ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

あと少しでポケモン達との新しい旅が始まるQooオレンジでございます。
そろそろポケモン×ラブライブの1発ネタを投稿しましょうか?

さて、今回は本編の更新となります。
今回はいよいよ絵里さんが(ちょっとだけ)戦います。
そしてある人物にフラグが…。


それでは 第6話「米と猫とツンデレと」そのさんじゅういち 始まります。
































第6話「米と猫とツンデレと」そのさんじゅういち

[[あっ!見て!かよちん!真姫ちゃん!生徒会長さんの水色さんがじお?を槍でブスッ!っとしたよ!]]

 

はい!みなさん!こんにちは!それともおはようございます?こんばんは?

 

前回は凛ちゃん達にジ・Oについて簡単な説明をしていたら文字数が10,000を越えちゃってたお米とガンプラとかわいい女の子にえっちなイタズラをしちゃうのが大好きなどこにでもいるごく普通の女の子♪な、小泉 花陽です!

 

そんなこんなで凛ちゃんと真姫ちゃんとお話しているうちに、生徒会長さんと黒いジ・Oの戦闘はあっという間に終わっちゃってました!

 

生徒会長さん強いですねー。

 

瞬殺ですねー。

 

花陽の感想としては、黒いジ・Oのファイターさんもがんばっていたみたいですけど、生徒会長さんの方がファイターとして何枚も上手でしたね。

 

そんな生徒会長さんの水色の突撃仕様のトールギス…“トールギス・ヴァルキュリア”と黒いジ・Oとの戦闘なんですが、こんな感じでした。

 

副会長さんのドム・ハーミットのトンデモ兵器“サテライトリボルバー”で撃ち漏らした2機の敵機の内の片方へとフルブーストで向かっていった生徒会長さん。

 

生徒会長さんはただただまっすぐに大型突撃槍と大型シールドを構えて標的の黒いジ・Oへと向かって突撃していきました。

 

対する黒いジ・Oは、ひたすらに突撃してくる生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアに向かって、手にした大型ビームライフルの連射で応戦していました。

 

もちろん回避行動もせずに、ただまっすぐに突撃してくるトールギス・ヴァルキュリアに攻撃を当てるのは難しいことじゃないので、黒いジ・Oの放った大型ビームライフルのビームは、そのほとんどがトールギス・ヴァルキュリアに命中してしまいました。

 

どころがどっこいしょ!黒いジ・Oの大型ビームライフルから放たれたビームは、生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアにいくら命中しても墜とすどころかダメージを与えることすらできませんでした!

 

そりゃそうですよねー。

 

生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアって防御特化で、とにかく頑丈でお馴染みの凛ちゃんのベニャッガイよりも高い防御性能なんですから。

 

塗装しているって言っても、ほとんど素組の状態のあの黒いジ・Oの大型ビームライフル程度じゃどうにもなりませんよ。

 

それでも大型ビームライフルを撃ち続ける黒いジ・Oに対して、生徒会長さんは突撃のスピードを緩めることなく、左腕に装備しているシールドで黒いジ・Oの放つビームを弾きながら前進を続けます!

 

黒いジ・Oのファイターさんは距離が縮まってきてようやく自機の装備している大型ビームライフルじゃダメージを与えることはできないって悟ったんでしょうね。

 

だからでしょうか?黒いジ・Oは大型ビームライフルを放り捨てると、両手と隠し腕で計4本のビームソードを引き抜いて、生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアに近接戦闘を仕掛けようとしていました。

 

ここで花陽的にびっくり事態が発生したんですよ!

 

フルブーストで最大速度に達していたと思っていた生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアが、バックパックのバーニアから“ドン!”って爆発音によくに似た音を響かせてさらに加速したんですよ!

 

そのあとはまさに一瞬でした。

 

さらに加速した生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアはその圧倒的な加速力で黒いジ・Oに一気に肉薄して、加速の勢いそのままに右手に構えていた大型突撃槍をコアのある胴体のコクピットブロックにグサッ!って突き刺しちゃいました!

 

黒いジ・Oのファイターさんは突然加速した生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアに対応しきれなかったんですね。

 

こうしてあっさりと胴体を貫かれて、黒いジ・Oはゲームオーバーになっちゃいました。

 

でもどうして生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアはトップスピードだと思っていたのに、あそこからさらに加速できたんでしょうか?

 

“限界突破(リミットバースト)”?

 

でも“限界突破(リミットバースト)”を使えば機体全体が淡く輝いて、関節とかからエネルギー粒子が溢れてきちゃいますよね?

 

さっきの生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアは“限界突破(リミットバースト)”を発動させたときの機体の発光もエネルギー粒子の放出もありませんでした。

 

だからたぶんあの加速は“限界突破(リミットバースト)”を利用したモノじゃないはずです。

 

バーニアにナニか仕掛けがあるのかなぁ…。

 

[[むふふ♪不思議そうな顔しとるね?なぁなぁ?そんな花陽ちゃんにうちが特別にどうしてトップスピードからさらに加速できたのか、えりちのヴァルキュリアの秘密をちょっとだけ教えてあげよっか?]]

 

「へっ?あれ?副会長さん?あのー?もしかして今のぜーんぶ声に出てましたか?」

 

[[顔には出てたけど、別に声には出とらんかったよ?]]

 

あれー?

 

それじゃなんで副会長さんは花陽が思っていたことがわかったんでしょうか?

 

[[むふふ♪それはズバリ♪]]

 

………………ま、またですよ?!

 

今度は絶対に花陽はしゃべっていませんでしたよ!

 

ほら!みなさんもちょっと↑を見てください!

 

会話を表す「」←コレがありませんよね!

 

ありませんでしたよね!!!

 

それなのに副会長さんはどーして花陽の疑問に答えようとしてるんですか?!

 

ま、まさか?!副会長さんは花陽の心の声を読んでるんですか?!

 

イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!

 

そんなワケ……

 

[[あるんやなぁ~♪コレが♪]]

 

ありましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

この副会長さんはマジで他人の心の声なんて読んでやがりましたよ!!!

 

イ、イミワカンナイです?!

 

[[別にイミワカンナイでも構わんよ?そ~ゆ~モンやからね♪うちのスピリチュアルパワーは♪まぁあんまり気にせんといてや♪それでな?ど~してえりちのヴァルキュリアがトップスピードからさらに加速したやけど…。]]

 

あ。なんか花陽の魂のイミワカンナイがさらっと流されちゃいましたね…。

 

……………………うん。なんかいろいろと釈然としませんが、とりあえずは気にしないことにしておきましょう。

 

この世の中にはいろいろと不思議でイミワカンナイこともいっぱいですから。

 

花陽も昨日、海未先輩に撲殺されて1回死んで(?)ますからねー。

 

あの世クエストがなかったら花陽は今ごろは……。

 

[[おーい?ちゃんと聞いとるん?花陽ちゃ~ん?うちのお話し聞いてくれんのならぶしゅ♪っといっぱつサテライトリボルバー撃ち込むで?]]

 

「ひゃい!きいてましゅ!!!きいてましゅからそんな物騒なモノ撃ち込ないでくだしゃぁぁぁぁぁぁぁい!!!」

 

[[あ、ちゃんと聞いとったんやね?それじゃ続きやね♪えーっと、どこまで説明したとったんやっけ?う~ん……おぉ!そうや!まだなんにも説明しとらんかったんや!]]

 

「あ、あのー…。副会長さん?説明の前に花陽の予想を聞いてもらってもいいですか?」

 

[[むむ?もしかして花陽ちゃんは自力でえりちのヴァルキュリアの加速の秘密にたどり着けたんか?]]

 

「そーゆーワケじゃないんですけど…あのですね?さっき生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアがもう1回加速したときに、“ドン!”って音がしましたよね?あの音を聞いて思い出したんですけど、確かバーニア内の圧力が一定に高まると、その圧力を解放させてさらに加速せせる…とかって技術がありませんでしたか?もしかしてさっきの再加速って…。」

 

[[なんや?花陽ちゃんしっとたんか~。おねーさんドヤ顔で教えてあげるなんて言っても~てめっちゃ恥ずかしいやん♪]]

 

「あ、それじゃ正解なんですね?」

 

[[そ♪大正解やん♪花陽ちゃんが言った通り、えりちのアレはバーニア内の圧力が一定以上に高まった時に使える“ブーステッドバーン”ってヤツやね。鳴神君も機体の設定弄れば使えるんやないかな?(まぁ鳴神君には“soar”があるんやから“ブーステッドバーン”は必要ないんやろ~けどね。足場のない空中やら宇宙やらでもお構いなしにクイックブーストしてしまうんアレはちょい反則やねん。) ]]

 

「…………あのー?もしかして生徒会長さんって何気にスゴい人だったりするんですか?」

 

[[ん?えりち?う~ん……まぁ鳴神君よりはすごくはないんやけど……。]]

 

「鳴神先輩よりスゴい人って三代目メイジン・カワグチとか伊織 星さんとかのレジェンドファイターさん達くらいなんじゃ…。」

 

[[むぅ。それもそ~やね。]]

 

そんな鳴神先輩ですが、生徒会長さんのトールギス・ヴァルキュリアに少し遅れてサテライトリボルバーで撃ち漏らした2機の内のもう1機へと向かって行きました。

 

鳴神先輩の相手は機動戦士ガンダムOOの第2期に登場した私設武装組織ソレスタルビーイングの保有するオリジナル太陽炉搭載ガンダムの内の1機“ケルディムガンダム”みたいですね。

 

[[お♪鳴神君も戦闘が始まったみたいやね♪さぁ~て♪お手並み拝見やね♪]]

 

鳴神先輩を迎え撃つケルディムガンダムは9基のGNシールドビットを全て展開して、ロングポール・ヒートアックスを構えながら接近してくる鳴神先輩の高機動型ザクⅡに対してオールレンジ攻撃を仕掛けています。

 

次々にGNシールドビットから撃ち出されるビームを鳴神先輩は機体全身に増設してある姿勢制御スラスターを細かく操作しながら器用に回避を行って、少しずつケルディムガンダムとの距離を近付けていってます。

 

ランダムに撃ち出されるGNシールドビットのビーム攻撃を完璧に見切って回避を続けながら少しずつ近付いてくる鳴神先輩の高機動型ザクⅡに対して、ケルディムガンダムは折り畳んでいたGNスナイパーライフルⅡを展開して構えると、複雑な回避行動を行い続けている鳴神先輩のスキを伺っています。

 

変態機動で全然当たらないGNシールドビットでの攻撃を牽制に切り替えて、回避のスキを突いてGNスナイパーライフルⅡでコアへのピンポイント攻撃を試みるつもりみたいですね。

 

オールレンジ攻撃での牽制で敵機の動きを制限して、そのスキにメイン武装で撃墜を狙うのはビット系武装を使うファイターさん達の常套戦術ですもんね。

 

この手の戦術は回避メインの高機動タイプの機体とは相性が悪いんですよねー。

 

高機動タイプの機体って機動性を上げるために装甲を削っているので、威力控えめのオールレンジ攻撃でも当たれば致命傷になりかねません。

 

当然、高機動タイプの機体を使うファイターさんはオールレンジ攻撃を避けることに集中しちゃいます。

 

そのスキを上手く突いて攻撃力の高いメイン武装を当てれば、高機動タイプの機体は案外簡単に攻略できちゃうんですよ。

 

でもまぁオールレンジ攻撃だろーが狙撃だろーが関係なく変態機動で超回避しちゃう例外な人もいるんですけど…。

 

その例外の1人は鳴神先輩だったりしちゃうので、あのくらいの攻撃ならぜんぜん大丈夫ですね。

 

あのケルディムガンダムは素組みたいですし。

 

ちなみさっきまで花陽達が戦っていたキ○ガイおねーさんもその例外の1人っぽかったですねー。

 

完璧なタイミングで放ったと思っていたカーバンクルのレールカノンの一撃を、あのキ○ガイおねーさんは直撃ギリギリの際どいタイミングで避けやがりましたから。

 

[[花陽。貴女は青空が相手をしているあの狙撃機のような機体がなんなのかわかりますか?機体の造形の特徴から言って、穂乃果やことりが使っている“ガンダム”と呼ばれる機体なのはわかるのですが…。]]

 

花陽がいろいろと考えながら鳴神先輩の高機動型ザクⅡと素組のケルディムガンダムの戦闘をボーッと見ていると、いつの間にか花陽のジム・カーバンクルの隣へと移動して来ていた海未先輩に花陽にあの狙撃機はなんなのか?って訪ねられちゃいました。

 

はい?!ケルディムガンダムをご存じない?!

 

Oh!ナンッテコッタイ!

 

ケルディムガンダムを知らないなんて海未先輩!そんなのガンダムファン失格ですよ?!

 

ガンダムファンなら全ガンダムシリーズのMSVやゲームとかマンガに登場するだけの機体まで完全に網羅しろとかそこまでは言いませんが、せめてTVシリーズに登場したガンダムタイプの機体くらいは覚えておかなきゃダメです!って、そー言えば海未先輩ってガンダムファンじゃありませんでしたね。

 

それならケルディムガンダムを知らなくても仕方がないですね。

 

ここはこのガンダムファン歴○○年の小泉 花陽が特別に海未先輩に教えて差し上げましょう!

 

うっはー!花陽ったらなんてふっとぱらなんでしょー!

 

あ♪花陽のウエストはそこまでふっとぱらじゃないですからね♪

 

標準サイズですよ!標準サイズ!

 

「はい!あのガンダムはですね!機動戦士ガンダムOOの第2期に登場したケルディムガンダムってガンダムです!あんなふうにGNシールドビットを使ったオールレンジ攻撃からGNビームピストルを使った近接戦闘!もちろん狙撃での遠距離戦闘もできちゃう狙撃機って言うより汎用機なんじゃないの?!って思っちゃうような機体なんです!」

 

[[ケルディム…ガンダム…。そうですか…あの機体の名前はケルディムガンダムと言うのですか…。]]

 

「海未先輩?どうしたんですか?」

 

[[………いえ。何でもありません。花陽、教えてくれてありがとうございます。]]

 

「いえいえ!ガンダムファンとして当然のことをしたまでです!」

 

[[かよちん!かよちん!今度はおにーさんが緑色のガンダムをぶったぎったよ!]]

 

「ふぇ?!あっ!ホントだ!はぅぅぅ?!せっかくのトップファイターのバトルを見逃してしまいましたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ナンッテコッタイ!」

 

トップファイターのバトルを見逃すなんて!この小泉 花陽!一生の不覚です!

 

[[なんか花陽ってたまにおかしくなるわよね?大丈夫なの?脳にナニか損傷でもあるのかしら?]]

 

「脳に損傷?!Oh!脳!真姫ちゃんがヒドイ!花陽はおかしくなんてないですよ!」

 

[[………ダメね。この様子じゃ確実に花陽の脳には欠損があるわ。ねぇ、花陽。バトルが終わったらうちの病院で精密検査しましょ。大丈夫よ…今の医療技術じゃそこまで致命的な脳の欠損は治せないけど、私がいつか必ず治してあげるからね。完治までは辛く長い道のりだけど、二人でがんばりましょう。]]

 

「あれ?ちょっとおちゃめなジョークを言っただけなのに、なんか真姫ちゃんの中では花陽が病人になってますよ?!」

 

[[凛は病人のかよちんも好きだにゃん♪]]

 

「凛ちゃん?!花陽は病人じゃないかね!毎日お米○キロはペロリと食べちゃうくらいには健康だからね!」

 

[[毎日お米○キロ…?可哀想に…花陽は脳の満腹中枢も壊れちゃってるのね…。それならまずは食事の量からしっかり指導していかなきゃね。女性のお米の1食の摂取量って確か200グラムくらいだったわよね?花陽のために親御さんにも協力してもらって徹底しなきゃ。]]

 

はい?!お米は1食200グラムゥゥゥゥゥゥゥゥ?!

 

たったの200グラムなんですか?!

 

あ、ありえない!ありえませんよ!

 

たった200グラムぽっちのお米じゃとてもじゃないですが足りません!

 

ライスエンジン搭載ヒューマンの白米戦士ハナヨな花陽はそれっぽっちのお米じゃ食後30分くらいしか活動できませんよ!

 

ライスエンジンを24時間稼働させるためには○キロのお米が必要不可欠なんです!

 

1食200グラムで1日3食600グラムなんて冗談じゃありません!

 

「1日600グラムしかお米が食べれないなんて!そんなのは!!!じぇぇぇぇぇぇったいに!!!!!いやですぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

 

[[あはは♪ほんまに花陽ちゃんはおもろいなぁ♪お米うんぬんはしらんけど、さっきの戦闘なら安心してや?うちが鳴神君とあのケルディムの戦闘の様子を録画しておったから、後で動画データをコピーしてあげるやん♪]]

 

「えっ!ホントですか!ありがとうございます!副会長さん!ついでにこのツンデレお姫さまの1日お米600グラム計画もなんとかしてください!」

 

[[むぅ。そっちは自分でなんとかしてな?]]

 

「えぇ?!そんなぁぁぁぁぁ!!!生徒の味方の生徒会の副会長さんが花陽に死ねって言うんですか!」

 

[[イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!ちょい待ってや!うちは別に死ねなんていってないやん!]]

 

「いいえ!花陽はお米を○キロは食べないと死んじゃいます!断言できます!」

 

[[ちょっと花陽!いい加減に諦めなさい!大体ね!お米を1日○キロなんて食べ続けた方が身体に悪いわよ!それに私はお米を1日600グラムも食べてないけど死んでないじゃない!]]

 

「1日に食べるお米の量が600グラム以下?!それしか食べないなんてイミワカンナイ!です!だから真姫ちゃんのおっぱいはちっぱいなんです!!!」

 

花陽みたいに毎日お米を○キロ食べれば真姫ちゃんのちっぱいさんも立派なおっぱいさんになりますよ!

 

そうだ!花陽が真姫ちゃんに毎日無理矢理にでもお米を食べさせてちっぱいさんを立派なおっぱいさんに成長させてあげましょう!

 

ついでにちっぱいさん枠の凛ちゃんと海未先輩にも毎日無理矢理にお米を食べさせて、ちっぱいさんを立派なおっぱいさんにしちゃいますよ!

 

みんな大好きおっきなおっぱい!

 

花陽のおっぱい育成計画の始まりですよ!!!

 

ちっぱいさんも大好きですけどね!

 

[[ちっぱい、ねぇ……………。]]

[[ちっぱい、にゃん……………。]]

[[ちっぱい、ですか……………。]]

 

[[うわぁ…花陽ちゃん、その場のノリと勢いで言ったらアカンこと言ってもーた…。]]

 

ふぇ?言ったらアカンこと…?

 

[[真姫…花陽に治療は必要ありません。]]

 

あれ?海未先輩?なんか声のトーンがいつもより低いんですけど?

 

その声のトーンってなんだかまた昨日みたいに撲殺されそうで怖いんですけど?

 

[[そうだね。かよちんに必要なのは…。]]

 

あれ?凛ちゃんもなんか声に感情がないですよ?

 

凛ちゃんはどうしたのかな?

 

いつもみたいに元気一杯のまじえんじぇーが凛ちゃんには似合うと花陽は思いますよ?

 

[[整形手術ね。]]

 

あのー?真姫ちゃん?

 

なんで花陽に整形手術が必要なんですか?

 

あ♪もしかして目もとを二重にしちゃうプチ整形とかですか?

 

お目めばっちり♪になっちゃいますね♪

 

[[ちっぱいに面と向かってちっぱいなんて言う胸アリ女には麻酔無しで逆豊胸手術してあげるわ。]]

 

ぎゃ、逆豊胸手術?!

 

逆豊胸手術って豊胸手術の逆なんだから胸を削る手術?!

 

なんで花陽がおっぱいさんを削られなきゃダメなんですか?!

 

しかも麻酔無しで?!

 

痛くて死んじゃいますよ?!

 

なんですか!ホントに!イミワカンナイ!!!です!

 

[[まな板よりも酷い抉れ胸にして差し上げますね♪]]

 

今度は海未先輩が恐怖発言?!

 

抉れ胸ってなんですか?!抉れ胸って!

 

[[抉ったおっぱいはスタッフがおいしくいただくにゃ。]]

 

抉ったおっぱいをおいしくいただくってどこのことり先輩?!

 

あれ?そう言えばこんな展開…さっきもやったような…?

 

確かちっぱい同盟がとーとか……。

 

あ"

 

ちっぱい…。

 

花陽…言っちゃいました…。

 

ちっぱいさんに面と向かって…。

 

“だから真姫ちゃんのおっぱいはちっぱいなんです!!!”

 

言っちゃいましたよぉぉぉぉぉぉぉ!!!

 

ヤ、ヤバイです!

 

やっちまいました?!

 

[[花陽ちゃんはおもろいけど迂闊やね~。ん?アラーム?あぁ。タイムアップのお知らせアラームやね。]]

 

あっ。ホントですね。

 

バトルロイヤルの終了時間ですよ。

 

これでちっぱい発言をうやむやに…

 

[[真姫!凛!いいですね!バトルが終わったらすぐに花陽を捕獲しますよ。]]

 

できないっぽい!

 

[[了解よ!捕まえたらちっぱい侮辱罪で処刑よ!処刑!ちっぱいを侮辱する胸のある女なんて○ねばいいのよ!!!]]

 

わぁお!しかもいつの間にか逆豊胸手術からドストレートに処刑になっちゃいました!

 

[[ギロチンだにゃ!電気椅子だにゃ!縛首だにゃ!ファラリスの雄牛だにゃ!]]

 

いやん♪まじえんじぇーの凛ちゃんも処刑にノリノリですよ♪

 

それにしても凛ちゃんはよくファラリスの雄牛なんて知ってましたね!

 

花陽的にはそれがびっくりですよ!

 

[[まぁ逆豊胸手術でも処刑でも、どっちでもえぇから、みんな怪我せんよ~に面白おかしく遊んでなぁ。]]

 

副会長さん?!処刑されたら怪我どころの話じゃないですよ!!!

 

怪我通り越してあの世クエストに突入ですよ?!

 

そのときはまた“のんたんの酒場”で仲間を募集するんでよろしくお願いしますね!

 

ハッ?!あの世クエストだなんて、なんかもう花陽の中ではちっぱい同盟に処刑されることが前提になってますよ?!

 

<<BATTLE END>>

 

くぅぅぅぅぅぅぅ!!!二日連続で死んでたまるもんですか!

 

ヤらせわせん!ヤらせわせんぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

 

こーなったらちっぱい同盟に捕まる前にあーばよ!とーっあん♪で逃げてやりますよ!

 

さぁ!コクピットハッチさん!バトルロイヤルは終了したんで早く開けてください!

 

はりー!はりー!はりー!はりー!はりー!はりー!はりー!はりー!はりー!

 

早くあーけーてー!!!

 

お願いだからちっぱい同盟のハッチよりも先に開けて下さい!

 

はーやーく!あーけーてー!!!

 

あっ!ハッチが開いてきましたよ!

 

いやっふー♪これで花陽の勝ちは決りですよ!

 

みなさん!見ててくださいね!

 

花陽は絶対にちっぱい同盟の魔の手から逃げ延びて!生きて!生きて!なにがなんでも生き抜いてやりますよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてほざいていた頃もありました。

 

はい。ちっぱい同盟に捕獲されて現在なぜか生徒会長さんがカバンの中に持っていた荒縄で縛られて絶賛正座中の小泉 花陽です!

 

いやー。ツンデレセレブお姫さまの真姫ちゃんとアホネコまじえんじぇーの凛ちゃんと残念な上級お○にすとの海未先輩くらいからなら絶対に逃げ切れと思ったんですけど、余裕で無理でしたねー。

 

コクピットハッチの開放と同時にダッシュ花陽!(ネタが古い!エンペラー!って!このネタわかる人いるんですか?!)で逃げ出そうとしましたけど、海未先輩の放った矢で射られて&真姫ちゃんにメスと注射器を投げつけられて足止めされたスキに凛ちゃんに捕獲されちゃいました。

 

海未先輩の矢って矢じりが付いてないのになんでコンクリートの床に半分以上も突き刺さっていたんでしょうか?

 

あれって普通に花陽の頭を狙って射ってましたけど、頭に当たったら怪我じゃすみませんよね?

 

一撃で頭の骨を粉砕して脳ミソ破壊して簡単に死んじゃいますよね?

 

真姫ちゃんのメスなんて刃物ですよ?凶器ですよ?

 

そんな危ないモノ投げつけられたら、防御力皆無のぷにぷにボディな花陽になんか簡単に刺さりますよ?

 

でも矢もメスもまだ刺さるだけなんでマシな方でしたよねー。

 

真姫ちゃんがメスと一緒に投げつけてきた注射器なんてさらに恐ろしいことになってましたよ…。

 

だって注射器が刺さった地面がぶしゅー!ってスゴい音出しながら溶けちゃいましたから♪

 

花陽はあの溶けた地面を見たから、思わず足が止まっちゃったんですよ。

 

えっ?!なんで地面が溶けるの?!その注射器の中身ってなんですか?!って。

 

そのスキにまじえんじぇーな凛ちゃんに捕獲されちゃいました♪てへぺろっ♪

 

捕獲されてすぐに真姫ちゃんが花陽のおっぱいさんの切除手術を始めようとしたときは“あっ。これは死にますね。”って思っちゃいましたよ。

 

またあの世クエストの攻略かな?って考えていたんですけど、なんと!鳴神先輩と生徒会長さんがちっぱい同盟の恐怖のおっぱいさん切除手術を止めてくれたんです!

 

鳴神先輩!生徒会長さん!ほんとぉぉぉぉぉぉぉに!ありがとうございましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

 

「で?絵里さんと希さんはなんでバトロイになんて参加してたんだ?」

 

そんな猪木の恩人…じゃなくて命の恩人の鳴神先輩と生徒会長さんは、副会長さんも交えてナニやらお話ししています。

 

荒縄で縛られて絶賛正座中の花陽はこっそり聞き耳をたてちゃいますよ♪

 

「あら?私がバトルロイヤルに参加しようがしまいが、それは私の勝手でしょ?」

 

相変わらずえりーちかちゃんモードじゃない生徒会長さんは鳴神先輩に対してツンツンさんですね。

 

副会長さんの話では、怖い話で“限界突破(リミットバースト)”してえりーちかちゃんモードになっちゃえば、このツンツン生徒会長さんとは真逆のデレデレかまってちゃん生徒会長さんになるらしいですよ。

 

……えりーちかちゃんモードの生徒会長さんって幼児退行して子供みたいに素直になってるんですよね?

 

素直な生徒会長さんは鳴神先輩にデレデレでべたべたのかまってちゃん?

 

それってもしかして生徒会長さん……。

 

「またえりちはそんなツンなこと言って…あんな?今日はうちがえりちを誘ったんよ♪最近はガンプラバトルしとらんかったから、ストレス発散も兼ねて久しぶりにバトロイに出ようって。」

 

「ちょっと希!なんでそんなあっさり話してるのよ!あとツンってナニよ!」

 

「えぇ~やん。別に。」

 

「ガンプラバトルでストレス発散、ねぇ…。」

 

「むっ!なにか文句でもあるの!生徒会は色々と忙しいのよ!私だってストレスのひとつやふたつ溜まっちゃうわ!それに私がガンプラバトルでストレス発散させちゃダメって言うの!」

 

花陽が生徒会長さんの内に秘められた乙女のヒミツに考えを巡らせていると、生徒会長さんはまた鳴神先輩に喧嘩腰で文句を言っていました。

 

生徒会長さん…もう少し素直になればいいのに。

 

「ダメじゃねぇーけど、どうせストレス発散するなら彼氏でも誘って買い物にでも行けばいいんじゃねぇ?って思ったんだよ。絵里さんって普通に綺麗だから彼氏の1人や2人くらいいんだろ?」

 

「か、か、か、か、か、か、か、か、か、か、か、か」

 

「か?」

 

「彼氏なんていないもん!えりーちか!彼氏いないもん!1人だもん!」

 

「なんだ。彼氏いねぇーのか。なら絵里さんってフリーなんだ。」

 

「そうよ!フリーよ!年齢=彼氏いない歴よ!産まれてから今に至るまで彼氏がいなくて悪かったわね!ふんだ!」

 

「イヤ、別に悪いなんて言ってねぇーよ。絵里さんに彼氏なんていたらそれはそれでショックだしさ。ん、そうだな…なら俺が絵里さんの彼氏に立候補でもしてみるかな?」

 

「「「「「「えっ?!」」」」」」

 

鳴神先輩が生徒会長さんの彼氏に立候補?!

 

それって鳴神先輩は生徒会長さんにラブってるとかそーゆー意味ですよね?!

 

マジですか?!

 

って?!鳴神先輩からチンピラ成分が急激に少なくなってますよ?!

 

はっ?!なんどすか!あのイケメン?!

 

ホレテマウヤロー!って!花陽はもう鳴神先輩にとっくの昔に惚れてました!

 

「そ、そ、そ、そ、そ、そ、そらが?!えりーちかの?!か、か、か、か、からし?!えっ?!えっ?!」

 

おっと!生徒会長さん!生徒会長さん!

 

“かれし”が“からし”になってます!

 

“かれし”です!“かれし”!

 

「そ。ダメかな?絵里さん?」

 

「ち…」

 

「ち?」

 

「ち………。」

 

「チッ。って舌打ちかよ。やっぱからかってたのバレバレだったか。」

 

「チカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

ソラまさかの告白(嘘)。
それに対して絵里さんは…?

次回は本編6話最終回となります。
更新は月曜日のお昼頃を予定しております。


それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想もお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。

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