ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
今回は真姫ちゃん生誕祭特別編の第4回目になります。
いよいよ本格的に頭の可笑しい事態になり始めた真姫ちゃん生誕祭…。
どうしてこうなった…。
それでは 2017 西木野真姫生誕祭特別編「真姫ちゃんのドキドキ初デート大作戦④」 はじまります。
「ねぇ凛?そう言えば他のみんなは?鳥★人類ウイルスに感染したのってエリーと海未だけよね?希もスピリチュアルパワーで私達の位置を教えていたみたいだから、たぶん感染してるのかしら?あとは…穂乃果と花陽とにこちゃんはどうなったの?戦力は少しでも多い方がいいから、無事なら呼んだ方がいいんじゃない?」
「にゃ?穂乃果ちゃんは元気にゃ。音ノ木坂を拠点にして無事な生徒を集めた音ノ木坂義勇軍のリーダーをヤってるにゃ。」
お、おとのぎさかぎゆーぐん?!
義勇軍って…。
穂乃果…アホだって思ってたけど、義勇軍なんて難しい言葉も知ったのね…。
え?ツッコミ処はそこなのか?義勇軍を結成してることにはツッコミいれないのか?ですって?
あのねぇ…ちょっと考えればわかるんじゃない?だって穂乃果よ?アホの穂乃果なのよ?穂乃果と書いてアホって読める穂乃果なのよ?
来年度に発売される広○苑のアホの欄に備考で“高坂 穂乃果を意味する言葉でもある。”って記載されそうなくらいにアホなのよ?
そんな穂乃果(アホ)が義勇軍結成とか突拍子もないことをするなんて今さらだわ。
それよりも私は穂乃果(アホ)が“義勇軍”なんて難しい言葉を知っていたことの方が驚きよ。
まぁマンガ版の三国志でも読んで知った知識なんでしょうけど。
「穂乃果ちゃんが指揮してる音ノ木坂義勇軍は、今頃は鳥★人類化した希ちゃんが指揮してる大量の鳥ゾンビに占拠された神田明神を奪還しようって攻城戦の真っ最中だと思うにゃ。」
リーダーが指揮を執るのはわかるけど、アホの代名詞の穂乃果なんかに指揮を任せて大丈夫なの?
あの穂乃果(アホ)のことだから、指揮って言っても“突撃”しか選択肢がないわよ…。?
籠城(?)した希を相手に、穂乃果(アホ)の突撃オンリーの指揮でなんとかなるなかしら?
そして希…大量の鳥ゾンビを指揮してるってことはやっぱり鳥★人類化してるのね。
自分のホームの神田明神を占拠して足場をしっかりと固めてから、“ますく・ど・えむーちか”や“らぶあろ仮面”にスピリチュアルパワーで占った私達の位置を教えていたのね。
希も“ますく・ど・えむーちか”や“らぶあろ仮面”みたいに色物系の変態仮面になってるのかしら?
「希は神田明神を占拠していたのね…。鳥ゾンビを指揮してるなら意識があるってことよね?ならやっぱり希も第2段階感染者なのね。凛、希も“ますく・ど・えむーちか”や“らぶあろ仮面”みたいに色物系の変態仮面になってるの?」
「うにゃぁ……希ちゃんは…まぁ見た方が早いにゃ。コレにゃ。」
「どれどれ…は?うっは!なんじゃこりゃ!逆にエロ!流石は希さん!ただの魔法少女コスのクセにエロさがハンパねぇ!このむちむち具合がマジでヤベェっす!」
「コレはまた…。コメントし辛いカッコね…。」
凛が見せてくれた鳥★人類化した希の画像…ソレは一言で言えば“魔法少女”だったわ…。
白に近い薄い紫色を基調としたレースのフリフリでフワフワのとても可愛らしい衣装。
頭にちょこんと乗っている小さな魔女の三角帽子が可愛いわね。
そしてその目元には第2段階鳥★人類と化したエリーや海未と同じ鳥を模した仮面を付けてるわ。
まぁ衣装だけなら日曜日の朝に放送しているプ○キュアにでも出てきそうなカッコよね。
“ますく・ど・えむーちか”のボンテージや“らぶあろ仮面”の脇から下着(チャイナドレスならたぶんTバックよね…。それともまさか下着を着けてないとか…。)が見える限界ギリギリなスリッドのチャイナドレスに比べれば露出は少ないんだけど…この衣装…希が着るには少しサイズが小さいみたいで…なんか、ね……色々と…胸とか太ももとかが…全体的にむちむちなのよ……。
うん…。やっぱりコメントし辛いわ…。
ソラはこの小さめの魔女っ子衣装を着た希のむちむち具合を喜んでるみたいだけど、私から言わせれば…痛いの一言ね…。
この魔女っ子衣装、サイズもデザインもにこちゃんにならホントに似合いそうなんだけど…。
「今の希ちゃんは鳥★人類化して魔女っ子えんじぇる“まじかる☆のんたん”になっちまったにゃ…。」
「ま、魔女っ子えんじぇる“まじかる☆のんたん”?!」
希…アンタ痛いわよ…とにかく痛いわ…。
希ってもう18歳よね…。
選挙権だってあるのよ…。
結婚だってできるのよ…。
成人してないだけでほぼ大人なのよ。
それが…魔女っ子えんじぇる“まじかる☆のんたん”って…。
そもそも魔女っ子えんじぇるって魔女なの?天使なの?どっちなのよ…。
しかも魔女って…あの“ですわぁ♪”のキ○ガイ女じゃないんだから止めなさいよね…。
ホント、ツッコミ処が満載過ぎてツッコミが飽和しそうだわ。
とりあえず…“まじかる☆のんたん”の“☆”になんの意味があるのよ!
今さらだけど“鳥★人類”の“★”もイミワカンナイのよ!
エリーの“ますく・ど・えむーちか”や海未の“らぶあろ仮面”にもツッコミ処が満載だったけどね!
コイツらみんなイラッと来るネーミングだけど!鳥頭のクセに人のことバカにしてるのかしら!!!
絶対に根こそぎ狩り尽くしてヤるんだからね!
一人残らず焼き鳥(タレ&塩)にしてあげるわ!
「“まじかる☆のんたん”!いいじゃねぇーか!っし!決めた!俺は悪の秘密結社っぽい組織の幹部になって!“まじかる☆のんたん”捕まえてエロい拷問してヤる!魔女少女ならやっぱぬるぬるぬぷぬぷな触手プレイだろ!磔にして気絶するまでイカせまくってヤる!真姫!確かお前んとこの西木野製薬が布だけ溶かす特殊ローションを開発したとか言ってたよな!“まじかる☆のんたん”に使ってデータ取りすっからソイツを融通してくれ!待ってろよ!希さん!絶対に“まじかる☆のんたん”のカッコさせてエロエロのぬるぬるにしてヤる!うぉぉぉぉぉぉ!!!ミナギッテキター!!!」
「別にいいけど…はぁ…ねぇ?相当におかしな事態になってるけど、一応は私達ってデート中なのよ?それなのに別の女の子に欲情するとかないんじゃない?」
「あ……わ、わりぃ…真姫…。さっきからエロいカッコの絵里さんやら海未さんやらばっか見てたから気が昂っちまって…。真姫を蔑ろにしてるわけじゃねぇーんだ…。ただ…。」
「わかってるわ…。ただ言ってみただけよ。わかってはいるけど…エッチな女の子の姿見て興奮するのは男の子なら仕方ないけど……もうちょっと私のことも…。」
見てほしいな…。
「今日の真姫ちゃんはデレデレ真姫ちゃんだにゃ。」
「そんなんじゃないわよ!」
「真姫ちゃんカワイイにゃ♪あ、ちなみにコレが“まじかる☆のんたん”の登場シーンの動画だにゃ。」
登場シーンの動画って…なんでそんなモノがあるのよ…。
そう言えばエリーも海未も出てきたときに頭のおかしい口上を言ってたわよね…。
鳥★人類化したらみんなああなるのかしら?
『いっくで~!スピリチュアルパワー!チャームアップ!じゃんじゃじゃ~ん♪おっきなお胸は希望のしるし♪あなたのノゾミカナエてあげる♪魔女っ子えんじぇる♪“まじかる☆のんたん”♪呼ばれてないけど大☆爆☆誕♪ぶっしゅっといっぱつ!のんたんパワーちゅ~に~やで♪』
…………………………………
鳥★人類ウイルス…ホントぉぉぉぉぉに!恐ろしいわ!
痛さも恥ずかしさもエリーや海未の比じゃないわよ!
いい歳した高校生がノリノリでクルクル回りながらポーズ決めて変身するとか!見てるコッチが恥ずかしいわよ!
ってか!なんで変身できるののよ!
“まじかる☆のんたん”の魔女っ子衣装はどっから湧いてきたのよ!
もし私も鳥★人類ウイルスに感染したら、こんな恥ずかしいセリフ言いながらキメッキメでポーズ取ったりするのかしら…。
そんなの…そんなのは…絶対にイヤよ!
鳥★人類ウイルスに感染して頭がおかしくなるまえになんとかしなきゃ!
感染って言えば…どうして私やソラ、凛に穂乃果(あれ?そう言えばにこちゃんと花陽は?)は鳥★人類ウイルスに感染しなかったのかしら?
私達だってウイルスキャリアのことりとほとんど毎日一緒にいた濃厚接触者の一人なんだから、感染していてもおかしくないはずなんだけど…。
ソラに感染してないのはなんとなくわかるわ。
たぶん思い出したくもない忌々しいあの事件のときに、ソラを助けるためにパパとニルスさんが使った強化ナノマシンが鳥★人類ウイルスを排除しちゃってるんでしょうね。
でも私達は?
私達は普通の医療用ナノマシンのままで、ソラみたいに強化ナノマシンは取り込んでないわ。
感染していない私達と感染しちゃったエリー達とで違うところ…?
穂乃果と凛だけなら説明ができそうなんだけど、それだと私にも穂乃果の“アレ”が感染してることになるし…。
うん。コレはあとでじっくりと検証する必要があるわね。
検証のためにも、まずはさっさとこの頭のおかしい事態を終わらせないと!
あ♪希が元に戻ったらこの恥ずかしい動画見せてあげなきゃ♪
希、どんな顔するかしら♪
「ねぇ凛…。全部が片付いたあとでこの動画を希に見せてあげましょ…。きっといつもニヤニヤしてふてぶてしい希の恥ずかしがる珍しい姿が見れるわよ。」
「賛成だにゃ。あのデカ乳腹黒たぬきにたまには恥ずかしい目にあってもらうにゃ。」
「凛!とりあえずその動画データを俺のスマホにも送っとけ!忘れんなよ!」
「それで、残りの二人…花陽とにこちゃんは?」
「にこちゃんはわかんないにゃ。電話しても出ないしメールしても返信がないにゃ。もしかしたらもうにこちゃんも…。」
連絡しても反応がない…にこちゃんって意外と律儀にメールとか返してくれるから、連絡してもなんの反応もないってことは…にこちゃんは…。
「鳥★人類ウイルスに感染して鳥★人類化してるかもしれない、ってことね…。にこちゃん……。」
にこちゃん…変異黒化したことりと戦うならにこちゃんの力も貸して欲しかったわ。
今のことりを相手にするには私達3人だけじゃ戦力が少なすぎるのよ…。
「鳥★人類化したにこちゃん…ねぇ…。どんな感じになってんだろーな?鳥★人類化してんなら間違いなく敵になったんだろーから、出てこられても厄介なだけだけど、エロいコスを装備したにこちゃんってのも気になるよな。」
「“にっこにこにー”とか普段からぬかしてるにこちゃんは絶対に希ちゃん以上に痛くて寒いカッコしてるにゃ!北極レベルの極寒だにゃ!むしろにこちゃんは全裸かもしれないにゃ!」
「コスなしで全裸かよ…ヤるときゃ大抵は全裸だから、今さらにこちゃんの全裸見ても興奮はしてもイマイチ萌えねぇーなぁ…。せめて下着だけでも着けてりゃ別なんだけどなぁ…。」
このバカは敵に萌えてどうすんのよ!
それににこちゃんが敵に回ったらエリーや海未以上に厄介なことになるはずよ!
にこちゃんのテクニック(性的な)は“μ's”最強なのよ!
下手すると私達なんか一瞬でイカせれちゃうわよ?!
「お嬢様!お待たせしました!坑ウイルス剤を装填した銃器一式と、お嬢様がラボに依頼して造らせていた例のタクティカルスーツをお持ちしました!こちらがお嬢様専用にカスタマイズされたタクティカルスーツで、こっちがソラのアニキと凛のアネゴの装備です!サイズは問題ないと思うんで、着替えはあちらの装甲指揮車の更衣室を使って下さい。」
「ご苦労様。ありがと、貴樹。ホラ!二人ともバカ言ってないで準備しなさい!さっさと着替えわよ!」
「「へーい。」」
あれ?花陽が大好きな凛なのに、その花陽の話はしてないわよね?
花陽…どうなったのかしら…?
まぁ花陽なら鳥★人類化していもどうせお米だからほっといてもいいかしら?
「にしても…まさかデートに来て完全武装して街中でゾンビモドキの鳥ゾンビと変態化した海未さん達を相手にドンパチするハメになるとはなぁ…。人生ってわかんねぇーよなぁ…。」
貴樹が持ってきてくれた特殊作戦用に用意していたタクティカルスーツに着替え終わって(着替えてる最中にソラが覗きに来たから凛と一緒に思いっきりひっぱたいてやったわ!)、それぞれが使う武装の最終確認をしていると、ソラが面倒そうにため息をつきながらそんなことをぼやき始めたわ。
私だってデートに来てこんな頭のおかしな事態になるなんて、想像もしてなかったわよ…。
「どーかん。せっかくのデートが台無しよね。ホントにイミワカンナイ。」
デート中にことりの妨害くらいはあるかも?って思っていたけど、あの鳥娘が妨害どころかパンデミックを起こしてバイオハザードになるなんて想像しろって方が無理よね?
頼りにしていたうちの護衛達も鳥★人類化した“ますく・ど・えむーちか”にあっさりと亀甲縛りにされちゃうし。
せっかくのソラと二人きりの初デートだったのに散々だわ…。
私はそんなことを内心で思いながら、さっきソラがプレゼントしてくれたチョーカーの赤い星…レッドスピネルをなんとなく触ってみるの…。
うん。不思議とささくれだっていた心が落ち着くわ…。
これから戦闘になるんだから壊したりしないように外した方がいいのはわかってるんだけど、せっかくソラがプレゼントして直接着けてくれたんだから外したくないのよ。
だから壊さないように気を付けて戦わなきゃね。
「ま、そんな不貞腐れんなよ。埋め合わせってワケじゃねぇーけど、今度またどっか遊びに連れてくからよ。」
「にゃー!真姫ちゃんだけズルいにゃ!そらにゃんは凛ともデートするにゃ!今ならお得な凛のハジメテももれなく付いてくるにゃん♪ハジメテだから優しくしてほしいにゃ…。」
「なーにがハジメテがもれなく付いてくるにゃん♪だ!優しくしてほしいにゃ…だ!お前と二人で出掛けてもラーメン屋巡りにしかなんねぇーじゃねぇーか!毎回毎回ラーメン腹一杯喰いすぎて動けなくなって背負って帰るの面倒なんだよ!歩けなくなるくらい喰うな!朝から晩まで食い続けてエロいことなんてこれっぽっちも出来ねぇーだろーが!お前はヤらせる気ねぇーだろ!」
「にゃんのことかわかんにゃいにゃー♪そんなことよりも最近のラーメンは高いにゃ!凛のおこづかいじゃいっぱい食べれないにゃ!そのうちエロいこともしてやるから文句言わないで凛にラーメンを献上するにゃ!タダ飯万歳だにゃ!びばラーメンだにゃ!」
「クソネコが…マジで覚えてろよ…。ベッドの上にさえ連れ込めばコッチのもんなんだからな!エロいことしたいならラーメン喰わせろなんて2度と言えないくらいにぐちゃぐちゃにしてヤる!にゃーにゃー啼かせてやっからな!」
「ヤれるもんなヤってみやがれだにゃ!あんまりねちっこくエロいことするならチ○コ噛み千切ってやるにゃ!」
「噛み千切ってやるにゃ!って…うふふ♪ホント、凛らしいわね。」
ちなみにソラと凛はじゃれあいながらもちゃんと手を止めずに銃器の点検を続けているわ。
ソラの武装はメインにアサルトライフル。
右側の腰のハードポイントにはハンドガンが、左側には手榴弾がそれぞれ取り付けられているわ。
一方の凛は両手にサブマシンガンを持って突撃するつもりなのね。
私の装備なんだけど、基本的にはソラと同じ装備よ。
違うのは左側の腰に手榴弾じゃなく、坑ウイルス剤を結晶化させて造られた特殊警棒がぶら下げられているくらいかしら?
そして私達が纏っている特殊作戦用のこのタクティカルスーツ。
色はソラが暗緑色、凛が黄色、私が赤でカラーリングされているわ。
一応は有事の際にって考えてラボに私達“μ's”用に造らせていたモノなんだけど、変なところで役に立ったわね。
備えあれば嬉しいな♪ってヤツかしら?
あ、さっきから武装とか銃器って言ってるけど、私達が装備してるのって全部サバイバルゲームとかで使われているエアガンだからね?
弾も坑ウイルス剤を飲み薬とかのカプセルにも使われているゼラチンでコーティングした、小さな子供が口に入れても安心な自然素材よ♪
西木野グループは人にも自然環境にも優しいんだから♪
………悪党には一切の妥協も容赦もしないしするつもりもないけどね……。
「………さぁ…二人ともじゃれあいはおしまいよ。準備はいいわね?そろそろお楽しみの狩りの時間を始めるわよ!西木野警備保障見習い部隊、及び親愛なる“μ's”の同胞に告げるわ!今こそ!私達を小バカにしてる鳥頭のイカレ野郎共に人類の底力ってヤツをを見せてやろうじゃない!頭の狂った鳥★人類共を1羽残らず狩り獲って!炭火でじっくりと焼き鳥にしてやるわよ!オペレーション“BIRD HUNTING”作戦開始!!!」
「おうよ!まっきまきにしてやんよ!」
「ばっちこいにゃ!ぬっこぬこにしてやんにゃ!」
「「「「「「「「「「はい!真姫お嬢様!!!」」」」」」」」」」
「貴樹!この簡易拠点は任せるわ!ここにいる見習い部隊の指揮もアナタが執りなさい!団長と連絡を密に取り合って逐一私達に状況の報告をお願い!どんなに些細な情報でも報告を怠らないでね!部隊指揮なんて初めてで不安でしょうけど、アナタなら絶対に大丈夫!自分を信じなさい!」
「お嬢様……了解しました!俺にどこまで出来るかわかりませんが!お嬢様のご期待に応えられるように精一杯がんぱります!」
「その意気よ!後方支援は貴樹達に任せるわ!雷人!アナタは何人か連れて周辺の偵察をお願い!人選はアナタに一任するわ!ちゃんとここに残される戦力のことも考えて人選しないよ?それと偵察中に鳥ゾンビ程度ならアナタの判断で交戦しても構わないわ!ただし!第2段階感染者…“ますく・ど・えむーちか”と“らぶあろ仮面”との交戦は絶対に避けてちょうだい!あの2羽が相手じゃアナタ達にはまだ荷が重いわ!あの2羽は…“μ's”の仲間は私達が仕留めてみせるわ!」
「了解!真姫ねーちゃん!任された仕事はバッチリやってみせるぜ!」
「頼りにしてるわよ!雷人!」
ここの簡易拠点は貴樹と雷人に任せれば問題ないわね。
この二人は見習い部隊の中でもいつも志乃や昭弘に付いて回ってるから、何気に実戦経験も豊富で頭も回るわ。
今回の作戦の結果次第だけど、雷人には将来的に実働部隊の一つ任せても良いかもしれないわね。
貴樹にも実働部隊を任せても良いけど、この子はどちらかと言うと現場よりも管理職とかの方が向いてるかもしれないわね。
全部終わったら団長とビスケット君に相談してみなきゃね。
あとは…
「ソラ!凛!二人は私と一緒に遊撃よ!私達の最終目標は敵のボス…変異黒化鳥★人類“ことり”の討伐よ!途中であの2羽が…“ますく・ど・えむーちか”と“らぶあろ仮面”が絶対に出てくるわ!手強い相手だけど邪魔するヤツらは例え“μ's”の仲間でも容赦なく狩るわよ!」
「ま、いくら“ますく・ど・えむーちか”がムチで銃弾を叩き落とせるって言っても、三人同時に囲んでフルオートで撃ちまくれば楽勝だろ?」
「ムチとか弓なんかより鉄砲の方が強いにゃ!色物変態仮面なんてさっさと蜂の巣にして、真っ黒鳥娘の脳天にも鉛弾(子供が誤ってお口にいれてしまっても安心安全な天然素材100%を使用した特殊素材でコーティングされた西木野製薬特製の対鳥★人類用坑ウイルスBB弾です!)ぶちこんで全部おわりにゃ!打ち上げはラーメンだにゃ!」
「脳天に鉛弾(子供が誤ってお口にいれてしまっても安心安全な天然素材100%を使用した特殊素材でコーティングされた西木野製薬特製の対鳥★人類用坑ウイルスBB弾です!)とか、それは困りますねー。万が一にでもことりちゃんがヤられちゃったら、花陽たち鳥★人類はおしまいですからねー。」
「えっ?!」
変異黒化したことりの討伐に向かおうと意気込んで簡易拠点から出撃しようとした私達に、どこからともなくなんだかお米が大好きそうな女の子の声が響いてきたわ!
「オイ!この声って!」
「かよちんだにゃ!!!」
まぁいきなり声が響いてきたからビックリしたけど、この声って花陽で間違いないわよね。
でもこのパターンってたぶん…。
「うふふふふふふ♪誰ですか?かよちんって?そんな人はこの世のどこにももういませんよー。今の花陽は…この世、全てのお米を統べるもの!全てのお米の主にして全てのお米の僕(しもべ)!お米に生き!お米に死ぬ!お米の国の戦闘マシーン!我が名は!!!“こし☆ぴかりん”!!!」
ほらね?やっぱり頭のおかしな自己紹介だったわ。
花陽は予想通りにお米に関係する名前なのね。
“こし☆ぴかりん”……元ネタはコシヒカリかしら?
「お米の銘柄をもじった名前だなんて、なんてお約束な名前にゃ!かよちん…いや!“こし☆ぴかりん”!出てくるにゃ!!!凛と勝負だにゃ!」
穂乃果(アホ)に脳が浸食されてる凛にまでツッコミされたら終わりよね。
穂乃果(アホ)本人にツッコミされるよるはまだマシだけどね。
ボヤくのはこの辺にしてさっさと鳥★人類化した花陽をやっつけちゃいましょ。
ソラの言葉じゃないけど囲んでフルオートで撃ちまくれば第2段階鳥★人類でもイチコロだわ。
「出てくるにゃ?ねぇ凛ちゃん…凛ちゃんはナニを言ってるのかな?花陽はもう…凛ちゃんのすぐ側にいるよ?」
「にゃ?!」
アサルトライフルのセーフティーを外して花陽改め“こし☆ぴかりん”をの姿を探していると、今までどこからともなく響いていた“こし☆ぴかりん”の声がいきなり凛の後ろから聞こえてきたわ!
慌てて凛の後ろを確認すると…
「んな!花陽!テメェ!いつの間に?!オイ!凛!!!後ろだ!!!」
“ますく・ど・えむーちか”や“らぶあろ仮面”も着けていた鳥を模した仮面と、白一色の全身タイツを装着した花陽が…“こし☆ぴかりん”がそこにはいたわ!
花陽!待ちなさい!白一色の全身タイツなんて危険過ぎるわ!
濡れたり汗かいたりしたら透けちゃうわよ!
公衆の面前でスケスケになって下着(着けてるわよね…。)が丸見えになるわよ!
って!今はそうじゃなくて!あの距離で撃ったら凛まで巻き込んじゃう!
「もう遅いです!まずは凛ちゃんから!いっただきまぁぁぁぁすぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
凛の後ろに突如として現れた第2段階鳥★人類“こし☆ぴかりん”は、大きく口を開けて凛に噛み付こうとしているわ!
噛み付いて直接体内に鳥★人類ウイルスを注入するつもりなのね!
「“こし☆ぴかりん”!やめなさい!凛!早く逃げてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ダメ!米なのに思っていたよりも“こし☆ぴかりん”のスピードが速い?!
このままじゃ凛も鳥★人類になっちゃうわ!!!
「ところがぎっちょん!ぬーどるてーる!イクにゃぁぁぁぁ!」
「えっ?!きゃぁぁぁぁ!!!」
「「ぬーどるてーる?!はいぃぃぃぃぃぃ?!」」
“ぬーどるてーる”
凛がそう叫んだその時、信じられないことに凛の尾てい骨の辺りから中太のロープみたいなモノが伸びてきて、後ろから襲いかかっていた“こし☆ぴかりん”に巻き付いたわ!
「はぅぅぅぅ!!!これは…ラーメンの麺?!ほどけませんよ?!凛ちゃんがどうした第2段階鳥★人類の鳥能力(ちょうのうりょく)を使えるんですか?!凛ちゃんはことりちゃんに感染してないのに?!」
鳥能力って…。また頭の悪い単語が出てきたわね…。
ってか凛の尾てい骨の辺りから出ているあのロープみたいなヤツってラーメンの麺なの?
“ぬーどるてーる”ってそのまんま麺の尻尾ってことなのね…。
なんでそんなモノが人の身体から生えてくるのよ…。
尻尾だからいいモノの、あと少し下から出ていたら女の子的に色々とマズイわよ…。
「“こし☆ぴかりん”…そうじゃないにゃ…そんじゃないんだにゃ………ずっと隠してきたけど…実は凛も…凛もことりちゃんに!鳥★人類ウイルスに感染していたんだにゃ!」
はぁ?鳥★人類ウイルスに感染していた?
「イヤ、お前なぁ…感染していたにゃ!って、鳥★人類ウイルスに感染したら鳥ゾンビになるかソコの花陽のなれの果てみたいに変態化して色物系変態仮面になるんじゃねぇーのか?」
「それに変異前の黒化ウイルス(仮)ならいざ知らず、今のことりの鳥★人類ウイルスに感染したいたら、あの真っ黒鳥娘の手先になってるはずよ?」
「そうです!鳥★人類ウイルスに感染したら!しかも第2段階鳥★人類に進化していたら絶対にことりちゃんには逆らえないはずです!」
「知りたいかにゃ?どうして凛が凛のままなのか、知りたいかにゃ?3人で凛にお願いしますって頭下げたら教えてやるにゃ!」
頭下げろですって?
穂乃果の次くらいにアホのクセになんかイラっとくるわね…。
「いや、ぶっちゃけどーでもいい。真姫、とりあえず“こし☆ぴかりん”と一緒に調子に乗ってやがる凛も消毒するぞ。」
「そうね。凛、“こし☆ぴかりん”。動くんじゃないわよ。」
「にゃ?にゃぁぁぁぁぁぁ!!!ちょっと待つにゃ!にゃんでこっちに銃をかまえてるにゃ!二人とも凛に物騒なもんかまえんにゃ!あと
ソコは知りたいって言わなきゃ話が進まにゃいにゃ!物語の進行とか色々とあるんだにゃ!知りたいって言われなきゃ青とんがりのオレンジジュース野郎がこまるにゃ!お願いだから聞いて欲しいにゃぁぁぁ!!!」
凛や青とんがりのオレンジジュース野郎が困るとか私の知ったことじゃないわ。
「メンドクサイ。」
「オイコラ!真姫っぱち!メンドクサイ。ってなんにゃ!あ!ごめんなさい!あやまるから銃口向けにゃいで欲しいにゃ!」
「あのー?花陽は一応は凛ちゃんのお話を聞きたいんですけど…ダメですか?」
「かよちん!やっぱりかよちんは優しいにゃぁぁぁぁ!!!鳥★人類ウイルスに感染して残念な米女になってもかよちんは凛の最高の友達だにゃぁぁぁぁ!!!」
「あ、凛ちゃん。今の花陽は花陽じゃなくて“こし☆ぴかりん”なんでソコは間違わないでくださいね?」
「はぁ…わかったわよ…。話したいならさっさと話しなさい。で?凛。なんでアンタは鳥★人類ウイルスに感染しても凛のままなの?」
「ふふふ!よくぞ聞いてくれたにゃ!特別に凛の秘密を教えちゃうにゃ!」
ホント、メンドクサイ。
「凛の身体の中にはナント!ナントぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
セーフティーは解除してるしマガジンもオッケーね。凛がくだらないこと言い終わったらすぐに“こし☆ぴかりん”共々、ありったけの鉛弾(子供が誤ってお口にいれてしまっても安心安全な天然素材100%を使用した特殊素材でコーティングされた西木野製薬特製の対鳥★人類用坑ウイルスBB弾です!)ぶち込んでやるわ。
「どうせアホ乃果に感染してっから鳥★人類ウイルスに感染しても大丈夫だったとかってオチじゃねぇーのか。」
「にゃんで言っちゃうにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「適当に言ったのに当たってのかよ!!!」
イミワカワナイ。
なんか帰りたくなってきたわ……。
つづく?
オマケ
「ちなみに凛ちゃんの鳥★人類ネームはなんなんですか?」
「にゃ?凛の鳥★人類ネームは“きゃっつぬーどる”だにゃ!キャッツアイみたいでカッコいいにゃ!みつめーてきゃつあい!みどりいろーにひかーる!」
「心底どうでもいいけど、なんで“きゃっつ”って複数形なの?凛一人なら“きゃっとぬーどる”じゃないの?」
「にゃ?にゃ?にゃ?複数形ってなんにゃ?」
「あぁ…穂乃果(アホ)に感染してるから複数形とかわかんないのね。」
「可哀想な凛ちゃん…。」
「にゃ?」
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
どうしてこうなった…ではなく、真姫ちゃん生誕祭特別編は全7話を予定しております。
⑤、⑥が非常の頭の悪い事態に…。
GW中ストック大放出につき、明日も更新予定でございます。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想もお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。