ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
実家の引っ越し作業で腰を痛めたQooオレンジでございます。
久し振りにやべぇレベルで腰が痛いです…。
さて。今回は語り部を海未ちゃんに移し、にこちゃん対ことりさんの決戦の前の息抜き回の幕間となります。
内容はサブタイからもおわかりの通り、海未ちゃんたちがガンプラバトル部の部室へ初訪問…となっております。
最終的には部室とか関係なくグダグダになってしますが…。
それでは 幕間「ようこそ!音ノ木坂学院ガンプラバトル部へ!」 始まります。
「この音ノ木坂に入学してもう二年になりますが、学校の講堂の裏にこんな所があったなんて知りませんでした。」
にこ先輩との出会った&共に出撃したバトルロイヤルの翌日。
打倒にこ先輩を掲げていつになく真剣なことりと、そんなことりに付き合っている(付き合っていると言ってもお付き合い…所謂“男女交際”をしている訳ではありませんよ!ありませんったらありませんから!!!)青空を除いた私達チーム“μ's”の面々は、にこ先輩の案内に従い講堂の裏へとやって来ました。
そこにあったのは講堂裏に設置された指紋認証式のロックが取り付けられた妙に立派な物置小屋の入り口。
私達はにこ先輩に案内されるがままに、その妙に立派な物置小屋の扉を潜りました。
潜り抜けた扉の向こうにあったのは、当然ながら物置小屋…ではなく、テレビに冷蔵庫、エアコンにパソコンにその他諸々の家電製品や綺麗でお洒落な家具が設置されている何とも立派な部屋でした。
「へぇ…思っていたよりもいいじゃない。あ♪このソファーって○○○のソファーよね?ママが前から欲しいって言ってたヤツだわ。でも確か注文が殺到してて2年待ちとかって言ったわよね?良く買えたわね、コレ。うん♪ママが欲しがっているだけあってこのソファー、座り心地も悪くないわね…やっぱりうちにもいくつか欲しいわ。それに良く見るとこのソファー以外にも結構いいインテリア使ってるじゃない。んふふ♪良いじゃない♪私はこの部室、気に入ったわ。」
「はひ!花陽も真姫ちゃんに激しく同意です!だって見てください!あの炊飯器!○○○製の最新式の高級炊飯器ですよ!お釜にダイヤモンドコーティングがしてあって電気炊飯器の中ながらもふっくらほかほか!まるで昔ながらの薪のかまどで炊いたようなご飯に炊き上がるって噂の炊飯器ですよ!あ♪薪って真姫ちゃんのことじゃないですからね♪斧でぱっかーん♪ってヤる方の薪です!それでですね!この炊飯器!そのまるで薪を使ったかまどで炊いたようなおいしいご飯になるっていうすんばらすぅぃー性能に比例してお値段もマシマシなんです!そう!めちゃくちゃ高い炊飯器なんですよ!ぶっちゃけちゃいますと一般家庭じゃよっぽどお父さんが頑張って稼がないと手に入らない感じの炊飯器なんです!それがなんと!今!花陽の目の前に!大事な!そう!とぉぉぉぉぉぉっても大事なことなのでもう1回言いますよ!め!の!ま!え!にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!はい♪ご唱和ありがとうございました!それでですね!目の前に…あ、結局もう1回目の前にって言っちゃいましたね♪てへぺろ♪しかもまた言ってるし♪は、とりあえずそこら辺に放り投げといて、こうなったらヤることは1つですよね!さぁ!炊きましょう!えっ?ナニを?そんなの決まってます!炊飯器がそこにある!ならば炊くのはお米です!お米!炊きましょう!今すぐに!幸い花陽はいつでもどこでもお米が炊けるようにいついかなる時でもカバンの中には常に花陽厳選の無農薬米を10キロ常備しています!この音ノ木坂学院指定の小さなスクールバッグの中にどうやって10キロのお米を入れてるとか無粋な突っ込みはナシですよ!ナシ!とーにーかーく!この花陽厳選の無農薬米(10キロ)とダイヤモンドコーティングお釜の高級炊飯器を使えば!きっと!いえ!必ず!すっごくおいしいご飯が食べれますよ!!!食べれちゃいますよ!!!食べれちゃうんですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
「ふわぁー。あ!なんかボタン押すと水が出てくるヤツあるよ! (穂乃果♪それってウォーターサーバーってヤツだよ。) うぉーたーさーばー?さば?あっ!サバの仲間なんだね! (うーん?鯖は関係ないんだけどなぁ…。) でもうぉーたーさーばーなんでしょ?ほら!やっぱりさばだよ!さば!(まぁ穂乃果がそれでいいならホノカもウォーターサーバーは鯖の仲間でもいいと思うよ♪) うん!やっぱりさばなんだね!うぉーたーさーばーのボタン押すと水のほかにさば味噌とかもでたりしちゃうのかな♪そうだ!確かカバンの中におやつに食べようって思って持ってきていたラ○チパックののーこーあっしゅくさば味噌味があったはすだよ!よぉーし!さば味噌食べながらラ○チパックさば味噌味を食べるぞー!」
「にゃんか真姫ちゃんはまともなコメントしてたけどあとの2人がぶっちゃけやべーいコメントしかしてないから、今回は凛はボケに回らないで真姫ちゃんと一緒にまともなコメントをしようも思うよ。うん。凛は1回陸上部の部室に拉致られそうになって陸上部の部室も見たけど、こんなに立派な部室じゃなかったよ?あそこは三角木馬とかXってなってる磔(はりつけ)台とかごちゃごちゃと置いてあったもん。ってかぶっちぎりで他の部室なんかよりすげぇー立派なのは凛の気のせいかにゃ?」
にこ先輩に案内された講堂裏の物置小屋…を魔改造して作ったらしいガンプラバトル部の部室。
その部室を見た穂乃果達の反応は上記の通り、中々に上々の様ですね。
まぁ穂乃果は基本的に穂乃果(アホ)なので、ウォーターサーバーが鯖の仲間とか訳のわからない事をぬかして部屋の良し悪しについてはこれっぽっちもわかっていない様ですが。
後は花陽も花陽曰く高級炊飯器らしい炊飯器を抱き抱えて恍惚とした表情で意味のわからない戯れ言を言ってますので、こちらも部屋の良し悪しを理解していない様ですね。
まともな意見を言っているのは真姫位でしょうか?
普段から高級な家具やら家電に囲まれて生活しているセレブなお姫様の真姫が気に入るだなんて、この部室はかなり凄い様ですね。
えっ?凛ですか?
あー…凛は…ほら。
アレです。
アレ。
普段からアホ丸出しなので今さらまともなコメントを述べた所で、誰も聞いてはいないでしょうから問答無用で放置です。
そもそも自分でまともなコメントをするとか言っておきながら、三角木馬だの磔台だのと良くわからない事を言っている時点で色々とアウトだと私は思います。
「ふふーん♪だ♪これがこの私!世界のYAZAWAの居城たる我が音ノ木坂学院ガンプラバトル部の部室よぉん♪スゴいでしょ!スゴ過ぎるでしょ!ぶっちゃけ控えめに言ってもめちゃくちゃスゴいでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♪♪♪」
そして私達をこのガンプラバトル部の部室へと案内してくれたにこ先輩なのですが、腰に片手を当ててもう片方の手を頬に添えるポーズ…所謂オーッホホホホ♪のポーズで部室内にあるロフトに登ってドヤ顔でこちらを見下しています。
とりあえずその言動に軽くイラッ♪っと来ましたので、弓矢で撃ち落としておきましょうか?
この距離なら眉間にピンポイントで矢を射抜く自信がありますよ?
あなたのハート♪ぶち抜くぞ♪
ではなく
あなたの眉間♪ぶち抜くぞ♪
ですね。
さて。
それでは本日のらぶあろーしゅーと♪を一発ブスッ♪っと逝ってみましょうか?
「はっ?!殺気?!って!おいまて!そこの上級オ○ニスト!アンタはなんで弓と矢を用意しようとしてんのよ!この部屋でナニを射るつもりよ!!!」
「ナニってロフトに登ってこちらを見下している黒髪ツインテールのどう見ても中学生にしか見えない先輩ですが?それがナニか?」
「それがナニか?じゃねーし!!!ってか黒髪ツインテールのどう見ても中学生にしか見えない先輩ってにこにーのことだろ!!!射るな!にこにーを弓矢なんかで射るな!!!あとどぅぁれぇがぁ!どう見ても中学生にしか見えない先輩じゃ!ボケェ!!!」
私が少しイラッ♪っとしたにこ先輩の眉間を射抜こうと、荷物からいそいそと弓と矢を用意しようとしていると、獲物のにこ先輩が何やら騒ぎ始めていました。
その内容はご覧の通り、弓を使うな!とこ、どう見ても中学生にしか見えない先輩じゃねーよ!ボケェ!とか言うモノでした。
「にこ先輩のお言葉は明後日位に後ろ向きに善処したいと思います。それではとりあえずお命頂戴しちゃいますね♪」
射るな。と、言われても無理な物は無理ですよね?
この場合は逝っちゃって…失礼。射っちゃっても良いパターンですよね?
と、言う訳なので、私は一応はにこ先輩に少しは配慮しますと返事を返し、弓の用意を続けます。
まずはヤってしまいましょう。
それなのに…
「だから待て!この変態妄想炸裂女!!!命はとりあえずで軽々しく頂戴していいモンじゃないから!!!あと明後日位に後ろ向きに善処ってナニよ!明後日に善処するんな!後ろ向きに善処するんな!ヤるなら今この場で前向きに善処しなさいってのよ!!!!!」
にこ先輩はまたまた私の事を止め来ました。
全く。
我が儘ですね。
私とにこ先輩がそんなやり取りを行っている間、穂乃果達はと言いますと…
「あっ!冷蔵庫の中にケーキがある!にこちゃん!ケーキ食べていい?いいよね?食べちゃうからね!」
「おっと♪凛はキッチンの棚の上にカップラーメンを発見だにゃん♪にこちゃん!このカップラーメン5個くらい貰うよ
ー♪」
「あら?随分といい茶葉が揃ってるじゃない♪ちょっとにこちゃん。この茶葉で紅茶淹れてちょうだい。あとお茶請けにナニか甘いモノもお願いね。」
ご覧の通り、思い思いに部室を物色していました。
えっ?一人足りない?
あぁ。
決まっているではありませんか。
あの子は…花陽は勿論アレの用意をしていますよ。
もう少ししたら嫌でも出てきますのでお待ち下さいね。
「うぉぉまぁぁぁえぇぇるぅらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!人が弓矢で射殺されそうになってんのにナニ呑気に家捜ししてしかも勝手にケーキだのカップラーメンだの紅茶だの飲み食いしようとしてんのよ!!!真姫にいたっては殺されそうになってるご本人様に紅茶淹れてとかお茶請けに甘いモノとか、えっ?ナニ?ふざけてるの?にこにーったらからかわれちゃってるのかな?しかもいつの間に呼び方がにこちゃん先輩から先輩が抜けてにこちゃんになってるし?!ちゃんと先輩って呼べ!先輩って!!!」
さて。
弓と矢の用意は完了しました。
殺り…げふんげふん。
殺りますか。だなんて物騒ですよね?
では改めまして…ヤりますか。
「それではにこ先輩♪逝きますよー♪あなたの眉間♪ぶち抜くぞ♪」
「だからアンタはちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
はぁ…。
先程からずっと待て、と言われていますか…困りましたね。
どうしましょうか?
ガンプライブに優勝する為にはこのクソ生意気な見た目中学生のにこ先輩の力が必要なのは確かなので、ヤってしまうのは戦力的には痛いのは事実です。
ですが先程から待て。と言っているのは、所謂ダ○ョウ的な振りと言うモノだと私は思うのですよ。
それならここはお望み通り一発ブスッ♪っとヤってしまった方が本人の為になりますよね?
「はひ!みなさん♪お待たせしました!おいしいおいしいご飯が炊き上がりましたよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♪♪♪」
とか色々と考えいると、皆さんお待ちかねの花陽が炊飯器を抱えながら再登場ですよ♪
お米が炊けるのが速い!とかの突っ込みはナシの方向でお願いしますね♪
そこはほら。
花陽のお米への愛が起こした奇跡とか何かその辺の超常的なナニかだと思って下さい♪
お米が関わった花陽ならあり得そうですよね?
さてさて。
花陽の再登場でますます混沌としてきましたね。
この場を収めるにはやはり…ヤってしまうのが一番手っ取り早いですね。
「う"ぉい!この米おんなぁぁぁぁ!!!テメェは何で勝手に人の部室で米を炊いてやがるぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
「ちょっとにこちゃん。早く紅茶淹れてよね。」
「あっ!冷凍庫の中にアイスクリームがある!!!えっへへ♪みんながおはなししてるうちに穂乃果ひとりで食べちゃお♪バニラにー、チョコにー、イチゴにー、抹茶にー、みそラーメン味にー、のーこーはかたとんこつラーメン味?なんか変なアイスクリームもあるね?とりあえずイチゴでいいや♪凛ちゃんもアイスクリーム食べる?」
「いえす♪だにゃ。凛にはのーこーはかたとんこつラーメン味を頼むにゃ。」
「はーい♪」
「ちょっとにこ先輩!狙いが定まりませんので余り動かないで下さい!下手に眼球に突き刺さったりしたら痛いですよ?」
「にこちゃん。紅茶まだ?」
「お、お、お、お、お前らぁぁぁぁ……い!い!か!げ!ん!にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!しろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
「うっさい!このにこっぱち!!!ですぅ♪」
「ごるぅらぁぁぁぁぁぁ!!!!!どぅわぁれぇがぁ!にこっぱだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!って!南 ことり?!な、なんでアンタがここにいんの?!」
「そ♪れ♪は♪次回につづく♪ですぅ♪」
「続かないから!ってかまだ終わんないから!!!」
「ちゅん♪ちゅん♪おあとがよろし~よ~で♪ですぅ♪」
「だから勝手に終わらせようとすんな!!!ちょっと!マジで終わんないからね!!!続いてるからね!!!フリじゃないわよ!ほんとにほんとなんだからね!!!!!」
花陽&炊飯器withごはんの登場で混沌として来た音ノ木坂学院ガンプラバトル部の部室。
そこになんと打倒にこ先輩の為に今日は青空と別行動を取っている筈のことりまでもが現れて、場は更に混沌具合を増して行きました。
余りにも混沌とし過ぎて収集がつかなくなってしまったので、思わず場面転換してしまったではありませんか。
私としては別にあのままグダグダとした会話シーンで目安の一万文字を使い潰しても良かったのですが、つい先日長くて飽きると☆1評価をいただいてしまったばかりなので自重する事にしました。
飽きたのでしたらどうせこの話までは読んではおられないので小から、遠慮なくネタとして使わせていただきますね♪
別にこれっぽっちも他意はありませんよ。
ありませんったらありませんよ?
ホントにホントにありませんからね?
決して○○○○○○○とか思っていませんからね?
さて。
[自主規制]はこの辺でおしましにして、折角仕切り直したのですから、お話の続きといきましょうか。
「で?なんでアンタが…南 ことりがガンプラバトル部の部室にいんのよ?」
そんな仕切り直しが完了し、にこ先輩は突如として現れたことりに何故ここに居るのか?と質問しています。
その問いに対することりの答えは…
「ことりがどこに居てもことりの勝手ですぅ♪」
と、言う何とも素っ気無い答えでした。
「んな?!」
その答えに驚くにこ先輩を尻目に、更にことりは…
「と言いますか目障りです♪ことりの視界から消えてください♪」
と、クレイジーリトルバードワールド全開の追撃を放ちました。
流石にこの一言にはにこ先輩も目を丸くしています。
にこ先輩はまだことりの黒い方の本性を知らないので、この反応も仕方ないと言えば仕方ないのですけどね。
「は?えっ?あ、あれ?!アンタってそんなキャラだったっけ?!もっとこう…私…怖いのぉ…とかそんな感じのキャラじゃなかった?!」
「それはいつの頃のことりちゃんですか?乙女は一時間もあればキャラがガラリと変わっちゃうモノですぅ。これだから年増のおばさんはイヤなんですぅ。」
そしてことりは更に更に調子に乗って、ことりの豹変に戸惑うにこ先輩を挑発しまくります。
にこ先輩はと言うと…
「いやいやいや!変わりすぎでしょ!ってかもしかしてにこにーったらさっきからかるーくケンカ売られてる?」
戸惑いながらもようやくことりに挑発されているのがわかったようで、臨戦体制で反撃に望む様ですね。
それでは少しの間、ことりVSにこ先輩のくだらない舌戦をご覧下さい♪
「ちゅん?ケンカを売るですか?うふふ♪そ♪れ♪わぁ♪クソロリ先輩のひんにゅーな、じゃなくて、ひんそーなご想像にお任せしますぅ。」
「へぇー。ほー。そっかそっか。ひんにゅーでひんそーかぁ…。うん♪うん♪にこにー♪わかっちゃったぁ♪にこにーわぁ♪ケツに卵の殻が付いたままのひよこちゃんにケンカ売られちゃったみたい♪ねぇ?みんなもそう思うでしょ?これって完全にバカにされてケンカ売られちゃってるわよね?そうよね?そうに違いないわよね?うん♪にこにーかっちーんってキちゃった♪とりあえず…………ぶっ殺す。」
「や~ん♪クソロリ先輩が何か変なこといってますぅ♪き♪も♪い♪ですぅ♪ぶっ殺すとか言っちゃってくれてますけど………ヤれるモンならヤってみやがれにこっぱち!ですぅ。」
「じょーとぉーじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!こぉんのぉぉぉぉぉボォォォケェェェェェェェェがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!オイ!!!ゴルゥラァァァァァァァァ!!!!!表にデろやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「ちゅん♪ちゅん♪それはこちらのセリフですぅ♪ぬっこぬっこにしてやんよ♪DEATH♪DEATH♪DEATHuuuuuuuu♪♪♪」
はい♪非常に白熱して参りましたことりVSにこ先輩の仁義なきくだらない言い争い♪
どうやら舌戦は終わりにして、次は肉体言語で語り合うみたいですね♪
皆さんはどちらが勝つと思いますか?
方やご存知♪我らがクレイジーリトルバード南 ことり♪
鞄の中には常に各種調理道具…まぁ主に包丁ですね…が入ってます♪
日々チーズケーキを作り続けて鍛え上げた包丁捌きが冴え渡るますよ♪
チーズケーキを作るのに包丁なんか使わないだろ!って突っ込みは受け付けませんので悪しからず♪
一方、迎え撃つのは自称大銀河宇宙No.1超絶美少女スクールファイター矢澤 にこ先輩♪
グダグダマシマシのシリアルパートではなんとビックリほぼ不死身♪
例えば海にドボンと落ちても何だかんだで無人島に流れ着いたり、飛行機が墜落してもジャングルの奥地でひょっこり生きていたり兎に角しぶとい!
他にも鮫や大蛇に呑み込まれてもぬわぁーって叫ぶだけで、次のシーンでは平然としていたりと恐ろしいまでの不死身!
狂気を狂気で煮詰めたクレイジーリトルバードことりとシリアスブレイカー不死身のにこ先輩!
さぁ!世紀の一戦の幕開けですよ!
と、散々盛り上げておいて何ですが、どうやらこの馬鹿騒ぎもここまでの様ですね。
ほら?言い争ってることりとにこ先輩の後ろから…
「い!い!か!げ!ん!に!しろ!!!!!」
青空がぬっと現れていがみ合うことりとにこ先輩の脳天にビシッ!と手刀…と言いますかチョップを、某内浦の寺の娘が幼馴染の自称堕天使(笑)に「やめるずら♪」とお見舞いするように振り下ろしました。
「ちゅん?!」
「あいた?!」
脳天にチョップを喰らったことりとにこ先輩は、仲良く全く同じタイミングでちゅん?!あいた?!って言っていますね。
この2人…いがみ合っている割には案外と気が合うのかもしれません。
まぁ気が合う気が合わないは追々わかる事なので別に今の段階ではどうでもいいですね。
「ったく…いきなり工作室から出てったと思ったらなんでことりさんはにこちゃんとケンカしてんだよ。」
とか言っているうちに、青空はことりに何やらお説教を始めていました。
「むぅ。だって…」
ことりはそんな青空にだって…と反論しようとしますが…
「だってじゃありません!ほら!さっさと工作室に戻るぞ!スラスターに関節周りの強化、後はサポートAIの設定も”アレ“用に色々と弄らねぇとダメなんだ。にこちゃんと遊んでる暇はねぇーんだからな!」
と、言われて反論する前に封殺されてしまいました。
どうやら青空とことりはこの部室にある工作室を利用して、ガンプラを…ことりのウイングガンダム・リトルバードを強化していた様ですね。
「は~い。ですぅ。」
反論を封殺されたことりは、ことりにしては珍しくあっさりと引き下がりました。
そして青空は次に…
「にこちゃんも歳上なんだからいちいちことりさんの挑発なんかに乗るんじゃねぇよ。」
と、にこ先輩にお説教を始めました。
にこ先輩もことりと同じ様にあっさりと引き下がる…と思いきや…
「えぇ~だってぇ~♪そこの鳥娘がぁ♪」
と、ご覧の通り甘ったるい声色でだってぇ~♪と青空に悪いのは私じゃない!そこの鳥娘よ!って感じで訴え出しました。
にこ先輩はそのまま何処か妖艶な雰囲気を醸し出しながら、青空に撓垂(しなだ)れ掛かろうとしたのですが…
「むぅ!誰が鳥娘ですか!ってかさっきも人のことひよことか言ってました!ことり!ひよこじゃありません!ことりはことりですぅ!」
ここで再びことりがにこ先輩に食って掛かりました。
これはことりVSにこ先輩の第2ラウンドの始まりですね♪
「うっさい!ひよこ!アンタなんてひよこで十分よ!!!」
「うっさいのはそっちですぅ!このにこっぱげ!」
「誰がにこっぱげ!じゃ!だれが!ってかハゲてねぇーし!にこにーこれっぽっちもハゲてねぇーし!ハゲって言う方がハゲなんだし!!!このハゲー!」
「ことりだってハゲじゃあーりーまーせーんー!このふんわりゆるゆるのエンジェルヘアーが見えないんですか?頭の中身も相当に腐ってるって思ってたけど、ついでに目まで腐ってるんですか?きゃ~♪こわ~い♪」
「ぬわぁんですってぇぇぇぇ!!!黙って聞いてりゃ言いたい放題言いやがって!腐ってんのはアンタの頭でしょーが!!!この賞味期限の切れた鶏肉頭女!!!」
「賞味期限とかいつの時代の表現ですか?今は賞味期限じゃなくて消費期限ですぅ~。そんなことも知らないなんて頭が腐ってるのはやっぱりハゲ先輩の方ですぅ♪ハゲ+腐れ頭とかもう人としておしまいですね♪自分でそこら辺に墓穴掘ってセルフ土葬しちゃってください♪」
「じょーとぉーじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!くぅぉのぉぉぉぉボケェェェェェェェェ!!!!!墓穴掘ってテメェを土葬してやろーじゃねぇーか!!!」
「ヤれるモンならヤッてみやがれ!この腐れ[自主規制]中古女♪ですぅ♪」
「オルゥラァ!!!表に出ろ!!!!」
「ちゅん!!!表に出やがれ!!!ですぅ!」
言い争いがヒートアップして来て、また二人揃って表に出ろ!と息もピッタリに言い放ったその直後…
「だから止めい!!!」
再び青空の脳天チョップが炸裂しました。
「へぶし?!」
「ちゅん?!」
そしてこちらもまたまた全く同じタイミングで、へぶし?!ちゅん?!と叫んでいました。
さっきは別に今の段階ではどうでもいいです。とか言いましたが、やっぱりこの二人って気が合いますよね?
「へぇー…ガンプラの強化、ねぇ…。」
はい♪
と、言う訳でまたまた仕切り直しですよ♪
どんな訳だ!って無粋な突っ込みは毎度の事ながらご遠慮下さいね♪
「別に俺の家やアミュセンの工作室でも良かったんだけど、部室の工作室の方が素材も工具も充実してるからさ。」
「ま、確かにうちの部室は色々とスゴいからね♪」
「 (金出してあれこれツテを使いまくってあれやこれやと手配しまくって揃えたのは俺だけどな。って言ったらまたにこちゃんにぎゃーぎゃー騒がれるから言わねぇーけど。) 」
「ことり的には別にこんなお節介さんの臭いが染み付いた部室じゃなくて、服を脱いですぐにベットIN♪できちゃうソラ君のお部屋のほ~が良かったですぅ♪」
「あ、そう。そりゃよーこざんしたねー。」
どうやら青空とことりの二人は、打倒にこ先輩の為に、ガンプラの強化を行う為にこの部室を訪れていた様ですね。
後からことりと青空がこの時に使っていた工作室を覗いて見たのですが、にこ先輩の言う通り確かに色々と凄かったです。
家具や家電も含めて、この部室には一体どれ程の金額が使われているのか、考えると少し怖いですね。
えっ?ことりのベットIN♪に突っ込みは入れないのか?ですか?
申し訳ありませんが、私はわざわざこの程度では…服を脱いでベットINなんかではもう突っ込みませんよ?
ご理解いただけましたか?
ではお話を先に進めましょう♪
「それで?ことりは打倒にこ先輩の目処は立ったのですか?」
私は何処か熱っぽい眼差しで、青空に対して戯れ言を言っていることりに、打倒にこ先輩の目処が立ったのかと聞いてみました。
その問いに対してことりは…
「もちろんですぅ♪“とっておき”を覚えたから無乳の女王さんなんてイチコロですぅ♪」
と、答えてくれました。
昨日の帰り際と違い、今日のことりは随分と余裕そうですね。
どうやら余程その“とっておき”に自信がある様ですね。
「む、無乳?!くっ!がまんよ!がまん!ここでまた反論したらさっきの繰り返しになるわ…大人の余裕で華麗にスルーよ!スルー!集まれ!世界中の平常心!平常心…平常心…平常心……ふぅ…。もぉ♪無乳だなんてぇ♪ことりちゃんひどいにこ♪にこにー♪ちゃーんとおっぱいあるにこ♪」
「チッ!この程度じゃ不様に怒り狂って襲いかかってはこないみたいですね。」
「や~ん♪ことりちゃんこっわ~い♪」
「その薄らさむいぶりっこの方が100倍こわいですぅ♪」
「あっははー。うん。やっぱりぶっ殺す。」
「それはこっちのセリフですぅ♪」
「表に出やがれ!!!クソ鳥おんなぁぁぁぁ!!!!!」
「ちゅん!表に出やがれ!!!えぐれ胸!!!!!ですぅ!!!」
「いや、もうホント2人ともいい加減に止めろって…。」
こうしてエンドレスに繰り返されることりとにこ先輩の言い争いの中で、私達の初めての部室訪問の時間は過ぎ去って行きました。
始めは私と穂乃果とことり…そして青空の四人。
それから真姫と凛と花陽が加わって七人。
そしてにこ先輩も(たぶん)加わって八人に…。
これから私達チーム“μ's”はますます賑やかになりますね。
「だぅぅあれがぁえぐれ胸じゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「誰がクソ鳥女ですか!!!!」
「何かもうどうでもいいや。海未さん。茶でもしばこ。」
「はい♪」
「「ブッコロス!!!!!!!」」
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は金曜日のお昼頃を予定しております。
お時間よろしければご覧下さいませ。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。