ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

女神の信奉者ラブライバー(とある友人曰く原理主義より)なQooオレンジでございます。
某有名アイドル物アニメ(ゲーム?)の曲がユーなチューブの貴方へのオススメにあったので聴いてみたのですが……やっぱりμ'sが最強でございますね。


今回は海未さんsideのお話となります。
今回より海未さんsideではバトル回となります。
なりますが……








それでは 第8話B「過去と今と、そして未来と」そのご① 始まります。































第8話B「過去と今と、そして未来と」そのご①

グダグダと少しばかりのエロ要素でお馴染みだけど最近はコンプライアンスを気にしてエロは控えめなガンプライブ!をご覧のみなさん♪

 

リアルタイムでご覧の方は二週間ぶりの園田 海未役の園田 海未です♪

 

生徒会長sideのお話ではナニやらあのぽんこつ生徒会長が穂乃果を相手にはらしょー♪浣○プレイよぉぉん♪とか姦しく騒いでいるらしいですが、清く正しく美しい♪文武両道ラブアローシュート♪なこの私!園田 海未が一人称を任されています第8話Bsideの方ではぽんこつ生徒会長の様に○腸プレイよぉぉん♪とか騒いだりせずに粛々とお話しを進めて行きますので安心して下さいね♪

 

安心と安定に実績のあるこの私が言ってるんですから、そりゃもう間違いありません♪

 

えっ?前回の私のメイン回のラストで酷い有り様で終わったのにナニ言ってやがる!ですか?

 

酷い有り様?何の事ですか?

 

私には何の事だからさっぱりです。

 

前回のラストの酷い有り様とか真姫的イミワカンナイ!な事を仰る方々は放置プレイをしておいて…今回、園田 海未役の園田 海未なこの私はと言うと…

 

「どうしてこんな事に…」

 

安心と安定に実績のあるとか言いながら、始まって早々に嘆いていました。

 

何故かと言いますと…

 

[[ウ~ミさん♪亜里沙と一緒にあっそびまっしょ♪ったらあっそびまっしょ♪♪♪]]

 

[[海未先輩!どーしてこんなことにとか1人で勝手に黄昏てないで早くあのプッツンの相手をしてくだしゃぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃ!!!]]

 

今日も今日とてあのプッツン辻斬り娘とガンプラバトルをしなければいけなくなってしまったから何です。

 

しかも…

 

[[亜里沙とだけではなくわたくしともあっそびまっしょ♪ったらあっそびましょ♪ですわ♪]]

 

[[海未先輩!花陽!気を付けて!もう1匹のプッツンも来たわよ!]]

 

今日はなんとびっくり♪プッツン娘がもう一人追加されてWプッツン娘になってやがったりしています。

 

そんな“悠莉(ゆうり)”と名乗った新たに追加された方のプッツン娘は、大型のガトリングガンを合計で四門も搭載した見るからに重装備のザクで…

 

[[ほぉ~らぁ♪じゃんじゃんバリバリ逝きますわよ~♪]]

 

[[亜里沙!こっち来なさい!この位置だと悠莉の乱射に巻き込まれるから一旦下がるわよ!]]

 

[[えぇー!ヤダー!!!ウミさんと遊ぶのー!!!]]

 

[[子供じゃないんだからワガママ言わないでさっさと来なさい!!!]]

 

盛大にぶっぱなして来やがりました。

 

清々しいまでに呑気な掛け声と、まるで駄々を捏ねる子供とそれに手を焼くお母さんの様なやり取りと共に、合計四門の大型ガトリングガンから放たれた大量のビーム弾はあっという間に辺り一面を埋め尽くしてしまい…

 

[[ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!う、撃って来ましたよ?!撃って来やがりましたよ?!撃って来ちゃいましたよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!]]

 

[[花陽!凛が居ないんだからアンタはどっかの沼津の宝石姉妹の赤い髪の妹の方みたいにピギャピギャ鳴いてないでさっさとシールドを構えて私たちの盾になりなさい!海未先輩!早く花陽の後ろに!]]

 

取り敢えず被弾したら不味い事になるのは確定な真姫の素組の百式とほほ素組の私のジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備)の二機は、μ'sでは凛のベニャッガイに次いで堅牢な防御力を誇る花陽のジム・カーバンクルの後ろに避難して、当たれば機体に穴が空いてしまう物騒なビーム弾の雨が止むのを待っていたりします。

 

ちなみに先程元気良く突っ込んで来た亜里沙は、雪穂の真っ白なガンダム“ガンダムホワイトラビット”(花陽曰くユニコーンガンダムのユニコーンモードを改造したガンプラとの事です)に首根っこを捕まれて頭の可笑しい重装備のザクの攻撃範囲外へと引っ張られて行きました。

 

全く…余計な事を。

 

あのままプッツン弾幕娘の一斉掃射に巻き込まれて堕ちてしまえば良かったモノを…。

 

プッツン辻斬り娘な亜里沙の事です。

 

この物騒な雨が止んだらまた突っ込んで来やがるんでしょうね。

 

「いや、ほんと…どうしてこんな事になったんでしょうか……。」

 

私は降り注ぐ物騒なビーム弾の雨から避難する為に花陽のジム・カーバンクルの後ろへと移動しながら本日二度目になるぼやきをひとつついてしまいました。

 

さて。

 

それでは雨が止むまでどうしてこの様な事態になっているのかを少し説明しておくとしましょう。

 

前回の混沌としたラストのあとで、私は取り敢えず亜里沙の手にした特殊警棒をサクッと♪弾き飛ばして鎮圧しました。

 

そして乱入して来た雪穂、亜里沙、悠莉の三人娘をテーブルへとつかせて少しだけお話をしたのです。

 

勿論ですが某教導官殿の得意とするタカマチ式OHANASIではありませんよ?

 

別にそちらでも構いませんが、流石に非武装の年下少女を相手にタカマチ式OHANASIをしてしまっては武人として余りにも情けないので止めにしました。

 

最も、亜里沙が非武装の年下少女に分類されるかと言えば微妙な所ですが…。

 

そんなお話の中で不意に話題に上がったのは、私とWプッツン+1三人娘がお話をしている真っ最中にも関わらず未だに真姫の手にしたドリルから逃げ回っていた花陽の事でした。

 

“あの何処からどう見てもお米の好きそうな子は何でドリルを持ったセレブっぽい子から逃げ回っているのですか?”と綺麗な黒髪姫カットの実は乱射系プッツン娘だと後から判明する悠莉と名乗った少女から質問されたのです。

 

その質問に対して私は前回のガンプライブ!的な事を説明してあげたのです。

 

あのぽんこつ生徒会長の過去を探ってる…と。

 

それでどうしてドリルを持って追いかけ回されているの?!って雪穂には軽く突っ込まれましたが、勿論華麗にスルーですよ♪

 

ここでそんな私達の会話をつまらなそうに聞いていた亜里沙が“おねーちゃんの昔のこと?”と反応して来ました。

 

そう…色々とあって忘れそうになっていましたが、亜里沙はあのぽんこつ生徒会長の妹さん何です。

 

妹であるのならば当然、ぽんこつな姉の過去の一つや二つや三つや四つ位は知っているのが当たり前田のクラッカーで…。

 

その事にようやく思い至った私は、亜里沙にぽんこつ生徒会長の過去の話を聞いてみる事にしました。

 

そんな私の問いに亜里沙が姉であるぽんこつ生徒会長の過去を教える代わりに提示した来た条件…それが現在進行形で進められているこのガンプラバトルでの勝負でした。

 

当初は私と亜里沙の一対一の勝負になる筈だったんですが、いつの間にやらそれが私・真姫・花陽のラブライブ!にしては恐らくは非常に珍しい組み合わせな“うみまきぱな”チームと、亜里沙・雪穂・悠莉のWプッツン+1三人娘チームでの対戦になっていたりしました。

 

それにしても…あの悠莉と名乗った黒髪姫カットの少女…こちらが気付かない内に話の論点を微妙にずらして三対三のユニットバトル形式の対戦にしてしまうだなんて…中々に侮れませんね。

 

しかもガンプラバトルの条件事態があの悠莉という子が亜里沙の思考を巧みに誘導して提示させたモノなのです。

 

あの子さえいなければ少し頭の残念な亜里沙はすぐにぽんこつ生徒会長の過去の話をしてくれていたものを…。

 

まぁ悠莉の巧みな思考誘導と論点をずらすやり口に気付けなかった時点でこんな事を言っても仕方ない事ではあるのですが。

 

そんな訳で何だかんだで私達三人はWプッツン+1三人娘とガンプラバトルをするに至ったのです。

 

で、今のこの状況に…悠莉の操る重装備のザク“ザク・インパチェンス”の弾幕をやり過ごす為に花陽のジム・カーバンクルを盾代わりにしている状況になっている訳ですね。

 

[[おっふぅぉぉぉぉぉぉ?!ちょっ?!なんかシールドの耐久値がゴリゴリガリガリバリバリモリモリと削られて削られて削られまくってますよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!]]

 

状況になっている訳なのですが…

 

[[は?!それって大丈夫なの?!]]

 

これは少しヤバそうですね。

 

と、言いますか…

 

<<かるくやばみー。>>

 

少しヤバそうではなく…

 

[[イヤイヤイヤ!のーちゃん?!これはかるくやばみー♪どころじゃなく激しくやばみー♪な状況だからね!このままじゃシールド壊れて堕ちちゃうからね!みんなまとめて堕ちちゃうからね!!!大事なことだからもう1回♪みんな堕ちちゃうからね!!!]]

 

相当にヤバそうな展開ですね。

 

<<しょぎょー?>>

<<むじょー?>>

<<むじょーはむしょー?>>

<<むしょーでけいむしょー?>>

 

にも関わらず、花陽の電子精霊達はまた随分と呑気な…。

 

[[マジでダレカタスケテェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!]]

 

[[意味わかんないこと叫んでないでナニか考えなさいよ!!!]]

 

[[キタコレ!!!イミワカンナイいただきましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!]]

 

[[ふざけてると後ろから撃つわよ!!!!!]]

 

[[ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!それはやめてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!]]

 

<<<<<とりまいっしょにぴぎゃー。>>>>>

 

はぁ…。

 

さて、おバカな花陽の茶番劇はこれくらいにして…そろそろこの状況を打開する術を考えて、真面目にガンプラバトルをするとしましょうか。

 

その為にも、まずはこの状況を…悠莉の操るザク・インパチェンスが展開しているビーム弾の弾幕を何とかしなければいけません。

 

何とかしなければいけませんが…私のジム・スナイパーⅡにはこの様な状況を打開するだけの装備や装置は残念ながら備わってはいません…。

 

そしてそれは同じく素組の機体である真姫の百式も同じだと思います。

 

となると…

 

「花陽?今日はナニか面白い装備を持っ来てはいないのですか?」

 

何時もふざけ半分に可笑しな装備を持ち込んで実験している花陽と花陽のジム・カーバンクルの出番ですね。

 

私は早速、その事を目の前で必死にビーム弾の弾幕をシールドで防いでいる花陽に問いただしました。

 

[[はい?面白い装備ですか?]]

 

そう。

 

面白い装備です。

 

もしくは頭のおかしい装備でも構いませんよ?

 

[[そうだわ!いつも花陽が持ち出してくる頭のおかしい装備があればこの状況もなんとかできるハズよ!]]

 

私の問い掛けに真姫も何時も花陽が頭の可笑しい装備を持ち込んでいる事を思い出した様で、私と同じ様に花陽にナニかないのかとやや強い語気で問いただし始めました。

 

それに対して花陽は…

 

[[むむ!頭のおかしい装備って真姫ちゃんなんかそれってすごーく花陽に失礼じゃないかな?かな?かな?]]

 

頭の可笑しい装備と言われたのが癪に触った様で、花陽にしては珍しく真姫に言い返し出したのです。

 

[[かな?かな?かな?とか花陽のクセにどっかのクレイジーリトルバードのクレイジーモードの時みたいにこと言ってないで早く今日のおバカ兵器を出しなさいよね!]]

 

[[うっわ!花陽のクセに!とか真姫ちゃんまるでジャ○アンみたい!]]

 

[[誰がジャ○アンよ!誰が!仮に私がジャ○アンだとしたらアンタは絶対にの○太でしょ!]]

 

もう花陽がの○太でも真姫がジャ○アンでもどっちでもいいです。

 

アレ?

 

花陽がの○太で真姫がジャ○アンだとしたら…

 

「そして猫っぽい凛がドラ○もんになるのですね。」

 

花陽なら凛えもーん!真姫ちゃんがいじめるんだー!とか言いそうですね。って!

 

「そうではなく!花陽!くだらない事を言ってないで今日はナニを持ち込んでいるのかさっさと吐きなさい!!!」

 

危ない所でした…。

 

また何時ものグダグダ空間が展開し始めていましたよ。

 

このままではバトルそっちのけでまたグダグダとグダグダがグダグダになる所でした…。

 

一応は未然に防げたとは思いますが…

 

[[あるぅえぇぇぇぇぇ?なんかいつの間にか花陽が悪者になってる?]]

 

やはりグダグダ空間展開装置の花陽は再びグダグダ空間を展開させようとしてきやがりましたね。

 

そうは行きませんよ!

 

[[花陽!!!]]

「花陽!!!」

 

真姫も私と同じ様に花陽がまたグダグダ空間を展開させようとしている事に気付いてくれた様ですね。

 

私と全く同じタイミングで花陽に牽制を放ってくれました。

 

流石はボケが飽和状態なμ'sに舞い降りた突っ込みニューカマーです。

 

っと、そうではありませんでしたね。

 

今は花陽の持ち込んだ装備が何のか、です。

 

グダグダ空間を再展開しようとしていた花陽でしたが、私と真姫の抵抗によりグダグダ空間再展開は諦めた様で…

 

[[あー、はいはい。えーっとですね…今回のバトルに持ち込んである装備は…いつもの手持ち武装の大型レールカノンとビームマシンガンとバックパックに取り付けてあるビームキャノンと腕の中に内蔵してあるバルカンと…]]

 

ようやく本日のバトルに持ち込んだ装備品を語りだしました。

 

ですが花陽の口から出た言葉は何時も持ち込んでいる物ばかりで…。

 

「そこら辺はカットして構いません!ほら!何かこう…何時もの可笑しな装備は持ち込んで来てはいないのですか!」

 

私の催促に花陽は…

 

[[おかしな装備って言われても…今回は他にはごぐごくずごっく普通のビーム撹乱幕を積めたミサイル弾頭くらいしか持ってきてませんよ?]]

 

ついに聞いた事のない装備品の名前をゲロってくれました。

 

その名は…

 

[[ビーム?]]

「撹乱幕?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

バトル回ではありますか全くバトルをしないバトル回でございました。




次回も海未さんsideのお話となります。
次回もバトルをしないバトル回になるかと……
どうしてこうなった…。




次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は妄想力の低下&クソ上司のお陰でブラック労働万歳の為、しばらくはお休みさせていただきます。
何卒ご了承下さいませ。


それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。

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