ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

続体調不良なQooオレンジでございます。
気管支炎らしく夜になると喘息の発作のようなヤバめな咳が止まらなくなります…。
早く治らないかなぁ…。



今回も海未さんsideのお話となります。
今回は熱が出ている最中に書いた物なのでいつも以上に微妙かもしれません…。








それでは 第8話B「過去と今と、そして未来と」そのご⑥ 始まります。
































第8話B「過去と今と、そして未来と」そのご⑥

[[ハッ!セイ!うりゃぁ!!!]]

 

“武装領域(ウェポンストレージ)”に大型銃器“ウサギの一本角(ラビットホーン)”を収納した直後に間髪入れず放たれた謎の拳法(?)“ビスト神拳”。

 

私はこの次々と繰り出される鋭い徒手空拳の一撃達を時に刀でいなし、時にシールドで防ぎながら反撃の機会を伺っていました。

 

何故わざわざ近接格闘戦に付き合っているのかと言いますと、さっき徒手空拳ならば距離を取って脳天ぶち抜くぞ♪しちゃえば簡単に終わりますね♪と思い、謎の拳法(?)で連撃を放ってくる雪穂のガンダムホワイトラビットから一度距離を取って、ブルパップマシンガンで攻撃しようとしたら…“武装領域”から再び“ウサギの一本角”を取り出してビーム撹乱幕?ナニソレ?美味しいの?とばかりに“ぶち抜け!”と叫んでごんぶとビームをぶっぱなして来やがったからなのです。

 

どうにも花陽が展開したこのビーム撹乱幕は、雪穂のガンダムホワイトラビットが持っている“ウサギの一本角”の様な高出力のビームを放てるビーム兵器にはあまり意味が無いようです。

 

雪穂がビーム撹乱幕の影響を余り受けていないのに対して、私のジム・スナイパーⅡの持っている大型スナイパーライフルにはバッチリ影響して威力が大幅に減衰してしまいますので、距離を取っての射撃戦は一方的に私の不利になってしまいます。

 

と、言う訳で、私は距離を取って一方的にぶっぱ~♪されるよりも近接格闘戦で隙を見て斬り倒してやりますよ!と思い、先程から雪穂の放つ謎の拳法(?)“ビスト神拳”を相手に防戦に徹していたのです。

 

[[チッ!やっぱりリアルブシドーの海未さんはしぶとい!これで初心者とか詐欺もイイトコよ!]]

 

そんな私に対し雪穂は普段は決して行わない様な舌打ちを付きながらリアルブシドーがどーとか初心者詐欺がどーとか言ってます。

 

それよりも…リアルブシドーって…。

 

確かに私は武を嗜んではいますが、別に武士道を重んじている訳では無いですよ?

 

私個人とししましては武士道の精神は快く思いはしますが、戦場では綺麗事だけでは生き残れはしません。

 

影からこの国を…日の本を守護して来た園田の家の者としては、一度刀を抜いたのならば多少卑怯でも勝たなければいけません。

 

なので非常に残念ではありますが、武士道を実践する訳にはいかないのです。

 

そう…私個人としては非常に残念ではありますが。

 

とか一般人の雪穂にやや特殊な園田の家の在り方を語っても理解してはくれないのでしょうから余計な事は言いませんが…。

 

そんな事を考えながらも私は雪穂のガンダムホワイトラビットから繰り出される徒手空拳の攻撃を淡々と防ぎ続けます。

 

雪穂が繰り出す徒手空拳での連続攻撃はその全てが総じて鋭く正確で凶悪です……が、何処か機械染みた正確さなのでぶっちゃけ私はまだ若干の余裕を持ちながら対処する事が出来ています。

 

どちらかと言えば“ウサギの一本角”を鈍器の様に振り回していた時の方が対処に困りますね。

 

アレを刀でいなすのは難しそうですので。

 

シールドで受け止めても吹き飛ばされるのが目に見えていますし。

 

柔よく剛を制す…と良く言いますが、剛が柔を制する事もあるのですよ。

 

と、言ってる側から…

 

[[ちょこまかと避けまくって頭に来る!なら今度は…コイツで!!!]]

 

雪穂は謎の拳法(?)での連続攻撃を止めると、“武装領域”を開き中から大型鈍器…ではなく、大型銃器“ウサギの一本角”を取り出して…

 

[[ぶん殴る!!!!!]]

 

大きく振りかぶって襲い掛かって来やがりました。

 

一切の躊躇いの無いその振り下ろしを見ながら、私は全く関係ない事なのですが雪穂は随分と鈍器の扱いが上手いんですねーとか我ながら呑気な事を考えてしまいました。

 

そんか呑気な事を考えながら私は素早くジム・スナイパーⅡのスラスターを噴射させて、振り下ろされる鈍器(本来は銃器)の一撃を回避します。

 

そして鈍器(本来は銃器)を振り抜いた体制の雪穂のガンダムホワイトラビットの脇腹の辺りを目掛けて右足の爪先を捩じ込む様に蹴りを放ちます。

 

護国園田流“骨徹し(ほねどおし)”

 

爪先を捩じ込む様に蹴りを放ち、甲冑を来た相手の中身…内臓に直接ダメージを与えるある意味防御無視系の技ですね。

 

呑気な事を考えながら割りと何気なく放ってはいますが、これって結構難しい技なのですよ?

 

そんな“骨徹し”の一撃を隙だらけの脇腹に諸に受けてしまった雪穂は…

 

[[ふご?!な、なんでただの蹴りでここまで衝撃が…は?!ちょっ?!何なのよ!このダメージ!3割?!ただ脇腹蹴られただけで3割のダメージ?!あり得なくない?!]]

 

女の子にあるまじき“ふご?!”と言う悲鳴を上げながら、見た目はただの蹴りでしかない“骨徹し” が与えたダメージに驚愕していました。

 

驚愕している暇は無いと思いますよ?

 

だって…

 

「雪穂?貴女は園田の家の技がただの一撃で終わると思っているのですか?」

 

ここから私の反撃が始まるのですから♪

 

[[うげ?!まった!海未さん!ちょっとまった!!!]]

 

長年、穂乃果の妹として私と接して来た雪穂は敏感に私の殺る気に反応した様ですね。

 

まるで将棋で待ったをするような感じで私に対して“ちょっとまった!”って通信を送って来ました。

 

心優しい私としては大切な幼馴染みな穂乃果の妹である雪穂に“ちょっとまった!”って言われてしまっては待つしかありませんね。

 

なので…

 

「いいですよ♪コンマ一秒だけ待ってあげます♪」

 

少しだけ待ってあげる事にしました。

 

あ♪でも…

 

「終わってしまいましたね♪」

 

私が雪穂にあげたコンマ一秒の時間は残酷な事にあっという間に終わってしまいました♪

 

昔から色々な人達が良く言ってますが、本当に時間の流れは残酷ですね♪

 

「では…」

 

今度こそ殺りましょうか。

 

[[コンマ一秒だけとか待ったに入んないし!!!]]

 

「人の善意に対して何て酷い物言いですか!そんな悪い子にはお仕置きです!行きますよ!雪穂!!!」

 

[[コンマ一秒のどこが善意なんですか!むしろ悪意しか無いですよね?!ってか来なくていーです!!!くるっと回ってお帰り下さい!!!!!]]

 

「問答無用です!護国園田流!“達磨蹴り(だるまげり)”!!!!!」

 

私が放つは護国園田流の技の一つ、その名も“達磨蹴り”。

 

この技は相手の四肢の付け根部分に蹴りを放ち、関節部分を砕いて文字通り手も足も出ない達磨の様な状態にする技です。

 

四肢の関節を砕くにはある程度威力のある蹴りを放たなければいけません。

 

その為には若干の溜めが必要になります。

 

なので相手が動いていると溜めの際に隙だらけになってしまうのですが…今の雪穂は先程の“骨徹し”の一撃で混乱中なので特に問題はありません♪

 

と、思っていたのですが…

 

[[ワケのわかんない怪しい技で死んでたまるか!コノヤロー!!!]]

 

雪穂は四肢を砕く直前に手にしていた鈍器(本来は銃器)の引き金を引いて…

 

[[きんきゅぅぅぅぅぅかいひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!]]

 

飛んで行ってしまいました。

 

正確に言えば鈍器(本来は銃器)として使用していた“ウサギの一本角”を本来の用途の銃器として使用し、高出力ビームを発射してその反動を利用して私の放とうとしていた“達磨蹴り”から無理矢理逃れて行ったのです。

 

随分と乱暴な回避方法ですね。

 

そんな今まで鈍器として使用していた“ウサギの一本角”を使った緊急回避を行った雪穂は…

 

[[逆襲するは我にあり!ってヤツよ!圧縮エネルギーカートリッジロード!今度こそ…ぶっ飛べ!!!“ウサギの一本角(ラビットホーン)”!!!ファイア!!!!!]]

 

体勢を整えるとこちらへ向けて高出力ビームをぶっぱなして来ました。

 

真っ赤なビームの輝きがバトルフィールドに展開されているビーム撹乱幕を物ともせずに、私のジム・スナイパーⅡを目掛け突き進んで来ます。

 

散々鈍器としと使われ続けていた“ウサギの一本角”から放たれたその高出力ビームは、すっかりと見慣れたことりのバスターライフルの一撃よりも遥かにヤバそうです。

 

当たれば確実におしまい。

 

かすっただけでもこのほぼ素組のジム・スナイパーⅡでは簡単に撃墜されてしまう事でしょう。

 

圧倒的な攻撃力を誇るこの一撃…勿論ですがシールドを構えて防御だなんて愚かな選択は出来ません。

 

一応シールドには青空のアドバイスで対ビームコーティング塗装を施してはありますが、このシールドでは流石にあの威力の高出力ビームを防ぎきるなんて事は出来ません。

 

私に用意されている選択肢は一つ。

 

避ける事だけです。

 

現在使っているこの数打ちの刀ではなくもう少しまともな業物の刀を持っていたのならば、あの高出力ビームを斬り伏せてみたいなぁ…なんて事を思ってしまいますが、兎に角回避です。

 

高速で迫り来る真っ赤な高出力ビームを回避する為に、私は本日何度目になるか忘れてしまう位に繰り返したスラスターの全力噴射を行います。

 

私は身体全体に重くのし掛かるGに耐えながら機体を操り、オチもヤマも無く簡単に(実際には簡単ではないのですが…)真っ赤な高出力ビームを無事回避する事に成功しました。

 

毎回スラスターを全力噴射させる度に思いますが、この胸が押し潰されそうになるGは本当にこれがゲームなのかと疑いたくなるレベルの凶悪さですね。

 

ほぼ素組の私のジム・スナイパーⅡでさえこれ程に凶悪なGが遅い掛かって来るのですから、青空のザク・リヴァイブの様な高機動型の機体を使っている人達は一体どれだけ強力なGに耐えているのでしょうか?

 

あ♪それと……先程、私の“胸が押し潰されそうになるG”の辺りで押し潰されそうになる胸なんて何処を探してもこれっぽっちも無いだろ!この絶壁女!うみにこりんの絶壁トリオで100%ダメージカットのファランクス矢澤でも張りやがれ!巨乳サイコー!爆乳サイコー!世の中やっぱり奇乳レベルの乳が無いとダメだろ!貧乳?ナイチチ?え?ナニソレ?乳の無い女なんて女じゃねーだろ?乳があってこその女だろ?とりまその断崖絶壁にシリコン入れてみれば?偽乳でも無乳に比べたらマシっしょ?って思ったそこの貴方…あとでお宅にことりがお邪魔しますのでそのつもりでいて下さいね♪

 

凶悪で狂暴なクレイジーリトルバードにちゅん♪ちゅん♪されておやつにされちゃって下さい♪

 

貧乳をバカにしたクソ蛆虫巨乳信者野郎は鉈でぶつ切りにされて煮込まれたり生きたまま串刺しにされて丸焼きにされたり足元から薄くスライスされてお刺身にされたり全身にパン粉をまぶされて熱した油のお風呂に投入されてフライにされたり面白おかしくお料理されちゃって下さいな♪

 

 

※本作を書いております私、Qooオレンジは貧乳が大好きです。love貧乳。貧乳ばんざーい。

 

 

愚かなクソ蛆虫巨乳信者野郎共への制裁決議を決める一方で、私は早めに回避行動を行っていた事もあり雪穂のガンダムホワイトラビットが放った高出力ビームの一撃を無事に回避して反撃へと移ろうとしていました。

 

回避行動を終えたジム・スナイパーⅡを前方へ…雪穂のガンダムホワイトラビットへ向けて加速させ、右手に持った刀を握り直します。

 

対する雪穂のガンダムホワイトラビットは…

 

[[こっち来たらぶん殴る!!!]]

 

と、野蛮な事を言いながら、再び“ウサギの一本角”を鈍器代わりに構えて迎え撃とうとしていました。

 

このままでは先程の繰り返しになりますね。

 

ならば…

 

「少しだけ本気で斬るとしましょうか。」

 

万難一切を断ち斬る護国の剣…。

 

護国園田流初伝“一刀一閃”

 

この技で終わりにしてみせましょう。

 

刀を構え必殺の一撃を放つべく近付く私に対し、雪穂も手にした鈍器(本来は銃器)を振りかぶって応えます。

 

そして…

 

[[死に…晒せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!]]

 

と、まるで某チンピラな主人公の青空の様なチンピラ言葉を叫びながら、手にした鈍器(本来は銃器)を近付く私のジム・スナイパーⅡ目掛けて振り抜いて来ました。

 

当たれば間違いなく一撃で粉砕されてしまいますね。

 

ですが…

 

「断ち斬れ………」

 

私がこれから放つ一閃は文字通り全てを斬り裂きます。

 

それが例え人であろうが、物怪(もののけ)であろうが、神であろうが、鈍器(本来は銃器)であろうが…この刃は問答無用で一切合切を断ち斬ります。

 

この一刀は護国の誇り。

 

この一閃は園田の証。

 

これぞ護国園田流、奥義の初伝…

 

「”一刀一閃“!!!!!!!!」

 

解き放たれる刃とこの身を粉砕すべく迫り来る鈍器(本来は銃器)。

 

ぶつかり合う刃と鈍器(本来は銃器)の一撃…その結果は…

 

[[うっそ……マジで…?!]]

 

私の放った“一刀一閃”は見事に“ウサギの一本角”もろとも、雪穂のガンダムホワイトラビットを断ち斬りました。

 

「私に断てぬモノは…そんなにありません。」

 

振り抜いた刀を一度軽く払い、刀身に付着した血…ではなくオイルでしょうか?を振り払い、その刃を腰の鞘へと納めると…

 

[[ぎゃーーーーーーーーすーーーーー!!!!!!]]

 

と、姉の穂乃果がヤられた時と同じ様な叫び声を上げながら、雪穂のガンダムホワイトラビットは爆散しました。

 

それと同時に…

 

<<BATTLE END>>

 

コックピットにはバトル終了を告げるシステム音声が響きます。

 

サブコンソールに映るのは私達の勝利を告げる文字…。

 

どうやら真姫や花陽も無事に勝った様ですね。

 

さて…これでようやくあのぽんこつ生徒会長の過去に迫る事が出来そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

寒暖差が激しくなって参りました。
皆様も体調には十分にお気を付け下さいませ。

次回は久しぶりに絵里さんsideのお話となります。




次回更新はいつも通り月曜日のお昼頃を予定しております。
頭に来て始めた短編シリーズの更新は妄想力の低下&クソ上司のお陰でブラック労働万歳の為、しばらくはお休みさせていただきます。
何卒ご了承下さいませ。


それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。

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