ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
最近友人のガチャ報告が忌々しQooオレンジでございます。
3凸鰻短剣編成すらも完成していないのにフォリア来て自慢されてもちっとも悔しくなんでありませんよ。ありませんったらありません。
初心者応援キャンペーン出身の即席騎空士さんには次の水古戦場で古参の騎空士の意地を少しだけご覧にいれて差し上げましょう…。
今回は海未さんがナニかから解放されて楽しくバトルを行います…が、最後には…。
それでは 第8話B「過去と今と、そして未来と」そのさん① 始まります。
[[海未先輩!3時方向から新手です!数は5機!!!固まって単調な機動を繰り返してるからたぶんこれ!ハイ・モックです!]]
あぁ…
「ハイ・モックなら…ことり!出番ですよ!サクッとまとめて凪ぎ払いなさい!!!」
あぁ…あぁ…
[[ちゅん♪ちゅ~ん♪りょ~かいだよ♪海未ちゃん♪ことりちゃんにおっまかせぇ~ですぅ♪ですぅ♪ですぅ~♪]]
なんと言う解放感…
「お願いします!花陽!新手はことりに任せて私達はこのまま2人で真姫の援護に向かいます!」
ここ数年、味わった事の無い凄まじいまでのこの解放感…
[[はひ!了解です!]]
もう…さいこう…。
はっ?!
わ、私とした事が戦闘中にも関わらず、ついついあまりの解放感で恍惚としてしまっていました…。
きっとさっきまでまるでらめぇ~な時みたいな余り他人に見せたくない顔をしてたんですよ…あぁ恥ずかしい。
えっ?
一体ナニから解放されたのか?ですか?
んっふふ……んっふふふふふふ…ふふふふふふふふふふふふふふ♪♪♪♪♪
聞いちゃいますか?
ソレを聞いちゃいますか?
聞いちゃうんですか?
聞いちゃうんですね?
聞かれてしまったからには仕方ありません。
これはもう声を大にして教えるしかありませんね!
私が解放されたモノ…それは…
「さぁ!行きますよ!!!二・三ヶ月に一回必ずやって来ていた何処かのアホのテスト勉強に付き合う苦難から解放された今の私は…私史上最高に最強で絶好調ですよ!!!!!!!」
そう!
何処かのアホな方の幼馴染みのテスト勉強から解放されたのですよ!!!
何かだか知りませんが前回のバトル終了後に上から目線で偉そうに潰すつもりでビシバシ鍛えるわよ♪とか言ってきたミトメラレナイワ(17歳♪春♪)な生徒会長に何処かのアホな方の幼馴染みのテスト勉強をこれでもか!と言わんばかりにまるっと全部押し付けてやりましたよ!!!
フッハハハハハハハハハハハ!!!!!
アホな方の幼馴染みのテスト勉強を引き受けるだなんてそんな無謀極まりないミッションを引き受けてしまった事をあのお偉いミトメラレナイワ(17歳♪春♪)な生徒会長様は今頃きっと血の涙を垂れ流して後悔してやがりますよ!!!
ぶっちゃけ超ざまぁ♪です!
何処かの凶暴な方の幼馴染み的に言えばざまぁ♪ですぅ♪ですぅ♪ですぅ~♪です!
くっふふふふふふふふ…ねぇ生徒会長…私は忘れてませんからね…貴女があの時、青空に無駄に土下座させて見下ろしながら高笑いしていた事を!
恋する乙女の怨みは怖いんですからね!!!
子々孫々まで祟ってヤります!!!
骨の髄まで呪ってヤります!!!
そりゃもう徹底的に!!!
あー……それにしてもこの何とも言えない解放感…素晴らし過ぎます…。
皆さんもきっと私のこの前代未聞の解放感をわかってくれますよね?
何しろこの品行方正文武両道才色兼備な私が思わ戦闘中に誰しも見てない事をいいことに思わずらめぇ顔キメちゃう位の解放感なんですから♪
今ならネオ・ジオングでも問答無用で叩き斬れそうな気分です♪♪♪
っと!
[[あー!もう!!!このちっちゃいヤツら!さっきからちょろちょろとウザいったらありゃしないわね!おとなしくヤられちゃいなさいよね!!!!!]]
色々諸々と説明していたらいつの間にか真姫の戦っている宙域まで辿り着いてしまっていましたね。
そんな真姫が戦っているのは私達の機体よりも一回り小型の薄い緑色でカラーリングが統一された機体達でした。
機体のデザイン的にはいわゆるアナザー系のガンダムではなく、宇宙世紀系のガンダムだとは思うのですが……頭にガンダム特有のV字型のアンテナがありませんね。
少々下品な物言いになりますが、アレは所謂ガンダムのバッタもんでしょうか?
ガンダムっぽいのにガンダムではない。
しかも私達の機体より一回り小型で素早い…。
何とも不思議な機体ですね。
一体あの小型の機体は何て名前の機体なんでしょうか?
こんな時は…
「花陽!あの機体は何ですか!」
説明大好きな花陽に聞くのが一番ですね♪
そんな私の突然の問いかけに花陽は…
[[はひ!まるっと花陽にお任せです!!!]]
と、元気良く応えて説明を初めてくれました。
[[アレはたぶんヴィクトリーガンダムを素体にした改造機です!ってかぶっちゃけ見た目はガンブラスターですね!ガンブラスター!えっ?なんでガンブラスターなのにヴィクトリーガンダムが素体の改造機ってわかるのか?ですか?だってこのお話を書いている2019年6月の段階ではまだHGUCでガンブラスターは発売されてないんですもん。REでならあるんですけどねー。プ○バンの方で。そんなワケでまだ発売されてないなら作ればいいんじゃね?的なノリで作っちゃったんだと思いますよ?無いなら作る!いやぁー!実にガンプラビルダー的な考え方ですよね!ガンプラ脳?ビルダー脳?花陽も無いなら作る!のその精神を見習いたいですね!で、アレの素体はHGUCのヴィクトリーガンダムかVダッシュガンダムで頭はたぶん旧キットのガンブラスターっぽいかなぁーと。あとは背中の特徴的なスラスターは鉄血オプションセットのキマリス用のブースターっぽいですね。あのキマリス用のブースターって一見すっごーく使えるように見えるんですけど、実は微妙に、そして絶妙に使えない見事な逸品なんですよね。そりゃあちこち手直しすれば使えますよ?けどその手直しがぶっちゃけケッコーめんどいんですよ。無いなら作る!の精神を見習いたいですね!とかさっきは言ってましたが、あるならあるで使いたい!もやっぱりビルダーとしての性!そんなこんなで大人しく接続部分を最近の共通規格の2穴タイプにするかブースター本体の接続部分を3mm穴にしてくれたら楽だったんですよねー。で、そんな微妙に絶妙なキマリス用のブースターって実はガンブラスターのスラスターになんとなーく似てるんですよね。まぁあくまでもなんとなーくですけど。そこら辺はあんまり突っ込まないでくださいね?花陽♪困っちゃう♪ですから!で、そのなんとなーくを利用したんでしょうね。と、まぁそんなワケであの機体はなんちゃってガンブラスターなんですよ。あ、海未先輩?ヴィクトリーガンダムの登場する機動戦士Vガンダムの詳しい説明も必要ですか?必要なら今から映像を交えてたっぷり24時間コースで朝までをぶっちぎりで通り越して明日の夕方まで懇切丁寧に誠心誠意で全力投球で説明を…]]
「それは後程1分位で手短に聞かせて貰いますから今は結構ですよ。」
素体に使われている機体の名前はわかりましたが、なんで小型なのかは結局教えてくれませんでしたね。
まぁ花陽に説明を任せたらこうなる事は目に見えていたのですが…。
兎も角、あの薄緑のガンダムっぽい機体はガンブラスターって名前の機体にそれとなく近づけた機体…と、言うことですね。
機動性はかなりのモノに見えますが、手持ちの武装はビームライフルだけの様です。
オールレンジ兵装の様な厄介な武装は搭載されていないのなら攻略自体は然程難しくは無い筈です。
攻略する為の問題点と言えばやはりあの機動性ですね。
先程の真姫ではありませんが、ちょこまかと細かく動き回って相手にするのが非常に厄介そうです。
けど…
「まぁグダグダと言っても結局ぶち抜けばそれで終わりですね♪と、言う事で…一射一倒!サクッと墜ちなさい!!!」
私はあの薄緑色のガンダムっぽい小型機の攻略方法を考えるのが段々と面倒臭くなって来てしまい、取り敢えずはぶち抜きましょう♪と言う何とも乱暴な結果を導き出しました。
これではまるで初めから考える事を放棄しているアホな方の幼馴染みや、面倒臭くなると思考停止をしてごんぶとビームをぶっぱ~♪してしまう凶暴な方の幼馴染みと同じではありませんか…。
でも…
「今だけは…アホな方の幼馴染みのテスト勉強から解放されたこの今と言う素晴らしい瞬間だけは…私もナニも考えないで脳天ぶち抜いてダメならぶった斬る♪でいいですよね♪」
そんな訳で私は大型ビームスナイパーライフルを構えて、真姫の百式と激しい機動戦を行っている薄緑色のガンダムっぽい機体…ガンブラスター(仮)の内の一機へと狙いを付けます。
そして狙いを付けていた機体が真姫の百式の放ったビームライフルの一撃をその機動性を遺憾なく発揮して回避したその瞬間を狙って…
「っ!」
引き金を引きます。
銃口から放たれたビームは…
[[おぉ!お見事です!流石は海未先輩!]]
狙い違わずに薄緑色のガンダムっぽい機体のど真ん中をぶち抜きました。
個人的には脳天ぶち抜くぞ♪の方が好みなのですが、ガンプラバトルでは脳天ぶち抜くぞ♪よりも胴体のコア部をぶち抜いた方が簡単に墜とせるので仕方ありません。
たまに脳天にコックピットブロックがある機体もあるので、その時は遠慮なく脳天をぶち抜きましょう♪
[[海未先輩?!花陽も!ってことはそっちは終わったのね!]]
「お待たせしました、真姫!後ろから私と花陽で援護します!3人でそのガンダムっぽい小型機をサクッと殲滅してしまいますよ!」
[[了解よ!]]
さて…それでは楽しい楽しい“狩り”の始まりですよ♪
「うっふふふふふふ…さぁ…墜ちたくなければ頑張って踊りなさい…踊って踊って踊りまくって…最後に残った子は全身全霊で斬り刻んであげますね♪♪♪♪♪」
[[あれ?何か海未先輩が微妙にカテジナさん?]]
[[ねぇ、カテジナって誰よ?]]
[[はひ!ガンダム三大悪女の1人です!]]
[[えっ、ナニソレコワイ。]]
「花陽!真姫!グダグダ喋ってないで行きますよ!!!」
全く。
誰が悪女ですか!
さて。
その後のガンダムっぽい薄緑色の小型機…ガンブラスター(仮)の集団との戦闘ですが…描写がめんどいのでサクッっと割愛しちゃいます♪
いやまぁ真面目に戦闘シーンを描写してもいいのですが、ぶっちゃけますと真姫を回避タンク、花陽を肉盾にしてガンブラスター(仮)を引き付けて1機ずつ狙い撃ちしただけなんですよね。
オチもヤマもありはしませんでしたよ。
けど途中でビームシールドと言うシールドを使われた時は驚きましたね。
腕からピンク色の膜が発生して、その膜が私の放ったビームを弾いてしまったんですよ。
花陽のいつもの説明になってない説明によると、任意に展開する事で物理的なシールドが抱えていた“重さ”の欠点を克服したシールド…と言う事でしたが…。
さて♪ここで問題です♪
私はこのビームシールドを攻略する為にどの様な手段を取ったのでしょうか?
正解は…ビームシールドを発生させる基部をぶち抜いた♪です♪
簡単な方法ですよね♪
ビームシールドを発生させる基部をぶち抜いてガンブラスター(仮)を撃墜しまくっていたら、何故か花陽と真姫からは“この人ナニやってんの?!”的な目で見られていましたけど。
と、まぁそんな感じにオチもヤマもなくガンブラスター(仮)の集団との戦闘は終わりを告げました。
これにて今回のお話は無事に終了…と、行かないのがグダグダで定評のあるこのガンプライブ♪
ガンブラスター(仮)の集団との戦闘が終わった直後に…
[[あは♪面白そうなのみぃーつけた♪]]
ソレはヤって来ました。
[[ねぇ♪そこのニホントー持ったジムの人♪亜里沙と楽しく殺し合いしよっ♪]]
ある意味ことりと同類の狂い方をした天才が。
[[斬って斬られて斬られて斬って♪楽しい♪楽しい♪殺し合い♪]]
この時にこの子の相手を真面目にしなければ良かった…と、未来の私はそう思う事もあったりなかったり。
[[あはは♪あはははははははははははは♪♪♪]]
絢瀬 亜里沙。
あのミトメラレナイワ(17歳♪春♪)の妹さん。とはこの時はまだ知りませんでしたが、これが私といい具合に狂った剣鬼な彼女との出逢いでした。
つづく?
えっ?まだ少し余ってる?
ナニか文字数稼ぎをしろ?
文字数稼ぎって…適当にあああああとか連続して入れれば…ソレはハーメルンの規約違反?
そんな事は私は知りませんよ。
そもそも毎回毎回プロットもろくに立てずにノリと勢いだけでグダグダと文字を書き連ねている貴方が悪いのではありませんか。
それなのに言うに事欠いて私に文字数稼ぎをしろだなんて言語道断です!
ってかそんなノリと勢いだけで良くもまぁ二年以上も連載してきましたね?
私的にはソレが驚きですよ。
良いですか!これからはちょっとは他の方々を見習って確りとしたプロットを立てて計画的に…えっ?目標文字数を越えたからもう大丈夫?って!そうじゃありません!
つづく?
ちょっ!勝手に終わらせないで下さい!
私の話はまだ終わっていませんよ!
聞いているのですか!
脳天ぶち抜きますよ!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
次回は海未さんと謎の辻斬り少女(仮)との真面目なバトル回になる予定です。
チンピラ主人公のソラや色々とやべぇ魔女さんをある意味では軽く越えるチート持ちの彼女を相手に、果たして海未さんは勝てるのでしょうか…。
次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は妄想力の低下&クソ上司のお陰でブラック労働万歳の為、しばらくはお休みさせていただきます。
何卒ご了承下さいませ。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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