ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

上級国民になりたいQooオレンジでございます。
上級国民になればきっと女の子ともエッチし放題なんでしょうね。

今回は久し振りにあの人がちょっとだけ暴走しております。
うぉーうぉーらびーにゅー♪







それでは 第8話A「夢の欠片」そのさん① 始まります。
























第8話A「夢の欠片」そのさん①

「だから絵里…希…。アンタたちの力を貸してちょうだい。私に、あの子たちに、そして…そらに…。」

 

前回…高坂さんたち“μ's”2年生組とソラとのバトルを見終えた私達に、にこがそう言って頭を下げてお願いしてきたの。

 

信じれる?あのにこが、よ?

 

私と希に力を貸してと頭を下げたのよ?

 

もう一度言うけど、あのにこがよ、あのにこが?

 

私は目の前でにこが私と希に力を貸してって頭を下げている光景がとてもじゃないけど信じれなかったわ。

 

いまでこそお昼休みに一緒にお弁当を食べたり、お休みの日に一緒に出掛けたりと、まるで友達のような関係になってはいるけど、本来なら私達生徒会組とにこ(とソラ)はガンプラバトル部の存亡を賭けてあれやこれやと争うようなそんな感じのちょっと殺伐とした関係だったのよ。

 

なのににこが私達に頭を下げてのよ?

 

力を貸してって。

 

それに対して私は…

 

「ごめんなさい。」

 

と、短く断りの言葉を放ったの。

 

ガンプラビルダーとして超が付くほどに一流の腕前を持っている希ならいざ知らず、ただ防御をガチガチに固めて槍を構えて突撃を繰り返すしか脳のない私なんかじゃ、あの子たちにナニかを教えるなんてそんな偉そうなことは出来ないわ…。

 

それに…私なんかが偉そうに上から目線であれこれと指導するよりも、気心の知れたソラとにこが教えてあげた方があの子たちも気楽でいいでしょうしね。

 

あの2人が居れば大丈夫。

 

ソラはやれば出来るすごい子だし、にこもソラにこそ敵わないけどそれでも同年代のガンプラファイターの中では頭1つ…ううん…頭3つは飛び出てる凄腕よ。

 

そんな2人が居るんだもん。

 

私なんかの出番は無いわ。

 

だから私はにこの“力を貸して”ってお願いを断ったんだけど…

 

「と、ツンデレさんなえりちはゆ~とるけど、今のえりちのツンツンデレデレえりち語を日本語に訳すとな?“いいわよ!エリーチカに全部任せて!私で良かったら全力で協力させてもらうわ!”って意味になるんよ♪そんなワケやからうちとえりちでお助けしてあげるやん♪」

 

私の断りの言葉ににこが反応するよりも早く、希がそう言ってなぜか希だけじゃなく私も協力するとか言い出したのよ。

 

「ちょ、ちょっと!希!勝手に!」

 

私はそんな希に抗議の声をあげたんだけど…

 

「ケチケチせんでもえぇやん♪ど~せテスト期間中は生徒会のお仕事も無いんやし♪普段から予習復習をしっかりやっとるえりちなら今さらテスト勉強なんてせぇ~へんでも余裕やろ?うちも今さら焦ってテスト勉強せぇ~へんでも余裕やし♪つまりうちとえりちは暇人ってことなんよ?暇人ならにこっちがこ~して頭下げとるんやから、力の1つや2つや3つや4つや5つくらい貸してあげなアカンやろ?」

 

って、 暇人だからにこに協力しようって言い出したの。

 

「それは…そうだけど…でも……」

 

そりゃ私は希の言う通り今さらテスト勉強なんてしなくても何の問題はないし、生徒会の仕事も無いから基本的には暇人よ。

 

でも…暇人だからって言って私なんかが…

 

「えりち?“私なんかが”は禁止やよ?」

 

「………だから地の文を読まないでちょうだい…。」

 

「今のはえりちの地の文を読んだんやなくって、えりちの顔にそう書いとったんよ?なぁえりち。あのにこっちが頭下げとるんよ?少しくらいえりちの力を貸してあげてもえぇ~んやないの?」

 

「……………。」

 

「うちの勘はここはやるべき!ってびんびん来とるし♪な?え~りち♪やろ?うちと一緒に♪な♪な♪」

 

希の勘…か…。

 

当たるのよね、希の勘って。

 

イヤになるほど。

 

そっか…希の勘、か…なら…

 

「仕方ない、のかな…。」

 

結局、私はにこの“μ's”に力を貸して欲しいってお願いを聞き入れることにしたわ。

 

希の勘がそう告げてるなら仕方ないのよ。と、自分に言い聞かせて。

 

内心では私だってずっと頑張ってる高坂さんたちの力になってあげたいと思ってはいたの。

 

でも…ほら、私って前にやらかしちゃったじゃない。

 

あの子たちの初めての公式戦の時に、ソラを土下座させて高笑いとか今思うとドン引きする様な事を…。

 

そんな私が…って思っちゃって。

 

そう考えちゃうとやっぱり今からでもごめんなさいって言った方がいいような…。

 

けど…

 

「絵里!それじゃ!」

 

私が協力するって言ったらにこがすごく嬉しそうにこっちを見てるのよね。

 

こんな嬉しそうなにこを見ちゃったら…今さらやっぱり無し。ごめんなさい…だなんて言えないわ。

 

「うん。防御を固めて槍を構えて突撃するだけの女が、どこまでにこやあの子たちの力になれるかわからないけどね。」

 

だから、私にやれる事はしてあげましょう。

 

「ナニ言ってんのよ!アンタ!そのバトルスタイルでJr.ワールドカップで優勝したクセに!」

 

「……そんなの…昔の話よ。それにあの騒動で誰も私の事なんて覚えてなんかいないわ。」

 

「まぁなんでもえぇやん♪あ♪もちろんうちも協力するで♪ガンプラの改造とかセコい戦い方とかは希さんにお任せやん♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々と葛藤もあるけど、結局は希と2人でチーム“μ's”の練習に付き合う事になった私は…

 

「そんなワケでしばらくはこの2人が…絵里と希がアンタたちを鍛えてくれるわ!」

 

素直に“あなた達が少しでも強くなれるようにエリーチカも一生懸命頑張るから、一緒に頑張りましょ♪”って言えずに…

 

「貴方達を潰すつもりでビシバシ逝かせて貰うから、悪いけどそのつもりでいてちょうだい。」

 

と、また意地悪な物言いでガンプラバトルシミュレーターの筐体から降りてきた高坂さんたちに言っちゃったの。

 

私の言葉を聞いた高坂さんたちの反応は見事なまでにバラバラだったわ。

 

まず高坂さんは…

 

「ほんとですか!やったー!絵里先輩と希先輩と一緒にガンプラバトルだー!やった!やった!いやったぁー!!!」

 

と、見ているこっちが恥ずかしくなるような全力で喜ばれちゃったのよ。

 

この子はなんでこんなにも素直に喜びを表現できるのかしら?

 

次に南さんは…

 

「………………。」

 

ハイライトの消えた瞳で…しかも半目で、ニコニコとナニも言わずにこちらを見つめていたの。

 

うん。

 

怖いわ。

 

なんだかわからないけどとっても怖いわ。

 

具体的にはあれやこれやと下処理をされてお鍋でグツグツと煮詰められちゃうような気がしちゃってとっても怖いわ。

 

私って実は賢くて可愛いだけじゃなく、痛いのとかかなり平気なタイプなの。

 

例えば荒縄でキツく縛られて鞭でビシバシとまるで拷問の様な責めをされても全然大丈夫なのよ。

 

他にもやっぱり荒縄でキツく縛られてとっても熱い蝋を全身くまなく垂らされたりしても平気よ。

 

水責めや石抱とかも好きよ。

 

最近ではアナ……あっ…な、なし!今のなし!

 

ご、ごほん。

 

と、とにかく!私は割りと痛いのとか平気なのよ!

 

別に痛いのとか平気なだけで決して好きなわけじゃないんだからね!

 

絶対に好きなんかじゃないんだからね!

 

絶対に絶対によ!

 

蝋燭プレイとかスパンキングとかこれっぽっちも好きじゃないんだからね!

 

想像しただけで思わず下のお口からはしたなくえっちなよだれが垂れ流しよ♪とかこれっぽっちないんだからね!

 

愛読書は月刊SM友の会です♪とか絶対にナイショなんだから!

 

はぁ…はぁ…はぁ…あ、あれ?そう言えば…私、何の話してたんだっけ…?

 

うーん…うーん……あっ。

 

思い出したわそうよ!何だかハイライトの消えた瞳でニコニコと笑っている南さんを見ていると色々と怖いって思っちゃうって話よ!

 

いつの間にか私の隠された性癖が暴露されそうな内容のお話になっていわ…。

 

危ない♪危ない♪えーっと、それでね?私はそんなハイライトの消えた瞳でこちらを見つめている南さんを見て怖いって、そう思っちゃったのよ。

 

そんなちょっと怖い感じの南さんを見ていて私はふとある事に気づいちゃったの。

 

ものすごーく、小さな声で南さんがナニかを呟いていることに。

 

一体彼女はナニを呟いているのかしら?と思って、絢瀬家に代々伝わる絢瀬流緊縛術の基本中の基本の気功による身体強化を使って、一時的に聴力を強化させて聞き耳を立てて見たんでけど…

 

「……(チッ…ナニがかしこいかわいい生徒会長ですか。ことり以上にかしこくてかわいい女の子は世界中どこを探しても居るわけねぇ~ですぅ。あ♪でもアホかわいい穂乃果ちゃんとボケかしこい海未ちゃんが合体したらボケかしこくてアホかわいいほのうみちゃんになってことりと同等くらいのかしこかわいいレベルになるかも?でもやっぱり一番かしこかわいいのはことりですぅ♪それなのに…アレは常日ごろ自分からかしこいかわいいエリーチカ♪とか言っちゃってナマイキですぅ♪そこら辺がなんかも~ほんとにかしこかわいいことり的にはと~っても気に入らないですぅ。そもそもアレのどこがかしこくてかわいいんですか?まぁ多少はかわいい要素はあることは認めてあげますぅ。でもかしこい要素はどこにあるんですか?これっぽっちも見当たりませんよね?それどこからかしこい以前にど~みても被虐趣味の塊で荒縄狂いで縛られると感じちゃって下のお口からよだれだらだら垂らしちゃってる感満載なただの淫らな雌豚野郎ですぅ。みんなはあの真面目な生徒会長が荒縄狂いの被虐趣味?!とか言い出しそうですけど、ことりのセ◯クスセンスな第六感がチ◯チン…じゃなくてびんびん告げてやがりますぅ。アレは確実に真性の変態だって。ってかあの雌豚会長野郎は淫乱中古ロリま◯このにこっぱげよりも雌豚度がマシマシでマシマシでマシマシですぅ。だいたい、ことり的にはガンプライブに出場するための生徒会の公認をもらいにソラ君と穂乃果ちゃんとオマケで海未ちゃんが生徒会室に突撃したときに“ミトメラレナイワ(17歳♪春♪)”とか真姫ちゃん的イミワカナイことを言いやがってケチくさいことにソラ君たちに公認くれなかったって聞いたときからなんか雌豚臭がプンプンしやがってそこはかとなく気に入らないなぁ~ってず~っと思ってました。あまりの気に入らないなぁ~で文章がおかしくなっちゃう程度には気に入らないなぁ~なんですぅ。でもそう思っていてもやさし~やさし~大天使様なことりちゃんはコロっとしていただっきまぁ~すぅ♪しちゃうこの世の中で一番簡単で安心で安全な手段はやっぱりやさし~やさし~ことりちゃんだからしないであげていたのに…それがどっこい♪いったい全体ど~ゆ~りょ~けんですか?えっ?潰す?誰を?誰が?ねぇ?誰を誰が潰すんですか?ねぇ?雌豚会長さんがことりたちを潰すんですか?それ、なんか違いますよね?潰すのは雌豚会長さんがμ'sを…じゃなくて、ことりたちの方が雌豚会長さんを潰す…ですよね?精神的にとか社会的にとか回りくどいやり方じゃなく、むしろ物理的にくちゃ♪っとことりたちが潰しちゃうんですよね?それなのに言うに事欠いて中古ロリま◯こ以上の雌豚な雌豚会長さんの分際でことりたちを潰すですか?はい?ねぇ?バカですか?バカなんですか?ってかバカですよね?たぶん穂乃果ちゃん以上に低能ですよね?試しに頭をぱっかーん♪とカチ割って中身を確認してあげましょうか?ってくらいには低能ですよね?そもそもなんでこの雌豚会長野郎がことりたちのコーチなんかするんですか?必要ないですよね?ソラ君いるし。それにまぁあんまり認めなくないけど実は割りと強いあの中古ロリま◯このにこっぱげもいやがりますし。2人がいれば雌豚会長野郎なんて欠片も微塵もいりませんよね?それなのになんで偉そうに上から目線で潰すつもりでビシバシとか言っちゃってくれてるんですか?これってヤってもいいですよね?確定でヤってもいいですよね?ってかヤっちゃいますよ?ことり的には最近は真面目に黒い方にならないよ~にがんばルビィしてたけど、コレはもうそんなの関係なしに黒い方になっておもしろおかしくサクッ♪っとコロッ♪っとヤっちゃってもいいパターンですよね?だからヤっちゃいましょう♪ヤっちゃって皮を…あ♪ヤっちゃってから皮を剥いだらもう痛がらないからつまんないのかな?かな?かな?なら…やっぱりヤっちゃう前に皮を剥いじゃいましょう♪生きたまま生皮をバリバリ剥いで♪しっかりと血抜きをして♪雌豚臭がプンプンするお肉の臭みを大量のハーブを使ってしっかりと消して…そしたらおっきなお鍋でコトコト♪コトコト♪ゆっくりじっくりたぁ~っぷり♪煮込んであげよっと♪ず~っと♪煮込んだス~プ♪お腹♪すいたらいかが♪あんまり~♪自信ないけど~♪がんば~♪った~♪のぉ~♪ですぅ♪)…」

 

こわっ?!

 

えっ?!南さんってこんなキャラなの?!

 

ふわふわぷわぷわの見た目通りなふわふわぷわぷわの可愛い系女の子じゃないの?!

 

肉食系なの?!リアルに食べちゃダメな感じの◯肉をお料理して食べちゃう肉食系なの?!ってか私食べられちゃうの?!

 

生きたまま生皮をバリバリ剥がされてコトコト煮込まれちゃうの?!

 

えっ?!痛いの大好きえりーちか♪的には生きたまま生皮バリバリ剥がされちゃうのは実はちょっと気持ち良さそうかな?とか思っちゃったけどそのあとでコトコト煮込まれちゃったら流石に死んじゃうわよね?!

 

「(絵里さん、絵里さん…。)」

 

「(ソラ?な、なによ…)」

 

「(死にたくなかったら今の“アレ”に…ことりさんには関わんない方がいいぞ。)」

 

うん。

 

わかってる。

 

だって見るからに怖いんだもん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

次回はいよいよ絵里さんの楽しいコーチ生活が…始まりません。
意気揚々とコーチを引き受けた絵里さんの前に立ちはだかる者…それは…。


次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は妄想力の低下&クソ上司のお陰でブラック労働万歳の為、しばらくはお休みさせていただきます。
何卒ご了承下さいませ。


それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
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