ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
最近は鬼滅の刃にちょっとハマりかけているQooオレンジでございます。
ですが…鬼滅はジャンプ本誌では○○○さんがもう既に死んでしまってるんですよね…。
今回も絵里さんsideのお話となります。
それでは 第8話A「夢の欠片」そのろく④ 始まります。
『はひ!みなさん!おはよーございます!こんにちは!こんばんは!呼ばれてないけどいきなり出てきてじゃじゃじゃじゃーんとかなり古めのネタをぶっ込んでみたガンプライブを読んでくれている人にはもう毎度お馴染みになっちゃってるお米ダイスキー&この世界線だとスクールアイドルの代わりにガンダムとガンプラと量産機ダイスキーな援助的な交際でハワイの大王様的なはめはめはー!をしちゃえば諭吉さん(そのうち渋沢さん)が何枚も必要になる現役女子高生真っ盛り♪な小泉 花陽のとーってもよくわかりまくるもびるすーつ講座のはじまりはじまりでっす♪はひ!今回は頭がアレでやっぱり毎度お馴染みの高坂さんちの穂乃果先輩のためにBsideからわざわざ出張して来ましたよー!そんなわけで早速穂乃果先輩にもわかりやすいよーにジェガンとリゼルについてサクッ♪っとサクッ♪っと説明しちゃいましょう!まずはジェガンからです!ジェガン!それは連邦軍って言いますかアナハイム・エレクトロニクス社?が海未出したじゃなくて生み出した傑作量産型もびるすーつ!そう!それがジェガンなんです!もちろん全領域対応型なので地上でも宇宙でもたぶんきっとめいびー内浦の海未のナカじゃなくて海の中でも問題なく活動できちゃう優れものなんですよ!ナニがスゴいのかってこのジェガン!数十年に渡り連邦軍で運用し続けられていたんです!そりゃまぁそのうちにはもろもろの延命措置とかマイナーチェンジとかアレやコレがあったりなかったりしましたけど!さてさてこのジェガンですがRGM-89の形式番号が示す通りジム系量産機の集大成とも言えるもびるすーつなんですが他にもエゥーゴとかで運用されていたネモの技術も使われていたりするんですよ!あとみなさんもきっと好きですが好きですか?なガンダムMk-Ⅱの機体構造を参考にしちゃっている部分もあったりなかったり!ほら!頭のバルカンポッドとかMk-Ⅱとおんなじっぽいですよね!あ♪あとはバックパックの可動式バーニアとかもおんなじですね♪そんなジェガン!往年のガンプラファンにネタにされちゃうくらいにガンプラのバリエーションがあるんです!きっとまだまだ後付け設定うまー♪で増え続けて行くんだろーなぁーと花陽は予言しちゃいまっす♪えっ?なんですか生徒会長さん?ガンプラバトルでのジェガンの特徴もちゃんと穂乃果先輩に説明しろですから?そんなこと言われても激しく困りますねー。だってジェガンにぶっちゃけ特徴とか特にありませんよ?だってジェガンですよ?量産機ですよ?特徴が無いのが特徴な量産型もびるすーつですよ?はい?もう説明はいい?えっ?終わりですか?ちょ!まだリゼルの方の説明してませんよ?!まだまだ花陽のグダグダ説明ターンで文字数バリバリ稼ぐつもりだったんですよ?!それなのにいきなり打ち切り?!ひどい!こんなに花陽ががんばルビィ♪して説明したのにいきなり打ち切りだなんて!あんまりです!こーなったら………最後にいっぱつ決めてヤりますよ!それではみなさん♪ご一緒に♪せーの!ダレカタスケテェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!』
「と、言うわけよ!今度こそわかったわね!高坂さん!」
[[えーっと… (花陽ちゃんの説明はこれっぽっちも意味不明だったけどさ、とりあえずはわからなくてもわかったって言っといたら?どうせ戦えばすぐにどんなのかわかるんだし♪それにヤバそうな攻撃してきたらすぐにホノカが教えるから大丈夫だよ♪) あ♪そーだね♪はーい!わっかりましたー!]]
うん。
今の返事は絶対にわかってないわね。
でも…
「ならさっき言った通りに高坂さんは先行してこちらへ向かってきているジェガンとリゼルの2機をお願い!私は一気に駆け抜けて後ろに居る装甲強化型のグスタフ・カールの相手をしてくるから!」
また高坂さんに説明するのは面倒だからもう放置でいいわ。
一応はさっき脳内に乱入してきた小泉さんのグダグダな説明でジェガンについてだけはレクチャーされてるしね。
アレでレクチャーとか草生えるとか言わないでね?
小泉さんも小泉さんなりにアレはアレできっとがんばったんだから…。
[[はーい!穂乃果におっまかせー♪]]
うん。
任せるのがとっても不安だわ。
けどここは高坂さんを信じましょう。
アレがアレでアレしてアレがアレになっちゃってる子だけど、それでも今まで普通の素組が使いやすいと思えるくらいに残念性能なあの適当ストライクで戦って来たんだから、きっと普通の素組のジェガンとリゼルの2機が相手でもたぶん大丈夫…だと思いたいわ。
私はややどころじゃなく不安の残る高坂さんに後ろ髪を引き抜かれそうな思いをグッと堪えながらも、両肩のスーパーバーニアの出力を上昇させて…
「駆け抜けるわよ!ヴァルキュリアштурм(シュトゥールム)!!!!!」
目標である装甲強化型のグスタフ・カール目掛けて加速を始めたわ。
機体はぐんぐんと加速していって、数秒でこちらへと先行して向かってきている素組のジェガンと素組のリゼルの2機の予測攻撃射程圏内へと突入したの。
そして私のトールギス・ヴァルキュリアが素組のジェガン&リゼルの予測射程内に入るや否や、2機はそれぞれ手にしたビームライフルを構えてこちらへと盛大に撃ちまくって来たわ。
素組の機体を使用している割には悪くない狙いで、2機のビームライフルから放たれたビームは見事に高速で突撃して来ている私のヴァルキュリアを捉えたわ。
でも…
「素組のビームライフル程度で私のヴァルキュリアを墜とそうだなんて100年早いわ!!!!!」
私のヴァルキュリアは次々と着弾するビーム弾をものともせずに突き進むの。
赤い彗星が“当たらなければどうと言うことはない!”と言っていたけど、私と装甲を極限まで強化した私の愛機トールギス・ヴァルキュリアにとっては“当たってもどうと言うことはない!”なのよね♪
私はそんなことを考えながらも次々と撃ち込まれるビームを完全に無視して、そのままスピードを上げて素組のジェガン&リゼルの2機の横を通りに過ぎ、2機の後方に位置する装甲強化型のグスタフ・カールへと向かったわ。
後ろからは懲りずに素組のジェガン&リゼルがビームライフルでしつこく攻撃して来ているけど、例え後ろからビームを撃ち込まれるても私のヴァルキュリアならへっちゃらよ♪
そうこうしていると早くも私の操るトールギス・ヴァルキュリアは装甲強化型のグスタフ・カールの攻撃圏内へに侵入したようで、前方からもビームが撃ち込まれ始めたわ。
けど結果はやっぱりさっきとおんなじ。
装甲強化型のグスタフ・カールの構えたビームライフルから放たれたビームが機体前面に着弾しても、私のトールギス・ヴァルキュリアはびくともしないわ♪
その様子を見た装甲強化型のグスタフ・カールのファイターはやや焦ったようにビームライフルの連射を続けながらも機体を後退さて、今度は左腕をこちらへと構えたの。
そして高速で迫り来る私のトールギス・ヴァルキュリアに向けて、左腕に内蔵されているグレネードランチャーを発射して来たわ。
装甲強化型のグスタフ・カールがさっきから連射してきているビームライフルの威力から察すると、搭載している武装の威力は素組よりもちょっとはマシ程度のモノだから、このまま素受けでいいや♪おか思ったんだけど…
「っ!」
私の中の第六感的なナニかが…希みたいに言え私の中のスピリチュアルな部分が、あのグレネードランチャーをこのまま素受けしたらちょっとまずいかも?って囁いたのよ。
俗に言う“嫌な予感”ってヤツかしら?
私は私の感じたその“嫌な予感”を無視することができず、とっさに左腕に取り付けてある大型シールドを機体前面に構えたわ。
その直後、装甲強化型のグスタフ・カールが放った2発のグレネード弾がとっさに構えた大型シールドに着弾して、普通のグレネード弾ではあり得ないような派手な大爆発を引き起こしたの。
これは…
「プラズマグレネード?!」
プラズマグレネード…それは数ある実弾系の武装の中でも最も威力のある圧縮プラズマ粒子を使用した兵器…。
このプラズマグレネードはA-RISEの統堂 英玲奈さんが使ってることで有名なの。
プラズマグレネードは核にも匹敵する威力を発揮する兵器で、生半可な防御特化型なんかじゃ一瞬で消し飛ばれちゃうわ。
そんなプラズマグレネードをあの装甲強化型のグスタフ・カールは切り札として用意していたみたいね。
自機が装備しているビームライフルの火力じゃ私のトールギス・ヴァルキュリアを墜とせないと判断して、その切り札をすぐに切ってきたワケね。
とてもいい判断だと思うわ。
でも…
「プラズマ兵器が相手だとしても!私の盾はそうそう容易く貫けないわよ!!!」
この子の盾は特別製よ♪
この子を作るときに先生が用意してくれたガンプラ用の超硬合金の薄い金属板を何十枚も重ねて形成してあるんだから♪
自慢しておいてアレだけど、ダイヤモンドなんか目じゃないくらいに硬いこの大型シールドをまるでお豆腐を切るようにぶった切って来る人もガンプラファイターの中には少なからず居たりするんだけど…。
ほんと、リアルで武道を極めた人たちってヤバいわよね…。
まぁいいわ。
私は気を取り直して自慢の大型シールドでプラズマグレネードが引き起こした大爆発を防ぎながら、チラリとサブモニターに表示されているスーパーバーニアの内圧を確認したわ。
第一段階までは溜まってるわね。
なら!
「一気に押しきるわよ!ブーステッドバーン!ファーストブリット!!!」
ここで使っちゃいましょ♪
と、言うわけで私はサブコンソールを操作してスーパーバーニアの内部に溜まった圧力を一気に解放されたわ。
その瞬間、“ドン!”と言う爆発音と共に身体に今までよりもさらに激しい加速Gが襲い掛かって来たわ。
これが私の切り札のひとつ。
ブースターやバーニアに溜まり続ける圧力を一気に解放して、限界を超えた加速性能を発揮させるちょっと特殊な技術“ブーステッドバーン”。
これって一応はソラの使う“soar(ソア)”程じゃないけど結構珍しい技術なのよ?
お手軽に急加速できるんだけど、圧力の制御に失敗したら爆発しちゃうから誰も使わないのよね。
しかも使えば使うほど圧力の制御は難しくなっていって爆発のリスクが高くなっちゃうのよ。
今の私とトールギス・ヴァルキュリアじゃ最高で3回までしか使えないわ。
それ以上は圧力制御が難しいこともあるけど、機体自体が持たないのよ。
装甲だけじゃなくその構造自体も頑強に作ってあるトールギス・ヴァルキュリアでも、ブーステッドバーンの4回目を使えば耐えきれなくて自壊しちゃうの。
もちろんもっと頑強に作り替えればどうにかなるんでしょうけど、それじゃ今度は機体のバランスが崩れちゃうわ。
色々と難しいのよね。
そんなブーステッドバーンも今回は第一段階だけで十分ね。
プラズマグレネードにはちょっと驚いたけど、あの装甲強化型のグスタフ・カールじゃブーステッドバーンを発動させたトールギス・ヴァルキュリアのスピードに対応できないわ。
現にほら♪
あちらさんがブーステッドバーンの第一段階を発動させたトールギス・ヴァルキュリアのスピードに驚いているうちに、右手で構えていた大型ランスの穂先が装甲強化型のグスタフ・カールのコックピットを捉えたんですもの♪
「穿ち!貫け!!!!!」
私は裂帛の気合いと共にそのまま加速を続けて、ぐさりと装甲強化型のグスタフ・カールのど真ん中に大型ランスを突き刺したわ。
十二分に速度の乗ったランスチャージの一撃は装甲強化型のグスタフ・カールの分厚い装甲をものともせずに突き刺さり、一気に背中まで貫通して串刺しにしてしまったの。
「до свидания(ダスビダーニャ)♪」
私はそう呟くと貫いた装甲強化型のグスタフ・カールのカメラアイから光が失われて行く光景を見ながら機体に制動をかけるべくメインコンソールを操作して逆噴射をかけて、次にサブコンソール操作してサブモニターへ高坂さんのエールストライクガンダムと素組のジェガン&リゼルとの戦闘状況を表示させたわ。
身体に掛かるGが徐々に緩やかになって行くの感じながらサブモニターを見てみると、そこに映し出されていたのはウェイブライダー形態に変形したリゼルのスピードに翻弄されている高坂さんのエールストライクガンダムの姿だったの。
ジェガンの姿が見えないってことはもう倒したのかしら?
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
私生活で色々とありましてお話のストックが枯渇してしまいました。
連載以来最大のピンチでございます。
何とか来週の更新には間に合わせたいとは思っておりますが…
次回も絵里さんsideのお話となります。
穂乃果ちゃんが単機でジェガンとリゼルに挑む予定でございます。
次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は妄想力の低下&クソ上司のお陰でブラック労働万歳の為、しばらくはお休みさせていただきます。
何卒ご了承下さいませ。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。