ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
スマホがアップデートさる度に使いにくくなるのは気のせいでしょうか?なQooオレンジでございます。
アップデートを取り消すとかは……出来ないのですよねぇ…。
今回も絵里さんsideのお話となります。
まだまだ続くよグダグダ回でございます。
それでは 第8話A「夢の欠片」そのなな③ 始まります。
閑話だととっくの昔にバレバレだったけど本編でもついに明かされちゃったソラと悠莉ちゃんの衝撃の真実とそれに伴うエトセトラを未だに脳内で消化しきれていないみんな大好きかしこいかわいいえりーちか♪
あの悠莉ちゃんがソラの義妹だったとかもうホントにビックリよね。
いつも悠莉ちゃんが家に遊びに来る度にお義兄さまが~♪お義兄さまが~♪って感じでブラコンっぷりを披露していたからどんな人なんだろ?って思ったけど。
それがまさかあのソラだったなんてねー。
「……………………。」
「……………………。」
ホントにビックリだわー。
「……………………………。」
「……………………………。」
ほ、ほんとにびっくりだわー。
「………………………………。」
「………………………………。」
沈黙が痛いわ…。
肉体的に痛いのはマジラブえりちー%だけど、沈黙が痛いのはえりーちか的には受け入れられない感じの痛みだわ。
やっぱり痛いなら肉体的な痛いの方が気持ちよくてイイのよ♪とか普段は滅多にボケたりしないえりーちかががんばってボケて内心で色々と誤魔化そうとしたけど、現実は常に無情なのよね。
噫無情~♪こ~の~せ~か~いは~♪とか歌い出したくなるくらいに無情よね。
ちなみに“噫”←コレ。
何て読むかラブなライバーでラブライバーなみんななら当然わかるわよね♪
あと普段は滅多にボケたりしないとかお前それウッソ!ウッソ・エヴィン!だろ!って無粋な突っ込みはナシよ。
だって私はかしこいかわいいえりーちか♪なんですもん。
「…………………………………。」
「…………………………………。」
はぁ…。
意味不明なこと言ってないで、そろそろいい加減に現実逃避は諦めてお話を先に進めなきゃね。
えりーちか的にはこのままグダグダ♪えりーちかの虹色脳内劇場♪でもいいんだけど、そうは問屋が卸しちゃくれないでしょうから。
さて…まずは沈黙が痛い今のこの気まずい状況から説明しなきゃダメよね。
痛い沈黙が続く今のこの状況…私の目の前に座って私と同じく気まずそうな雰囲気を醸し出しながらチビチビとコーヒーを飲んでいる人物の紹介から始めるわね。
紹介から始めるわね♪とか言ってるけど、まぁたぶん“コーヒーを飲んでいる”って部分でもうわかっちゃってるわよね。
そう…私の目の前で気まずそうにコーヒーをチビチビと飲んでいる人物はソラなのよ。
何でえりーちかがソラと向かい合って気まずい雰囲気空間を作り上げているのかと言うと、私がソラにごめんなさいを言うためだったりしなかったりしなきゃいけないけど今さらどーごめんなさいすればいいのかえりーちかわかんない!からだったりなの。
ごめんなさい、意味不明よね。
実はえりーちか、じみーに混乱してるわ。
だって園田さんたちとのバトルに勝ったからごめんなさいしなくていいと思ってたのに、いきなり色々とバレちゃってて急にごめんなさいしなきゃダメな雰囲気になって、心構え何てこれっぽっちもできてないのに急遽ごめんなさいしなきゃダメになっちゃったんだもん。
ソラのせいにして自分に嘘を付いていたことを。
それを正当化するためにソラにキツく当たっていたことを。
悠莉ちゃんがソラに全部暴露しちゃった今、ここでちゃんとごめんなさいしなきゃダメなのはわかってるわ。
わかってはいるけど…
「……………………………………。」
「……………………………………。」
どうごめんなさいすればいいんだろ…。
それに…ごめんなさいをしてもソラが許してくれなかったら…。
どうしよう…。
どうしよう……。
色々な想いが私の中でぐるぐると渦を巻いて、段々と目眩がしそうになって来ていると…
「なぁ…」
唐突に、今までただ黙ってコーヒーを飲んでいたソラが話し掛けて来たわ。
それに対して私は…
「ふぇ?」
と、何ともまぁ気まずい雰囲気にそぐわないおかしな声を上げてしまったの。
ふぇ?ってナニよ。
ふぇ?って…。
いくらとっさのこととは言え、かしこいかわいいえりーちか♪ならもっとまともな返事があったでしょ…。
未だに現実逃避を続けてそんなことを考えている間もソラは言葉を続けたわ。
「あー、とりあえず…俺は絵里さんのコト、ちょっとやそっとじゃキライに何てなんねぇーぞ。」
って。
「…………へ?」
えっ?
えっ??
えっ???
「いつも割りとクソ女とか散々なコト言ってるから、たぶん絵里さんは俺が絵里さんのコトを嫌ってるとか思ってるだろーけどさ、俺は絵里さんのコト、コレでも結構好きなんだよ。ま、信じちゃくれねぇだろーけどさ。」
ちょっと待って!
えりーちか、色々と理解が追い付かないんだけど!
私、ずーーーーーっとソラにキツく当たって来たから当然嫌われてると思ってたのに…?!
それなのに結構好き?!
って!
「結構好きってナニよ!結構好きって!」
どれくらい好きなのかイマイチわかりづらい表現しないでよ!
「結構は結構だろ。他に言いようがねーっての。」
「そんなコト言われてもわかんないわよ!」
「わかんねぇーって言われてもなぁ…。」
「まずそもそも好きって言うのはLOVEなの!それともLIKEなの!どっちよ!」
聞いておいて何だけど、どーせLOVEじゃなくてLIKEの方なんでしょ!
上げて下げるパターンなんでしょ!
えりーちか!わかってるんだから!
「LOVEの方。」
………………………………………………ほへ?
ら…ら…ら…ら…ら…ら…ら…ら…ら…ららららららららららららら…
「らっ?!らぶのほー?!うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」
LIKEじゃなくてLOVEの方?!
LOVEってLOVEよね?!
もぎゅっ♪とLOVEのLOVEとかLove marginalのLOVEとかラブレシアのLOVEとかよね?!
アレ?ラブレシア?
ラフレシアじゃなくてラブレシア?
ラブレシアってなぁーに?
えりーちか、わかんなーい♪
「おうよ。」
うわぁーい♪ラブレシアとかアホなコト言ってる場合じゃなーい♪
だってソラ、おうよだって!おうよ!
らぶのほーって言ったらおうよだって!
コレってもーアレよね!アレ!
愛の告白よね!
このまま2人で最寄りの市役所に婚姻届を出しに言って絢瀬 絵里じゃなくて鳴神 絵里になっちゃうのね!
朝はおはよーのちゅーして学校に行くときにもいってきますのちゅーして学校でもとりあえずちゅーして帰り道でもやっぱりちゅーしておうちに帰って来たら当然おかえりのちゅーして夜はがっつりとハードなプレイをしながらちゅーしちゃうのよね!
そーゆーコトよね!
と、内心では絢瀬 絵里史上最高の大混乱を記録して思考が大暴走しっぱなしなえりーちかだけど…
「ど、ど、ど、ど、ど、どーーーせそんなコト言ってえりーちかの身体が目当てなんでしょ!」
って、内心とは反対の憎まれ口を叩いちゃったのよ。
まるでいつも言い合いになる時みたいに。
条件反射って怖いわね。
そんな私の条件反射から出た身体が目当て発言に…
「ま、そりゃ否定はしねぇよ。」
ソラは否定はしないって言いやがったのよ!
「ちょっと!そこはウソでも少しは否定しなさいよ!」
身体だけの関係とかAVとかエロマンガとか薄い本とかによくある展開みたいでソレはソレでどえむーちかなえりーちか的にはちょーーーーっとだけアリだけど!
と、これまたどーしよーもないコトを頭の片隅のどえむーちか脳が考え始めていたら…
「否定できるかよ。いい女、ましてや好きな相手とエロいコトしたいって思うのは野郎の本能だっての。」
ソラがまた好きって言ったのよ!好きって!
「ま、ま、ま、ま、ま、ま、ま、ま、またちゅきっていったーーーー!」
もーコレにはえりーちかだいこーふん♪
きっとえりーちかのお顔は古き良き低温蝋燭みたいに真っ赤になっちゃってるわ!
「悪ぃかよ?」
ぜっんぜんわるくない!
「悪いわよ!」
ぴゃーーー!もう!また思ってるコトと反対のコト言っちゃったし!
えりーちかのばか!
ばか!ばか!ばかぁ!!!
「何か悶えてるけど…ナニこのかわいい生き物?コレが世に言うかしこいかわいいえりーちかってヤツ?まぁそれはさておき…とりあえずさ、悠莉のヤツから色々と聞いたけど、あの頃のコトは全部俺の自業自得だから絵里さんが気にする必要はねぇーから。だから…まぁ…なんだ……」
なんだ…ってナニ?
今度はナニ?
コレだけLIKEじゃない方の好きとか言っておいて今さら良いお友達でいましょ♪とか玉虫色のコトを言い出すんじゃないでしょーね?!
そんなコト言ったらえりーちか怒るわよ!
おこよ!おこ!
「今まで通り、絵里さんらしく、俺のダメなトコはダメって叱ってくれると…嬉しい…かな。」
ダメなトコはダメって叱れ?
叱れって…あっ。
そう言えば…にこがソラは悪いコトしたらちゃんと叱ってあげると喜ぶって、言ってたわね。
小さい頃に叱ってくれる人が居なかったからって。
叱ってくれる=相手のコトをちゃんと考えてる。だからって。
今まで通りちゃんと叱れ…か。
ソレは別に良いんだけど…私らしく、ね。
私らしく……か。
「私らしいって何だろ…。」
私らしく。
不意にその一言が大混乱で大暴走していた私の心の奥底にストンと落ちてきたわ。
私は……
「どうしたいんだろ…。」
「絵里さん?」
「ねぇソラ?私はどうしたいのかな?私はナニをしたいのかな?私は…。」
私のしたいコト…私のしたいコト…か。
うん。
もう答えは出てるわよね。
それはきっと……
「ソラ。私とガンプラバトルをして。」
ガンプラバトル。
今も、昔も、これからも。
私は大好きなガンプラバトルを大好きな人たちと一緒にやりたい。
きっとそれが私のしたいコト。
だから…
「始めましょ、今度こそ。私と貴方のガンプラバトルを。」
“私”をもう一度始めるために。
あの日…7年前の世界大会のあの日に止まった私の時間を再び動かす為に。
私はソラと戦わなきゃいけないのよ。
ソラとの話の中で1体1のガンプラバトルをするコトになってお開きになった放課後の一幕。
それぞれがそれぞれの想いを胸に秘めながら自宅へと帰る中で、私は希とにこと一緒に帰路に着いたわ。
「で?せっかく告白紛いのコトされたのにソコはスルーして何でか知らないけど
あのバカとサシでガンプラバトルするコトになったってワケ?」
「おとなしく私もらぶよー♪とか言ってそのままラブホにでも直行してエロエロな既成事実作ってまえば良かったんやない?」
「いーやー!言わないで!何にも言わないで!!!」
わかってるわよ!
せっかくソラの方から歩み寄ってくれたのに私らしくとか私のしたいコトとか変なコト考え出して挙げ句には良い雰囲気を作れそうな感じだったのにガンプラバトルをしましょ♪とか色っぽい内容とは正反対のコト言っちゃった自分のアホさ加減はじゅーーーーぶんにわかってるわよ!
ぶっちゃけ高坂さんとか星空さんとかにことかとおんなじレベルでアホなコト言ったってわかってるわよ!!!
けど!
それでも!守りたい世界があるから!って!このセリフってSEEDの最終回のキラじゃない!
「とーにーかーく!ヤらなきゃダメなの!私はソラとガンプラバトルしなきゃダメなの!メタいコト言っちゃうと私とソラがガンプラバトルしないと 第8話A「夢の欠片」そのいち の冒頭部分に繋がらないのよ!だから私とソラはガンプラバトルしなきゃダメなの!!!」
そう!私はソラとガンプラバトルしなきゃダメなの!
私のやりたいコトを胸を張ってやりたいって言えるようになるために!
停滞していた“私”を一歩前に進めるために!
「ソラとガンプラバトルをしなきゃ!私は先に進めない女になっちゃったのよ!!!」
「あ♪えりち、ソレって負けフラグやね♪」
「ジェリドね、ジェリド。バウンド・ドックにでも乗って戦ったら?」
負けフラグとか希がひどいわ!
あとえりーちか!ジェリドじゃないもん!山岡さんじゃないもん!ロム兄さんじゃないもん!にゃんこ先生じゃないもん!捕虜なぞいらん!皆殺しじゃ!なんて言わないもん!!!
そもそも捕まえた捕虜にはえっちな尋問をしなきゃイケないってちゃんとした国際ルールがあるのよ!だから捕虜は皆殺しじゃなくて皆エロしなのよ!
※そんなルールはありません。
「負けないもん!えりーちか!負けないもん!!!あとバウンド・ドッグってまだこのお話が投稿される予定の2020年3月の段階だとHGUCではキット化されてないわよ!たぶんガンプラ40周年のビジュアルにサラッと写ってたから今年(2020年)中には来るとは思うけど!!!」
「ターンXもあったっぽいみたいやね♪MGかHGかはまだわからんけど出るん楽しみやん♪」
「40周年で来るなんてさっすがターンX!∀のお兄さんよね!」
「月光蝶の拡張エフェクトは絶対にプ○バン限定だから買い逃さないように気を付けなきゃね!楽しみチッカァ♪」
「で?えりちはそらっちに勝てるん?」
「チッカァ?!いきなり話題がフラッシュエッジみたいに戻って来たし?!」
「あのバカのリヴァイブとそこのポンコツのヴァルキュリアの機体相性自体は悪くはないんじゃないの?」
「しかも無視されたし?!オマケにポンコツって言われたし?!」
「そやね。そらっちのザク・リヴァイブの武装だとえりちのトールギス・ヴァルキュリアの装甲を抜くんはちぃーと骨やからね。」
「ねぇ!無視しないでよ!」
「ピアッシングシールドにだけ気を付けとば何とかなるかもね?」
「ねぇってば!」
「あとはえりちがそらっちにどうランスチャージをぶちかますか、やね。」
「真面目な考察しながらえりーちかを無視しないでー!」
「絵里のヴァルキュリアってあの大型ランスしか武装がないから、“soar”で瞬間的に加速して回避しやがるそらのリヴァイブに当てるのはちょっとどころじゃなく大変よ?」
「お願いだからえりーちかの話も聞いてよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
結局今回もグダグダじゃない!!!
チッカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
続々グダグダ回でございました。
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“μ's”全員集結までもう少し…皆様、何卒応援よろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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