ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
今年も愛は地球を救っても例年通りに私は救ってはくれないQooオレンジでございます。
とりあえずはトンカツでも食べて自分自身を救いましょう…。
今回も絵里さんsideのお話となります。
今回は1話丸々使ってのおバカ回となっております。
それでは 第8話A「夢の欠片」そのご② 始まります。
今世紀最高レベルの残念頭脳かと思われていにもかかわらず、難問の数々を全問正解しちゃうという驚くべき結果を出してテスト勉強免除になった高坂さんと、毎度お馴染み賢い可愛いえりーちか♪な私との1対1のガンプラバトル。
私の愛機“トールギス・ヴァルキュリア”のランスチャージで何度も何度も串刺しにて撃墜してあげても果敢に向かってくる高坂さんをこれでもかというくらいに撃墜しまくって、無事(?)に制限時間一杯までバトルを堪能した私と高坂さんは、アミューズメントセンターのレストコーナーのテーブル席に腰かけて紙コップに入ったジュースを飲みながら先程のバトルの反省会をすることにしたの。
撃墜されまくったからかしら?どこか疲れたような顔をしている高坂さんが開口一番に呟いた言葉。
それは…
「うぅ…結局1回も撃墜できなかったよぉ…。」
と、いう力無い言葉だったわ。
高坂さんはそのままテーブルに上半身を投げ出すようにうなだれると、今度は不満そうな顔でこちらを見ながら、紙コップの中の氷を指でつついてふてくされたような姿を私にみせたの。
高坂さんはきっと私のトールギス・ヴァルキュリアを1度も撃墜できなかったのが不満なのよね。
でも仕方ないわ。
素組の…それもかなり雑に組み立てたガンプラで、私のトールギス・ヴァルキュリアの装甲を貫くなんてことは到底無理な話なんだから。
これでもかってくらいに防御特化の改造と設定が施されている私のトールギス・ヴァルキュリアにとっては、素組のストライクガンダム程度の攻撃なんてシールドで防ぐ必要すらないもの。
しかも高坂さんの使っているストライクガンダムって、見るからに適当に組み立てられているのよね。
たぶんあのストライクガンダムって高坂さんが初めて作ったガンプラなんでしょうね。
高坂さんの性格から考えて、きっと一生懸命がんばって作ったんでしょうけど、もう少し丁寧に作れなかったのかしら?
ガンダムタイプの特徴でもある額のV字アンテナの片方は折れちゃってるし、そのしたの目の部分のシールは何回も剥がして貼りつけたんでしょうね…よれよれになっちゃってるわ。
他にもゲート処理をされていないから、ちゃんとパーツがはまってない所があちこちにあるわ。
人が一生懸命に組み立てたガンプラに貴賤を付けるのはイヤだけど、正直に言って高坂さんのストライクガンダムのガンプラとしての完成度は残念の一言よ。
これだの低クォリティだと動かすので精一杯なんじゃないの?
そうね…例えるならキラがOSを弄る前のストライクって感じかしら?
そんな状態で高坂さんはよくもまぁアレだけ動けたモノだわ。
えりーちか的にはそこら辺、逆に感心しちゃうわね。
そんな残念なガンプラで私と私のトールギス・ヴァルキュリアに勝とうだなんて100年早いわ。
「当たり前よ。悪いけど素組…それも残念な完成度のストライクなんかに墜とされるほど落ちぶれちゃいないわ。」
ガンプラの完成度の差もあるけど、そもそも私と高坂さんとじゃガンプラファイターとしての経験値や技量といたモノにもかなりの差があるわ。
高坂さんの反応速度は凄まじいの一言だけど、それ以外が残念過ぎるのよね。
射撃の精度(ぶっちゃけ射撃が苦手な私は人のことをどうこう言えはしないんだけど…)や近接戦闘時の判断の遅さ、その他にも色々と足りなすぎるわ。
ガンプラバトルを初めて1ヶ月も経ってないってことを考慮すれば十分に及第点をあげたくなるけど、真剣にガンプライブで優勝を目指すなら今のままじゃダメよ。
強くならなきゃ。
夢を叶えたいなら。
強く、強く、強く。
今よりも、誰よりも強くならなきゃ。
なーんて、ソラがマスコミに叩かれているのを観て色々と怖くなって全部放り出して逃げ出した私が偉そうに言えることじゃないんだけどね。
勇気を出して、恐れを振り払って、あの日、差し伸べられた手を掴んでいれば、きっと私は今頃……
「うぐっ…これでもがんばって作ったんだけどなぁ…。」
はぁ…今さら嘆いても仕方ないわよね。
私が選んだ結果なんだもん。
それよりも今は高坂さんよ。
頑張ってるこの子を今の私にできる精一杯で応援してあげなきゃ。
だってえりーちか的には頑張ってる子はキライじゃないから、ね♪
「頑張ってるのはわかるわ。でもね?結果を出すためには頑張るだけじゃダメなのよ。」
「がんばるだけじゃダメ…?」
「そう。頑張るだけじゃダメなの。頑張ってもそこに中身が無いと先には進めないわ。」
「先に進めない……でも……がんばるだけじゃダメでも…穂乃果はがんばるしかできないから…。」
「大丈夫よ。高坂さんが頑張るしかできないなら、私がどう頑張ればいいか教えてあげるわ。だから一緒に頑張りましょ。ね?」
「絵里先輩…はい!よろしくお願いします!」
さて…何から始めればいいかしら?
そうね…まずは………
「それじゃもう1度、ストライクを組み立てる所から始めましょうか?」
残念素組のストライクをせめて普通の素組のストライクに…かしら?
ほんとなら高坂さんが今使っている残念素組のストライクを1度バラして手を入れたいところ何だけど、この残念素組のストライクを見る限りじゃ高坂さんは手先があんまり器用なタイプじゃないわよね?
そんな高坂さんが残念素組のストライクを普通の素組に組み直すためにバラしたりしたら、あちこち壊しまくって今よりも残念なストライクになっちゃうわ。
ならいっそのこと、もう1度新しいキットを買って始めから組み立てた方が早いわ。
そうして同時に、色々と素人の高坂さんにはガンプラ作成のための最低限の技術と常識を教えてあげれば一石二鳥よ♪
実にハラショーよね♪
流石はかしこいかわいいえりーちっかぁぁぁぁぁぁ♪ね♪
「ストライクを…もう1度組み立てたる…?」
「そ♪今度はもっと丁寧に、ね。」
「あの…えーっと…その…」
もう1度ストライクを組み立てる。
私のその言葉を聞いた高坂さんは少しきょとんとした顔を見せると、すぐに困ったような顔になって私になにかを言いたそうにもじもじし始めたわ。
真面目な話をしていたのに急にもじもじし始めて…高坂さんは一体どうしたのかしら?
「ん?」
あ………も、もしかして………ここに来る前にお尻に女の子でも男の子でもア○ルプレイをする前にはマナーとして必ずしておきたい浣○をしてずっと乙女の口からは言っちゃらめぇ♪なお花摘みの強化版的なヤツを我慢していたのね!
そして…今!ついにその我慢が限界に達しちゃったのね!!!!!
俺の我慢も…ここまでだ!的に!!!
こんな公衆の面前で大崩壊しちゃうなんて…高坂さん!あなた!なんて恐ろしい子!
花も恥じらう乙女が公衆の面前で我慢の限界を迎えて大崩壊しちゃうなんてトラウマまっしぐらよ!
それなのに自分の趣味に大爆走してお○腸をしてこんなところで大崩壊をしちゃうのね!
もぉ~♪この変態さんめ♪
でもそんな変態さんめ♪な高坂さん!安心していいわよ!だってえりーちか的には実はそーゆープレイもキライじゃないから!
みんな大好きなSMプレイにはお浣○は付き物!えりーちかはいつもひとりプレイだから実はそっち系のプレイはあんまりヤったのとないけどむしろカモン!って感じよ!
高坂さんが恥じらいながら公衆の面前で大崩壊するその姿を穴から[自主規制]が出ちゃうだけに穴から出ちゃう瞬間をじっくりまるで穴が開いちゃうくらい視姦しまくってあげるわ!って自分で言っておきながら興奮のあまりちょっとどころじゃなくイミワカンナイな言葉になっちゃってるわね!
けど例えイミワカンナイでも任せて安心♪かしこくてかわいいこのえりーちかにお任せよ!
もう高坂さんみたいなタイプの女の子が見ちゃらめぇ!な○腸プレイをしてこんなところで大崩壊させちゃうだなんてほんとゾクゾクしちゃうわよね!
2回目だけどこの変態さんめ♪
うんうん。
それにしても高坂さんもそっち系のプレイ好きだったのかぁ…うふふ♪えりーちか♪高坂さんとはなんだか今まで以上にとーっても仲良くなれそうな♪よ♪か♪ん♪
そうだわ!今度2人でお買い物に行きましょ♪
えりーちかね♪とーっても良い荒縄を売ってるお店を知ってるのよ♪
色んな蝋燭とかボンテージとかも売ってるわよ♪
もちろん高坂さんの大好きな(たぶん)浣○プレイに使えるおっきな浣○器もあるわよ!
お店の人の話だとよくちゅんちゅん♪言ってるヤバい雰囲気のかわいい女の子がよく買っていくって言ってたお馬さん用の特大サイズの浣○器なんてきっと高坂さんも気に入ってくれると思うわ!
よぉーし♪えりーちか♪張り切っちゃうわよ♪
「じ、実は穂乃果…今月…もうおこづかいが…」
おこづかい?
あぁ!お金が無いのね!
もぉー♪高坂さんさんったらそんな心配してたのね?
でも…
「大丈夫!お馬さん用の特大浣○器くらいなら貯まりに貯まってるえりーちかのポイントカードで一括で支払えちゃうわ!まるっとえりーちかにお任せよ!」
あそこお店にはよく荒縄とか蝋燭とか買いに行ってるから、ポイントがいーっぱい貯まってるの♪
それを使えばお金の心配なんてこれっぽっちもいらないわ!
せっかく初めて出会った同じ(ような)趣味の子のためなら貯まりに貯まってるポイントを大放出しちゃうんだから♪
そんなえりーちかの大盤振る舞い発言を聞いても…
「ふぇ?おうまさんよーの…とくだいかんちょーき?あのー?それって何のことですか?」
高坂さんは頭の上にいっぱい“???”を浮かべて不思議そうな顔をしているだけだったわ。
それだけじゃなく、特大浣○器(これって伏せ字にしてる意味あるのかしら?)ってなんですか?って言ってきたの。
なんですか?って…
「お馬さん用の特大浣○器はお馬さん用の特大浣○器よ!市販の1リットルの牛乳が1本程度じゃ満杯にならないくらいに大きなお馬さん用の特大浣○器よ!」
特大浣○器は特大浣○器よね?
高坂さんの大好きなモノでしょ?
この子、さっき難しい問題を解くとかあり得ないことをしたから、頭がおかしくなっちゃって大好き浣○器のことがわからなくなっちゃったのかしら?
変態だわ、じゃなくて大変だわ…同じ(ような)趣味を持つえりーちかとしては正気に戻してあげないと!
「さっきから言ってるそのとくだいかんちょーきってだからなんですか?」
「だーかーらー!事前にお○腸してきてこんな公衆の面前で大崩壊させちゃうくらいに浣○プレイが大好きな高坂さんならきっと気に入ってくれるの間違いなしな特大サイズの浣○器のことよ!」
ア○ルプレイの前には必ずお○腸!それが紳士淑女のマナーよ!
みんなも彼女や奥さん、彼氏や旦那さん、またはセ○レさんにア○ルプレイをしちゃう時は必ず事前にお浣○をしてあげてね♪
あとは必ず時間をかけてじっくりゆっくりと拡張プレイもしてあげなきゃダメよ?
いきなりア○ルにお○ん○んを突っ込むとかAVみたいな真似をしたら大惨事になるわ!
パートナーとよくプレイの手順を確認して楽しくえっちしてね♪
えりーちかからのお願いよ♪
さて♪
高坂さんもこれだけハッキリとプレイ内容を言ってあげれば、いい加減に自分の大好きなプレイを思い出してくれるでしょ♪
あ♪もしかして…高坂さんったらえりーちかにこんな公衆の面前で特大浣○とか叫ばせて辱しめてやる!とかそんな感じのサービスをしてくれてるのかしら?
うっふふ♪もぉー♪高坂さんったらぁ♪そんな辱しめを受けちゃったらえりーちかもぬれぬれになっちゃうじゃない♪
こうなったら…ガンプラバトルの練習は1度中断して、2人でアブでノーマルなプレイの数々を楽しんじゃおうかしら?
大丈夫。
えりーちかは後輩の女の子とでも楽しくプレイできちゃうイケナイボーダーラインなんだから♪
私がイケナイボーダーラインとか何だかどこかで聞いたことがあるような曲名で高坂さんとの今後のプレイをあれやこれやと考えていると…
「かんちょーぷれい?絵里先輩、ほんとごめんなさい…穂乃果、それもなんなのかわかんないです…。」
高坂さんは申し訳なさそうにそれもわかんないです…って私に言ってきたの。
流石にここまで来れば私もナニかおかしいってことに気づいたわ。
「えっ?あれ?」
だって高坂さん…さっきからもじもじしてないんだもん。
お浣○して我慢していて、限界を迎えて大崩壊しそうな気配がまるでないの…。
「かんちょーき?とか、かんちょーぷれい?ってなんですか?」
うん。
「あれ?あれ?あーるぅえぇ?」
これってもしかして…
「絵里先輩?」
えりーちか…なんか勘違いしちゃってた?
「さっきから言ってるそのかんちょーき?とかかんちょーぷれい?ってなんですか?ガンプラバトルで大事なことなら穂乃果!がんばって覚えるんで教えてください!」
「あ、あはは…」
とりあえずは笑ってみたけど…どーしよう…。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
皆様、アブノーマルプレイをなさる際には色々諸々に十二分に注意しながら楽しくプレイなさって下さいませ。
決して安易にAVの真似をしてはいけませんよ?
次回は海未さんsideのお話となります。
海未さん率いるうみまきぱなトリオがWプッツン+1三人娘と…
次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は妄想力の低下&クソ上司のお陰でブラック労働万歳の為、しばらくはお休みさせていただきます。
何卒ご了承下さいませ。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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