ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
スクフェスの新イベントでハイスコアを狙えるWAO-WAO Powerful day!が何故か出てこないQooオレンジでございます。
寝ぼけてプレイしたボロボロの一曲がハイスコアなんて…ミトメラレナイワ(17歳)。
さて今回は予定通り本編の更新となります。
前回、謎の高笑いをあげていた海未さん。
彼女は一体どうしてしまったのでしょうか?
それでは 第6話「米と猫とツンデレと」そのじゅうご 始まります。
前回までのはなよクエスト!
米粉で作られたケーキの誘惑に負けてしまい、穂乃果先輩のお部屋にお邪魔することにした花陽!
穂乃果先輩のお部屋さんを探す花陽の目の前に現れたのは二つの扉でした!
正解の扉はどちらか一つ…。
お米エージェント花陽は確実に任務を遂行するために、最終手段…“覗き”を敢行するのでした!
一つ目の扉を少しだけ…そっと開けて覗いたその先には…なんと!
恐らくは穂乃果先輩の妹さんだと思われる、短めの髪の女の子が大絶賛お○にー中だったのです!
穂乃果先輩の妹さん(仮定)!今晩のおかずの提供!
ありがとうございます!
そして次のお部屋さんを覗いた花陽が見たのは……信じられない光景でした!
花陽が覗いた扉の先には………何故かブカブカの音ノ木坂のブレザー(たぶん鳴神先輩のですね!)を着て、何故か左手を腰に当てて、何故か右手にハイ・モック(パッと見た感じは素組ですね!)を持って、何故か楽しそうに“おーっほほほほほほほ!!!”と高笑いしている海未先輩が…。
そして…。
穂乃果先輩の穂乃果先輩(アホ)とことり先輩の狂鳥病が発症してしまったんですね…。
可哀想な海未先輩…。
うん。これからはもう少し、海未先輩に優しくしてあげましょう。
「…うーん…違いますね…。あのイカれ腐れ外道チンピラあばずれ女は“おーっほほほほほほほ!!!”だなんて笑い方ではありませんでしたよね…。」
は?“イカれ腐れ外道チンピラあばずれ女”?
なんですかソレは…?!
「確か…えーっと…あははははははははは!…うーん…これも少し違います…。」
今度は口を大きく開けて“あははははははははは!”って笑ってますよ?!
海未先輩…ホントにどうしたんですか?!
は、花陽はなんだか段々と怖くなってきましたよ…。
「げへへへへへへへへ!…これでもありません。」
次は“げへへへへへへへへ!”…これは本格的に救急車を呼んで病院に緊急搬送してもらった方がいいんじゃないでしょうか?!
西木野さんに頼んでいいお医者さんを紹介してもらいましょう!
大丈夫ですよ!海未先輩!
西木野総合病院ならきっと!海未先輩のおかしくなった頭も治して……くれるかなぁ…。
※無理です。
「近付いて来てはいるのですが…。」
近付いてきているって、ナニに近付いてきているんですか?
近付いているのは海未先輩の脳ミソさんの死期とか、新しい世界の扉とかじゃないですよね?
「もっとこう…あのイカれ腐れ外道チンピラあばずれ女の笑い方は聞いているとイラッと来て思わず脳天をぶち抜きたくなる様な笑い方でした…。」
あ…目を閉じて顎に手を添えてナニかぶつぶつ呟きながら考え出しましたよ?
な、なにを考え込んでいるんでしょうか?
穂乃果先輩(アホ)と狂鳥病に心身ともに侵された自分の辿るこれからの運命とかでしょうか?
そんな!考えなくても簡単にわかっちゃいますよ!
このまま放置しちゃったら絶対に悲惨な未来しか待ってませんよ!
早く病院に行ってお医者さんに診てもらいましょう!
ナニか助かる方法が残されているかもしれません!
だから海未先輩!穂乃果先輩の穂乃果先輩(アホ)やことり先輩の狂鳥病になんて負けないでください!
頑張ってください!
これ以上そちら側に逝ったら本格的に戻ってこれませんよ!
「うふふふふ…。」
ぴゃぁぁぁ?!また別の笑い方で、しかも無表情で笑い始めしたよ?!
今度は“うふふふふ”ですか!
国産和風美少女の海未先輩なら憂いを帯びた表情とか微笑みながら“うふふふふ”って笑えば似合いますけど!
なんで無表情で“うふふふふ”って笑ってるんですか?!
ソレってかなり怖いですよ!
無表情で笑うとかホントに怖いんで、そろそろ止めてください!
もしかして笑い方の研究?
だったら次はガハハハハとか笑い出すんでしょうか?
「………!そう!これです!うふふふふ♪ですよ!」
あ。なんだか正解(?)にたどり着いみたいですよ?
嬉しそうに“うふふふふ♪”って笑ってますね。
「あのイカれ腐れ外道チンピラあばずれ女の笑い方はうふふふふ♪ですよ!」
ところで、さっきから海未先輩が言っている“イカれ腐れ外道チンピラあばずれ女”ってなんでしょうか?
イカれていて、腐っていて、外道でチンピラであばずれ?
海未先輩がそこまで言うなんて、なんだかスゴい人ですね…。
…もしそんな人がいるなら、絶対にかかわり合いになりたくないですね!
花陽はそんな人と出ったらソッコーで逃げ出しますよ!
ちなみにイカれ具合なら今の海未先輩も相当なモノだと思うのは花陽だけでしょうか?
「うん!完璧です!」
どこら辺が完璧なのかなぁ…?
今の残念な海未先輩なら、完璧じゃなくて穴だらけな気もしますよ?
「では改めて…」
……またナニかを始めるつもりみたいですが…。
いい加減にこの扉を閉じて、穂乃果先輩のお部屋さん(仮定)で繰り広げられている頭のおかしくなりそうな光景を視なかったことにした方がいいような…。
「うふふふふふふふ♪」
きゃっ?!び、びっくりしました!
また笑い出しましたよ?!
海未先輩!今度はナニを始めるんですか?!
「園田さぁん♪」
は?
園田さぁん?
いや…海未先輩…園田さんは貴女ですよね?
「ようやくぅ、ここまでぇたどり着いてくれたのですぅねぇ♪」
……一応は動画を撮影しておきましょうか?
「お黙りなさい!魔女!」
お黙りなさい!って海未先輩…あれ?今の話し方はいつもの海未先輩でしたよ?
あとは…魔女?
魔女ってなんでしょうか?
「あらあら♪園田さぁんったらぁ♪相変わらずぅのつれないお言葉ですわぁ♪ワタクシ達わぁ♪お♪と♪も♪だ♪ちぃ♪でわぁないですかぁ♪」
…話し方がまたおかしくなりましたね…。
なんだか今の“ですわぁ”ってイラッときますね。
思わず脳天をぶち抜きたくなるくらいに。
「誰が貴女のようなキ○ガイ魔女とお友達ですか!」
あれ?いつの間にか海未先輩、左手にハイ・モックを持って、右手にはジム・スナイパーⅡを持っていますよ?
あのジム・スナイパーⅡはどこから取り出したんでしょうか?
「ざんねん♪ですわぁ…ならぁ…そろそろ園田さんにはご退場して貰いましょうかぁ♪コウサカホノカさんやミナミコトリさん…そしてぇ…ナルカミソラさんのようにぃ♪うふふふふふふふ♪♪♪」
あー…そう言うことですか。
花陽はなんだか海未先輩がナニしてるのか、段々わかってきましたよ。
これって恐らくは“ブンドド”ですね。
「くっ!貴女が!貴女が居なければ!みんなは!」
海未先輩が右手のジム・スナイパーⅡで、あのイラッとくる話し方の“魔女”って人が左手に持っているハイ・モックなんですな。
楽しそーですねー。
「園田さんのお友達がお亡くなりぃになったのわぁ、園田さんが弱いから。ですわぁ♪弱い♪弱い♪園田さぁん♪ここで園田さんも、みなさんがお待ちになっているぅあの世にお送りして差し上げますわぁ♪」
海未先輩の脳内ではどんな設定になっているんでしょうか?
ハイ・モックの方のキ○ガイ魔女さんが敵みたいなのはわかるんですけど…。
「ヤれるものなら!ヤってごらんなさい!私があの世に逝く前に!貴女をぶち抜いてヤります!行きますよ!ジム・スナイパーⅡ!穂乃果の!ことりの!そして!私の青空の!みんなの仇を討たせて貰います!ターゲット!ロックオン!スナイパーライフル!発射ですよ!ばきゅーん!ずきゅーん!まだまだ!次はブルパップマシンガンです!だだだだだだだ!」
……とうとう本格的なブンドドが始まりましたねー。
海未先輩…ばきゅーん!ずきゅーん!とか、スゴくいい笑顔で遊んでますよ。
「うふふふふ♪その程度♪ワタクシにはかすりもしませんわぁ♪さぁワタクシも反撃ですわぁ♪えーい♪だだだだだだだ! チッ!魔女のくせに生意気な!貴女なんかと遊んでいる暇はないのです!一気に決めますよ!“限界突破(リミットバースト)”発動です!きゅいーん!だーん!」
あ、海未先輩が“限界突破(リミットバースト)”を発動しましたね。
右手に持っているジム・スナイパーⅡの動きが早くなりましたよ。
でも海未先輩…素組のジム・スナイパーⅡで“限界突破(リミットバースト)”の発現は絶対に無理ですよー。
「行きますよぉぉぉぉぉぉ!!!」
まぁ楽しそうなら良いのかな?
「なっ?!“限界突破(リミットバースト)”だと?!チィ!速い!っ!直撃した?!このボケ女!テメェ!ヤりやがったな!クソが!ブッ殺してヤる!うぉぉぉぉぉ!!!ばきゅーん!ばきゅーん!がががががががが!どっかーん!ぼっかーん!ちゅどーん!びびびびびびびびび! これは中々に凄まじい銃弾の嵐ですね!ですがどんな凄まじい攻撃だとしても無駄です!もう一枚!とっておきの切り札を切らせて貰いますよ!さぁ!魅せてあげましょう!極限の集中の果てにある極地を!極限!集中!コンセントレーショ!“零の領域(レイヤー・オブ・ザ・ゼロ)”!発動!きゅぴーん!視えます!視えますよ!今の私には…“零の領域”の中にいる私には!全てが手に取る様に視えますよ!イカれ腐れ外道チンピラあばずれキ○ガイ魔女!これが私とジム・スナイパーⅡの本気の本気!全力全開です!ぐぃーん!ずーん!ぶふぉー!きゅい!きゅい!きゅいーん! な、なんだ?!あの動きは?!こっちの弾幕を全部見切って避けただぁぁぁ?!クソが!クソ!クソがクソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソォォォォォォォ!!!」
海未先輩のブンドド、だいぶ盛り上がってきましたねー。
さっきまでの無表情で笑い方を探していた海未先輩とは思えない程のスゴい笑顔で、両手にジム・スナイパーⅡとハイ・モックを持って、くるくる回りながら楽しそうにばきゅーん!ずきゅーん!してますよ。
なんだか“零の領域(レイヤー・オブ・ザ・ゼロ)”とか中二病っぽいのも発動!させましたし。
“零の領域(レイヤー・オブ・ザ・ゼロ)”って海未先輩がご自分で考えたんでしょうか?
魔女さん役のときに弾幕を全部見切ったとか言っていましたので、知覚系か反射系の強化能力っぽいですね。
でも実際にファイター自身が発動させる特殊能力っぽいのもありますからねー。
有名な所ではガンプラバトルがプラフスキー粒子を使って行われていた頃にあったて言う“アシムレイト”でしょうか?
あとはアシムレイトと似たようなことができる、高位以上の電子精霊と契約している“高位精霊使い(ハイ・エレメンタラー)”の人達が使う“精霊憑依(ポゼッション)”かな?
始動キーワードが“我は汝、汝は我!”
ってヤツですね。
花陽も一応は“精霊使い(エレメンタラー)”ですけど、うちの子達はまだみんな低位精霊なんで、“精霊憑依(ポゼッション)”を使ってみたくても使えません…。
いつかあの子達が進化して高位電子精霊になってくれたら挑戦ですね!
そんな“精霊使い(エレメンタラー)”の奥の手の“精霊憑依(ホゼッション)”ですが、確か鳴神先輩は世界大会の決勝で使っていましたよね?
今度お願いして実際に見せてもらいましょう!
「当たれ!当たれ!当たれ!当たれ!当たれ!当たれ!当たれって言ってんだろ!クソがァァァァァァ!!! 当たれと言われて簡単に当たる馬鹿が何処にいますか!だから貴女は愚かなのです!“限界突破(リミットバースト)”も“零の領域(レイヤー・オブ・ザ・ゼロ)”もそろそろ限界ですね…ならば…とどめを刺させて貰います!お覚悟を!」
海未先輩のブンドドもそろそろクライマックスみたいですね。
ブンドドですかー…ブンドドは花陽もたまーに…すいません。ウソつきました。
たまーにじゃなく、割りと頻繁にでした。
ごほん。ではやり直して……花陽も結構な頻度で海未先輩みたいにドッタン♪バッタン♪楽しくブンドドしてますけど、お○にーのときみたいに必ずお部屋に鍵をしっかりかけて、誰も入ってこれないようにしてからブンドドを楽しんでますよ?
流石にこの歳になって一人でこっそりとブンドドしている姿を、他人に視られたら……花陽は恥ずかしくて死ねますね!
あとでこっそりと海未先輩にこの撮影中の動画を送ってみましょうか?
それとも目の部分にだけモザイクを入れて、Y○uT○beにあげてみましょうか?
タイトルは…衝撃!某○田流日本舞踊の家元!園○家の跡取り娘“○田 海○”のブンドド姿を激撮!“恥ずかしいけど○未のブンドド…観てください♪”とかですか?
花陽ならそんな動画をアップされたら引きこもりますよ。
確実に。
「穂乃果の!ことりの!そして青空の!散っていった大切な人達の無念を今こそ晴らしましょう!貴女の脳天!ぶち抜きます!必殺の!ラブ!アロー!シュートォォォォォ!!!」
ら、らぶあろーしゅーと?
………………………………………………………………………………………………………。
「ばっきゅーん♪」
………………………………………………………………………………………………………。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やーらーれーたー!どっかーん!ぼっかーん!おぼえてろよー!そのだうみー!つぎはおまえもぶっころすぞー!」
…………やっぱり他人のブンドドなんて見るモノじゃありませんね…。
最後の“らぶあろーしゅーと”で心の許容量がいっぱいいっぱいになったところに、ダメ押しの“ばきゅーん♪”ですから…。
「おととい来やがれです!何度でも!何度だって!私の必殺技!ラブアローシュートでその脳天をぶち抜いて差し上げます!このイカれ腐れ外道チンピラあばずれ魔女!……穂乃果…ことり…青空…勝ちましたよ…みんなの仇…取りましたよ…。」
………そっとしておきましょう。
では撮影を終了して…保存して…一応はバックアップデータをクラウドに預けておきましょう。
こんな笑える、げふんげふん。失礼。
こんな楽しそうなブンドドは大事に保存しておいて、いつか海未先輩が結婚したら、結婚式とかの余興で流してあげましょう!
あ、さっきの穂乃果先輩の妹さん(仮定)のお○にー動画もバックアップデータを預けておかなきゃですね!
スマホをぽちぽちっと操作して……
この時…花陽は気付くべきでした。
穂乃果先輩のお部屋さん(仮定)の扉をまだ閉めていないことに…。
そして…花陽が覗くために少しだけ開かれていたその扉のすき間から……海未先輩がこちらを無表情で見つめていたことに……。
気付くべきでした……。
そうすれば…花陽は………。
「うん、完了です。ふぅー…これでナニかあっても問題ありません!」
クラウドにバックアップデータも預けましたし、さらに念のために花陽のお部屋のパソコンの方にもバックアップデータを送っておきましたので、海未先輩にバレてスマホを破壊されたり、キレた海未先輩に脅された鳴神先輩がクラウドの方のバックアップデータを破壊しても問題ありません!
ふふふ♪
保険とは二重三重にかけておくモノなんですよ!
念には念には念にを!
石橋を、叩いて他人に渡らせよう!
ですね!
いいですか?皆さん!
ダンジョンに潜るときはリレミト1回分のMPは必ず残しましょう!
キメラの翼は必ず一つは持っておきましょう!
アリアドネの糸は持ちましたか?
あなぬけのひもは?
モンスターボールは必ず余分に持ち歩きましょう!
旅の途中で色違いの野生のポケモンが出現するかもしれませんよ!
色違いのポケモンはある意味では伝説のポケモンよりも珍しいですからね!
ちなみに花陽の自慢の1匹は色違いのサーナイトちゃんです!
花陽の色違いサーナイトちゃんはですね!なんと!メガ進化すると黒いメガサーナイトちゃんになるんですよ!
黒いメガサーナイトだなんて!花陽の中の中二心が叫びたがってますよ!
花陽の色違いメガサーナイトちゃんが最強なんです!
………この前…鳴神先輩のキノガッサにボコられましたけど…。
えぇ!きのこほうしで眠らされて死ぬまでグッスリでしたよ!
襷さえなければキノガッサなんて一発なんですよ!
でもキノガッサが襷を持っているのはわかりきっていましたよ!
だって仕方ないじゃないですか!
他の子達はキノガッサよりも遅いですし!先制技もありませんし!
あのキノコ野郎に睡眠姦されるしかなかったんですよ!
クッ!次の対戦では負けませんよ!
キノガッサなんてメガミュウツーYかカプ・コケコを使えばイチコロです!
次こそはあのキノコ野郎をぬっ殺してヤりますよ!
キノコソテーです!
「へぇ…問題ありません。ですか…そうですか…。」
「はい!帰ったらすぐにでもさっき撮影した海未先輩のうれしはずかしのブンドド動画をY○uT○beに投稿できますよー!」
おっと!キノコ野郎をキノコソテーにする前に、まずはこのおもしろブンドド動画をY○uT○beに投稿しなきゃですね!
ユーでチューでバーな花陽の爆誕ですね!
“こーこくしゅーにゅー”ってヤツで荒稼ぎですよ!
稼いだお金でPGのユニコーン3号機フェネクスを買ってヤりますよ!
あっ!あとは美味しいお米も忘れずに!ですね!
「Y○uT○beに投稿ですか…。本人に投稿していもよいか確認はしないのですか…?」
あー…確認ですかー。
確認は…しない方がいいですね。
だって海未先輩に確認なんてしたら、花陽がブンドド覗いて動画撮影していたことがバレちゃうじゃないですか!
そうなったら……。
「えっー!確認なんてできるワケないじゃないですかー!あーんな恥ずかしい動画を撮っていたのが海未先輩にバレたりしたら…花陽は八つ裂き光輪ですよ!」
イカリニクルッタソノダウミが襲ってきますよ!
海未先輩も何だかんだでことり先輩の狂鳥病に感染してるっぽいですからねー。
花陽も狂鳥病に感染してるんでわかるんですよ。
身体の中の狂鳥病ウイルスが共鳴してる?ような気がするんです。
不思議ですよね?
「そうですよね…。あんな恥ずかしい光景を視られて…あまつさえ動画を撮影されていたなんて知られたら……確かに殺されてしまいますよね。」
その通りですよ!海未先輩に動画撮影のことがバレたら…確実に抹☆殺♪ですね♪
海未先輩のおうちになら日本刀とか常備してそうですから、持ってきてぎっちょんちょん♪ですね。
「はい!それはもう日本刀とか持ってこられて、一刀両断でコロっとされちゃいますよー!」
「もしくは後ろから弓矢で…」
そう言えば海未先輩は弓道部のエースでしたね。
日本刀でぎっちょんちょんよりも、弓矢で脳天ぶち抜くゾ♪ですね!
「あっ♪さっきのブンドドでヤってみたいに貴女の脳天♪ぶち抜くゾ♪ですね!“らぶあろーしゅーと”!って言いながら攻撃してくるんですね!怖いですねー!」
脳天ぶち抜くゾ♪な“らぶあろーしゅーと”は怖いですけど、とってもとってもイタいですねー。
イタくて直視できませんよ。
「怖いですね。」
いえ、いえ。
怖いですけど同時にイタいんですよ。
でもまぁ怖いのも“らぶあろーしゅーと”でイタいのも、海未先輩にバレなきゃ襲ってはきませんので問題ありませんね!
「はい!怖いですね!でも!怖くてもバレなきゃ平気ですよ!」
「えぇ。バレなきゃ平気ですね。バレなきゃ…。」
その通りですよ!
バレなきゃナニしても大丈夫です!
バレなきゃ選挙で票をお金で買っても、バレなきゃ国籍不明のままで国会議員になっても、バレなきゃ某国の工作員を招き入れても、バレなきゃテロリストに武器とかお金を提供しても、バレなきゃ某掲示板を荒らしてみても、バレなきゃ公金を横領しても、バレなきゃ取り調べ中にえっちなことをしても、バレなきゃお酒の中に西木野製薬製の媚薬成分配合睡眠薬を混入させても、バレなきゃ拾った財布を交番に届けなくても、バレなきゃ大切な親友のカンニングを手伝ったりしても、バレなきゃ夕ごはんのお米をつまみ食いしても、バレなきゃこっそりと借りてきた凛ちゃんのおパンツ(使用済み)を穿いてお○にーしても…。
「はい!バレなきゃナニやっても平気です!だってバレなきゃバレないんですから!これはもう一種の真理ですね!バレなきゃ平気で宗教が開けますよ!」
バレなきゃ平気です!
だって偉い人達もみーんな!ヤってるんです!
バレなきゃ平気なんですよ!バレなきゃ!
※バレなきゃ平気でも犯罪行為や迷惑行為は止めましょう。
「そうですね。バレなきゃ…例えば…人の部屋を覗いてガンプラで楽しく遊んでいた先輩をこっそりと動画撮影して、その撮影した動画を面白おかしく悪意に満ちた編集をしてYo○Tu○beにアップしても平気ですよね?」
やけに具体的なバレなきゃ平気ですよね?ですねー。
てももちろん“人の部屋を覗いてガンプラで楽しく遊んでいた先輩をこっそりと動画撮影して、その撮影した動画を面白おかしく悪意に満ちた編集をしてYo○Tu○beにアップしても平気ですよね?”でも平気ですよ!
だってバレなきゃ平気なんですから!
※重ねてお願いいたします。バレなきゃ平気でも犯罪行為や迷惑行為は止めましょう。
「はい!それはもう!全然!まったくもって平気ですよ!」
「では…人の部屋を覗いてガンプラで楽しく遊んでいた先輩をこっそりと動画撮影して、その撮影した動画を面白おかしく悪意に満ちた編集しをてYo○Tu○beにアップしても平気ですと言っている後輩を物言わぬ骸に変えたとしても…………平気ですね。」
おっと♪人の部屋を覗いてガンプラで楽しく遊んでいた先輩をこっそりと動画撮影して、その撮影した動画を面白おかしく悪意に満ちた編集しをてYo○Tu○beにアップしても平気ですと言っている後輩を物言わぬ骸に変えたとしても“バレなきゃ平気”ですか?
今度は中々にバイオレンスね“バレなきゃ平気!”ですね!
花陽的には命を奪う行為は遠慮したいんですけど、実際に世の中には“バレなきゃ平気”でコロっとして今もまだバレないで捕まっていない人もいるんでしょうね。
ソレって完全犯罪とかってヤツですね?
「うーん……人をコロっとするのはあんまり推奨できませんけど、まぁ“バレなきゃ平気”の理論で言えば、人をコロっとしても“バレなきゃ平気”なんじゃないですか?花陽は良心の呵責に耐えられそうもないので、バレなきゃ平気でコロっとするのはナシですけど。」
「へぇ…バレなきゃ平気です!とか言っておきながら…今さら良心の呵責に耐えられそうもないとか言うのですか?」
「ソレはソレ、コレはコレです!」
「随分と都合のいい“バレなきゃ平気”ですね。」
「ご都合主義ですからねー。」
「まぁ貴女がコロっとするのを推奨できませんと言っても、そんなことは関係無いのですけどね。」
…………あれ?そう言えば………花陽はさっきから誰とお話ししているんだろう………。
廊下には花陽一人だけのはずじゃ……。
「だって貴女は…花陽はここで私にコロっとされて埋められるんですから♪」
花陽は意を決して、先程からずっと花陽と話していた声の響いている方を振り向きます…。
そこにいたのは…………。
「う、海未先輩…?」
「はい♪海未先輩ですよ♪」
とてもにこやかに微笑む海未先輩でした!
や、やっちまいましたよぉぉぉぉぉ!!!
海未先輩に気付かれてしまいました!
あ、いえ!まだ大丈夫です!
まだ花陽が海未先輩のブンドドを覗いて動画撮影していたのはバレてない可能性もあります!
「…………あ、あの…いつからそこに……。」
「貴女が“うん、完了ですね。”と言った辺りからですよ。」
「わぁお…割りと最初の頃からなんですねー。」
割りと最初の頃からですけど、そこからしか見ていないのなら…だ、大丈夫かもしれませんよ!
「はい。では花陽?覚悟と準備はいいですか?」
「な、なんの覚悟と準備ですか?」
「なんの覚悟と準備ですか?ですか?そんなの決まっているではないですか?」
……やっぱりダメなパターンかもしれません……。
花陽のセ○クスセンスじゃなくて、シックスセンス…第六感がきゅんきゅんしてます。
ヤバいぜ花陽!って伝えてきていますよ?!
「あはは…あんまり聞きたくありませんけど、聞いてもいいですか?」
「構いませんよ。なんの覚悟と準備が必要なのか…それは…」
「それは……………?」
「私にコロっとされる覚悟と準備ですよ!!!」
ぎるてぃ!やっぱり有罪判決確定です!
「ひやぁぁぁぁぁ!!!やっぱりぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
「よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!よくも!私の秘密を覗きましたね!私の秘密を動画なんかで撮影しましたね!」
海未先輩?!笑顔が般若のような怒りの顔に変わりましたよ?!
怒りの般若フェイスでも海未先輩ってなんか綺麗ですね!
流石は海未先輩です!
ハッ!って!今はそれどころじゃありません!!!
謝ればまだ間に合うかもしれません!
急いでごめんなさいして許しを乞いましょう!
土下座だってしちゃいますよ!
この位置で土下座すれば海未先輩のおパンツが見えちゃうかもしれませんね♪
「だ、誰にも言いません!この動画もすぐに削除します!いえ!もう削除しました!それに今日視たモノも聞いたモノも!全部このまま花陽の心の中にしまってお墓まで持っていきます!だからかゆるしてくだしゃぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
「お墓に持って逝く?くっくっくっ…いいでしょう……ならば……今すぐお墓に送って差し上げましょう!」
いえいえいえいえ!お墓に持っていきます!は今すぐお墓に行きますじゃありませんからね?!
死ぬまで誰にも話しません!って意味ですからね!
穂乃果先輩(アホ)な穂乃果先輩じゃないんですから!海未先輩ならこの意味がわかりますよね?!
「やぶへび?!花陽はまだ死にたくありません!!!こうなったら!戦略的撤退です!三十六計逃げるが勝ちですよ!!!あーばよ!とっつぁぁぁぁん!」
とりあえず!今は逃げましょう!
逃げて!逃げて!逃げて!逃げて!逃げて!
地の果てまで逃げて生き抜きましょう!
ではでは!れっつえすけーぷ!
「あはははははは♪ねぇ?なんでアンタは人のオ○ニー覗いておいてそう簡単に逃げれると思ってるの?」
般若状態の海未先輩から逃げるために回れ右をして後ろを振り向くと、そこには別の般若が…おパンツだけを穿いた上半身裸の髪の短い女の子がいました!
イヤイヤイヤイヤイヤイヤ!おパンツだけを装備って痴女?!
しかもそのおパンツ!マタノトビラの辺りがじっとり濡れてませんか?
濡れ濡れになるまで楽しくお○にーでもしたあとですか?
あれ?そう言えばこの髪の短い女の子って……
「あっ!思い出しましたよ!どこかで見たことある女の子だと思ったらお○にーしてた女の子です!い、いつの間に花陽の後ろに?!」
「ヒッャッハァァァァァ!!!やっぱり覗いてたんだな!このメガネ!○ネ!!!」
げっ?!まさかこの子にも覗いてのがバレてたんですか?!
いきなり○ネ!って要求してきましたよ?!
「ひやぁぁぁぁぁ!!!ヒッャッハァァァァァ!!!とか世紀末風に叫びながらシ○!!!とかこの子は超ド直球で来ましたよぉぉぉぉぉぉ!!!」
「ナイスですよ!雪穂!そのままこの盗撮趣味の犯罪者を逃がさないで下さい!」
「任せて下さい!海未さん!」
肛門…じゃなくて後門のお○にすとに前門のブンドド海未先輩…ですね。
退路も進路も塞がれてしまいました…。
コレは………
「ゲームオーバーっぽいですね…。」
「ゲームオーバー?ナニを言っているのですか?違いますよ?花陽。終わるのはゲームではなく、花陽…貴女の……。」
「そう……終わるのはゲームなんかじゃなく……アンタの……。」
「「人生よ!!!」」
「イヤですぅぅぅぅ!!!花陽はまだ死にたくありましぇぇぇぇぇぇぇん!!!」
「○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ、○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネ!○ネェェェェェェェェ!!!!!」
「コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!コ○ス!ブッ○ロォォォォォォォォス!!!!!」
「ダレカ…ダレカ…ダレカタスケテェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!」
そして……花陽の意識はここでぷっつりと途切れてしまいました……。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました
ブンドド。皆様はなさいますでしょうか?
私は…。
さて、次回の本編はなんと何故かAqours一年生メンバーが登場してしまいます。
ガンプライブでは二十年以上も未来の物語になるサンシャインのキャラが何故登場するのか…。
それは次回の花陽ちゃんの冒険の舞台が○○○だから…。
さらにはのんたん特別編の最終話ではヨーソローな曜ちゃんまで…。
そんな本編はいつも通りに月曜日を、のんたん生誕祭特別編は金曜日を、にこちゃん生誕祭特別編は完成次第の更新となりますね。
皆様よろしければ是非お付き合い下さいませ。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想もお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。