ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

μ'sお散歩ラリーを楽しみにていたのに穂乃果ちゃんの声が…なQooオレンジでございます。
時は全ての人に等しく残酷です。

さて、今回のことりさん回はまたまたあの人がちょっかいを出して参ります。
そしてようやくソラが主人公らしく真面目に…。

それでは 第7話B「トベナイコトリ」そのじゅうなな 始まります。























第7話B「トベナイコトリ」そのじゅうなな

「タマ取ったるですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!ふぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅ?!」

 

前回。

 

何故か合流してくれたソラ君と海空さんの見守る中で、意を決して“soar”を使っての突貫を敢行したことりちゃん♪

 

イメージ通りに発動してくれた“soar”の超加速に乗ってビームサーベルを小脇に構えたヤ○ザ屋さんの鉄砲玉スタイルで突撃したことりwithウイングガンダム・リトルバードは、見事にてんこ盛りSEEDザクさんのてんこ盛り弾幕を突き抜けてビームサーベルを突き刺すことができました♪

 

ちゅん♪ちゅん♪

 

めでたしぃ~♪めでたしぃ~♪

 

で、終われば良かったんだけど…。

 

きょ~てんど~ち♪

 

波乱のことりちゃん回♪

 

17回目の始まり始まりですぅ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~同時刻 某所にて~

 

<マスター。ガンプラバトルシミュレーターのバトルロイヤルにナルカミソラ様の出撃が確認されました。>

 

「あらあらぁ♪本日もバトルロイヤルに出撃ですかぁ?うふふ♪ナルカミさんったらぁ働きモノですわぁねぇ♪それともぉこの場合は暇人、でしょうかぁ?それでぇ?ご一緒に出撃したのわぁ園田さぁんたちぃ音ノ木坂のいつもの方々ですかぁ?」

 

<いえ。同じバトルフィールドに出撃が確認されているのはミナミコトリ様ただお一人だけです。>

 

「ミナミコトリさんだけですかぁ?」

 

<はい。>

 

「そうですかぁ………うーん…どういたしましょうかぁ…。ワタクシ。本日わぁ例の教祖様にお会いしなければいけませんからぁ、ちょっと忙しいのでぇガチ目にちょっかいを出しに行くのわぁムリですわよねぇ?」

 

<では当該バトルフィールドのハイ・モックにハッキングして両者の戦闘データだけでも収集をしておきますか?>

 

「いえ。それだけでわぁあまりおもしろくありませんわぁ♪そうですわぁねぇ…でわぁこぉしましょぉ♪お二人の近くに居るぅ適当な機体にぃカースドデバイスをプレゼントしてぇ♪ちょちょいとぉ機体データを弄ってぇナルカミさぁんにわぁ第一段階の変生体と戦っていただきますぅわぁ♪それならぁ少しわぁまともなデータも取れるはずですわぁ♪うっふふ♪♪♪そぉと決まればぁ…イリスちゃん♪早速お願いしますわぁ♪」

 

<かしこまりました。>

 

「うっふふふふふ♪ナルカミさぁん♪ちょっとだけワタクシのぉ“オモチャ”とぉおもしろおかしく遊んでくださぁいな♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“soar”を使用しての超加速の突撃。

 

その突撃は大成功で、ことりのウイングガンダム・リトルバードが小脇に構えていたビームサーベルは見事にてんこ盛りSEEDザクさんに突き刺さりました♪

 

突き刺さったんだけど…ちょ~っとコックピットを外しちゃった♪てへ♪

 

だってあんなにすっごいスピードで突撃したんだもん。

 

ことり、今日…って言うか、ついさっき初めて超加速の“soar”を使ったんですよ?

 

そんな超加速初体験♪なことりじゃ、突撃した相手のコックピットを正確にブスッっとなんてできませんよ~だ。

 

[[あちゃー。仕留め損ねちゃったかぁー。]]

 

[[チッ!コックピットを外したか!ことりさん!早く下がれ!!!]]

 

ことりがかわい~く言い訳していると、ソラ君と海空さんもことりの突撃からの一撃がてんこ盛りSEEDザクさんのコックピットをわずかに外したことに気づいて、早く下がれ!って言ってくれました。

 

けどソラ君と海空さんのその声にことりが反応して、リトルバードを後退させるよりも早く、てんこ盛りSEEDザクさんが残る力を振り絞るよ~にして両手でことりのリトルバードを突き飛ばして、その反動を利用して後退していっちゃいました。

 

ことりはてんこ盛りSEEDザクさんに突き飛ばされた瞬間、“このまま追撃しちゃったほ~がいいかな?”って思っちゃったんだけど…

 

「ちゅん?!またガトリングでジャンジャンバリバリですか?!」

 

ことりを突き飛ばして後退していったてんこ盛りSEEDザクさんが、またまたこちらへ向けて両肩のガトリングガンから大量のビーム弾をジャンジャンバリバリぶっぱなして来やがりました!

 

ちゅ~ん!ことりちゃんじみにぃ~にピンチですぅ!

 

[[ことりちゃん!気持ちはわかるけどそこから追撃はちょっとムリだよ!そら君の言う通り一旦後退して仕切り直して!早く下がんないと蜂の巣になるよ!]]

 

本日何度目になるか覚えてないけど、てんこ盛りSEEDザクさんのガトリングガンからまたまたぶっぱなされた大量のビーム弾を見た海空さんも、そら君とおんなじで早く下がって!って言ってくれます。

 

この状況でそんなこと…

 

「言われなくてもわかってます!」

 

と、言うわけで、ことりはすばやくリトルバードの足裏を前に突き出すよ~にして、スラスターを噴射させて機体を後退させます。

 

後退中もリトルバードに降り注ぐ大量のビーム弾から機体を守るために、左腕に取り付けてあるシールドを前面に構えることも忘れていませんよ♪

 

どこかの金色のモビルスーツに乗ったサングラスをかけた元赤い彗星な大尉さんが一年戦争時代に“そうそう当たるものではない♪”って言ったけど、主人公補正も無しにそんなふ~に油断しちゃってるとビームって意外と簡単に当たっちゃうモノですぅ。

 

だからこそ事故を防止するためにもシールドでコックピットをカバーするのは当たり前ですよ♪

 

以上♪

 

ことりちゃんのガンプラバトル講座でした♪

 

次回のことりちゃんのガンプラバトル講座は未だにその全貌が解明されていないハイ・モックさんたちの愉快な生態についてですぅ♪

 

視ればあなたも某園田 海未役の園田 海未です♪な海未ちゃんみたいにハイ・モックLOVE♪になっちゃうかもしれませんよ♪

 

ちゅん♪ちゅん♪

 

って!言ってる場合じゃないんですぅ!!!

 

「ちゅゅゅゅゅゅゅゅゅん?!今度はオルトロスですか?!リトルバード!お願いだから早く射程外まで下がってくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「し、死ぬかと思いましたぁ…。」

 

てんこ盛りSEEDザクさんから執拗に放たれるガトリングガンのビーム弾とオルトロスの高出力ビームから辛くも逃れて後退することに成功したことりちゃん♪

 

そら君と海空さんのいる場所まで下がってきてようやくひと息ですぅ。

 

それにしてもあのてんこ盛りSEEDザクさん。

 

ことりが“soar”からの突撃でビームサーベルをぶっ刺したコックピットのちょっと脇の辺りをバチバチとスパークさせながらよく戦いやがやりますぅ。

 

さっさとバチバチスパークが背中の推進剤とかに引火して爆発しちゃえばいいのに。ですぅ。

 

[[あのてんこ盛りSEEDザクを倒し損ねちゃったけど、ことりちゃんが“soar”を成功させたから目的は達成♪かな?]]

 

[[なぁアンタ…えーっと…[[海空だよ♪神田 海空(かんだ みあ)♪海空おねーさんって呼んでね♪]]…はいはい。で、海空さんよぉ。何がどうなってことりさんが“soar”を練習してたのか知らねぇーけど、実戦でいきなり“soar”をヤってみせろってのは厳しくねぇか?]]

 

[[そんなことないよ♪ことりちゃんは追い詰めなきゃ本気にならないから♪追い詰めて追い詰めて、それで進化するんだよね♪]]

 

[[追い詰めて追い詰めて、ねぇ…(まぁにこちゃんが仕掛けた今回の決闘騒動もある意味ではことりさんを追い詰めて殻を破らせるって感じみてぇーだから、あながちこの女…海空さんの言ってることも間違っちゃいねぇか。) ]]

 

ことりが2人のところにたどり着いてみると、そこではなんとビックリ♪死ぬ思いをしながらてんこ盛りSEEDザクさんの弾幕を何とかくぐり抜けて“soar”を発動させて突撃したり、そのあとにやっぱりいっしょ~けんめ~弾幕をくぐり抜けて後退してきたりと、とにかく大忙しなことりを放置してソラ君と海空さんは呑気におしゃべりしやがっていました。

 

ことりがいっしょ~けんめ~にがんばってるのにことりを放置して2人だけで楽しくおしゃべりとか許せますか?許せませんよね?

 

ただおしゃべりしてるだけならやさし~やさし~ことりちゃんだから簡単に許せちゃいますよ?

 

でも2人だけで“楽しく”おしゃべりしてやがるんですよ?

 

“楽しく”ですよ?“楽しく”?

 

ね?2人だけで“楽しく”おしゃべりしてるだなんて許せませんよね?

 

だからことりは2人で“楽しく”おしゃべりしてやがるソラ君と海空さんにダンコこ~ぎの声をあげました!

 

がんばったことりをほめてください♪って♪

 

「そんなことよりも!2人ともちょっとはことりをほめてくれてもいいんじゃないですか!ことり!ちゃんと“soar”を使えたんですよ!海空さんの真姫ちゃん的イミワカンナイ説明だけで使えたんですよ!ね?ね?これってすごくないですか?すごいですよね!ことりちゃん実は天才かもですよね!」

 

そんなこ~ぎの声を聞いてソラ君は…

 

[[ま、天才かどうかは別として、いきなり実戦で“soar”を使ったってのは確かにすげぇと思うよ。もっとも、行きはよいよい帰りは怖いの一方通行だっけどな。]]

 

ってほめてくれました♪

 

えっへん♪やったね♪

 

がんばった甲斐がありました♪

 

後半なんかほめてくれたのとはちょっと違う感じだったけどそんなことは気にしない♪気にしない♪ですぅ♪

 

ぐふふ♪がんばったごほ~びにらぶほてるさんでことりの処女の卒業式とかしてくれないかなぁ…♪

 

言っちゃおっか?ことりとヤっちゃおって言っちゃおっか?

 

な~んて♪やん♪や~ん♪

 

μ'sで1番のせ~じゅん派なことりちゃんはそんなヤっちゃおか?だなんて恥ずかしいことは恥ずかしくて言えません♪

 

って感じで脳内で恥じらい乙女MAXなことりちゃんを演じていると、ぶっちゃけソラ君が来てくれたからもう帰ってもいいんだけどなぁ…なおじゃまむし海空さんがまたまたイラッっとすることをぶっこんできました。

 

[[あは♪ことりちゃんの“soar”ってぶつからなきゃ止まれないもんねー。]]

 

って。

 

「ふぎゅ?!そ、それは…。」

 

ま、まぁ確かにことりの“soar”はぶつからなきゃ止まれません…。

 

でもそれって海空さんが適当な説明しかしてくれなかったからじゃないですか!

 

「ほら!アレです!海空さんが止まり方を教えてくれなかったからじゃないですか!それなのになーにが止まれないもんねー。ですか!あんまりナメたこと抜かしやがると人として産まれてきたことを後悔させちゃいますよ!」

 

だからことりはまたまた海空さんにダンコこ~ぎしちゃいますぅ!

 

[[おー、こわいこわい。それよりも…あのてんこ盛りSEEDザクはまだ生きてるよ?とどめ刺しちゃわないと窮鼠猫を噛む的に思わぬ逆襲を受けちゃうかもよ?]]

 

けどことりのダンコこ~ぎは海空さんにかる~くスルーされちゃいました。

 

それどころか、早くてんこ盛りSEEDザクさんにとどめを刺さないとダメだよ?って言われちゃいました。

 

そんなこと海空さんに言われなくても…

 

「わかってますぅ!もう1回“soar”で突撃して今度こそタマ取ったるですぅ!」

 

てなわけでもう1回“soar”の超加速で一気に接近して、今度こそてんこ盛りSEEDザクさんのコックピットにビームサーベルをブスッっと突き刺してやりますぅ♪

 

そう思ってことりはさっさくもう1回“soar”を発動させようとしたんだけど…

 

「あ、あれ?!なんかリトルバードがうまく動いてくれません?!」

 

リトルバードが動いてくれませんでした。

 

さっきまでは元気いっぱいに動いてくれていたリトルバードの異変に、ことりは慌ててサブモニターをポチポチしてリトルバードにナニが起こったのか調べることにしました。

 

その結果…

 

「ふぇぇぇ?!なんかリトルバードのスラスターとか間接部分とかが真っ赤な危険マーク付きまくってでんじゃ~になってますぅ?!えっ?!えっ?!えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」

 

今回はほとんど攻撃が当たってないのに、ことりのウイングガンダム・リトルバードの機体情報にはあちこち真っ赤な危ないよ♪マークが付きまくっていました。

 

むぅ。

 

解せません。

 

[[そりゃ“soar”を間接やらスラスターやらを負荷に耐えきれるように強化も調整もしてない機体で使ったんだ。あちこちに負荷がかかりまくっておかしくなるのは当たり前だってんだよ。]]

 

[[あー。おねーさん、そう言えばそこら辺の説明もすっかり忘れてた。ごめんね♪ことりちゃん♪てへぺろ♪]]

 

「あっはは…てへぺろ♪ですかぁ。そ~ですかぁ……うん♪ぶっ殺す♪」

 

[[のはあとにしとけ。あのてんこ盛りSEEDザク…なんか様子がおかしいぞ。]]

 

「ちゅん?様子がおかしいですか?あっ……」

 

様子がおかしい。

 

ソラ君のその一言を聞いてことりはてんこ盛りSEEDザクさんを見てみると…

 

「な、なんですか?アレ?!」

 

そこには機体のあちこちから紫色のエネルギー粒子を吹き出しているてんこ盛りSEEDザクさんの姿がありました。

 

吹き出し続ける紫色のエネルギー粒子は次第にてんこ盛りSEEDザクさんの周囲で結晶化し始めて…

 

[[エネルギー粒子自体は珍しくもねぇーけど紫ってのは初めてみたな。マジでなんだ、アレ?]]

 

最終的にはまるでエネルギー粒子結晶体でできた卵のようなモノが現れました。

 

ソラ君も目の前にあるエネルギー粒子結晶体が何なのかわからないみたいですぅ。

 

でもただ1人海空さんだけは…

 

[[っ! (紫色のエネルギー粒子ってカースドデバイスに感染した機体が第一変生形態になるときに撒き散らすアレだよね?!どうしてこのタイミングで変生体がこっちに来るの?!この時は…“前”はそら君とことりちゃんの方じゃなくあっちにアレは出てきたハズだよ?!それがどうしてこっちに?!) そら君!ことりちゃん!気を付けて!アレはちょっとまずい相手だよ!]]

 

アレが何なのか知っているような反応でした。

 

[[その口ぶり…アンタ、アレがなんなのか知ってんのか?]]

 

ソラ君もことりと同じことを思ったみたいで、海空さんにアレが何なのかって聞こうとしたんだけど…

 

[[そ、それは…あっ!]]

 

海空さんが何かを言うより先に、紫色のエネルギー粒子結晶体はその全体にひび割れが出来たかと思うと、急にバリバリと大きな音を立てて崩壊を始めちゃいました。

 

その光景はまるで…

 

「殻が…割れる?!」

 

そう。

 

卵の殻が割れて、中からナニかが産まれてくる…。

 

そんな光景でした。

 

そして割れて砕け散った紫色のエネルギー粒子結晶体がキラキラと怪しく輝いて、不思議と引き込まれてしまいそうな幻想的で、そして同時にとても蠱惑的な光景に見えました。

 

ことりはそんな光景に思わず見惚れていると…

 

<<高エネルギー反応感知!マスター!>>

<<高エネルギー反応!ミア!>>

 

ソラ君の相棒さんの最高位電子精霊のアイリちゃんと、海空さんの相棒さんの電子精霊のジョン君が、それぞれ自らのマスターに高エネルギー反応の感知を告げる声をあげました。

 

[[っ!そら君!ことりちゃん!砲撃が来るよ!!!避けて!!!!!]]

 

その声を聞いて真っ先に反応したのは海空さんでした。

 

海空さんがソラ君とことりに砲撃が来るよ!って叫ぶとほぼ同時に…

 

[[大出力ビーム?!]]

「ちゅん?!」

 

崩壊し始めている紫色のエネルギー粒子結晶化体を突き破って、1つ、2つ、3つ、4つ、と、合計4筋の真っ赤な大出力ビームがことりたちに向けて放たれました。

 

ソラ君と海空さんはすぐに回避行動に入ろうとしていましたが、ことりのリトルバードはちっとも動いてくれません。

 

でもソラ君も海空さんもことりのことを置いて行っちゃったりはしませんでした。

 

[[チッ!避けろって言ってもことりさんは動けねぇーだろーが!!!]]

 

[[わかってる!だからことりちゃんは私がメサイアで運ぶよ!!!ことりちゃん!ちょっと揺れるけど我慢してね!]]

 

海空さんのメサイアガンダムは素早くことりのリトルバードに近付いてくると、首根っこをぐわしっ!って感じで掴んで…

 

「ふぇ?!揺れるって?!きゃっ?!」

 

スラスター全開で移動を始めした。

 

ことりは首根っこを掴まれて急にスラスター全開で移動をしちゃったものだから、びっくりして悲鳴をあげちゃいました。

 

[[来るぞ!!!!!]]

 

[[ (守ってみせるよ!そら君も!ことりちゃんも!!!みんなを守るために“私”はここにいるんだから!!!) たかが第一段階変生体の砲撃なんなかに当たってたまるか!!!]]

 

「ふぎゅぅぅぅぅぅ!!!何でもいいからもうちょっと優しく運んでくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本日何度目かわかんなけど、今回もやっぱり死ぬかと思いました…。」

 

放たれ続ける真っ赤な大出力ビームから無事に逃れることができたことりたちは、崩壊を始めた紫色のエネルギー粒子結晶体から少し距離を取ったところで一息付くことにしました。

 

異常事態?なのに一息とか付くな!って思いますか?

 

そ~思うならぜひぜひあなたも自分の意思とは無関係にめちゃくちゃに揺れまくるコックピットにしばらく乗り込んでみてください♪

 

ぶっちゃけね?吐きますよ?

 

現にことりちゃんはあと少しでゲ○を吐いちゃったヒロインのゲ○インになるところでした。

 

ことり的にはゲ○吐いちゃって喜ぶよ~なそっち方面のアブノーマルな性癖はないので、ゲ○インさんになるのはごめんなさい♪ですぅ。

 

まぁソラ君がことりのゲ○見たい!ってど~しても言うんだったら喜んでゲ○しちゃいますけどね♪

 

そんな変わった性癖はないとは思うけどね~。

 

ちなみに相手の性癖に合わせるのは恋愛では当たり前のことですぅ。

 

えっ?なんか違う?

 

そ~かなぁ?

 

[[あっはは♪乱暴に運んじゃってごめんねー♪でも非常事態だったから許してね♪]]

 

[[ゲ○は辛いよな。ゲ○は。ことりさんも1発吐けば楽になるぞ?]]

 

「むぅ!ことり!ゲ○なんて吐きません!」

 

[[いや、そら君?女の子にゲ○吐けば楽になるぞ?は流石におねーさんどーかと思うよね?それはとりあえず置いといて 「置いといかないでください!」 いいから!とにかく2人とも!ちょっとアレを見て!]]

 

ソラ君の気遣ってくれているけど女の子に対してその発言はど~なの?な言葉をとりあえず置いといてとか言われて、ことりはちょっと憤慨して海空さんに文句を言おうと思ったんですが、文句を言うことはできませんでした。

 

海空さんの“見て”の言葉。

 

その言葉の先に視線を這わせたことりが見たのは…

 

「ちゅん?!ナニ…アレ?」

 

視線の先に居たモノ。

 

それは紫色の透明な毛並みを持つ四つ首のわんこさんでした。

 

[[首が4つある犬?]]

 

紫色のエネルギー粒子結晶体から産まれてきた?四つ首わんこさんは、まるで生き物のようにぐるぐる唸っていました。

 

ガンプラバトルのミッションモードでたま~に生き物みたいなボスは出てくるけど…今はバトルロイヤルだよね?

 

そもそもアレってもうガンプラじゃないよね?

 

ほんと何なんだろ、アレ?

 

[[カースドデバイスの第一段階変生体…それの魔犬型だね。]]

 

[[カースドデバイス?魔犬型?なんだよそれ?ってか魔犬ってことはケルベロスとかそんな感じのヤツか?]]

 

[[そんな感じのヤツだよ。でもおねーさんが思うに、ケルベロスじゃなくてオルトロスだと思うな。アレってたぶん首が2つ×2なんだよ。ほら。アレの素体になったてんこ盛りSEEDザクってオルトロスが2つ付いてたでしょ?オルトロスって元々は首が2つある魔犬だからね。]]

 

四つ首のわんこさん…アレがナニかを知っている様子の海空さんが一応は説明?してくれましたが、ぶっちゃけことりはよくわからんですぅ。

 

こんなときこそ真姫ちゃん的イミワカンナイ!ですぅ♪

 

それにしても…

 

「なんかすっごく適当な気がするのはことりの気のせいかな?」

 

アレの元になったてんこ盛りSEEDザクさんにオルトロスが2本装備されていたから頭が4つとか…設定が適当過ぎますぅ。

 

それじゃブラストインパルスのケルベロス×2だったら、首が6つあるわんこさんになったのかな?

 

うん。

 

やっぱりなんか適当ですぅ。

 

[[んにゃ。気のせいじゃねぇーだろ。俺もそう思うもん。]]

 

[[あはは…(まぁあのクソ魔女野郎がやることだから仕方ないって言ったら仕方ないんだけどね…) さて。おしゃべりはここまで♪おねーさんはちょっとあのわんちゃんをぬっ殺してくるよ。]]

 

謎の4つ首わんこさんの話題で盛り上がっていると、海空さんが不意におしゃべりはここまで♪って言って急にヤる気マンマンでわんこさんをぬっ殺すとか言い出しました。

 

でも…

 

[[あ。それ俺が行くわ。]]

 

そこにソラ君が俺が行くってチョットマッテテーって待ったをかけちゃいました。

 

[[ん?そら君が?まぁ別にいいけど…けどどうして?]]

 

海空さんはそんなソラ君にどうして?って聞き返していますぅ。

 

ソラ君はその問いかけに対して…

 

[[あー、あれだ。あれ。ことりさんにちょっとは良いトコ見せたいなぁーとかくだらねぇ見栄だよ。]]

 

って答えました♪

 

「や~ん♪ことりに良いとこ見せたいだなんて♪ソラ君ったらぁ♪も~♪ことり♪うれしはずかしでやん♪やん♪や~ん♪ですぅ♪」

 

でもでも♪ど~せ見せるならことりは良いとこよりソラ君の[自主規制]が見たいで~す♪

 

もちろん見るだけじゃありませんよ?

 

お口に挿れてちゅぱ♪ちゅぱ♪れろ♪れろ♪

 

いっ~ぱい気持ちよくてあげてぇ~♪そのあとは下のお口でもソラ君のおっきくなって青筋立ててビクン♪ビクン♪しちゃってる[自主規制]をぺろり♪と…な~んて言ったら絶対にまたドン引きしちゃいそうだから言わないけどね~。

 

[[ふーん…(ほんとの所はこの段階では未見の変ヤツ…カースドデバイスの変生体のデータが欲しいって所かな?ことりちゃんに良いとこ見せたいってのもあるんだろうけどね。) まぁどっちでもいっか。んじゃあのバイトロスはそら君にお任せするね♪]]

 

[[おうよ。ワケのわかんねぇ犬っころなんざ瞬殺してやるさ。で?なんでバイトロス?]]

 

[[首が二倍のオルトロスだから♪]]

 

「やっぱなんか適当ですぅ。」

 

ことり的にはバイトロスよりもオルオルトロスとかがいいと思うけどね。

 

バイトロスってなんかアルバイトを首になっちゃったよ~な感じがしちゃうから。

 

あ♪

 

そ~そ~♪

 

ことりちゃんがアルバイトに挑戦しちゃう短編が連載中ですぅ♪

 

ことりがアルバイトをがんばルビィしてる青春さわやかドラマなので、ど~かよんで見て下さいね♪

 

[[いーの!ほーら!そら君はあの目障りなわんちゃんをさっさとヤっちゃって!]]

 

[[へいへい。そんじゃまぁ…ちぃーと本気を出してガチで瞬殺してやりますかね!アイリ!俺たちも久しぶりに“soar”を使うぞ!サポートよろしく!]]

 

そんなこんなで久しぶりに見せ場と~らいのソラ君♪

 

今回はソラ君も“soar”を使うみたいですぅ。

<<了解しました。スラスターサポートを開始します。とは言えこの機体では10回前後が限度です。ご留意下さい>>

 

[[わかってるっての。ってかメイジンや星さん達が相手じゃねぇーんだ。10回も使えればお釣りがくる。]]

 

<<なら良いのですが。まぁ気にしても始まりませんね。>>

 

ソラ君はいつものように、アイリちゃんとどこか漫才みたいな掛け合いをしながら戦闘準備を進めます。

 

たぶんコックピットの中ではサブコンソールをポチポチしてスラスターの設定値とか弄ってるんだろ~なぁ。ってことりは思っちゃいますぅ。

 

[[ことりちゃん。よぉーく見ててね?おねーさんの紛い物の“soar”じゃない、“始まりの精霊使い(オリジンエレメンタラー)”が使う本家本元…本物の“soar”を。]]

 

さっきまでの戦闘での2回の“soar”の反動のせいで、ぜんぜん動かないリトルバードのコックピットの中で、ことりはソラ君の高機動型ザクⅡとその先で狂ったように大出力ビームを吐き出し続ける4つ首わんこさんを見つめます。

 

そんなことりに海空さんは“本物のsoar”を見逃すなって言ってくれました。

 

「本物の…“soar”…ですか?」

 

[[そ。本物の“soar”。ここからはまばたき禁止だよ?]]

 

“まばたき禁止”…海空さんのその言葉が終わった直後…

 

<<Are You Lady?>>

 

アイリちゃんがいつもの飄々(ひょうひょう)としている態度とは違う真面目な感じで、自らの主に…ソラ君に“Are You Lady?”と囁きます。

 

その問いに対してソラ君は…

 

[[おうよ!!!]]

 

いつものように“おうよ!”と応えて…

 

[[“Rrapid acceleration(ラピッドアクセラレーション)”!!!]]

 

“soar”を発動させて、4つ首わんこさん目掛けて一気に宇宙空間を駆け抜けて行きました。

 

そこからはほんとに一瞬の出来事でした。

 

“soar”を発動させた時に、足場に使う力場を踏み抜くことで発生する“バン!”って破裂するよ~な音が鳴り響いた直後、まずは4つある首のひとつが切り飛ばされちゃっていました。

 

“バン!”

 

そしてさらに鳴り響く“soar”発動の破裂音。

 

直後に切り飛ばされる首。

 

“バン!”

 

また鳴り響く“soar”発動の破裂音。

 

三度(みたび)切り飛ばされる首。

 

“バン!”

 

またまた鳴り響く“soar”発動の破裂音。

 

四度(よたび)切り飛ばされる首。

 

一瞬のうちに鳴り響いた合計4回の“soar”発動時の破裂音と、その直後に切り飛ばされる4つの首。

 

[[じゃーな!!!!!]]

 

そして“soar”の超加速が終わり、ことりの視界に再び現れたソラ君のザクは、全ての首が切り飛ばされたわんこさんに向けて、手にしたロングポール・ヒートアックスを…

 

[[犬っころ!!!!!!]]

 

振り抜きました。

 

振り抜かれたロングポール・ヒートアックスの一撃は、首を切り飛ばされたわんこさんを真っ二つに両断。

 

真っ二つになっちゃったわんこさんは周囲に紫色のエネルギー粒子を撒き散らしながら、消えていっちゃいました。

 

後に残ったのはソラ君のザクと両断されたてんこ盛りSEEDザクさんの残骸だけ…。

 

瞬殺…そう。

 

まさに瞬殺でした。

 

ソラ君は一瞬のうちに“soar”を連続で発動させて、宣言通りに4つ首わんこさんを瞬殺しちゃったんです。

 

[[“Rrapid acceleration”…“soar”による加速からの“soar”による軌道変更、そしてまた“soar”で加速。全てのマニューバーを“soar”のみで行い続けるまさに“soar”の無限ループ…。ことりちゃん。覚えていてね?アレが“soar”の完成形だよ。そして超加速で戦場を縦横無尽に駆け巡る“始まりの精霊使い(オリジンエレメンタラー)”の本来の戦い方。まぁ普通の人はただでさえタイミングがシビアな“soar”をあんな連続でなんて使えないんだけどねー。]]

 

初めて見たソラ君の“soar”…。

 

そしてソラ君の本気。

 

凄いって思いました。

 

思いましたけど……うん。

 

アレを真似するのはムリ!ですぅ。

 

 

<BATTLE END>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

今回でことりさんsideのバトルロイヤルも終了となります。
次回は海未ちゃんが語り部を勤める幕間を更新予定でございます。
グダグダ全開で参ります。

次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は金曜日のお昼頃を予定しております。
お時間よろしければご覧下さいませ。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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