ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

一気に気温が下がってだいぶ秋も深まって来たなーと思うQooオレンジでございます。
食欲の秋です。










今回も周年企画の蓮ノ空102期編となります。
蓮ノ空?知らないなぁ…と言う方は、You◯ubeの蓮ノ空公式で彼女達の活動記録が配信されております。
是非この機会に一度視聴してみてくださいませ。














それでは 9周年特別編「蓮ノ空学院ガンプラバトルクラブ 102期 活動記録⑨」 始まります。



















9周年特別編「蓮ノ空学院ガンプラバトルクラブ 102期 活動記録⑨」

わたくしと愛機である“ガンダムバルバトス・レギナ”は、鳴神君たちがあーだこーだとグダグダしている間にようやく前線へと到着したわ。

 

ちょうど一時的に後退した鳴神君と藤島さんの2人と入れ替わりになるような形になったわね。

 

大型メイスを振り回すにはわたくし1人の方が都合が良いから、鳴神君たちが一時的に後退したのはわたくしにとってはそんなに悪いことではないわ。

 

そんなわけだから…!

 

「沙知先輩!お覚悟を!!!」

 

戦闘開始よ!

 

沙知先輩の“サイコガンダムMk-Ⅶ”の足元までたどり着いたわたくしは、愛機である“ガンダムバルバトス・レギナ”が手にした大型メイスを思いっきり振り抜いたわ。

 

狙うのは目線の高さにある“サイコガンダムMk-Ⅶ”の脛部分。

 

さっき鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”が攻めた時、この脛部分の装甲が展開して中には大量の砲口が設置されていたわ。

 

その事を考えると、この脛部分の装甲はそこまで厚くはないはず。

 

わたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”の大型メイスの一撃ならば、簡単に突破出来るはずだわ。

 

そんな思惑を込めて振り抜いた大型メイスの一撃は、わたくしの予想通りの結果をもたらしてくれたわ。

 

ぐしゃり

 

鋼の装甲を押し潰す不快な音を響かせながら、大型メイスは“サイコガンダムMk-Ⅶ”の脛部分を内部の大量のビーム砲もろとも粉砕。

 

このまま大型メイスを振り抜ききって完全に脛部分を破壊してしまおうと、大型メイスを握る手に力を込めようとしたその時、“ガンダムバルバトス・レギナ”の頭上に影が差したわ。

 

不意に頭上を見上げると、そこには巨大な拳がわたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”を押し潰さんと迫っていたの。

 

〚はっははー!梢!容赦の無い良い一撃だったぞ!今度はこちらの番だ!!!うりゃー!!!〛

 

“ガンダムバルバトス・レギナ”へと迫り来る巨大な拳。

 

それは沙知先輩の“サイコガンダムMk-Ⅶ”がわたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”を押し潰さんと振り下ろした鉄拳でした。

 

いくらビーム耐性だけでなく物理攻撃にも高い耐性がある“ナノラミネートアーマー”の防御アビリティを持っていても、流石にあれだけの巨大な拳での質量攻撃を耐え切る事は出来ないわ。

 

ここは大型メイスで受け止めて防御するか、おとなしく回避をするか…。

 

わたくしが取れる選択はその二つに一つ。

 

大型メイスは未だに“サイコガンダムMk-Ⅶ”の脛部分を粉砕するために振り抜いている途中だから、攻撃を止めて巨大な拳での一撃を受け止めるとなると、防御が間に合わない可能性があるわ。

 

ならここは回避した方が無難かしら…?

 

けど回避するとなると、それはそれで折角殴り合えるまで詰めた距離が離れてしまうわ…。

 

防御か回避か。

 

どちらを選択するべきかわたくしが逡巡していると、“ガンダムバルバトス・レギナ”へと振り下ろされた“サイコガンダムMk-Ⅶ”の巨大な拳へと颯爽と襲い掛かるモノがあったわ。

 

〚早々簡単にやらせるかってんだよ!!!〛

 

さっき藤島さんの“ガンダムスローネ・ゼクス”と共に一時的に後退して行った鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”が凄まじいスピードで戻って来て、わたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”のへと振り下ろされた“サイコガンダムMk-Ⅶ”の巨大な拳を体当たりするような形で強引に押し退けてくれたの。

 

〚オラァ!乙宗!そのまま思いっきり振り抜いてぶっ千切っちまえ!!!〛

 

「言われなくても!はぁぁぁぁぁぁぁ!ふんっ!!!!!!」

 

鳴神君の威勢の良い声に後押しされる様に、わたくしは途中まで振り抜いた大型メイスを握る手にさらに力を込めて一気に振り抜いたわ。

 

力一杯に振り抜かれた“ガンダムバルバトス・レギナ”の大型メイスは、“サイコガンダムMk-Ⅶ”の脛部分をぐしゃぐしゃに押し潰しながら千切り飛ばしてみせたわ。

 

〚おわっ!?うわっととととと!?ぬわーーーー!?〛

 

拳を振り下ろしている状態で片足が千切りた“サイコガンダムMk-Ⅶ”は、盛大にバランスを崩してしまいよろめきながら倒れ始めたわ。

 

と言うか沙知先輩…“ぬわー”ってまるで某天空の勇者の父親のそのまた父親の断末魔のような悲鳴は乙女としてそれはどうかしら?と思うのはわたくしだけかしら?

 

そんな乙女失格的な悲鳴と共に倒れ込む沙知先輩の“サイコガンダムMk-Ⅶ”。

 

あら?ねぇ、ちょっとまって…?

 

このまま沙知先輩の“サイコガンダムMk-Ⅶ”が倒れ込んだら………わたくし!巻き込まれて押し潰しされてしまうわ!?

 

〚あー!もう!アンタ!なにボケっとしてんのよ!!!〛

 

“あ。これはダメなヤツだわ”とこちらへと倒れ込んできた“サイコガンダムMk-Ⅶ”を引き攣った顔で見上げていると、藤島さんの声と共に不意に横合いから強い衝撃が走ったわ。

 

えっ!?何事?!と思い倒れ込んで来ている“サイコガンダムMk-Ⅶ”から横に視線を向けると、そこにはわたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”に飛び掛かって来た藤島さんの“ガンダムスローネ・ゼクス”の姿があったの。

 

〚ほーらー!乙宗!さっさと逃げるわよ!ってかさっきから私こんなのばっかりだし!〛

 

「藤島さん!」

 

藤島さんの“ガンダムスローネ・ゼクス”は、倒れ込んで来る“サイコガンダムMk-Ⅶ”に押し潰されそうになっていたわたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”を真横から押し出して窮地から助け出してくれたの。

 

わたくしが間一髪で藤島さんに助け出されると同時に、沙知先輩の“サイコガンダムMk-Ⅶ”は轟音と共に砂埃をあげて大地へ倒れ込んだわ。

 

沙知先輩の“サイコガンダムMk-Ⅶ”はあれだけの巨体なのだから、片脚を失くして倒れ込んだ状態から起き上がるのは至難の業のはずだわ。

 

例えるならひっくり返されたカメみたいなモノね。

 

無重量の宇宙ならまだしも、地上だと自重のせいで自分で起き上がるのはきっと無理だわ。

 

あとはみんなで取り囲んでじっくりねっとりと嬲り殺しに…と、若干乙女にあるまじき物騒な事を考えていると、砂埃が晴れた先で地面に倒れ込んだ“サイコガンダムMk-Ⅶ”のお腹の辺りが眩い光を放ち始めたの。

 

“サイコガンダムMk-Ⅶ”のお腹の辺りには確か…大型メガ粒子砲の砲門が二つ設置されていたはずだけど…?

 

まさか沙知先輩はあの体制で腹部の2連大型メガ粒子砲を発射するつもりなの?

 

なんの意味があるの?

 

今の腹ばいに倒れた状態で腹部のメガ粒子砲を撃ったとしても、ただ地面を攻撃するだけだわ。

 

地面を攻撃したって意味なんてないと思うのだけれど…?

 

沙知先輩の謎の行動に訝しげな視線を向けていると、“サイコガンダムMk-Ⅶ”は両手の掌を地面に着けて腕立て伏せのような体勢を取ったわ。

 

そして…

 

〚行くぞぉぉぉぉぉ!!!ふんぬばらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!〛

 

沙知先輩の謎の叫び声と共に、“サイコガンダムMk-Ⅶ”の腹部から2連大型メガ粒子砲が発射されたわ。

 

腹部2連大型メガ粒子砲の発射と共に、沙知先輩の“サイコガンダムMk-Ⅶ”は大地に着いていた両手を一気に押し出して、腹部2連メガ粒子砲の発射の反動も加えて勢い良く立ち上がってしまったの。

 

腹部大型2連メガ粒子砲の発射の勢いを使って起き上がるとかめちゃくちゃするわね…って!そうじゃないわ!

 

せっかくあとは取り囲んで嬲り殺しにするだけで良いと思っていたのに!

 

〚こぉ〜ずぅ〜えぇ〜!よくもやってくれたなぁー!〛

 

沙知先輩は何故か楽しそうに聞こえる恨みがましい声と共に、“サイコガンダムMk-Ⅶ”の全身のスラスターを駆使してバランスを取ると、両腕をわたくしへ向けて突き出して来たの。

 

指の先端の砲門からビームを発射するつもりね。

 

けど“ナノラミネートアーマー”の防御アビリティのお陰で、わたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”にはビーム攻撃は効かないわ。

 

そう思っていると、沙知先輩は予想外の行動に出たわ。

 

〚そぉーらぁ!コイツで握り潰してやる!〛

 

沙知先輩はそう言いながら、勢い良く“サイコガンダムMk-Ⅶ”の両腕を切り離してこちらへと飛ばして来たのよ。

 

「えっ?」

 

〚は?〛

 

沙知先輩のこの行動は本当に予想外だったわ。

 

それはさっき窮地からわたくしを助け出してくれて、今もわたくしの隣りにいる藤島さんも同じだったみたい。

 

二人で思わず間抜けな声を上げてしまったわ。

 

わたくしと藤島さんが間抜けな声を上げている間も、“サイコガンダムMk-Ⅶ”が切り離して飛ばして来た両腕はぐんぐんと速度を上げてこちらへと近付いて来ていたわ。

 

〚おい!乙宗!藤島!〛

 

〚こず!めぐ!〛

 

鳴神君と夕霧さんの声でハッとしたわ。

 

あまりにも予想外の事で呆けてしまっていた自分が情けないわ。

 

藤島さんは…

 

〚ちょ!?ねぇ!あれ!どーすんのよ!?〛

 

まだ困惑しているみたいね。

 

さっきは助けて貰ったんだし、今度はわたくしが藤島さんを助けなければいけないわ。

 

「藤島さん!貴女は後退して!ここはわたくしが引き受けるわ!」

 

〚乙宗!?〛

わたくしはそう言うと“ガンダムバルバトス・レギナ”を一歩前へと出したわ。

 

その間も“サイコガンダムMk-Ⅶ”の両腕はこちらとの距離を詰めて来ていたの。

 

“ガンダムバルバトス・レギナ”の大型メイスの一撃で、“サイコガンダムMk-Ⅶ”の脛部分は呆気なく粉砕出来たわ。

 

なら…!

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…せぇい!!!!!」

 

大型メイスの一撃でこちらへと飛んで来ている両腕も粉砕してしまえばいいんだわ!

 

“ガンダムバルバトス・レギナ”が横薙ぎにフルスイングした大型メイスは、こちらへと襲い掛かろうとしていた“サイコガンダムMk-Ⅶ”の二つの腕を纏めて薙ぎ払うように粉砕。

 

そしてわたくしは大型メイスを振り抜き終えると、大型メイスを再度構えて大地を強く蹴り、機体を前へと加速させたわ。

 

「今度こそ…沙知先輩!お命!頂戴します!」

 

〚その意気や良し!けどなぁ!そう簡単にはやらせんぞ!!!〛

 

沙知先輩は接近して来るわたくしの様子を見ると、腹部の2連メガ粒子砲をこちらへと放って来たの。

 

メガ粒子砲…つまりはビーム攻撃ならば問題は無いわ!

 

わたくしは“サイコガンダムMk-Ⅶ”が放った腹部2連メガ粒子砲のビームに構うこと無く、真っ直ぐに前進を続けたわ。

 

狙うのは“サイコガンダムMk-Ⅶ”の胴体部分!

 

一発でぶち抜いてみせるわ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。



次回も周年企画の蓮ノ空102期生編となります。
そろそろ終わりそうかなぁ…と思ったり思わなかったり…。



何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。



それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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