛行に挑戦していました。
新型エンジンを搭載したこの世界初の魔法や竜族に頼らない人の力、技術の結晶である自作飛行機(ベースはゼロ戦)を作って大空に飛んだんですよ。
離陸直後に機体がバラバラに吹き飛びましたけど…。
…。
いや、いい先生なんですよ?
ちょーと抜けてるところがありますけど…。
他には…ギーシュからは女を口説く方法とか何子供に教えようとしてるんだよ?
バカヤロ―――!!
浮気の仕方を教えようとすんな―――!!
というような性教育的な授業とか…。
……。
え~ん、まともな人が周りにいないよー。
モンモンに至っては怪しい薬を調合させようと材料を町まで買いに行かせたし…。
初めてのお使いが精霊の涙とか無理ゲーだろ!?
…。
駄目だ、周りの大人たち…早くどうにかしないと。
「テイト、ビターシャルおじさまがきましたよ?」
あ、母さんの声が聞こえる。
そう言えばまともな人(?)がいたよ!!
今日から精霊魔法を教わるんだった。
系統魔法は風だったけどあまり上手くは使えないんだ。
でも精霊魔法ならできそうな気がする。
評議会とかいろいろあるしきっと基礎しか教わらないかな~。
なんて思っていた時代がありました。
精霊魔法?
確かに使えたけどさ…。
「いきなり『反射』使えるとかチートすぎだろ!?」