ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
朝起きたら一面の銀世界再びで驚いたQooオレンジでございます。
いや、もう今日から4月ですよ…それなのに雪って…。
今回こそはお久しぶりなバトル回…のハズでございます。
それでは 閑話「決戦は中華街④」 始まります。
またまたタマタマ前回までのガンプライブ!
デカいジムがやって来たにゃ!いじょー!
えっ?端折りすぎ?
そんな人は前の話を読めばイイにゃん♪
凛ったらあったま良すぎだよね♪
ずっしーん♪ずっしーん♪と大地を揺るがしやって来たしずねぇーちゃんwithデカいジム。
のっしのっしと歩いてきたしずねぇーちゃんは、凛たちのとこまでやって来ると…
[[みんなぁ~♪お待たせぇ~♪]]
かいこー1番にそう言ったにゃ。
通信モニターに映るしずねぇーちゃんはにゃんかスッゴい笑顔にゃ。
むふー。って感じにゃ。
しずねぇーちゃんが合流したから、これでチーム“即席ラーメンズ”は勢揃いだね。
いよいよ某中華街の年間フリーパスを賭けたラーメンスープでラーメンスープを洗うよーなそーぜつでげきれつでかれつな戦いの幕が切って落とされ…
[[イヤイヤイヤイヤ!お待たせぇ~♪じゃねぇーし!なんだよ!そのバカデカいジムは!バグか?!スキャンした時にデータがバグってサイズがおかしくなったのか?!]]
[[イヤイヤイヤイヤ!お待たせぇ~♪じゃありませんよ!なんですか!そのバカデカいジムは!バグですか?!スキャンした時にデータがバグってサイズがおかしくなったんですか?!]]
なかったにゃ。
にゃんかそら先輩とサエサエがしずねぇーちゃんのデカいジムについて騒いでるにゃ。
別に凛的にはジムがデカくてもどーでもいいにゃ。
大事なのはこの非公認大会で優勝して某中華街の年間フリーパスを手に入れることにゃ。
某中華街で高級ラーメンも食べ放題になる年間フリーパスの前ではデカいジムなんてガンプラを作り終えたあとのランナーくらいどーでもいいにゃ。とか言ったらまた脳内かよちんが凛の頭の中にやって来て…“はひ!ガンプラを作り終えたあとのランナーがどうでもいいですって!凛ちゃんの…凛ちゃんの…凛ちゃんのぉぉぉぉぉぉぉ!!!おばかぁぁぁぁぁぁ!!!!!この子はなんて酷いことを言うんですか!花陽は凛ちゃんをそんなことを言う子に育てた覚えはありませんったらありません!!!いいですか!ガンプラを作り終えたあとのランナーは色々なことに使えちゃうんです!3mm穴同士のジョイントとか塗装の時の持ち手の棒とか塗装のノリを確認する時とか!他にもあんなことやこーんなことに使えちゃうんです!意外と便利なんです!だからどこかの青とんがりのオレンジジュース野郎みたいに捨てられずについつい毎回毎回残ったランナーをぜーんぶ取っておいて気づけば大きな指定ごみ袋3つ分とか半端ない量のランナーゴミが貯まるんです!ちなみに大きな指定ごみ袋3つ分のランナーゴミはちゃんと細かく切った状態のランナーですよ!そのままごみ袋に入れたらごみ袋を突き破っちゃいますから!あとみなさんのお住みの地域によっては燃えるゴミでランナーみたいなプラスチックゴミを出しちゃダメなとこもあるかもしれませんから、パーツを切り出したあとのランナーを捨てるときは事前に市役所とかにプラスチックゴミは燃えるゴミで出してもいいですか?って確認してくださいね♪花陽からのお願いです♪って!だーかーらー!パーツを切り出したあとのランナーはゴミじゃありましぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!”…って言い出すにゃ。
[[あらあらぁ♪2人は仲良しさんかしら?]]
にゃんか騒いでるそら先輩とサエサエの2人をみたしずねぇーちゃんは、これまたおっとりと↑な感じで返していたにゃ。
うん。
そら先輩とサエサエはセリフもしゃべるタイミングもおんなじだから、凛的にも2人はプ◯キュア!まっくすはーと♪…じゃなくて、2人は仲良しさんだと思うよ。
きゅあっぷらぱぱ。
「にゃんでもいいけどそろそろバトルをはじめねーと読んでる人が飽きるにゃ。長くて飽きるって理由で☆1評価をくらった過去をもう忘れやがったかにゃ?」
凛は長い方が好きにゃ。
ち◯こもソーセージも長い方がいいにきまってるにゃ。
[[ゴルゥラァァァァァ!!!!!アホネコぉぉぉぉぉぉぉ!!!メタい発言すんな!!!この!ボケェェェェェェ!!!]]
「ならさっさとバトルパートにいくにゃ。」
[[そうねぇ~♪凛ちゃんの言う通りだわ♪それじゃ~張り切って~♪れっつご~♪]]
張り切ってってしずねぇーちゃんの言葉には大賛成だけど、凛はれっつごーは古いと思うよ。
[[なんかもうバトル前なのにムダに疲れました…。]]
それは毎度のことにゃ。
[[2時方向!青竜刀を持ったチャイナ・モックが5機です!そらさん!凛ちゃん!お願いします!紫音(しずね)さんはそのまま前衛で砲戦型のチャイナ・モックの砲撃を防ぎながら蹂躙しちゃってください!]]
毎度お馴染みのグダグダメタメタを一通り終えた凛たちは、ようやくあちこちにいっぱい沸いているこっちもやっぱり毎度お馴染みのハイ・モックを相手に戦闘を開始したにゃ。
この毎度お馴染みのハイ・モック。
今日は某中華街が主催してる大会だけあってか、謎の中華仕様っぽいハイ・モック…チャイナ・モックとか某パクリの国から怒られそうな感じのヤツもいやがったにゃ。
このチャイナ・モック…にゃんかハイ・モックっぽいけどハイ・モックじゃない、ハイ・モックっぽいナニかみたいなハイ・モックにゃ。
うにゃ…にゃんか自分で言っててわかんなくなってきたにゃ。
まぁ別にハイ・モックの仲間みたいだからどーでもいいにゃ。
ハイ・モックでもチャイナ・モックでも、どっちもザコには変わりないもんね。
ちなみに↑を見てもらえばわかると思うけど、チーム“即席ラーメンズ”の指揮は地味っ娘のサエサエがしてるにゃ。
そら先輩やしずねぇーちゃんでも良かったんだけど、2人ともめんどい。めんどうよねぇ~♪と拒否って自動的にサエサエになったにゃ。
凛はもちろん指揮とか頭を使うヤツはムリだにゃ。
[[おうよ!行くぞ!凛!]]
「おうにゃ!じみーにパワーアップしたベニャッガイでぬっ殺してヤるにゃ!」
[[はぁ~い♪みんなまとめて踏み潰しちゃうわねぇ~♪]]
てなワケで今はバトル真っ最中にゃ。
凛は長い柄の斧を…ロングポール・ヒートアックスを構えて、スラスターを全開で噴射させながらばっぴゅーん♪って感じで飛んで行ったそら先輩のザクのあとをえっちらおっちらと走って追っかけるにゃ。
凛のベニャッガイがいっしょーけんめーに走ってる間に、せんこーしたそら先輩のザクは、青竜刀って幅広の片刃の剣を装備した近接型のチャイナ・モックの内の1機へ近づいて行って…
[[オルゥラァァァァァァ!!!!!]]
って感じの声をあげながら、チャイナ・モックの胴体をばっこーん♪って両断しちゃったにゃ。
そしてロングポール・ヒートアックスを振り抜いた勢いのまま、ぐるん♪と回転して青竜刀を振り上げて攻撃しようとしていた別のチャイナ・モックに回し蹴りをぶちかましたにゃ。
[[ヤれ!アホネコ!!!]]
チャイナ・モックに回し蹴りをぶち当てたそら先輩は、凛にヤれ!って言うんだけど…
「おうにゃ!って!凛はアホネコじゃねぇーにゃ!!!」
また凛のことアホネコって言いやがったにゃ。
ひどいよね。
そりゃ凛はかよちんや真姫ちゃんに比べたらあんまり頭よくないよ?
ぶっちゃけ分類的には穂乃果先輩やにこちゃん先輩とおんなじだと思うよ?
自分でもアホ枠だと思うもん。
でも…凛的にはそら先輩には凛のこと、ちゃんとお名前で呼んで欲しいんだ。
それがなんでかはわかんないんだけどね。
おっと。
今はそれよりも…
「夢の高級ラーメンパラダイスのために死にくたばりやがれだにゃ!!!!!うにゃ!うにゃ!うにゃ!うにゃ!うっにゃぁぁぁぁぁ!!!」
目の前のチャイナ・モックを倒さなきゃだね!
凛はなんだかモヤモヤする気持ちを胸の奥の方に押し込んで気持ちを切り替えると、ガンプラバトルシミュレーターの操縦システムとして使われているIFS(イメージ・フィードバック・システム)を通してベニャッガイに凛の意思を伝えるにゃ。
それは目の前のお邪魔虫なチャイナ・モックをぶっ倒すこと♪
具体的にはベニャッガイの両手に内蔵されているビームキャノンをぶっぱなして、チャイナ・モックに風穴開けてやるにゃ!って感じのイメージだよ。
ベニャッガイはガション♪ガション♪と走りながらも、凛の意思通りに両手のビームキャノンを前方のチャイナ・モックに向けてぶっぱなすにゃ。
ベニャッガイの両手から飛んでいったビーム弾は、まずはそら先輩の回し蹴りを喰らって体勢を崩しているチャイナ・モックのコアのある胴体部分に命中して1機撃墜♪
さらに偶然、別のチャイナ・モックにも当たってコイツも撃墜判定にしてやったにゃん♪
らっきーにゃ♪
そら先輩がさっき倒した1機と凛が倒した2機を足して…残りは…
「あと2機!」
1+2=3
5-3=2
残りは2機♪
にゃっふっふー♪
凛はおんなじアホ枠でも簡単な計算を間違ってサポートAIに突っ込まれていたナイチチの見た目小学生な“無冠の女王”とは違うにゃ!
これくらいの簡単な計算ならできちゃうヤればできる子にゃ!
[[凛!俺が右をヤる!お前はそのまま左をヤれ!]]
凛がどっかのアホ枠先輩と違って簡単な計算ならちゃんとできることを誇ってきっとドヤー♪って感じのいわゆるドヤ顔をしていると、そら先輩が凛に右のチャイナ・モックをヤるから凛は左のチャイナ・モックをヤれ!って通信を送ってきたにゃ。
そう言えばまだ2機残ってたんだよね。
別に毎度お馴染みのザコいハイ・モック系列のチャイナ・モックの攻撃の1発や2発くらい当たっても、かよちんが魔改造した凛のベニャッガイは痛くも痒くもないにゃ。
痛くも痒くもないけど…
「うにゃ!凛に任せるにゃ!うっしゃおりゃー!ぬっ殺してヤるにゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
ザコいのにぼこぼこ殴られるのはいい気分じゃないにゃ。
てなワケでぬっ殺してヤるにゃ。
凛はベニャッガイの右手の肉球の真ん中辺りからビームニャーベルをぶおん♪って出して、青竜刀を構えて走って来やがったチャイナ・モックに立ち向かうにゃ。
まっこーくじら…じゃなくて、まっこーしょーぶにゃ!
心の中でちょっと小粋なジョークを交えながら凛はチャイナ・モックの振り下ろしやがった青竜刀を左腕でガキン!って受け止めて、右手の肉球に生やしたビームニャーベルを胴体のど真ん中にぶっ刺してやったにゃ。
「いっちょあがり♪だにゃん♪」
[[おう。こっちも片付いたぞ。]]
凛がむふー♪としていると、そら先輩からまたまた通信が入ったにゃ。
片付いたぞ。って言葉を聞いて、凛がそら先輩のザクの方を向いて見ると、そこには1機目のチャイナ・モックとおんなじように胴体を真っ二つに両断されたチャイナ・モックが転がっていたにゃ。
まぁそら先輩は腐っても元世界大会で優勝した人にゃ。
これくらいなららくしょーだよね♪
そんな感じで凛とそら先輩が5機の近接型チャイナ・モックを片付けている一方で、砲戦型チャイナ・モックの相手をしていたしずねぇーちゃんとサエサエは……
[[うっふふふ…そんな豆鉄砲じゃおねーさんのジム・トロールに傷ひとつ付けれないわよぉ♪]]
しずねぇーちゃんのデカいジム…ジム・トロールを前衛にして大量の砲戦型チャイナ・モックを蹂躙していたにゃ。
その光景はまさに蹂躙。
ビルよりデカいしずねぇーちゃんのジム・トロールはボコスカとぶっぱなされる砲撃をモノともしないで、どっしーん♪と歩く度にグシャ♪と砲撃型チャイナ・モックを踏み潰していたにゃ。
そしてサエサエのデュエルガンダム・ユナイトブレイズも両手に構えたてっぽーをばっこん♪ばっこん♪ぶっぱなして次々に砲撃型チャイナ・モックをぶち抜いてやがったにゃ。
[[世界の中心とか誰が聞いても(笑)とか草生えるとかしか言われない某国パクり天国の国がいかにもパクったっぽい形状のハイ・モックっぽいチャイナ・モックじゃこんなもんなんでしょうねー。]]
ばっこん♪ばっこん♪両腕に構えたてっぽーをぶっぱなしてるサエサエは、どこか呆れたお顔で某パクり天国の国をびみょーにディスりながら砲戦型チャイナ・モックのお掃除を続けていたにゃ。
[[背に腹は変えらねぇーからとりあえずでチーム組んだけど…ふん。モブ子も姐さんも思っていたよりもやりやがる。この様子ならあっちは任せておいても問題無いっぽいな。]]
近接型のチャイナ・モックを倒し終えておっきな斧を肩によいしょっ♪と担いだそら先輩は、そんなことを言いながら凛のベニャッガイの隣までやってきたにゃ。
そら先輩の言うとおり、あっちはサエサエとしずねぇーちゃんにおまかせにゃんにゃん♪しておいただいじょーぶだよね。
そうなると凛とそら先輩はひまだにゃん♪
だから…
「そうだね。凛たちはどーしよっか?別の敵を探す?それともサエサエとしずねぇーちゃんがあのバッタもんを片付けるまで待ってる?」
凛はそら先輩にどうしよっか?って訪ねたんだ。
今回の非公認大会は4人チームのスコアマッチ方式。
ザコいハイ・モックやチャイナ・モックでも倒せば倒すほどスコアが加算させて優勝商品の某中華街年間フリーパスに近づくってすんぽーにゃ。
だから凛的にはひまだにゃー♪ってしてるよりも、ハイ・モックとかのザコや他の参加者を探してやっつけて、スコアを稼ぎたいにゃ。
[[んー…どうすっかなぁ…。]]
凛のどーしよっか?の問いかけに、そら先輩もどーすっかなぁ…って考え中にゃ。
たぶんそら先輩はここで凛とそら先輩の2人だけで別行動して、もしもの事があったら…とか考えてるんだろーな。
それは凛も思ったんだけど、ぶっちゃけそら先輩が一緒ならそーそーピンチにはなんないと凛は思うんだよね。
凛がそのことをそら先輩に言って、2人で先に行こうよ!って言おうとしたら…
<<そんなお暇なマスターに朗報です。こちらへ大量の敵性反応が接近中。余りの多さに数を数えるのが面倒なので総数の報告は省略いたします。>>
そら先輩の電子精霊さんのアイリちゃんがにゃんか言い出したにゃ。
その内容はにゃんかこっちにたくさん敵がやって来るよーってことだった…って!
たくさんの敵?!
うにゃにゃ?!
それってヤバくねぇーかにゃ?!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
毎回残念なバトル回で申し訳ございません…。
次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は妄想力の低下&ブラック労働万歳の為、しばらくはお休みさせていただきます。
何卒ご了承下さいませ。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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