ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

168 / 479
皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

実家の部屋を片付けていたらガンジェネシス(頭部と両腕はまだ未発掘)が出てきて驚いたQooオレンジでございます。

今回は第7話のことりさんsideの第二回目になります。
ことりさんの手放したくない何気ない日常。
そんな日常の一幕になります。
そしていよいよ迫ってきたμ'sとボッチを拗らせたあの子の邂逅…。
彼女達の出逢いはナニをもたらすのか…。


それでは 第7話B「トベナイコトリ」そのに 始まります。































第7話B「トベナイコトリ」そのに

穂乃果ちゃんがやらかしてソラ君が“アホ乃果~!”って言って、海未ちゃんが変な突っ込みを入れてことりがソレをおもしろおかしくひっかき回して…そんな“いつも通り”なカオスなやり取りを一通り楽しんだ(楽しんだのはことりだけかな?)ことりたちは、またみんなでわいわいおしゃべりしながらお昼ご飯の続きをはじめました。

 

咀嚼プレイかも~ん♪なやり取りをしている内に穂乃果ちゃんにお弁当をぜ~んぶ食べられちゃったソラ君は、お仕置きのアイアンクローを決めながら穂乃果ちゃんのカバンの中からお昼ご飯用とは別にいつも入れてある放課後のおやつ用のラ○チパックを取り出して、食べられちゃった自分のお弁当の代わりにパクパク食べてますぅ♪

 

ちなみにソラ君が穂乃果ちゃんのカバンから取り出したおやつ用のラ○チパックは“みかん鍋味”…。

 

うん。

 

さっきまで穂乃果ちゃんがもぐもぐ食べていた“沼津深海水族館味”とか“北海道ザンギエフ味”とかもかなり謎だったけど、“みかん鍋味”もそ~と~謎の味だよね?

 

だってみかん鍋だよ?

 

みかんは皮をむいてそのまま食べるのが普通だよね?

 

ソレをお鍋にしちゃったんだよ?

 

しかもだよ?ラ○チパックみかん鍋味のパッケージ書かれてるみかん鍋の絵のみかん…皮をむいてないんですぅ。

 

皮をむかないままお鍋にと~にゅ~しちゃってるんですぅ…。

 

皮をむかないままだなんて、ソレはことりはあきらかにダメなヤツだと思うよ?

 

みかんの皮って食べれないんじゃないのかな?

 

※食べれます。栄養も豊富です。

※代表的な物では七味唐辛子に入っている“陳皮(ちんぴ)”はみかんの皮を乾燥させた物です。

※他にもママレードやオレンジピール等、みかん(オレンジ)の皮は意外と食べていたりします。

 

へぇ~。みかんの皮って七味と~がらしに入ってるんだ。

 

ことり、それは知らなかったですぅ。

 

それに確かにママレードにはみかん(オレンジ?)の皮が入ってますぅ♪

 

みかんの皮が栄養豊富で食べれるのはわかったけど、そもそもみかん鍋自体はおいしいのかな?

 

あとはほんとにみかん鍋なんてあるの?

 

メタ発言しちゃうけど、みかん大好きなAqoursの千歌ちゃんが主人公な妙にみかん推しなサンシャイン二期のいっぱつネタなのかな?ってことりは思うんだけど?

 

ほら?スクフェスのAqoursのメインストーリーでもみかん推しがスゴいもん。

 

千歌ちゃん。みかんの雪像とか作ってたもんね。

 

※美味しいかどうかは食べたことがありませんので不明です。確かにサンシャイン二期で千歌ちゃんが作っていましたが、味については言及されてはおりませんでした。

※みかん鍋自体は周防大島のご当地グルメとして開発されたお鍋らしいです。

※詳しくはWik○pediaをご覧下さい。

 

ふ~ん。みかん鍋自体はほんとにあるんだ…。

 

みかん鍋かぁ…どんな味なんだろ?

 

みかんだからやっぱり甘いのかな?

 

それともお鍋だからしょっぱいのかな?

 

みかん鍋…どっちなのかな?

 

と♪ゆ~わけで♪さっそくラ○チパックみかん鍋味を実際に食べてるソラ君の感想を聞いてみましょう♪

 

「あきらかなネタで絶対に不味いと思ってたけど…思ってたより旨いな…。このみかん鍋味とかってラ○チパック。この海鮮ベースのほのかな塩味がみかんの甘味を引き立たせてるのか。あぁ…これってあれだな。あんこに塩を入れるのと味が引き立つのと同じ理論だな。」

 

あ、おいしんだ。ラ○チパックみかん鍋味

 

それで結局はみかん鍋味って甘いの?しょっぱいの?

 

どっちなの?

 

みんなも気になるのはやっぱりソコだよね?

 

ソラ君は塩味が甘味を引き立たせてるって言ってるけど…。

 

う~ん?中間を取って甘しょっぱい?

 

「ぎぁーす!ちょっと待ってよ!そのラ○チパック!穂乃果のとっておき!なんでよりにもよって楽しみに取っておいた穂乃果のラ○チパックみかん鍋味食べちゃったの!ひどいよ!そら君のきちく!へんたい!ごーかんま!穂乃果のラ○チパックみかん鍋味かえせー!ごーかんま!」

 

そんなラ○チパックみかん鍋味の持ち主?だった穂乃果ちゃんは、お仕置きアイアンクローから抜け出してソラ君が神妙な顔で食べてるラ○チパックみかん鍋味を見つけると、ムンクの叫びみたいな顔で“ぎゃーす”って叫んじゃいました。

 

みかん鍋味…穂乃果ちゃんのとっておきだったんだ。

 

穂乃果ちゃんのとっておきかぁ…そんなこと聞いちゃうとなんだかことりもラ○チパックみかん鍋味食べてみたくなってきちゃいました♪

 

穂乃果ちゃんってアホでも…げふん♪げふん♪ごめんね♪ことり♪ちょ~っと間違えちゃった♪

 

やり直し♪やり直しですぅ♪

 

それじゃ改めて…穂乃果ちゃんって頭の中身はオリンピックでワールドレコード更新してぶっちぎり金メダル取れちゃうくらいに残念だけど(えっ?2週間くらいオリンピックネタは遅い?だってこれ書いてる2018年2/25の段階だとまだオリンピックやってったんだもん♪)、アレでも由緒正しい老舗の和菓子屋さんの看板娘で、その味覚はごめんなさい♪ことりにはこれ以上はアホな穂乃果ちゃんをフォローできないよ♪な頭の中身とは違ってと~っても正常なんだよね。

 

そんな残念無念な頭の中身と反比例して味覚は正常な穂乃果ちゃんがとっておきって言ってるくらいだから、やっぱりラ○チパックみかん鍋味はおいしいんだね。

 

お料理(とお菓子作りも)上手なソラ君もラ○チパックみかん鍋味を食べて思ってよりもうまい♪って言ってたしね♪

 

うん。でもなんかほんとに意外だよね?

 

絶対にネタで出したとしか思えないみかん鍋味のラ○チパックなのにおいしいって。

 

うん♪ことりもラ○チパックみかん鍋味にちょっと興味が湧いてきちゃいました♪

 

あとで穂乃果ちゃんにどこで買ったのか聞いてみよっと♪

 

あとね?穂乃果ちゃん?

 

きちく!へんたい!ご~かんまって言ってるけど、ご~かんまって漢字で書くと強姦魔だよね?

 

穂乃果ちゃんは強姦魔がなんなのかわかってるのかなぁ?

 

げへげへ言いながら女の子を裏路地とかに無理やり連れていって、お洋服をびりびり破いてまだ濡れてもないアソコにこんど~さんも着けないでブスッっていきなりそ~にゅ~しちゃって、力任せに何回も何回も出し入れして最後は自分だけ“うっ!”とか言ってひとりで逝っちゃってナカにナマで出しちゃうようなクズさんのことだよ?

 

穂乃果ちゃんって性的なことはぜんぜんお子ちゃまだから、そんなこと絶対にわかってないよね?

 

お○に~だって知らないみたいだし。

 

でも仕方ないよね?だって穂乃果ちゃんってアホだもん♪

 

「強姦魔って…穂乃果…お前それ意味わかって言ってんのか?」

 

「ふぇ?ごーかんまの意味?」

 

案の定、穂乃果ちゃんはラ○チパックみかん鍋味を食べ終えて缶コーヒーを飲んでいるソラ君に、強姦魔の意味わかって言ってるのか?って言われてますぅ。

 

ソラ君のその問いに穂乃果ちゃんはきょとんとしたお顔で頭の上にはてなマーク(はてなマークって?←これのことだよ♪クエスチョンマークって言うのかな?)をい~っぱい浮かべて、かわい~く小首をコテン♪ってかしげてます♪

 

そんな穂乃果ちゃんの小首をかしげる仕草がと~ってもかわいくて、ことりは思わず“きゅん♪”ってなちゃいますぅ♪

 

やっぱりかわいいはジャスティスだよね♪

 

「はぁ…。青空?穂乃果にそんなこと聞いても答えはわかりきっているではないですか。」

 

でもでもそんなかわいい穂乃果ちゃんの仕草は海未ちゃんにはあんまり効かないみたいだね。

 

海未ちゃんは半目の呆れたよ~なお顔で穂乃果ちゃんを見ながら、ソラ君に答えはわかってるよね~♪って♪

 

海未ちゃんの言うとおり、まぁ穂乃果ちゃんって穂乃果ちゃん(アホ)だからね。

 

穂乃果ちゃん(アホ)じゃない穂乃果ちゃんなんて穂乃果ちゃんじゃないもんね。

 

「イヤ、まぁそーなんだけどさ。一応は確認しといてやろうかな?って思ってさ。」

 

「確認の必要があると思いますか?何処にもありませんよね?微塵もありませんよね?穂乃果は地球上で…いえ、宇宙全体を含めた全てのありとあらゆる生物の中でもトップクラスにアホなんですよ?そもそも穂乃果が強姦魔なんて漢字の画数の多い単語を知っていただけで快挙なんですから。意味まで理解してるのか?なんて、そんな事を聞いては穂乃果が余りにも可哀想ではありませんか。」

 

「だな。穂乃果だもんな。強姦魔なんてムダに画数の多い単語を知っていただけで偉いんだよな。誉めてやらなきゃダメだなんだよな。」

 

「はい♪いっぱい誉めてあげましょう♪」

 

「おうよ。偉いぞ!穂乃果!」

 

「頑張りましたね!穂乃果!」

 

「むっきー!!!さっきから黙って聞いてたらそら君も海未ちゃんも穂乃果にすっごーく失礼だよ!穂乃果は確かにちょーっとお勉強苦手だけど!そこまでひどくないもん!」

 

穂乃果ちゃん…あのね?ことりも穂乃果ちゃんは宇宙規模で残念さんだと思うよ?

 

最近はソラ君の残したラーメンのスープをこっそり盗み飲みしちゃっていたことが露呈した凛ちゃんもけっこ~残念さんだなぁ♪って思うんだけど、それでもやっぱり残念さん度じゃ穂乃果ちゃんには勝てないよ?

 

「あと!そら君も海未ちゃんも穂乃果がごーかんまの意味わかんないって思ってるんでしょ!ふたりともそれは穂乃果をばかにしすぎたよ!!!穂乃果!ちゃーんとごーかんまの意味くらい知ってるもん!だから穂乃果はそら君と海未ちゃんにてーせーしてしゃざい?をよーきゅーするよ!いしゃりょー?もよーきゅーするよ!学校終わったらアミューズメントセンターでテラ盛り超ア・バオア・クーパフェをよーきゅーするよ!穂乃果!いっかいアレ食べてみたかったんだー!」

 

あ♪アミューズメントセンターのテラ盛り超ア・バオア・クーパフェはことりも食べてみたいですぅ♪

 

アレって大きさもテラ盛りだけどお値段もテラ盛りだから、援○交際とかでおこづかい稼ぎをしていない健全なじょしこ~せ~♪のことりちゃんだと、チャレンジしたくてもちょ~っとおサイフ的に厳しすぎて今までできなかったんだよね♪

 

でもでもソラ君ならお金いっぱい持ってるからごちそうしてもらってもだいじょ~ぶだもん♪

 

うふふ♪ソラ君にまた“おねがぁい♪”してことりもごちそうしてもら~おっと♪

 

「へぇ…訂正して謝罪を要求してついでに慰謝料としてアミュセンのあのムダにバカデカいパフェを喰わせろってか?なら穂乃果…強姦魔がなんなのか言ってみろよ。知ってるんだろ?正解したら土下座してお前の気が済むまで靴でも舐めながら謝罪でも切腹でもしてやる。その後でテラ盛り超ア・バオア・クーパフェでもギガントザクレロカツカレーでも何でも好きなモノ奢ってやるよ。」

 

「あぁ、それはとてもいい提案ですね。それでは私も青空と一緒に土下座して靴を舐めながら謝罪をしましょう。それからアミューズメントセンターで穂乃果の好きな物をご馳走して差し上げますよ♪」

 

「えっ!ほんと!やった!土下座とかくつなめるとかはいらないけどテラ盛りア・バオア・クーパフェは食べたい!あとギガントザクレロカツカレーも!うん!そら君も海未ちゃんもふと…ふと…あれ?(ホノカ!ホノカ!ふと…なんだっけ?たすけてー!) (はぁ…もう…穂乃果は本当に穂乃果だよね…。ちょっと前に真姫ちゃんに教えて貰ったでしょ?“太っ腹”だよ“太っ腹”。)おぉ!そうだ!太っ腹だよ!太っ腹♪」

 

「お前…穂乃果のクセによく太っ腹なんて知ってたな。まぁいいや。ただし…もし強姦魔の意味を知らなかったり間違ってたりしたら……その身を持って強姦魔が何なのか確かめさせてやるからな。(まぁ冗談だけどな。合意があったとしてももう二度と無理矢理にはヤらねぇってにこちゃんと約束したし。あんな後味の悪いのはゴメンだよ。) 」

 

「良かったですね♪穂乃果♪一生想い出に残る初体験を迎えられそうで♪青空?その時はせめてもの情けに避妊だけはしてあげて下さいね♪(まぁ強姦するだなんて流石に冗談でしょうけどね。)さぁ穂乃果♪それでは早速♪私達に強姦魔がなんなのかその意味を教えてくれませんか?」

 

あは♪穂乃果ちゃんがムダに意地はっちゃって知ってるもん!とか言い出しちゃったから、またいつものパターンに入っちゃったみたいですぅ♪

 

穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃん(アホ)なんだからぁ、変に意地はって知ってるもん!とか言わないで素直にごめんなさいしちゃえばいいのにね?

 

いつもこんな感じでソラ君と海未ちゃんに面白おかしく弄られてヒドイ目にあってるのにぜんぜん学習しないよね?

 

あぁ…そう言えば穂乃果ちゃんって穂乃果ちゃんだから毎度お馴染みのヒドイ目から学習とかできないんだったね。

 

仮に穂乃果ちゃんが学習してたとしても、穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃん(アホ)だからすぐに忘れちゃうんだもんね。

 

もう♪穂乃果ちゃんったらほんと~に穂乃果ちゃん(アホ)なんだから♪

 

でもでもぉ♪ことりはそんな穂乃果ちゃん(アホ)な穂乃果ちゃんがと~ってもラヴ♪なんですぅ♪

 

仕方ありません♪

 

学習できない穂乃果ちゃん(アホ)な穂乃果ちゃんに今回もことりちゃんが特別に助け船を出してあげちゃいますぅ♪

 

「穂乃果ちゃ~ん♪素直にわかんないって言ってソラ君と海未ちゃんにごめんなさいした方がことりはいいと思うよ?ご~かんまなんて知らないよね?知ってたら穂乃果ちゃんならソラ君にご~かんま!だなんて言わないもん♪」

 

「そ、そんなことないよ!穂乃果!ちゃんとわかるもん!みんな穂乃果がごーかんまがなんなのかわかんないって思ってるみたいだけど!ごーかんまがなんなのか穂乃果はちゃんとわかってるもん!わかってるからそら君にごーかんま!って言ったんだもん!ごーかんまってあれだよね!ほら!あれ!」

 

「あれってなんだよ?」

 

「ほらってなんですか?」

 

あ~あ♪せっかくのことりの助け船なのにムダにしちゃった♪

 

ほんと、穂乃果ちゃんったら穂乃果ちゃん(アホ)なんだからぁ♪♪♪

 

うふふ♪な~んて♪ほんとは助け船なんて言ったけど、あぁ言えば穂乃果ちゃんなら絶対にさらに意地になっちゃってドツボにハマっちゃうって思ったからあぁ言ったんだけどね♪

 

どこかの未来の静岡県沼津市内浦の網元さんの変態誘引フェロモン持ちの次女ちゃんが着ぐるみを着て突然変異した謎のし~らかんすさんみたいに“あぉ♪あぉ♪”って言いながらと~ってもあたふたしてる穂乃果ちゃん…スッゴくかわいいですぅ♪

 

「早く答えろって。なぁ穂乃果?」

「早く答えて下さい。ねぇ穂乃果?」

 

「うぅ…あ、あのね?ごーかんまは…」

 

「「強姦魔は?」」

 

「ごーかんまは……………………あっ!そー言えば穂乃果!さっきからおトイレ行きたいのがまんしてたんだ!大変だ!もう漏れちゃいそうだよ!穂乃果!ちょーっとおトイレ行ってくるね!じゃーねー!そら君!海未ちゃん!ことりちゃん!」

 

「……逃げたな。」

 

「えぇ。逃げましたね。」

 

「ちゅん♪ちゅん♪おあとがよろし~いよ~で♪ですぅ♪♪♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんね?ソラ君だけに重いの持たせちゃって。」

 

「ん。このくらいは問題ねぇよ。」

 

ご~かんまがなんなのかソラ君と海未ちゃんに説明を迫られた穂乃果ちゃんがおトイレ♪って言って逃げ出したお昼休みてからもう3時間くらい時間が経ちました。

 

お昼休みから3時間くらい…そうですぅ♪今はもうたのしぃ~たのしぃ~♪放課後…の前のお掃除の時間ですぅ♪

 

みんなは学校のお掃除はキライですか?

 

めんど~たがらサボっちゃうタイプですか?

 

でもめんど~でもお掃除サボっちゃダメですよ?

 

毎日お世話になってる学校なんですぅ♪

 

感謝の意味も込めてみんなで一生懸命にお掃除してピカピカにしてあげなきゃですぅ♪

 

ちなみにお手洗いから帰ってきた穂乃果ちゃんは、いつものように午後の授業もず~っと机にぐで~って寝そべってよだれを垂らして居眠りしてました♪

 

せんせ~たちはみ~んなそんな穂乃果ちゃんの堂々とした居眠り姿に青筋浮かべて苦笑いしてました♪

 

みんなはせんせ~たちが授業中に清々しいまでに正々堂々と居眠りしてる穂乃果ちゃんをど~して起こさないのかな?って不思議に思うでしょ?

 

あのね?それは理事長…ことりのおか~さんからの指示なんですぅ♪

 

音ノ木坂では“授業中に穂乃果ちゃんが居眠りしていても起こしてはいけません。”って理事長からの勅命が出されてるの♪

 

かわいい女の子が(性的に)大好物なおか~さんのことだから、穂乃果ちゃんが授業中に居眠りばっかりしてテストで赤点取って留年♪なんて事態になったら特別に進級させてあげますぅ♪とか言って、その対価に穂乃果ちゃんの瑞々しいカラダをいただきますぅ♪しちゃお♪とか考えてるんだよ。

 

ところがぎっちょんちょん♪

 

そんなおか~さんの思惑とは裏腹に、穂乃果ちゃんは無事に2年生に進級して今日も元気に居眠りしちゃってますぅ♪

 

実は穂乃果ちゃんって今まで赤点取ったことないんだよ?

 

みんなは信じられないよね?

 

だって穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃん(アホ)なんだよ?

 

それなのに…穂乃果ちゃん(アホ)なのに…ほぼ全部の授業中に居眠りしちゃってる穂乃果ちゃんなのに、テストで赤点取ったことないんだよ?

 

穂乃果ちゃんってテストで絶対に赤点にならないギリギリのラインの点数を取るんだよね。

 

しかも全部の教科のテストで。

 

う~ん…なんか穂乃果ちゃんってまるで狙って赤点をギリギリ回避できる点数を取ってるような気がするのはことりだけかなぁ…。

 

でも穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃん(アホ)だし…。

 

安心安全の穂乃果ちゃん(アホ)な穂乃果ちゃんにそんな器用なことできないよね?

 

きっとことりの気のせいだよね?

 

でも……………もし……もし気のせいじゃなかったら………。

 

うん。

 

なんだか考えていたちょっと怖くなってきたから、穂乃果ちゃんのテストのことを考えるのは止めよ。

 

今はお掃除♪お掃除♪ですぅ♪

 

ちゃん♪ちゃん♪

 

お掃除って言っても実はもうほとんど終わっちゃってるんだけどね♪

 

そんなわけでお掃除もあとちょっとで終わりなんだけど、ことりはソラ君と一緒にごみ箱を持って焼却炉に向かっててくてくと歩いてますぅ♪

 

ほんとはごみ箱を焼却炉に持っていくのは今日はことりのお仕事なんだけど、重そうだからってソラ君がことりの代わりに持ってくれたんだ♪

 

ソラ君って普段はチンピラさんに毛が生えたみたいならんぼ~な言葉使いでえっちでいじわるさんだけど、ほんとはと~ってもやさしくて思いやりいっぱいなんだよ♪

 

道で困ってる人を見ると助けてあげたりするんだよ?

 

ソラ君なのに♪

 

そんなちょっとした優しさがことりちゃん的には高ポイントですぅ♪

 

「うん♪やっぱりソラ君って“男の子”なんだね♪頼もしい~ですぅ♪」

 

「そりゃどーも。よいしょっと、これでゴミ捨ても終わりっと。ん?」

 

おしゃべりしていたらいつの間にか焼却炉に到着です♪

 

ソラ君は焼却炉のトビラを開けて、よいしょってごみ箱を持ち上げると、炎がごうごうと燃え盛る中にごみ箱の中のごみをえいやっ♪って感じで入れちゃいました。

 

ことりはこの燃えてる焼却炉の中にごみを要れるのがちょっと苦手なんだよね。

 

だって焼却炉の中は燃えてるんだよ?

 

怖いよね?絶対に怖いよね?

 

何かの拍子にお洋服に火がついちゃったらど~しよ~って思わない?

 

やっぱり怖いよね?

 

もしことりのお洋服に火が燃え移っちゃったら…ことりは焼き鳥さんになっちゃいますぅ♪

 

焼いてもことりはたべれませんよぉ~♪な~んて♪ウフフフフ♪

 

ことりを…ヒトを食べるなら香辛料をい~っぱい使ってお肉の臭みをしっかり取ってじっくりと弱火で焼き上げて……♪

 

でもでも♪どんなにおいしくお料理しても、ことりのことは食べちゃダメですよ?

 

だってぇ~♪もしことりが誰かに食べられちゃうならぁ♪ことりはソラ君に性的に食べられちゃいから♪

 

や~ん♪ことり♪思わず本音を言っちゃいましたぁ♪

 

はずかしぃですぅ~♪

 

焼却炉の中の燃え盛る炎を見ながらそんなことを考えていると、ごみ捨ての終わったソラ君のポケットから音楽が流れていることにことりは気づいちゃいました。

 

らん♪ら♪らん♪ら♪ら♪ら~♪って。

 

この曲って確か…昔の映画の曲じゃなかったかな?

 

おか~さんとおと~さんが昔…ことりがまだ小さかったころにおうちで観ていたような…。

 

え~っと…確か…カサ…なんとかって映画の…あず…たいむ…そうだ!確か“as time goes by”って曲…だったような…気がするようなしないような…。

 

う~ん…あんまり自信ないかもですぅ。

 

あとでおか~さんに聞いてみよっ♪

 

「ねぇ?このメロディ…ソラ君のポケットから聴こえてるけど、ソラ君のスマホのじゃない?」

 

「ん、ホントだ。誰からだよ……にこちゃん?」

 

にこちゃん?

 

変わったお名前だけど…ヒトのお名前…だよね?

 

それもたぶん女の子のお名前。

 

にこちゃんって誰だろ?

 

「わりぃことりさん。先に戻っててもらっていいかな?俺はちょっと電話に出てから戻るからさ。」

 

「うん…。」

 

もしかして…今朝ソラ君の身体を包み込んでいた、あのやさしくて甘い香りの女の子…なのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お掃除も終わってようやく放課後。

 

ソラ君を除いたことりたち“μ's”は、みんなでいつものアミューズメントセンター音ノ木坂店にやって来ました。

 

ソラ君はあのあと教室に帰ってくると、用事ができたから先にアミュセンに行っててって言って、カバンを持って急いで帰って行きました。

 

あの電話の女の子と逢うのかな?

 

あの電話の女の子とデートかな?

 

あの電話の女の子とデートして…それからえっちなことしてから来るのかな…。

 

でもあとから来るって行っていたから、デートとかえっちなことする時間はないよね?

 

なんの用事なのかな?

 

聞いたらダメかな?

 

そんなこと聞いたらめんどくさい女って思われちゃうかな?

 

うん。

 

なんだかさっきからことり、かな?かな?ばっかり言ってます。

 

これじゃダメだね。

 

今はガンプラバトルに集中しよう。

 

そんなことを考えながらみんなでバトルロイヤルへの出撃登録を済ませると、指定されたガンプラバトルシミュレーターの筐体にそれぞれ乗り込みました。

 

[[みんな!準備はいーい!]]

 

GPベースをセットしてガンプラバトルシミュレーターを起動させて、サブコンソールをぽちぽちと操作しながら出撃準備を進めていると、穂乃果ちゃんが元気よく準備はい~い!って通信を送ってきました。

 

穂乃果ちゃんは電子精霊さんの契約者…“精霊使い(エレメンタラー)”だから、出撃準備とか機体のチェックとかがと~ってもはやいんですぅ。

 

ポチ君に丸投げしてるから穂乃果ちゃんはな~んにもしてないんだけどね。

 

[[こちら海未です。出撃準備は完了してます。いつでも出れます。]]

 

海未ちゃんはガンプラバトル初めて1週間くらいだけど、もうすっかり出撃準備は手慣れたモノみたいです。

 

サクサクと進めちゃってあとは出撃待ちです。

 

[[花陽です!こっちもいつでも出撃できます!ねっ♪みんな♪]]

 

<<<<はーい。いつでもー。どこでもー。どこにいくのー?>>>>

 

[[えぇ?!ど、どこにってガンプラバトルにだよ!]]

 

花陽ちゃんも穂乃果ちゃんとおんなじ“精霊使い(エレメンタラー)”さんだから、とっくの昔に出撃準備は完了してるみたいだね。

 

まぁ花陽ちゃんなら電子精霊さんたちに手伝ってもらわなくても、出撃準備くらいなら簡単にヤっちゃうんだけどね。

 

[[ねぇ花陽?アンタのその電子精霊ってホントに大丈夫なの?なんかいまいち不安なんだけど…。]]

 

[[あはは…た、たぶん大丈夫…だよ?今までは大丈夫だったから…たぶん。]]

 

[[たぶんってアンタね…はぁ…まぁイイわ。こちら西木野 真姫。私もいつでも出れるわ。凛?そっちはどう?もう出れるの?]]

 

そして花陽ちゃんの電子精霊さんたちのボケ?に突っ込んでる貴重な突っ込み要員の真姫ちゃんも出撃準備はちゃんと終わってるみたいです。

 

真姫ちゃんもガンプラバトルは初心者だけど頭がいいからかな?物覚えがスッゴく早いんんです。

 

もう出撃準備はすっかりお手のものです。

 

[[ニャッハァァァァァァァ!モチのロンだにゃぁぁぁぁぁぁ!!!]]

 

穂乃果ちゃんの次くらいに穂乃果ちゃん(アホ)な凛ちゃん♪

 

実は凛ちゃんもガンプラバトル歴は花陽ちゃんと同じくらい長いから、出撃準備は心配なかったりします。

 

今日もテンションMAX♪だね♪

 

[[あ♪凛ちゃん♪今日もムダにテンションあげあげだね!]]

 

[[あたぼーだにゃ!やっと授業終わってガンプラバトルできるんだよ!テンションあげあげにならない理由がどこにも見当たんなくて困るくらいにまじぱなふぃーばーであげあげであげあげでおまけにもひとつあげあげのあげあげだにゃぁぁぁぁぁぁ!!!ニャッハァァァァァァァ♪♪♪ニャーハッハッハッハッハァァァァァァァァァァ!!!!!]]

 

[[あっ!穂乃果も凛ちゃんのその気持ちわかる!やっとお勉強終わってやっと放課後になってやっとガンプラバトルできるんだもんね!テンションあげあげであげあげだよね!うん♪あげあげー!]]

 

<<ぽちもあげあげー。>>

 

[[凛はもぉぉぉぉぉぉぉっとあげあげだにゃぁぁぁぁぁぁ!!!]]

 

[[はぁ…午前と午後の全ての授業中に居眠りをしていたアホが一体全体何をほざいているのやら…。とりあえずこのアホは放っておくとして、凛?貴女のテンションがあげあげなのは構いませんが出撃準備は本当に終わっているのですか?IFSの接続は?火器管制のチェックは?機体各部に異常はありませんか?スラスターの設定値は確認しましたか?貴女は何処かのほむまんが超絶美味な老舗の和菓子屋さんの姉の方の看板娘なアホと違って、電子精霊の契約者…“精霊使い(エレメンタラー)”ではないのですから、出撃準備を電子精霊に丸投げとかアホな事は出来ないのです。自分で確りと確認しなければいけまん。もし出撃準備を怠って戦闘中に何かしら異常が発生したら大変ですよ?凛?聞いてますか?凛?]]

 

[[ぎにゃ?!ちゃ、ちゃんと聞いてるよ!それにちゃんとベニャッガイの出撃準備もできてるよ!凛はどっかの元祖アホ娘な先輩よりはちょっとはマシなレベルのアホだから出撃準備くらいは自分でまともにできるにゃ!]]

 

[[あれ?!なんか海未ちゃんと凛ちゃんがヒドイ?!]]

 

うん♪

 

やっぱりみんな一緒っていいよね♪

 

今はちょっとソラ君が居ないけど、ことりはみんなと一緒に過ごせるこの時間がと~っても幸せです♪

 

だから…この幸せな時間を……終わらせたくないな…。

 

[[いつものことでしょ。ことり先輩は…まぁ問題無いわよね。]]

 

うん。

 

これから出撃ってときにあんまり暗くなるよ~なこと考えちゃダメだよね。

 

大丈夫。

 

ことりはまだ大丈夫。

 

まだみんなと一緒に飛べるから。

 

まだみんなの側にいられるから。

 

だから…大丈夫。

 

「ちゅん♪ちゅん♪もちろんだよ♪今日もみ~んなまとめてことりのおやつにしちゃいますよぉ♪」

 

[[ことり!お願いですからそのみんなに私達を巻き込まないで下さいね!]]

 

「は~い♪気をつけま~す♪」

 

[[ねぇ海未先輩…イヤな予感しかしないのは気のせいかしら?どうせ気を付けるだけ…とかってオチなんじゃ…。]]

 

[[真姫のその予感は恐らくは気のせいではありませんよ。そしてその予想もやはり気のせいではない筈です。]]

 

[[う"ぇえ…やっぱり…。]]

 

[[よぉーし!みんな!今日もはりきって行くよ!!!]]

 

さぁ♪今日も楽しい楽しいガンプラバトルの始まり始まりですぅ♪♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

にこちゃんside同様にバトルロイヤルへと出撃したμ's。
次回からはにこちゃんside、ことりさんside双方で毎度お馴染みのあっさり風味のバトル回が始ま…ったらいいなぁ…とか思っております。
そしてついにそのベールを脱ぐにこちゃんのガンプラ。
ことりさんの天敵のようなにこちゃんのガンプラのとっておきとは…。

次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
お時間よろしければご覧下さいませ。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。