ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
何とかいつもの更新時間に間に合ってホッとしているQooオレンジでございます。
新型コロナの影響で仕事が大変忙しく、なかなか書く時間が…。
決してグラブルが消費半額のうちにアレコレやっておこう!とかそんなことは微塵もございませんよ?ほんとにほんとですよ?
今回も絵里さんsideのお話となります。
続々々戦闘回。
それでは 第8話A「夢の欠片」そのなな⑧ 始まります。
私のランスチャージとソレを回避しまくるソラ。
必殺のランスチャージが当たらない私と、攻撃力不足でヴァルキュリアの装甲を抜く事が出来ないソラ。
そんな互いに決め手に欠いた状況で延々と繰り返される攻防に一石を投じるために、私は愛機“トールギス・ヴァルキュリア”の奥の手を発動させたわ。
きっかけはソラのザク・リヴァイブの軌道が一瞬ぶれたからなんだけど…普段は最高位電子精霊のアイリのサポートを受けて割りと完璧に機体を制御しているソラにしては今の軌道のぶれは珍しいわね。
まぁ良いわ。
珍しくても珍しくなくても今の私がヤることはおんなじだもの。
そう…今は……
「ブーステッドバーン!!!ファーストブリット!!!!!」
ただひたすらにソラの操るザク・リヴァイブに、この手に握る大型ランスの穂先をぶち当てて貫く事が先決よ!
そんなワケで発動しちゃった私とトールギス・ヴァルキュリアの奥の手“ブーステッドバーン”。
ソラのザク・リヴァイブの軌道がぶれたのは一瞬だけだけど、発動条件さえ整えれば“soar”と同じ位の瞬間的な加速力を発揮できちゃうブーステッドバーンの前では一瞬だけだったとしても関係ないわ。
一瞬だけ。
それだけの時間があればブーステッドバーンで一足飛びよ♪
そんな感じで発動させてブーステッドバーンは両肩のスーパーバーニアが吹き飛ぶんじゃないかしら?と思っちゃう位のドーン!と言う凄まじい爆発音を辺りに響かせて、トールギス・ヴァルキュリアを一気に前へと加速させてくれたわ。
そして同時にこの身に襲い掛かるのは今までの加速とは比べ物にならない程の圧倒的なまでのG。
えりーちかの密かな自慢の音ノ木坂でもトップクラスのサイズを誇る88cmのおっぱいさんも、ヤバめのGで押さえ付けられて音ノ木坂虚乳代表でお馴染みのにこに負けない位のぺちゃぱいさんになっちゃったわ。
えりーちか、ヤバめのGとぺちゃぱいさんになっちゃったせいで苦しくて悲しくて泣いちゃうかも…なーんて事はこれっぽっちも無いんだけどね。♪
だって♪えりーちかはドえ…げふんげふん。
危ない危ない。
またまた危うく全世界にえりーちかの秘密の性癖を大暴露しちゃう所だったわ♪
そんな戯れ言を考える程度にはヤバめのGを一身に受けてぺちゃぱいさんになっちゃってても大丈夫なのよね。
だから…
「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
狙った獲物は外さないわ!
ブーステッドバーンによる爆発的な加速力でソラのザク・リヴァイブとの距離を一気に詰めた私のトールギス・ヴァルキュリアは、そのまま手にした大型ランスをコクピット部分目掛けて突き刺そうとしたわ。
けど、流石は元チャンピオン。
[[チッ!クソがぁ!!!!!]]
クソとか女の子に向けてソレは言ってもいいのかしら?って感じの悪態を付きながら、咄嗟に機体を捻らせてコクピット部分を狙った大型ランスの穂先を間一髪で避けちゃったのよ。
でもその回避も咄嗟の判断だったから完璧なモノではなかったわ。
トールギス・ヴァルキュリアの大型ランスの穂先は、機体を捻らせて何とか回避を成功させたザク・リヴァイブの右腕に取り付けてあるピアッシングシールドの内側を引っ掛けて、そのまま貫いちゃったの。
穂先が当たった部分がシールドの外側ならまた違った結果になったんでしょうけど、本来攻撃が当たる事を想定していない内側部分に当たっちゃったら堅牢なシールドだとしても当然だけどひとたまりもないわね。
まぁえりーちかのトールギス・ヴァルキュリアの大型シールドなら内側に攻撃が当たってもへっちゃらだけど♪
「うっふふ♪今ので決めれなかったのは残念だけど、取りあえずはソラの切り札を1枚、貰っておくわね♪」
[[フン!うっせー!ばーか!ばーか!切り札の1枚や2枚くらいいくらでもくれてヤるってんだよ!んなモン無くても余裕だっつーの!!!]]
「あらあら♪この子ったら強がり言っちゃって♪ほーんとかわいいわね♪」
[[強がりじゃねーし!ってか誰がこの子だ!誰が!あと野郎にかわいいとか言うな!クソ女!!!]]
「んふふふふ♪ほら♪やっぱりかわいいじゃない♪クソ女だなんてムキになっちゃって♪」
[[ムキになんてなってねーし!ってかさっきから何だよ!その妙なおねーさん目線でのあらあら的な言い方わ!似合わねぇーから止めやがれ!アンタは基本ポンコツ枠だろーが!ポンコツならポンコツらしくピギャーとかピギィーとか騒いでろってんだ!!!]]
「んなっ?!言うに事欠いてポンコツですって?!誰がポンコツよ!えりーちか!ポンコツなんかじゃないもん!!!あとピギャーとかピギィーは某内浦の宝石姉妹の決め台詞だからえりーちかは言わないんだからね!!!」
[[ポンコツじゃねぇー?ハン!どの口からそんなセリフが出やるんだか!アンタはどっからどーみてもポンコツだろーが!生徒会の書類運んでると必ず廊下でぶちまけて1人でオロオロしてるのがその証拠だってんだよ!!!]]
「ちょっと!見てたの?!アレを見てたの?!見てたなら書類拾うの手伝いなさいよね!女の子には優しくしないとダメなんだからね!」
[[いーやーだーね!そもそももう高三は女の子って歳でもねぇーだろーが!ってかこっちはアンタが慌てすぎて急いで廊下に四つん這いになってその拍子にスカートがめくれてパンツ丸出しになって書類を拾ってるから人が近寄らねぇーように気を配ってヤってたんだよ!!!あそこに人が来てパンツ丸出しのかしこいかわいい生徒会長サマが痴女認定されなかった事が誰のお陰かよーーーく考えてたーーーっぷりと感謝して欲しいモンだけどなぁ!!!]]
「ぱ!ぱんつまるだしぃぃぃぃぃぃぃぃ?!ぎゃーーーーーーす!ちょっと待って!激しく待って!パンツ丸出しって何でその時に教えてくれなかったのよ!教えてよ!そこはちゃんと教えてよ!!!パンツ丸出しとか人として色々と尊厳が台無しになってやばたんでやばたにえんじゃないの!!!」
[[はぁ?その時に教えろだぁ?いや、だって下手に絵里さんパンツ丸出しなんだけど?とかあそこで話し掛けたら確実に絵里さんは俺に変態!って言って騒いでたろ?そんなのめんどいからゴメンだね!]]
「それはそーだけど……あーーー!もう!!!」
………。
パンツ丸出しとかみんなは聞かなかった事にしてくれるとえりーちかはとーーーってもありがたいな♪なんて思ったり。
それはさておきにしたくは無いけど、やっぱりさておき。
ブーステッドバーンからのランスチャージで見事にソラの切り札の一つを潰す事に成功した私は、なんだかなぁ…な言い合いをしながらも機体を旋回させて再びランスチャージの体勢へと入っていたわ。
その途中で大型ランスを振るって突き刺さったままになっていたピアッシングシールドを眼下の海上へと放り投げる事も忘れてないわよ♪
だってあのまま大型ランスに突き刺さったままだとランスチャージの邪魔だもんね♪
放り投げたピアッシングシールドが海「呼びましたか?」…いや、海は海でも園田さんの海未じゃないからね?
毎回毎回どこからともなく現れるラブライブ的なメタいお約束を挟んだから改めて…海に落ちたピアッシングシールドが派手にドポーーーンと水柱を上げる中、ソラは私との言い合いを続けながらも機体を旋回させて再びランスチャージの体勢に入ったトールギス・ヴァルキュリアへと執拗な牽制射撃を続けていたわ。
さっきからたまーにビーム弾が私のトールギス・ヴァルキュリアに当たるけど、この程度の威力ならへっちゃらよね。
それにしても…今日のソラは射撃がちょっと下手な気がするのは気のせいかしら?
たかが牽制射撃って言っても、ソラはいつもならムダに精度の高い射撃で命中させまくってるのに…。
ちょっと違和感を覚えちゃうわね。
そう言えば…違和感と言えばさっきの微妙な軌道のぶれも違和感って言ったら違和感よね。
いつもならあんな事なんてないのに。
未だにまばらに命中する牽制射撃を続けるソラに対してそんな若干の違和感を覚えながらも、私は再び大型ランスと大型シールドを構えて本日何度目になるかもわからないほど繰り返したランスチャージを慣行するわ。
「シュトゥールム!!!!!」
お馴染みの掛け声と共に行うランスチャージ。
[[だからバカのひとつ覚えなんざに早々当たるかってんだよ!!!]]
スピードに乗った大型ランスの突撃に対して、ソラは今度も素早くランスチャージの進路上から退避して行っちゃったの。
「そんなコト言いながらさっきは当たったじゃない!」
[[当たってねーし!かすっただけだっての!]]
「かすっただけ?割りとおもいっきりシールドを貫通してあげたと思うのは気のせいかしら?」
[[チッ!うっせー!ばーか!]]
「あーらあら♪またソレ?語彙の少ない男は嫌われちゃうわよ♪」
[[ポンコツよりはマシだってんだよ!!!オルゥラァァァァ!喰らい尽くせ!!!ホーミング!!!!!]]
そしてすかさず始まるいつもの言い合い。
もちろん私は言い合いをしながらもスピードを殺さないように機体を旋回させて、またまたお馴染みのランスチャージを仕掛けるための準備をするわ。
ソラはと言うと、やっぱりこっちはこっちでまた私のトールギス・ヴァルキュリアに向けてムダな牽制射撃を続けているわ。
けど今回はそれだけじゃなく、両肩のアクティブブースターに内蔵されている小型ホーミングミサイルを一斉に発射して来たの。
アレって小型のクセに1発1発が素組程度なら簡単に吹き飛ばしちゃえるだけよ威力があるのよねー。
とか私はランスチャージを仕掛けるタイミングを計りながらそんなコトをボーッと考えていたわ。
それと同時に再び感じる違和感。
今の小型ホーミングミサイルの発射の時…何だろう…ナニかが足りないような…?
そんな違和感の正体を探ろうとした直後に…
[[派手に吹っ飛べ!!!クソおんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!]]
小型ホーミングミサイルがランスチャージの体勢に入っていた私のトールギス・ヴァルキュリアに当たる寸前で、いきなり盛大に爆発しちゃったのよ。
目の前に広がるのは真っ赤な爆炎。
そして聞こえてくるソラの叫び声。
あ、コレは危ない。
呑気に違和感の正体とか考えようとしていた私は目の前に広がる爆炎とソラの声でものすごーーーく嫌な予感を感じちゃったわ。
私は自分の感じたその嫌な予感に従って、すでにランスチャージの体勢に入っていた機体の軌道を太ももの補助バーニアを最大噴射させる事で無理矢理にずらしたわ。
嫌な予感に従ったその咄嗟の判断はモノの見事に正解だったわ。
[[死に腐りやがぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!]]
眼前に広がる爆炎を突っ切って、暗緑色の巨体にピンク色の1つ目をぐぽーんと光らせた機体が…ソラのザク・リヴァイブが左腕に取り付けたピアッシングシールドを腰だめに構えながら突撃して来たの。
小型ホーミングミサイルの爆炎を目眩まし代わりに使った突撃。
でもその突撃はちょっと遅かったわ。
自分の感じた嫌な予感に従った咄嗟の判断で、私はとっくに機体を翻らせてソラの突撃の攻撃範囲からは離脱しちゃってるんだもん。
「残念!せっかくの奇襲だけどちょっとだけ遅かったわね!」
それにしても遮蔽物もナニも無い空中戦で小型ホーミングミサイルを着弾寸前で自爆させて、その爆炎を目眩ましに使って奇襲して来るなんて、相変わらず変なコトを考えるわね。
変なコトだけど…あとちょっと突撃のスピードが速かったら危なかったかも。
そう…例えば“soar”を使った突撃だったりした…ら……“soar”を使った突撃?
どうしてソラは今の一連の攻撃で“soar”を使わなかったの?
最後の突撃が“soar”だったら、いくら咄嗟の判断で回避行動に入っていたとしても、当たっていたかもしれないのよ?
“soar”を発動させた時の爆発音みたいな音で突撃を悟らせないため?
ううん。
それは無いわね。
だったさっきの一連の攻撃の時には、小型ホーミングミサイルの爆発で辺り一面には凄い音が鳴り響いていたんだもん。
“soar”を発動させた時の爆発音なんて、小型ホーミングミサイルの方の爆発音に紛れちゃってよっぽど耳が良くない限りは聞こえたりはしないわ。
ならどうしてソラは“soar”を使わなかったの?
おかしいわ。
あきらかにおかしいわ。
“soar”を使うべきタイミングで“soar”を使わない。
何なの?この違和感は…?
違和感…?
そうよ…。
さっきから違和感ばっかり。
ブーステッドバーンを使う直前の軌道のぶれ。
牽制射撃の精度。
小型ホーミングミサイルを発射した時の物足りなさ。
そして“soar”を使うべきタイミングで“soar”を使わなかったコト。
何なの?この違和感は?
ナニかが足りない…。
ソレはハッキリとわかるのよ。
でもその“ナニか”が“ナニ”なのかがわからない。
この違和感の正体は一体………。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
そう言えば私は運営様曰く古戦場で10箱未満の方々がメイン層な中、ただひたすらにまるで修行僧の如く45箱以上掘る異常者の1人だったりしております。
いや、だって10箱とか予選で終わるじゃありませんか…。
愚痴はさておき…次回、絵里さんの感じた違和感の正体とは…。
皆様は違和感の正体にお気付きでしょうか?
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
“μ's”全員集結までもう少し…皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。