ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

お休みの日に昼食で日本昔話に登場するようは山盛りご飯を食べた後にスクフェスACでガチャをすると何故か高確率で花陽ちゃんのHR衣装が出てくるQooオレンジでございます。
推しは海未ちゃんの筈なのですが…解せぬ。

今回はことりさんsideの第11回目となります。
バトルロイヤルを終えたことりさん。
今回は…

それでは 第7話B「トベナイコトリ」そのじゅういち 始まります。





























第7話B「トベナイコトリ」そのじゅういち

「ことりちゃん!」

「ことり!」

 

ソラ君を除いたみんなで出撃した放課後のバトルロイヤルの終盤で遭遇した、“無冠の女王(ノー・クラウン)”の二つ名を持つ女の子“矢澤 にこ”さんとのバトルは、ことり以外のみんなが撃墜されちゃう非常事態になっちゃいました。

 

みんな撃墜されちゃった中で、たったひとりだけ残されて“無冠の女王”さんと対峙することになったことりは……いつものように戦うことを諦めてしまいました。

 

だってほんとは弱いことりひとりだけじゃ、あの人には何をやっても絶対に勝てないから。

 

勝てないなら戦ってもそこに意味はないから。

 

だからことりはいつも通りに戦うことを諦めちゃいました。

 

そのことで何故か矢澤 にこさんと言い合いになっちゃったんだけど、途中でバトルロイヤルの制限時間が来ちゃって…。

 

なんだかんだでことりは生き残っちゃいました。

 

矢澤 にこさんに最後に言われた“続きは外で”って…あれはどういう意味なんだろ。

 

そんなことを考えながら、ことりは愛用のGPベース“マカロン・フェスタ”を手にとって、ガンプラバトルシミュレーターの筐体から出てきました。

 

レストコーナーへ向かうと、バトルロイヤルで矢澤 にこさんに撃墜されちゃった穂乃果ちゃんたちがそれぞれに思い思いの飲み物を手にしながら、お菓子を囲んでことりのことを出迎えてくれました。

 

「お疲れ様でした!ことり先輩!はい!これ!ことり先輩の分です!」

 

「確かことり先輩っていつもソラ先輩に飲み物買ってこさせる時にミルクティー頼んでだから、今日も同じのにしたけど…今日もミルクティーでよかった?」

 

「あ、うん。ありかと♪花陽ちゃん♪真姫ちゃん♪」

 

ことりがみんなが陣取っているレストコーナーのテーブル席にたどり着くと、花陽ちゃんがことりに紙コップに入ったホットのミルクティーを手渡してくれました。

 

花陽ちゃんがことりに紙コップを手渡しくれるのを見ながら、テーブルに頬杖をついてちょっと不機嫌そうにしている真姫ちゃんが、ことりはいつもミルクティーだから今日もおんなじのでよかったよね?って言ってくれます。

 

もちろんことりはホットのミルクティーでおっけーですぅ。

 

あったかくてあま~いこのミルクティーがことりは大好きなんです♪

 

「アンゴルモア的恐怖の大魔王なブラックリトルバードのことり先輩なら、ほんとは処女の生き血とかがよかったんじゃねーかにゃ?」

 

ことりが花陽ちゃんから受け取った紙コップに口をつけて、中に入っているあったかいミルクティーをちょびちょび飲んでいると、凛ちゃんがなんか怖いことを言ってきました。

 

ことりはあま~いミルクティーよりも処女の生き血とかのほ~がよかったんじゃない?って。

 

失礼しちゃうよね。

 

いくらことりが最近は新鮮な○肉を使ったお料理に目覚めたからって、処女の生き血なんて吸血鬼さんじゃないんだからそのまま飲んだりしません!

 

処女の生き血はそのまま飲んじゃうよりも、ひき肉とかと一緒に腸詰めにしておいし~ソーセージを作る方がオススメですぅ♪

 

あ♪ブラッドソーセージは処女の生き血とひき肉とかのお肉だけだとちょっとクセが強いから、臭み消しにた~っぷり香辛料を入れてあげると普通の人でも食べやすくなりますよ♪

 

みなさんも新鮮な処女を手に入れたら死なない程度に生き血を搾り取ってブラッドソーセージを試してみてくださいね♪

 

そんなわけでことりは処女の生き血なんてそのまま飲んだりしません♪

 

おいしくお料理しちゃいますぅ♪

 

それに…ど~せ飲むならただの処女の生き血じゃなくて、“かわいい”処女の生き血ですぅ♪

 

「しょ、処女の生き血?!こ、ことり?!まじですか?!貴女はまじでそんなモノ…」

 

でもここでそんなこと(処女の生き血のブラッドソーセージのことも)言っちゃったら、ただでさえ現在ドン引き真っ最中な海未ちゃんがさ~ら~に、ドン引きしちゃうから言いませんけどね。

 

「流石にことりでも(普通の)処女の生き血なんて飲まないよぉ~♪」

 

かわいい海未ちゃんの生き血なら飲んでみたいけどね♪

 

やっぱりこれも言っちゃったら海未ちゃんにドン引きされちゃうから言わないけどね♪

 

「ですよねー。はぁ…よかった…。」

 

ちなみに…みんなの“本日のお飲み物♪”は、穂乃果ちゃんが身体に悪そ~なスッゴい緑色をしてるメロンソーダ、海未ちゃんが暖かい緑茶、真姫ちゃんがあま~いカフェラテ、凛ちゃんがコーラ(普通ですぅ。つまらん♪ですぅ。)、花陽ちゃんがお米の磨ぎ汁(コシヒカリ♪)ですぅ。

 

この“本日のお飲み物♪”は、海未ちゃんと花陽ちゃんとことりはだいたいいつも変わらないんだけど、穂乃果ちゃんと真姫ちゃんと凛ちゃんは割りと日替わりで“本日のお飲み物♪”が変わるんだよね。

 

そう言えば…ソラ君も“本日のお飲み物♪”はいつもおんなじだね。

 

ソラ君が飲むのはいつもにっが~いブラックコーヒー。

 

お砂糖もミルクも入れないにっが~いブラックコーヒーなんてよく平気で飲めちゃうよね?

 

ことりはコーヒー飲むならお砂糖もミルクもドバドバ入れちゃいたいですぅ。

 

「 (流石にことりでも生き血は飲みませんか…よかった…ほんとによかった…ことりが生き血を飲むなんて言い出したらどうしようかと思いました…。長い付き合いですから生き血を飲む程度で絶交なんて事はしませんが、それでも生き血を喜んで飲む幼馴染みだなんて怖すぎですからね。もしそうだったら精神科…もしくは脳外科?でしょうか?どちらでも構いませんが、真姫の所の西木野総合病院にお願いして治療して貰わなければいけませんでした。はぁ…でも本当にことりが生き血を飲みた-い♪だなんて言わなくてよかったです。) それにしても…今日のバトルロイヤルはことり以外は全員撃墜されてしまいましたね。」

 

レストコーナーの丸いテーブルで、ことりの正面に座っている海未ちゃんが、目からハイライトが消えた状態でぼそぼそと何か呟いていたと思ったら、突然バトルロイヤルの話題を持ち出して来ました。

 

今のハイライトが消えた目のときの海未ちゃんは、ことりに失礼なことを考えてるときの海未ちゃんです。

 

ど~せ“生き血を飲みたいなんて言い出したら真姫ちゃんのトコの西木野総合病院に連れていって治療してもらわなきゃ♪精神科?脳外科?どっちだろ?”とか考えてたんですぅ。

 

そんな失礼なこと考えてると、今日の帰り道で海未ちゃんを捕獲してことりのお家の秘密の千歌室…じゃなくて、秘密の地下室にごあんな~い♪して、すっぽんぽん♪にして磔(はりつけ)にして…生き血を啜(すす)っちゃいますよ?

 

しかも未使用新品のマタノトビラ(前)に張られている膜をぶちっ♪と破って、そこから流れてくるヤツを。

 

処女の生き血も悪くはないけど、やっぱり最高なのは破瓜のときに流れてくるヤツだよね♪

 

ね♪みなさんもそう思いませんか?

 

うふふふふふふふふふ♪

 

「 (あ。ことり先輩とあの顔…あれは絶対にまたなんか怖いこと考えてるますよ!ヤバヤバですよ!これはヤヴェぜ!ですよ!このままそっち方面の話題にされちゃう前に海未先輩が放り投げてくれた“今日のバトルロイヤルについて”っていうタイムリーな話題を継続させなきゃヤバいです!大丈夫!今の花陽ならいけます!お米の磨ぎ汁飲んで出力最大なんですから!) 最後に戦ったのは二つ名持ちのファイターさんでしたからね!いやぁー!わかってはいましたけど、流石に二つ名持ちは強かったですね!ぶっちゃけ花陽はビットに囲まれて最後まで手も足も出なくて超ごんぶとビームにヤられちゃいましたよ!」

 

「悔しいけど私も花陽と一緒よ。いくら花陽がヤられて頭に血が上ってたからって言っても、あんなふざけたゴ○ブリみたいに真っ黒なガンダム相手に何もできなかったなんて…。」

 

「凛もだにゃ…。ファイナルベニャッガイも使わせてもらえなかったし…。」

 

ことりがうふふふふふふふふふ♪とかやっているうちに、まきりんぱなの1年生トリオは今日のバトルを振り替えって落ち込んじゃっていました。

 

今日のバトルで最後に戦ったあの人…“無冠の女王”さん…。

 

あの人はソラ君とかとおんなじ“バケモノ”だから、負けても仕方ありません。

 

「そんなに落ち込む必要はないわよ?アンタたち1年生トリオは良くやったわ。にこにー様ががんばりましたの花丸満点スタンプおしてあげちゃうわ。」

 

ことりもそう思いますぅ。

 

花陽ちゃんはひとりであのまんまるビットを引き付けてくれていましたし、凛ちゃんは海未ちゃんの作戦通りに真っ正面から立ち向かってくれました。

 

真姫ちゃんも穂乃果ちゃんとタイミングをちゃんと合わせて挟撃してくれてました。

 

3人ともちゃんと自分の役割をしっかりとやってくれました。

 

「けど…凛は何にも考えられなくなって、ファイナルベニャッガイでみんな吹き飛ばそうとしたけど結局はあの黒いのに使わせてもらえなかったし…。それで良くやったなんて言われても…。」

 

「そうね。凛の言う通りだわ。私も頭にきて周りが見えなくなっちゃって、あの丸いヤツの集中攻撃であっさりヤられちゃったもの…。良くやったなんてとてもじゃないけど思えないわ。」

 

凛ちゃんも真姫ちゃんも最後はぶちキレ状態だったからね。

 

ぶちキレて2人で“無冠の女王”さんに突撃しちゃったときはびっくりしちゃいました。

 

「そう思うなら2人とも今日の敗北を次のバトルに生かしなさい。まずは簡単にキレない!わかった!わかったら返事!ほら!」

 

「はーい。」

 

「わかったわ。」

 

今日の敗北を次のバトルに生かしなさい、か。

 

そう言えば…“無冠の女王”さんもおんなじこと言ってました。

 

ことりは…やっぱり敗北に意味はないって思います。

 

負けたらそこでおしまいです。

 

だってみんなの前で負けちゃったら…ことりが弱いことが穂乃果ちゃんと海未ちゃんに知られちゃったら……もうことりはみんなと一緒には…。

 

「素直でよろしい!あ、ちょっと小泉 花陽!悪いんだけどそこの自販機でイチゴ牛乳買ってきて!紙パックのヤツでいいからお願いね!はい、これお金!」

 

「はひ!了解です!」

 

ことりが凛ちゃんと真姫ちゃんに向けて語られた”敗北を次のバトルに生かせ”って言葉で、“無冠の女王”さんとのやり取りを思い出して沈んじゃっていると、ことりの隣に座っていた花陽ちゃんがイチゴ牛乳を買ってきてって頼まれて自販機にダッシュして行きました。

 

でもチゴ牛乳じゃなくてイチゴオレだとことりは思いますぅ。

 

確か昔はイチゴ牛乳って名前でもよかったんだけど、何年か前に生乳(や~ん♪“なまちち”って響きがえっちですぅ♪♪♪)100%じゃなきゃ牛乳って表示しちゃダメになっちゃったから、イチゴ牛乳じゃなくてイチゴオレになっちゃったんですぅ。

 

銭湯の定番飲み物なフルーツ牛乳も、ことりでもおいしく飲めちゃうあま~いコーヒー牛乳も、今じゃもうその名前で売っちゃダメなんですよ?

 

みなさんは知ってましたか?

 

「高坂 穂乃果と園田 海未は今日のバトルを振り替えってどう思う?反省点とかある?」

 

ことり先生のイ♪ケ♪ナ♪イ♪イチゴ牛乳講座を頭の中でひっそりと開いていると、今度は穂乃果ちゃんと海未ちゃんに反省点はある?って話が振られていました。

 

穂乃果ちゃんはとりあえず今日のバトルの一番最初で海未ちゃんの立てた作戦をガン無視して突撃しちゃったことを反省して欲しいですぅ。

 

「はんせーてん?えっ?ナニソレ? (ホ、ホノカー!たすけてー!) (はぁ…ほんと、穂乃果は穂乃果(アホ)なんだから。いい?反省点って言うのはね?穂乃果にもわかりやすく言えば、どこがダメだったとかそんな感じのヤツだよ。穂乃果は今日のバトルでどこがダメだったと思う?) (おぉ!それがはんせーてん!ありがと!ホノカ!) えーっと…穂乃果は…穂乃果は…うーん…どこがダメだったかもかよくわかんないよぉ…。(もう。せっかく説明してあげたのにそれはないんじゃないの?なんて言うかやっぱり穂乃果は穂乃果(アホ)だよね。) 」

 

だから穂乃果ちゃんは序盤の作戦ガン無視の突撃を反省して欲しいですぅ。

 

「なんと言いますか、穂乃果(アホ)な穂乃果らしい答えですね。」

 

ことりも海未ちゃんもど~かんですぅ。

 

「私は今日のバトルでは終盤の見通しの甘さが目立ちましたね。ことりのバスターライフルのごんぶとビームが当たれば簡単に勝てると思ったのですが…まさかあの黒いガンダムがビームを吸収するだなんて思いもしませんでした。」

 

うん。

 

ことりもリトルバードご自慢のごんぶとビームを吸収されちゃったときはスッゴく驚いちゃった。

 

それなりに長いことガンプラバトルをやって来た中で、Iフィールドとかでバスターライフルのごんぶとビームが防がれちゃったことは何回もあるけど、吸収されちゃったなんてはじめての経験ですぅ。

 

ことり…今日…初体験しちゃいました♪きゃっ♪はずかしぃですぅ♪

 

なんておバカなこと言ってる場合じゃありませんね。

 

ビーム吸収なんてことりの天敵過ぎますぅ。

 

あのビームを吸収しちゃったのってたぶん…

 

「そこは仕方ないわ。園田 海未はガンプラバトル初めてまだちょっとしか経ってないんでしょ?ガンプラの元になってるガンダムだってまだまともに観てないんでしょ?ぶっちゃけアンタってドが何十個もついてる素人なのよ?そんな子がガンプラバトルの世界大会でも滅多にお目にかかれないような、ビームを吸収する“アブソーブシステム”のことなんて普通は知らないのが当然だからね。」

 

そう。

 

“アブソーブシステム”ですぅ。

 

“アブソーブシステム”…それはまだガンプラバトルにプラフスキー粒子が使われていた頃の世界大会で何度も優勝したことのあるレジェンドファイターの1人、“ザ・ビルドファイター”の二つ名を持っている“伊織 星”さんが考案したビームを吸収(当時はプラフスキー粒子を吸収)して自機のエネルギーにしちゃうとんでもシステム。

 

ガンプラバトル世界大会でもアブソーブシステムを使う人はほとんどいないのに、それをあの“無冠の女王”さんは完璧に使いこなしていました。

 

やっぱりあの人は“バケモノ”ですぅ。

 

「あのことりのバスターライフルのごんぶとビームを吸収したのは“アブソーブシステム”と言うのですね…“アブソーブシステム”…ガンプラバトルにはまだまだ私の知らないことが沢山ありますね…。」

 

「そ♪ガンプラバトルはと~っても奥が深いんだから♪本気でガンプライブ優勝を目指してるなら、アンタもしっかりと精進しなさい。努力は絶対に人を裏切らないわよ?」

 

「そうですね…人生日々これ精進あるのみです!」

 

って言ってるけど、海未ちゃんはしょ~じんしなくても、ことりはもう十分に強いと思うんだけどなぁ。

 

だって海未ちゃん…スナイパーなのにバトルの途中であの赤いバルバトス(第4形態)からぶん盗った、ごくごくふつ~の何の変哲もないただの片刃のブレードで、トリケロス改(たぶん改造してるからトリケロス改・改?)のシールド部分をぶった切ってたもん。

 

普通は硬いシールド部分をぶった切るとかできないよ?

 

さっきの“アブソーブシステム”を考案した伊織 星さんとおんなじレジェンドファイターの人たちならできる人もいるんだろ~けど…ガンプラバトル初心者がそう簡単にできちゃうことじゃありません。

 

ってかあんなことソラ君でもきっとムリですぅ。

 

アレをソラ君に見せたら、お顔を引きつらせて“うわぁ…シールドぶった斬るとか相変わらず海未さんマジ半端ねぇ…。”って某サッカーワールドカップの実況さんみたいなこと言っちゃうハズですぅ。

 

「お待たせしました!イチゴオレ買ってきました!」

 

そうこうしてる内に、イチゴ牛乳(オレ)を買ってきて♪って頼まれた花陽ちゃんが、片手にピンク色の紙パックを持って帰ってきました。

 

花陽ちゃんはさっそく買ってきたイチゴ牛乳(オレ)を手渡し…て…………………あれ?

 

そう言えば…花陽ちゃんからイチゴ牛乳(オレ)を受け取った、さっきからさりげなくことりたちの会話に混ざっているこのなんかびみょ~に偉そうにしてる女の人って……誰ですか?

 

この女の人…って言いますか、正しくはこの女の子?かな?

 

ことりとは反対側の花陽ちゃんの隣に座っている見たことない女の子。

 

見た目はたぶん中学生くらいだと思いますぅ。

 

髪型はよく手入れされたつやつやの綺麗な黒髪を、頭の両サイドで束ねたいわゆるツインテールってヤツですぅ。

 

そして服装なんですが、音ノ木坂学院の女子用のブレザーの中にピンク色のニットのベストを着てますぅ。

 

音ノ木坂のブレザー?

 

それならこの子…もしかして中学生じゃなくて高校生なの…かな?

 

見た目中学生だけど凛ちゃんたちとおんなじ1年生なら……あっ!リ、リボンの色が緑色です!

 

緑色ってことは3年生?!

 

ま、まさかこのどこからど~見ても中学生(ってか小学生でもイケちゃいますぅ!)な女の子はことりたちよりも年上なんですか?!

 

あ、あり得ね~ですぅ!

 

激しくあり得ね~ですぅ!

 

だって3年生ってことはこの謎の女の子さんは17歳か18歳なんだよね?!

 

もしもうお誕生日が終わっていて18歳なら………ご、合法ロリですぅ!!!

 

合法ロリですよ!!!合法ロリ!!!!!

 

あきらかに見た目18歳以下なのにこの作品に登場している人物はみんな18歳以上ですぅ♪って書けば絶対にど~見ても○学生なのにえっちなことしちゃってる内容を描いても怒られない薄い本ご用達(?)の合法ロリですよ!!!

 

でもこの謎の合法ロリさん…

 

「あんがと。って!これイチゴ牛乳じゃなくてクソ甘い方の超特濃激甘シルバーソウルイチゴオレじゃない!ちょっとアンタ!これ私が頼んだのと違うわよ!!!」

 

なんか凶暴ですぅ。

 

花陽ちゃんが間違ってあま~い超特濃激甘シルバーソウルイチゴオレを買ってきちゃったみたいで、そのことにと~ってもご立腹♪ですぅ。

 

額に青筋浮かべて半目で間違っちゃった花陽ちゃんを睨んでますぅ。

 

「あ、あれ?そうなんですか?!そう言えば…イチゴオレは2種あったようななかったような…?」

 

「私が頼んだのはもう片方!はぁ…まぁいいわ。今日はこのクソ甘い方の超特濃激甘シルバーソウルイチゴオレで我慢してあげるわ!ありがたく思いなさいよ!まったく…そらじゃないんだからこんなクソ甘いの空口で飲めないわよ…おぉっと♪おせんべい発見♪いいのあるじゃないの♪ちょっと星空 凛!そこのおせんべい2・3枚取ってちょうだい!」

 

ため息をひとつついた謎の合法ロリさんは、超特濃激甘シルバーソウルイチゴオレの紙パックにストローをブスッ♪って突き刺して、そのあまりの甘さにお顔をしかめながらちゅーちゅーし始めした。

 

そしてちゅーちゅーしながらテーブルに広げてあるお菓子の山の中におせんべいがあるのを見つけて、おせんべいの近くに座っている凛ちゃんに“おせんべい取って♪”って言ってますぅ。

 

おせんべいのしょっぱいパワーで超特濃激甘シルバーソウルイチゴオレのあま~いパワーを中和する作戦ですね♪

 

しょっぱいおせんべいを食べて次にあま~いお菓子を食べて、またしょっぱいおせんべいを食べてまたまたあま~いお菓子を食べて…これは噂に名高いしょっぱい&あま~いの無限コンボですね!

 

今回の場合はしょっぱいおせんべいとあま~いイチゴオレの無限コンボです♪

 

「はいにゃーん。」

 

「あんがと。ん?これって確か浅草のおせんべい屋さんの高いけどむちゃくちゃおいしいヤツじゃない♪ねぇ、これ余ったら持って帰っていい?妹たちにも食べさせてあげたいのよね♪」

 

合法ロリさんは凛ちゃんから受け取ったおせんべいの袋を開けて、さっそくバリバリ食べ始めました。

 

食べながら、このおせんべいが浅草のおせんべい屋さんの高くておいしいおせんべいって気付いたみたいで、余ったら持って帰っていい?って言い出しました。

 

妹さんたちに食べさせてあげたいだなんて、凶暴さんな割に家族思いさん?

 

ちなみにこのおせんべい…

 

「家に山の様にあるお母様の頂き物を持ってきただけなので構いませんよ。まだまだ沢山ありますので、是非とも妹さんたちに持って帰ってあげて下さい。」

 

海未ちゃんが言った通り、いつも海未ちゃんがお家から持ってきてくれるんですぅ。

 

どうせ甘いモノは穂乃果とことりが持ってくるのですから、私はしょっぱいおせんべいを持ってきますね。って。

 

おいしいんだよね~♪海未ちゃんの持ってきてくれるおせんべいって♪

 

もちろん穂乃果ちゃんが持ってきてくれる穂むらのお菓子も激ウマですぅ♪

 

ことりはこのお菓子タイムがだ~いすきです♪

 

「そ♪なら遠慮なくもらってくわ♪あ、そうそう…小泉 花陽…もし次も超特濃激甘シルバーソウルイチゴオレとイチゴ牛乳を間違えて買ってきたら……殺すわよ。」

 

「はひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!全身全霊で心底丁寧に気を付けましゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

 

ちゅん。

 

この子、やっぱり凶暴ですぅ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謎の合法ロリさんが花陽ちゃんに“次に間違ったら殺すわよ。”ってこわ~いことを言い放って、花陽ちゃんがはひぃ~って半泣きでお返事したあとは、何ごともなくもぐもぐお菓子タイムが進みました。

 

みんなで持ち寄ったお菓子を楽しくおしゃべりしながらもぐもぐぱくぱく♪

 

謎の合法ロリさんの正体も気になるけど、なんだかもう完全にことりたちの中に溶け込んでるから、この合法ロリさんはきっとことり以外の誰かのお知り合いなんですぅ。

 

きっとそうに違いありません。

 

と、ことりも穂乃果ちゃん(アホ)な穂乃果ちゃんみたいに考えることを放棄して、そう思うことにしたんだけど、真姫ちゃんがついに…

 

「ねぇ、穂乃果先輩…。」

 

「ん?なーに?真姫ちゃん?」

 

「あのさ、スッゴい今さらで申し訳ないんだけど、その子……誰?」

 

謎の合法ロリさんの存在に突っ込みを入れちゃいました。

 

その子はだ~れ?って。

 

真姫ちゃんに質問された穂乃果ちゃんは…

 

「へっ?真姫ちゃんのお友だちじゃないの?」

 

だって。

 

どうやら謎の合法ロリさんは、穂乃果ちゃんのお知り合いじゃないみたいだね。

 

聞き返された真姫ちゃんも…

 

「違うわよ。言ってて悲しくなるけど私の友達なんて花陽と凛と先輩たちしかいないもの。私は穂乃果先輩たちのうちの誰かの知り合いだと思ってたんだけど…。」

 

って言ってます。

 

「ううん。穂乃果は知らない子だよ?海未ちゃんは?」

 

穂乃果ちゃんが今度は海未ちゃんにこの子のこと知ってる?って聞いてみたんだけど…

 

「いえ。私も知りませんよ?私はパシりにされていましたので花陽の知り合いだと思っていましたが…。」

 

海未ちゃんもやっぱりこの謎の合法ロリさんを知らないみたいです。

 

怪訝なお顔の海未ちゃんが次は花陽ちゃんに知り合いかな?って聞いてみたんだけど…

 

「へっ?花陽ですか?!いえいえいえいえいえ!花陽も知らない子ですよ!花陽は先輩たちのお知り合いだと思ってパシってきただけです!」

 

花陽ちゃんも知らない子で…

 

「凛もしらねーにゃ。にゃんか身体に纏ってるオーラがことり先輩っぽいから、このちみっこはことり先輩の知り合いとかじゃねーのかにゃ?」

 

凛ちゃんも知らない子で…

 

「ちゅん♪ここまで来たらもちろんことりも知らない子ですぅ。」

 

もちろんことりも知らない子で…

 

穂「ふぇ?」

海「えっ?」

真「う"ぇ?」

猫「にゃ?」

米「はひ?」

 

ここにきて、みんなようやくこの謎の合法ロリさんが誰の知り合いでもないってきょ~がくの真実にたどり着きました。

 

みんなで一斉にお顔をあわせて“?”ってなっちゃいました。

 

そして真姫ちゃんが…

 

「誰も知らないって…それじゃこの子…」

 

お顔をひくひくさせて、おいしそうにおせんべいをぱりぱり食べてる謎の合法ロリさんの方を向きながらポツリと呟きます。

 

「だ、誰?!」

 

穂乃果ちゃんが真姫ちゃんの言葉を引き継いで“誰?”って叫んだんですが、誰もその言葉に答えられる人はいませんでした。

 

ただ1人を除いて…

 

「イヤ、誰?っておせんべいおいしいからちょっと黙って聞いてたけど、アンタたちマジで言ってんの?ほら?さっきまで一緒にいたでしょ?ちゃんと自己紹介もしたわよ?」

 

そう。

 

穂乃果ちゃんの問いに答えたのは、おいしそうにおせんべいをぱりぱり食べていた謎の合法ロリさん本人でした。

 

ちゃんと自己紹介した、ですか?

 

う~ん……ことりはぜんぜん心当たりがありませんよ…?

 

自己紹介…自己紹介…自己紹介…自己紹介…?

 

あれ?

 

そう言えば…自己紹介…されたような?

 

でもどこで…

 

「自己紹介したと言われましても、申し訳ありませんが私には全く心当たりが無いのですが…。」

 

「穂乃果もわかんないよー!」

 

「穂乃果先輩とおんなじ答えになるのは屈辱どけど、私もわかんないわ。」

 

「真姫ちゃんとおんなじで穂乃果先輩とおんなじ答えになるのはズゴック屈辱…じゃなくて、スッゴく屈辱ですけど、花陽もわかんないです!」

 

「凛も穂乃果先輩とおんなじ答えになるのはひじょーに屈辱だけど、やっぱりわかんないにゃ。」

 

「ちょっと!真姫ちゃん!花陽ちゃん!凛ちゃん!なんで穂乃果とおんなじ答えだとくつじょくなの!」

 

「だってそれは…」

 

「穂乃果先輩が…」

 

「アホだからだにゃ!」

 

「むがぁぁぁぁぁ!!!アホって言った!真姫ちゃんと花陽ちゃんと凛ちゃんがアホって言ったぁぁぁぁぁぁ!穂乃果!アホじゃないもん!」

 

「いえ。穂乃果は何処からどう見ても、疑い様の無い真性のアホですよ。」

 

「うわっ?!海未ちゃんまで穂乃果のことアホって言った!ひっどーい!!!ことりちゃーん!ことりちゃんは穂乃果のことアホって言ったりしないよね?ね?ね?」

 

「う~ん…いったいどこで…」

 

「ことりちゃーん!お願いだからそこはスルーしないでよー!」

 

穂乃果ちゃんがなんか騒いでるみたいだけどとりあえず無視して、引っ掛かりを覚えた“自己紹介”って一言について考えを巡らせていると、当の謎の合法ロリさんが…

 

「仕方ないわね…もう1回だけ自己紹介してあげるわ!ったく…こんなサービス滅多にないんだからありがたく思いなさいよね!それじゃ…行くわよ!にっこにっこにー♪」

 

立ち上がって謎のポーズを決めながら踊り(?)始めました。

 

「あなたのハートににこにこにー♪笑顔届ける矢澤 にこにこー♪にこにー♪って覚えてね♪ラブにこ♪」

 

謎の合法ロリさんの自己紹介。

 

色々と突っ込みどころ満載だけど、ことりは思い出しちゃいました。

 

この謎の合法ロリさんのことを。

 

そう…バトルロイヤルで出会ったあの人を

 

「あっ…」

 

音ノ木坂学院ガンプラバトル部部長。

 

“無冠の女王(ノー・クラウン)”の二つ名を持つ女の子。

 

“矢澤 にこ”さん。

 

「はーい♪南 ことり♪続きは外で♪って言ったでしょ?」

 

続きは外で♪ってこういう意味だったんですね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

夜。肝試しに行き人数を数えると1人多い…。
もしくは1人少ない…。
皆様はそんな経験ございますでしょうか?
今回のお話ではいつの間にか見知らぬ黒髪ツインテールロリっ娘がさりげなーく混ざっておりました。
次回はそんな黒髪ツインテールロリっ娘がグダグダ空間に抗います。

次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
お時間よろしければご覧下さいませ。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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