ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様、本日もご覧いただき、ありがとうございます。

さて、改めまして2017年2回目の更新でございます。
今回も相も変わらずグダグダな内容でございますが、よろしければご一読下さい。
結局、今回もビグ・ラング戦まで辿り着かなかった…。

そう言えば、現在Gジェネをプレイしているのですが、フルアーマー・ユニコーンをパージしたら戦艦に戻っても通常のユニコーンのまま、元に戻らなくなってしまったのですが、これってバグなのでしょうか?
地味に育てていたのでショックでした…。



それでは 第5話「START:DASH!!」そのじゅうろく 始まります。












第5話「START:DASH!!」そのじゅうろく

『なんだ!なんだ!なんだ!なんなんだぁぁぁぁぁぁ!!!音ノ木坂学院非公認ガンプラバトルチーム“μ's”の増援に!突如として現れた1機のザク!真紅の稲妻!ジョニー・ライデンの高機動型ゲルググの強襲で大!大!大!大!大ピンチだった純和風美少女スナイパー!園田選手を!まさに間一髪!その手にしたなっがーい斧のたった一振りで救ってしまったぁぁぁぁ!この増援に来やがったザク!ザクのクセにとにかく速い!!!速い!速い!速い!ひらすらに速い!美少女だらけのチーム“μ's”の最後の一人!噂のハーレム野郎は遅れて来たのもなんのその!愛する仲間を助けるために、並み居る敵機を凪ぎ払い!戦場をただ真っ直ぐに駆け抜けて来やがったぞぉぉぉぉ!!!そんなハーレム野郎はエントリーもメチャクチャ派手だったぁぁぁ!ジオンの軍服を模したバトルコスチュームをゆるーく着こなしたイケメン野郎が大遅刻の末にコクピットへのタラップを駆け上がって行きやがったぁぁぁ!オマケに妹さんかぁぁぁ?黒髪ツインテロリっ娘な美少女の熱烈な応援付き!“思いっ

きり!アンタの全てをぶちかま

して来なさい!”ときたぁぁぁぁ!あの子が妹さんじゃなく彼女とかだったら年齢的にアウトじゃないのかぁぁぁぁ?!見た目だけで判断すれば完全に犯罪だぞぉぉぉぉぉ!さぁ!さぁ!さぁ!解説のMr.ガンプラ!いかがですか!』

 

『うん!お見事!実にお見事!彼のザクは見た目だけはカラーリングを多少変更した普通の高機動型ザクⅡなんだけど、よく見ると細部にいたるまで実に丁寧に!そして全体のバランスを考えてとても美しく造り上げられているね!あの驚異的なスピードは作り込まれた脚部のバーニアとバックパックの成果だね!更にはあれだけの機動性を完璧に制御しきっている操縦技術!群がる敵機の銃撃の嵐に怯まずに突き進む強いハート!ビルダーとしてもファイターとしても、彼は超一流と言い切ってしまっても構わないよ!このバトルを見ているみんなに彼がどのくらい凄いファイターなのか、分かりやすく簡潔に説明すると、彼は間違いなく現役最強のスクールファイター、“無敗の女王”綺羅 ツバサ君と同等…いや、彼女をも上回るかもしれない逸材なんだよ!どうだろう!素晴らしいとは思わないかい!』

 

『はぁぁぁぁぁ!え?綺羅 ツバサちゃんってUTX高校のアノA-RISEのツバサちゃんですよね?!“無敗の女王”ですよね?!うぇぇぇぇぇ!ツバサちゃんと同等かそれ以上って!Mr.ガンプラ!それマジっすか?!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!なんでこんなちっさい公式戦なんかにそんなヤバいのが出てきてるんですかぁぁぁ!あれ?スポンサーさん?どうしたんですか?え?ちっさい公式戦で悪かったな?あ゙…いやぁなんか、その…すいません……。』

 

『やれやれ…。しかし、あの動きの癖は何処かで見た事があるような…。うーん、あれ程のファイターならば一度見れば忘れることはないはずなんだけど…。前川君、彼のデータはあるのかい?』

 

『ありますよー!はいはい、これが彼のデータです!あー、彼はここ5年は公式戦に出たって記録はないですね。公式戦は今回が初出場なんですかねー?名前は“鳴神 青空”君、青い空って書いて“そら”って読むんですねー。高校2年生ですねー。若いですねー。イケメンですねー。優良物件ですねー!おねーさん、ちょっとマジで狙ってみましょーか!』

 

『“鳴神 青空”?!まさか…いや…高校2年と言うことは年齢も同じ、雰囲気はすっかり変わってしまってはいるが、確かにあの頃の面影が残っている……はは…そうか…ついに、ついに帰ってきたのか…。“始まりの精霊使い(オリジン・エレメンタラー)”……。ガンプラバトルに新たな可能性を示してくれた伝説のファイターが……。』

 

『は?なんですか?Mr.ガンプラ?その“始まりの精霊使い(オリジン・エレメンタラー)”って?二つ名?そんな二つ名、聞いた事ないんですけど?それと、そのあとなんていったんですか?よく聞こえなかったんですが?』

 

『ん?あぁ、前川君は確かこの仕事を始めて3年くらいだったかな?ならば知らなくても当然だね。彼は…“鳴神 青空”君は……いや…あえて語るまい…。今、彼がこの場に帰ったきた…それが全てだからね…。前川君。君は、そしてこの会場に居合わせたガンプラバトルファンの諸君は本当に幸せだ…。伝説の復活の目撃者になるのだから。ここからは一秒足りたも決して目を離してはいけないよ。世界戦でしか見ることの出来ない様な極限のバトルを皆で楽しもうではないか!』

 

『おおっと!なんだかわかんないですが!Mr.ガンプラの独白の間に南選手のバスターライフルが火を吹いたぁぁぁ!!!園田選手と南選手の連係プレーで撃墜したソロモンの悪夢、アナベル・ガトー!そのガトー撃墜がトリガーになってワラワラ現れてしまった敵機の群に取り囲まれていたμ'sの美少女スクールファイター3人組!そんな敵機を南選手の本気のバスターライフルがみーんなまとめて!一網打尽に消し飛ばしてしまったぞぉぉぉ!なんて威力!なんて火力!なんて惨状だ!そして今度はなんと!鳴神選手がザクの武装領域(ウェポン・ストレージ)からとんでもねぇーもんをだしやがったぞぉぉぉぉ!SEEDのザクでもないのにエールストライカーなんて取り出したぁぁぁ!!!お前のザクは1年戦争のザクだろーがぁぁぁぁぁ!どんだけ機体容量もってたんだぁぁぁ!そして!そのエールストライカーを持ち込むのにどんだけ機体容量を使ったんだぁぁぁ!!遅刻ハーレム野郎は無茶にも程がある!』

 

『あははは!なんと言うか、相変わらず彼は無茶をするね!いやぁ!本当に懐かしい!それにしてもUC系の高機動型ザクがSEED系のエールストライカーなんて物をストレージに入れてバトルに持ち込むなんて、代償も相当に酷いだろうね!あれだけの機体に乗っていながら、低威力のザクマシンガンとかも過剰なまでに回避していたのは、恐らくは機体容量のほとんどをストレージに割り振った影響で紙装甲になってるからなんだろうね。まぁ、彼ほどのファイターならそんな無茶な設定でも、今日のバトルのレベル設定では楽勝だろうからね。』

 

『さて!そんなチームμ'sの前には今度はア・バオア・クーには付き物のあの好敵手!赤い彗星が現れたぞぉぉぉ!機体はもちろんジオング!足なんて飾りです!偉い人にはそれがわからんのです!さぁ!ようやく全員揃ったチームμ'sのスクールファイター達はこのロリコン!マザコン!シスコンの三冠王!ジオンが誇るエースパイロット!赤い彗星のシャア・アズナブルを相手に、一体どんなバトルを繰り広げてくれるんだぁぁぁぁ!』

 

『お!見たまえ、前川君!鳴神選手のザクが切り札を切るようだよ!』

 

『切り札ですか?おぉっと!鳴神選手のザクが淡い光を放ち始めたぞぉぉぉぉぉ!この光!どうやら鳴神選手のザクは強化アビリティを発動させたようだぞぉぉぉ!この強化アビリティは…え?えぇぇぇ?!“限界突破(リミットバースト)”?!だからなんでこんな場末の公式戦でそんなレアなユニークアビリティ持ちがいるんだぁぁ?!』

 

『強化系汎用ユニークアビリティ“限界突破(リミットバースト)”。彼の操縦技術ならば出力が上昇しても機体に振り回される事はないだろうね。うーん、これはせっかくのジオングも一瞬で片がついてしまいそうだね。』

 

『なんて言ってる間に物凄いスピードでザクが駆け抜ける!今までも速かったが更に速くなったぞぉぉ!そして一気に間合いを詰めて手にした斧を振り抜いたぁぁぁ!一撃必殺!ジオングの胴体をぶった切ってしまった!しかしジオングのコアは頭だ!まだまだ戦えるぞ!っと、言ったのもつかの間!分離したジオングの頭を今度は園田選手がピンポイントで撃ち抜いてしまったぁぁぁぁ!運営が一生懸命準備したボスモビルスーツが一瞬でヤられてしまったぁぁぁぁ!だが!しかし!μ'sに残された時間はあとわずか!そんでもってジオングの撃墜は超弩級のモビルアーマー!このア・バオア・クー要塞攻略ステージの目玉ユニット!ビグ・ラングの出現フラグになってるぅぅぅ!さぁ!さぁ!さぁ!やって来たぞ!デカいヤツ!超弩級モビルアーマー!ビグ・ラングWithオッゴ!デカい!硬い!めんどくさい!この難敵を相手に美少女だらけ+1のチームμ's!どうする!どうなる!バトルはいよいよクライマックスだぁぁぁぁぁ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[[おっそーじ♪おっそーじ♪えい!えい!えーい!ゲルググー、ドームに、ザクさんも♪ビームでどまんなかぶち抜くぞー♪いっぱつ当てればイチコロだー♪]]

 

私がリトルバードの背に乗り、ことりの本気のスピードを体感し悲鳴をあげたのもつかの間、ジオングを倒した後のエロボケと魂のツッコミの間に一人で先行(突撃)し、ア・バオア・クーへの侵入地点付近に展開したいた敵機の掃討を行っていた穂乃果と私達は無事に合流を果たしました。

 

それにしても、穂乃果がビームライフルを乱射しながら楽しそうに歌っているこの変な歌はなんなのでしょうか?

 

変な歌の癖に無駄に上手いのが微妙に腹が立ちますね。

 

困った事に穂乃果は身体を動かす事や歌を歌うなどの頭を使わない事は基本的に得意なんですよね。

 

その代わりに勉強等の頭を使う行為は全く駄目なのですが…。

 

穂乃果には体育や音楽の授業だけではなく、もう少し他の授業も頑張って欲しいものですね。

 

いつも興味の無い授業は居眠りですから。

 

[[あ!やっときた!もー!遅いよみんなー!ジオング倒しちゃったあとみんなでなんかお話してたから、穂乃果ひとりでせんこーして頑張っておそーじしてたんだよ!ほら!そら君!見て見て!穂乃果頑が張っておそーじしたからしんにゅーちてん、キレイになったでしょ?このビームライフル、スッゴい強くてみーんな1発だったんだよ!えへへ♪穂乃果、えらいでしょ!そら君は穂乃果のことほめてもいーんだよ!ね、ね、ほめてほめてー!]]

 

どうやら穂乃果はまた調子に乗っている様ですね。

 

先程までエネルギー切れで泣きそうになっていたのをもう忘れてしまったのでしょうか?

 

大体、穂乃果が現在使っているエールストライカーやビームライフルは、鳴神君が自分の機体の武装や機動性以外のステータスを削って、無理をしてようやく持ち込んて来てくれた、とても高性能な物なのですよ。

 

少しだけスペックを見せて貰いましたが、あれだけの性能を持ったエールストライカーとビームライフルを借りているんですから、量産機の掃討なんて簡単だった筈です。

 

借り物の装備の力を自らの力だと思って、得意そうにその力を貸してくれた本人(鳴神君)に誉めて誉めてとか言わないで下さい!

 

まったく!穂乃果は本当に穂乃果(アホ)なんですから!

 

後でお説教です!お説教!

 

[[おー、頑張った頑張った。ま、そのエールストライカー使ってんならこの程度の敵機の掃討なんて余裕でヤって貰わねぇーと困るけどな。]]

 

ほら!鳴神君も私と同じ意見ではないですか!

 

もっとすぐに調子に乗るその穂乃果(アホ)に言ってあげて下さい!

 

確りと手綱を握らなければ、この穂乃果(アホ)はまた突撃してしまいますよ!

 

[[むー!そら君!なんかほめかたが雑だよ!穂乃果はほんとーに頑張ったんだからもっと気持ちをこめてほめてよー!頑張った穂乃果にはそら君にいっぱいほめてもらう“けんり”があるんだよ!ねー!そら君!ほーめーてー!もっと穂乃果をほーめーてー!]]

 

[[すぐに調子に乗るアホ乃果にはこれで十分だろーが。アイリ、ア・バオア・クーのメインシステムにハッキングして内部構造…中枢部までの最短ルートとそのルート上の敵機の配置の詳細データを頼む。]]

 

<<了解しました。システム・コネクト…メインシステムへの侵入を開始します。データ収得後は各機へデータの転送を行います。少々お待ち下さい。>>

 

鳴神君は相変わらず、さらりととんでもない事をアイリに命じますが、ア・バオア・クーのメインシステムへのハッキング、ですか?

 

私やことりが使用しているガンプラバトル用の通常の汎用サポートAIでは、要塞のメインシステムへのハッキングなんて不可能ですよ…。

 

私にはハッキングやプログラム関連の知識がありませんのでよくは分かりませんが、それを片手間で行ってしまうとは、やはり電子精霊とは凄いモノですね。

 

私も鳴神君や穂乃果の様に、電子精霊と契約を交わしてパートナーになって欲しいとは思いますが、自ら意思を持つ電子精霊がどのようにしてパートナーを選んでいるのかは全くの謎だそうなので、難しいのでしょうね。

 

……そうなると穂乃果(アホ)が電子精霊の契約者だと言うのが微妙に納得いきません…。

 

[[あぁぁぁ!そら君がまたアホ乃果って言った!アホ乃果じゃなくて穂乃果だもん!そら君どーしていつも穂乃果のこと、アホ乃果ってゆーの!穂乃果はアホじゃないもん!穂乃果だもん!そら君はいつもいつも穂乃果にだけいじわるする!いじわるなそら君なんて穂乃果!キライだもん!]]

 

[[おー、おー、嫌いで結構。なら残念だが穂乃果にはもう何にも奢ってやれねぇーなぁ。いやぁー、残念だ!流石の俺でも嫌われてるヤツに奢れる程に人間できてねぇからな。ホント残念だな!あぁ、そうだ。そう言えばイチゴのチーズケーキってのも約束してたな。なぁ、穂乃果。月曜に持ってくって言ってたイチゴのチーズケーキ、穂乃果はもちろん無しだからな。ことりさんと園田さんの二人だけに喰って貰うからヨロシク。]]

 

[[うぇー!わ!わ!わー!穂乃果!それはこまるよ!そら君のおごりのオヤツとジュースはガンプラバトルのあとのお楽しみだったんだよ!どーしよー!えっーと!あのね!うーんっとね!うん!そーだ!そら君!そら君!穂乃果ね!そら君だーいすき!もーだいすき過ぎてちゅーしてあげちゃう!だからお願い!穂乃果にもイチゴのチーズケーキ食べさせてー!イチゴー!それとオヤツとジュースも!]]

 

[[や~ん♪穂乃果ちゃんだけだいすきとか言っちゃってズルい!ソラ君♪ことりもソラ君だ~いすきだよ!ことりはちゅ~だけじゃなくて子作りもしちゃうよぉ♪子供は男の子かな?女の子かな?男の子は産まれにくいから、やっぱり女の子が産まれてきそうだね♪ねぇパパ♪お名前はど~しよっか♪や~ん♪なんだかスッゴいたのしみ~♪]]

 

こ、こづくり?!あぁ!もう!またことりの破廉恥な暴走が始まった!

 

貴女が破廉恥な暴走を始めると話が先に進まなくなるのですよ!

 

何とかしてこの話題に終止符を打って話を先に進めなければ!

 

[[まったく…穂乃果は相変わらず適当な事を言いやがって…ま、いいさ。それよりもだ!こ、ことりさんと子作り…だと!……子作り…つまりはおしべとめしべの受精作業!うぉぉぉぉ!ナマはご無沙汰だからことりさんのめしべに挿れた瞬間に俺のおしべマグナムが暴発しちまうかもしんねぇ!あー、でも子供はまだヤヴェから…ゴ、ゴム有りでならことりさんとおしべとめしべの大運動会をヤっても……イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!ダメだ!餅つけ!ちゃう!餅じゃねぇ!落ち着け!俺!そんな簡単に誘惑に負けてヤっちまったら、またにこちゃんの時みたいになっちまうだろーが!ことりさん!子作りはもーちょっとお互いを分かり合ってからにして欲しいんだけど!イヤね?シタいよ!物凄くシタいよ!ことりさんなら朝昼晩と三食がっつりいただきたいよ!ってか毎回毎回ことりさんの誘惑に耐えるのがツラいんだよ!ことりさんメッチャ可愛いしエロいし!エロくて可愛いなんてドストライクだし!ぶっちゃけ今すぐにでもラヴいホテルに連れ込んで押し倒したいさ!でもほら!子作りまでには順序があるっしょ?まずはお互いをもっと知るとこから始めよう!そうしよう!]]

 

[[え~!ことりはソラ君とベッドの上でじ~っくり、ゆ~っくり、た~っぷり分かり合いたいなぁ♪ソラ君はことりのゆ~わくに負けても良いんだよ?ことりのめしべのいちばん奥のふか~いトコにあるヒミツのお部屋♪うふふ♪ことりのタマゴがあるお部屋にぃ~♪興奮しておっきくなったソラ君のおしべを“えいっ!”って射し込んで♪くちゅくちゅ♪ぴゅっぴゅっって♪い~っぱい子種だしちゃって♪ふたりの愛の結晶を作っちゃお~よぉ♪ゴムもいらないからね?ナマのほ~がぜったいに気持ちい~よぉ♪ね?ことりのめしべ、ナマでた~っぷり、気の済むまで楽しんでみたくないかな?かな?今なら特別にどんなプレイでもお~け~しちゃうかもしれないよ~♪縛っちゃう?赤ちゃんプレイ?コスプレしてえっちとかは普通すぎるかな?]]

 

「ことり!貴女はまた破廉恥な!えぇい!鳴神君!貴方もこれ以上はことりの破廉恥な言動に付き合わないで下さい!バトルも終盤であのとても大きなモビルアーマーが出てきたこの大変な時に、これ以上貴方達が破廉恥な話題で盛り上がる様ならば!私にも考えがあります!鳴神君!今回こそ貴方の股間に生えてるおしべをもぎ取ってあげますよ!生殖機能を奪いますよ!オカマにしますよ!空子ちゃんにして二丁目に棄ててきますよ!」

 

[[ことりさんが…ど、どんなプレイでも……………ハッ!アカン!園田さんに俺のおしべがもぎ取られる!オカマはイヤだ!おしべをもぎ取られんのは勘弁だっての!だからことりさん!ダメだって!頼む!俺のおしべを助けてくれ!]]

 

[[ちゅんちゅん♪や~ん♪もうちょっとで魅惑の子作りタイムにとつにゅ~だったのにぃ~♪惜しかったなぁ~♪海未ちゃんの邪魔が入らなかったら、あとすこしでソラ君とたのし~じゅせ~作業できのにね♪海未ちゃんったらヤキモチさんなんだからぁ♪(うふふ♪だんだんとソラ君のガードが下がってきたね♪でもあんまり無理に押しすぎると逆効果になっちゃうから、今回はこのくらいで終わりかな?ソラ君、今日は公式戦トラウマのせいでお顔真っ青で体調も悪いみたいだし、無理にえっちしても可哀想だよね。それにことりだけでソラ君と子作りえっちしてもダメだもんね♪ことり達の最終目標は穂乃果ちゃんと海未ちゃんとソラ君と、そしてことりと。みんなで一緒に“家族”になって、ず~っと一緒に仲良く楽しく暮らす事だもん♪目指せ鳴神ハーレム♪♪みんなで一緒にしあわせになろ~ね♪そのためにことりはがんばっちゃうんだからぁ♪)]]

 

<<マスター、お待たせしてしまい申し訳ございません。メインシステムへの侵入に成功いたしました。現在位置のアミューズメントセンター音ノ木坂店から最寄りのラブホテルは…>>

 

[[うぉぉぉぉい!待てコラ!ボケ精霊!誰が近場のラブホを探せって言った!お前は一応は電子精霊だろーが!しかも下位精霊じゃなくて最上位の電子精霊だろーが!なんでイチイチお前はボケるんだよ!最寄りのラブホのデータじゃなくてア・バオア・クーの内部データだよ!内部データ!ってかこの辺りのラブホならほとんど知ってんだよ!]]

 

<<マスターが近隣のラブホテルのデータを網羅している事くらい私も知っていますよ。普段はクールで通しているニコが恥も外聞もなく大声で喘いでしまう様な、自宅や部室では出来ないハードプレイを行う際にはよく行っていますからね。改めまして友軍各機への各種データの転送が完了いたしました。皆様、詳細なデータはサブモニターでご確認下さい。>>

 

電子精霊とは皆この様に分かりづらいボケをかますのでしょうか?

 

穂乃果と契約した電子精霊のポチは大人しい様ですが、鳴神君のアイリは自らの契約者に対して容赦なくボケたりツッコミを入れたりしてますよね…。

 

……先程は電子精霊の契約者になりたいと思いましたが、やはり愚直に実直にお手伝いしてくれる、普通のサポートAIが一番かもしれませんね。

 

私はサブモニターに表示されているアイリから送られて来たア・バオオ・クーの内部構造の詳細データを確認しながら、そんな事をふと考えてしまいました。

 

[[あ♪きたきた♪あれ~?ねぇ?アイリちゃん?ア・バオア・クーのデータだけ?ラブホテルのデ~タはないのかな?(前からときどきソラ君とアイリちゃんの会話に出てくる“にこちゃん”って誰なんだろ?むむむ!なんだか強敵の予感ですぅ!)]]

 

「ことり!貴女はまたそんなバカな事を言ってないでさっさと迎撃準備を始めなさい!アバオアクーまで辿り着ければバスターライフルが使えるとか言っていましたよね?何か秘策があるのでしょう?貴女のリトルバードの大型バスターライフルが使えれば戦況が一気に楽になります!残り時間もあまりありません!期待させて貰いますよ!」

 

[[秘策ってほどスゴいモノじゃないんだけどかね。でも海未ちゃんのご期待には応えちゃうよぉ♪それじゃことりもちょっと真面目に頑張りま~す♪すぐに準備しちゃうから待っててね?AIさん、ストレ~ジ♪オ~プン♪よいっしょっと♪]]

 

そう言いながらことりがリトルバードの武装領域(ウェポン・ストレージ)から取り出したのは一本のやや長めのケーブルでした。

 

あんなケーブルなんか取り出して、ことりは一体どうするつもりなのでしょうか?

 

ちょっと真面目に頑張りますとか言っていましたが、まさかあの長いケーブルを使用して“ことりを縛って好きにしてね♪”とか、“お股に喰い込んで気持ちい~のぉ~♪”とか言わないですよね…。

 

今までのことりの言動を考えると絶対に言いそうですよね…間違いなく言いますよね…。

 

いいえ!今は取りあえず、ことりを信じましょう………信じたいです…信じたいですが……私は最近、人として極めて残念な方向に全力で向かい出したことりの事を果たして信じても良いものなのでしょうか…。

 

………一応はあんなのでも幼馴染みの親友なんです…信じましょう…。

 

ことり、どうかお願いです…貴女の事を信じさせて下さい…。

 

まぁ信じてもことりはすぐに破廉恥な暴走を始めるでしょうから、無駄なのでしょうけどね。

 

さて、次は穂乃果ですね。

 

「穂乃果!貴女には今から一人でアバオアクーの中枢部を攻略して貰います!アイリが調べてくれたこのデータを見る限り、進路上にはトラップも設置されていませんし要塞内部の敵兵力もそれ程ではありせん。鳴神君から借りているそのエールストライカーの性能を考えれば穂乃果、貴女一人でも中枢部の攻略は可能な筈です!私達はここに残り外部の敵機や現在こちらに向かって来ているあの大型モビルアーマーの迎撃を行います!穂乃果一人に中枢部の攻略を頼んでしまうのはとてつもなく不安ですが、今は貴女にお願いするのが最も効率的な方法です!ですから穂乃果!頼みますよ!良いですね!分かりましたね!反論は一切認めませんからね!お返事は!」

 

[[穂乃果ひとり?えぇー!穂乃果ひとりで行くの?!ヤダ!ひとりはヤダよ!ぜったいにヤダもん!穂乃果はひとりはイヤだからね!ね?みんなで一緒に行こーよ!そっちの方がぜったいに早くおわるよ!うんうん!そのほーがいいよ!ぜったいにいい!お願いだから穂乃果をひとりにしないでよ!そら君!ことりちゃん!海未ちゃん!お願いだから…ほのかをひとりにしないでよ……。]]

 

穂乃果?どしたのでしょうか?何か凄く嫌がっていますが…いえ、嫌がっているのではなくこれは怖がっている?

 

あの何時もアホ丸出しで底抜けに明るい穂乃果が、一人になる事を怖がっている?

 

確かに、今までも穂乃果を一人にすると今回の様に怯える事はありましたが…。

 

ですが現状で最も効率的な作戦は穂乃果が単機で中枢部を攻略する方法です。

 

私のジム・スナイパーⅡはもうブルパップマシンガンの弾丸を使い果たしてしまって、残っている武装はビームサーベルとスナイパーライフルだけです。

 

ブルパップマシンガンの残弾が残っていれば、私が要塞内部に突入してもよかったのですが、生憎と残されている射撃武装はこのスナイパーライフルだけ…。

 

スナイパーライフルでは銃身が長過ぎて狭い要塞内部では使い勝手が悪すぎます。

 

多少は剣の心得も持ち合わせていますので、ビームサーベルでの近接戦闘もやれない事はないでしょうが、いちいちビームサーベルでの近接戦闘で、進路上の敵機をチマチマと倒していてはあまりにも時間が掛かり過ぎてしまいす。

 

あの青いゲルググ…ソロモンの悪夢との戦闘で、まだ残弾が残されていたブルパップマシンガンを破壊されてしまったのが悔やまれますね…。

 

そしてことりのウィングガンダム・リトルバードは大型バスターライフルを使用した、規格外の大火力に物を言わせての殲滅戦でこそ最大の真価を発揮します。

 

そもそも要塞内部でバスターライフルなんて大火力の武装を使えば大変な事になりますし。

 

最大戦力である鳴神君の場合は、今回使用している機体の設定値が問題です。

 

低威力のザク・マシンガンでも当たれば吹き飛ぶ紙装甲では、回避が困難な狭い要塞内部での戦闘は余りにも危険です。

 

しかも射撃武装は一切無く、唯一の武装も長柄の斧なので、やはり私のスナイパーライフルと同じく狭い要塞内部では長い柄が邪魔で使い勝手が悪すぎます。

 

それならば要塞の外の広い戦場で、その機動性で思う存分駆け抜けて、敵機を片っ端から片付けて貰った方がスコアを効率的に稼いでくれる筈です。

 

そんな私達三人に対して穂乃果のエールストライクガンダムはバランスが良く、鳴神君が無理をして届けてくれたビームライフルの威力もシールドの防御力も申し分ありまさん。

 

アイリが調べてくれたこのア・バオア・クー内部の詳細データを見る限りでは、中枢部まではほぼ一本道です。

 

例え穂乃果が穂乃果(アホ)でも無闇矢鱈と油断さえしなければ一人でも十二分に攻略可能な筈です。

 

[[ったく……一人になる。それがお前の根っこの部分にある心象風景か…。お互いに難儀なモンを抱えちまってるよな…。]]

 

根っこの部分?心象風景?お互いに難儀なモノを抱えてる?

 

鳴神君には穂乃果のこの症状の理由が分かるのでしょうか?

 

[[穂乃果、大丈夫だ。お前は一人じゃねぇーよ。この距離なら通信だって十分に繋がる。多少離れていても、お前は一人じゃねぇよ。前も保健室で約束しただろ?もう嫌だってくらい、側に居てやるって。大丈夫。穂乃果は一人じゃねぇ。俺も、ことりさんも、園田さんも。みんな一緒だからさ。]]

 

[[でも…けど…ほのかは…。]]

 

[[穂乃果は音ノ木坂の廃校をどうにかしたいんだろ?なら怖くても今は前に進まなきゃダメだろ?俺を見てみろって。俺だって情けなくガクガク震えて惨めに吐きてぇけど、穂乃果が、ことりさんが、園田さんが、外にだって小泉達が居てくれるから、逃げ出してぇのを必死に押さえ込んで、こうしてなんとか踏ん張ってんだ。公式戦を怖がって6年間ずっと逃げ続けて来た俺にだって出来たんだ、穂乃果ならイケるさ。だから、な?]]

 

[[……そら君…そっか…そら君も頑張ってるんだよね…それに約束したもんね…一緒に居てくれるって…。みんなが一緒に居てくれるから、ほのかはもうひとりじゃないんだよね…。もう…あの真っ白で真っ黒な世界にひとりきりじゃないんだよね……。それに、ほのかががんばんなきゃ、学校がなくなっちゃうかもしれない………。そら君だって頑張ってるんだもん………。うん…頑張って…ほのかを…穂乃果達を、μ'sを生徒会長さんに認めて貰って…ガンプライブに出て…優勝して!みんなで学校を救うんだもんね!やるよ!そら君!穂乃果はやってみせるよ!みんな!ちゅーすーぶのこーりゃくは穂乃果におまかせだよ!]]

 

ふぅ…どうやら何時もの穂乃果に戻った様ですね。

 

この様子ならば中枢部の攻略は穂乃果に任せても大丈夫ですね。

 

それにしても、鳴神君は何時も穂乃果にだけは甘い様な気がします…。

 

少し…ずるいです…。

 

もう少し…私にも……。

 

[[おうよ!良く言った!うっし!なら頑張る穂乃果にはご褒美をあげなきゃな。そうだな…このバトルが終わったら、またみんなで派手に打ち上げでもするか?外で待ってる小泉に星空、あとなんかアイツ等と一緒にいたつり目の子も一緒に誘ってさ!]]

 

[[うん!いーかも!みんなでうちあげパーティーしよう!よぉーし!頑張るぞー!]]

 

[[や~ん♪やっぱりらんこ~ぱ~てぃ~だね♪ことりもたのしみぃ~♪]]

 

「乱行はありません!普通の打ち上げパーティーです!ことり!もし打ち上げで破廉恥な行為に及んだのならば、貴女のその“ぴーちく”と卑猥で破廉恥な囀ずりばかり繰り返す嘴を叩き折りますからね!縛り付けて芯に鉄の棒を入れた特注の木刀で徹底的に叩き折りますからね!]]

 

[[や~ん♪海未ちゃんがこわ~い♪ことりのかわいいくちばしが海未ちゃんに叩き折られたらイヤだから、今度こそ真面目に迎撃準備しま~す♪]]

 

真面目に出来るのならば始めから真面目にしなさい!

 

まったく!ことりには困ったモノです!

 

[[穂乃果、このバトルの決着は貴女に託しますよ!みんなで最後に笑顔になる為にも、残り時間内での中枢部攻略を頼みますよ!鳴神君。申し訳ありませんが鳴神君にはあの大きなモビルアーマー…名前は確かビグ・ラングでしたでしょうか?そのビグ・ラングををここまで、ことりのリトルバードの大型バスターライフルの有効射程内まで誘導して来て欲しいのです。大量の小型機が群れている中に、一撃でも当たれば吹き飛ぶ紙装甲で近接武装しか持たない鳴神君を送り出すのはとても心苦しいのですが、この役割は私達の中で最も卓越した操縦技術を持っている鳴神君にしか頼めません…。お願い出来ますか?」

 

ジム・スナイパーⅡのレーダーで確認出来る範囲では、あの大型モビルアーマー“ビグ・ラング”の周囲には数えるのも億劫になる程の大量の小型機が展開しています。

 

そんな大量の小型機の群れの中に武装が長柄の斧一本しか無く、しかも公式戦トラウマのせいで震えと吐き気を必死に我慢している鳴神君を単機で送り出し、あの大型モビルアーマーをここまで誘導して来て欲しいだなんて、無茶なお願いだとは重々承知しています。

 

ですがこんな事は私達の中では、かつて世界を制した実力を持っている鳴神君にしかお願い出来ませんし、実行も出来ません…。

 

あの時、生徒会室で生徒会長に鳴神君だけに頼りきるつもりは無いと言っておきながら、私は大事な局面で結局は鳴神君に頼ってしまっています…。

 

本当に私は無力です……。

 

ですが、無力なままでは終わりません!終われません!

 

何時か必ず、貴方の隣で肩を並べ、貴方の背中を護れる程の力を手に入れてみせます。

 

だから…今は…今だけは…どうか貴方のその力に頼らせて下さい…。

 

弱い私に貴方の力を貸して下さい…。

 

[[もとからそのつもりだから問題ねぇーよ。typeR(こいつ)の慣らしも終わったし、トラウマモードのこんな状態でも、囮にくらいはやってみせるさ。]]

 

「申し訳ありません…結局は鳴神君に頼ってしまって…。」

 

[[いーんじゃねぇーの?頼っても。それが“仲間”ってもんだからさ。俺だって園田さんの狙撃に頼ってるし。そもそも俺なんて大遅刻だしさ。]]

 

「ですが……。」

 

[[はい!問答はここまで!時間もねぇから俺は出るぞ!穂乃果!中枢部の破壊は頼んだぞ!]]

 

[[りょーかい!ことりちゃん!海未ちゃん!穂乃果もちょーっと行ってくるね!]]

 

「………分かりました…。鳴神君、穂乃果。よろしくお願いします!」

 

[[穂乃果ちゃん♪気をつけてね?ソラ君も無理はしないでね?]]

 

[[おうよ!さぁーて!野郎共!ゲロ袋の世話にならねぇー程度に気合い入れて逝くぞ!]]

 

[[むぅ!穂乃果はやろーじゃないもん!]]

[[や~ん♪ことりはやろうじゃないよ?]]

「失礼な!私は野郎ではありません!」

 

[[あれ?ここは“おー!”って言うとこじゃね?]]

 

ふふ…結局また何時も通りのグダグダですね。

 

ですが、このグダグダが私達らしい…そう、“μ's”らしいのでしょうね。

 

「鳴神君は後でお説教です♪さぁ!行きますよ!みんな!作戦開始です!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様、本日もご覧いただきましてありがとうございました。

今回も会話メインのグダグダ回でしたが、皆様どうか見捨てないでお付き合い下さいませ。
次回は恐らくはビグ・ラング戦があっさり風味で開始されるかと思います…。

それでは改めまして皆様、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様からのありがたいご意見やご感想もお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。



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