ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
最近作った1番美味しかった料理は鶏肉とキャベツの味噌炒めなQooオレンジでございます。
そろそろ冷やし中華とか食べたいですねぇ…。
私事になりますが、活動報告にてたまーに作成したガンプラを乗せたりしております。
基本的には素組のモノをリペイントした程度のモノや、簡単なミキシングをしたモノでございます。
ガンプライブにも登場する機体があったり無かったりしておりますので、ステイホームでお暇な時間がございましたらご覧下さいませ。
今回も絵里さんsideのお話となります。
いよいよ決着…?
それでは 第8話A「夢の欠片」そのなな⑬ 始まります。
「そうね…私がソラに勝ったら…」
[[俺に勝ったら…?]]
“私がソラに勝ったら”
私が出したその答えは…
「んふふ♪特別に“μ's”に入ってあげるわ♪」
そう。
“μ'sに入る”
ソレが私が出した答え。
[[へ?]]
そんな私の答えがよっぽど予想外だったのか、ソラはどこかの音ノ木坂学院が誇りたくはないけど誇っちゃう的なコトで有名な某アホの子みたいにすっとんきょうな声を出してぽかーんとしていたわ。
「だーかーらー!私が勝ったら“μ's”に入ってあげるって言ったの!閉店覚悟の出血大サービスなんだから泣いて感謝しなさいよね?」
今の言い方だとちょっとにこっぽかったかしら?
ソレはソレとして…あのね?ほんとはね?“これから先の人生、私とずっと一緒に居てください。”とか、プロポーズみたいなコトを言っても良かったかな?なんてコトも内心ではちょっとだけ思ってるのよ。
けどソレをここで言っちゃうのは何だか違う気がしたのよね。
希やにこに対してフェアじゃないって言うのもあるし、あとは……うーん……もう1つの理由はちょっとうまく説明できないかも?
あ♪そうそう♪あとは1週間くらい2人きりで個室に籠って欲望の赴くままにあーんなコトやこーんなコトをエロエロと色々としちゃおっ♪とかでも良かったのかも♪
まぁソレを叶えちゃったらR-18版に移動になっちゃうからやっぱり言わなかったけど。
[[なんだよソレは。それじゃ勝っても負けても結局は“μ's”に入るってコトじゃねぇーか。]]
久しぶりにちょっとだけR-18方面に脱線しそうになるところをグッと堪えていると、いつの間にかぽかーん♪状態から立ち直ったソラが見慣れた苦笑いをその顔に浮かべながらこちらへとそう言ってきたわ。
そんなソラに対して私はと言うと…
「そうよ?悪い?」
えっへん♪って感じで胸を張って“悪い?”って言い返してあげたわ。
無理難題を吹っ掛けられるよりは良いと思うんだけど?
あ♪それともアレかしら?
やっぱり健全な男の子的にはえっちなお願いをされちゃうかも♪とか期待しちゃったのかな♪
んっふふ♪えっちなコトなんて言ってくれれば何時でも何処でもオールウェイズでかもーんよ♪と、またまたえりーちかの脳内劇場でR-18方面に脱線しかけていたら…
[[んにゃ、悪くはねぇ。悪くねぇ所か…]]
ソラはいつもの苦笑いを引っ込めると、ナニか悪巧みを思い付いた時のようなニヤリとした笑みを見せながら…
[[最高だろ?]]
っと、短く一言だけそう言って来たの。
「えぇ。最高よね?」
[[あぁ。最高だよ。]]
勝っても負けても、そのあとに待ち受けている結末は“最高”の結末だけ。
それってさ…
「ほんと、最高だわ。」
最高で最高で最高で。
いっぱい言い訳をして、いっぱい嘘を付いて、今までずっとずっと逃げ続けて来た私なんかにはもったいないくらいに最高で。
思わず泣いちゃうくらいに最高で。
それって、とっても、とっても、とーっても、素敵なコトよね。
だから、そんな素敵な“最高”の結末を迎えるために…
「それじゃそろそろ決着を付けましょうか!私とアナタのこの2人きりの戦いに!」
[[おうよ!歯ぁ喰い縛って気合い入れてぇ…覚悟キメてかかって来いやぁ!!!!!!]]
「ブーステッドバーン!!!ラストブリット!!!!!」
自爆覚悟で放つ“4回目”のブーステッドバーン。
それが“最高”の結末を迎えるために私が選んだ最後の手段。
私はソラとの会話の間に発動準備を整え終えていたその“4回目”のブーステッドバーンを発動させるべく、右のアームレイカーのトリガーをカチリと引いたわ。
「んっ!」
その瞬間、蒼穹の戦場に響き渡るは天をも揺るがす轟音。
轟音の発生源はトールギス・ヴァルキュリアの両肩に取り付けられている2基のスーパーバーニア。
そう…予想通りと言うべきか、やっぱりと言うべきか、当然と言うべきか、トールギス・ヴァルキュリアのスーパーバーニアは“4回目”のブーステッドバーンの衝撃に耐えきれず盛大に爆発しちゃったわ。
そしてその爆発は…
「っけぇぇぇぇぇ!!!ヴァルキュリアァァァ!!!!!」
これまでのブーステッドバーンやソラの“soar”での加速が児戯に見えちゃう程の圧倒的な加速力を産み出したわ。
もちろんこの身に襲い掛かってくるGも今までのソレとは比べ物にならない、まさに殺人的とも言うべきモノなのよね。
シートに押し付けられた身体のあちこちから聴こえてくるのはギシギシと言うナニかが軋む音。
コレってきっとバイタルエラー判定ギリギリの状態よね。
普通の人なら痛くて苦しくて耐えきれずに意識をポイっ♪って感じで手放しちゃうんじゃないかしら?
でもね?
残念ながら私は…絢瀬 絵里は…かしこいかわいいえりーちかは……普通の人じゃ……………ないのよぉぉぉぉぉぉぉぉん♪
だってえりーちかは…
「シュトゥゥゥゥゥゥゥルムゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!」
えりーちかは…
[[チィィィ!]]
痛いのだぁぁぁぁぁぁぁいすきっ♪な♪マ♪ゾ♪ヒ♪ス♪ト♪さん♪
なんだもん♪
しかもね♪先頭に“ド”の付いちゃうタイプの♪♪♪
いっやーん♪イッちゃった♪じゃなくて言っちゃった♪♪♪
乙女の秘密♪カミングアウトしちゃった♪♪♪
なんかメタい話、とっくの昔にこの世界線のえりーちかの性癖関連のコトは色々とバレバレな気もしちゃってたけどとうとう本編で明確にはっきりとくっきりとイチモツ隠さずじゃなくて1文字も隠さないで大発表しちゃった♪♪♪
しかもよ?
さっきまで割りとシリアスに最高の結末を~♪とか言ってた最終局面のこの状況で最後の切り札の4回目のブーステッドバーンを使った直後でのカミングアウトよ♪
カミングアウトのタイミングとしては最高のタイミングよね!
どの辺りが最高のタイミングなのか言ってみろや!ドM!!!とか言われちゃうと困っちゃうくらい最高のタイミングよね!
と、かしこいかわいいえりーちか驚愕のカミングアウト!を身体のあちこちからナニかヤバめの軋む音がしちゃってる真っ最中に内心でしちゃいながらも、私は右手に握る大型ランスをしっかりと構えて真っ直ぐにソラのザク・リヴァイブへと突進していったわ。
ちなみに左手に握っていた大型シールドは4回目のブーステッドバーンを発動させた直後に手放しちゃった♪
だって少しでもウェイトを軽くして加速のスピードを上げたかったから♪
どうせこの一撃が決まらなかったら、スーパーバーニアが吹き飛んで飛行能力を失ったヴァルキュリアは海面へとまっ逆さまなんだもん。
そうなったらシールドがあっても意味ないもんね♪
そんな大型シールドを手放して捨て身状態の自爆技なランスチャージは瞬く間にソラのザク・リヴァイブへと迫って行ったわ。
対するソラは未だに“soar”を発動させるコトもせずに、ピアッシングシールドの取り付けられた左腕を腰だめに構えて滞空し続けていたの。
自爆覚悟の4回目のブーステッドバーンが産み出した加速力が凄す過ぎて流石のソラでも反応できなかった?
それとも………またナニかを狙っている?
一瞬だけ心の中によぎるそんな疑念を振り払って、私は右手に握った大型ランスの切っ先をザク・リヴァイブのコクピット目掛けて突き刺そうとしたわ。
コレで終わり。
そう思ったその時…
[[っしゃぁ!ソコだぁぁぁぁぁ!!!!!]]
ソラのザク・リヴァイブが動いたわ。
けど今さら動いてももう遅いわ。
今から“soar”を発動させたとしてももう間に合わないわ。
どう足掻こうがこの手に握られた大型ランスがザク・リヴァイブを貫くって結末は変えられない。
私はこの瞬間、確かに勝利を確信したわ。
そしてその確信は揺るぎ無い確かなモノのハズだったわ。
そう…揺るぎ無い確かなモノの“ハズ”だった…。
勝利を確信したこの瞬間。
敗北が決まったと思われていたソラが起こした一連の行動は私の予想を上間って来たわ。
ソラは腰だめに構えていた左腕の掌を、今まさにザク・リヴァイブを貫こうとしていた大型ランスの切っ先へと自ら突き出したの。
ソレはまるでデスティニーガンダムのパルマ・フィオキーナや、ゴットガンダムのゴットフィンガーのような動作だったわ。
デスティニーのパルマみたいに左手の掌にナニか仕込んであるの?そうも思ったけど、そんなコトは一切無く、ヴァルキュリアの大型ランスは易々と突き出されたザク・リヴァイブの掌を貫いたわ。
ソラの突然の不可解な行動を訝しげながらも、私は構わずに突き出された掌を突き破ってそのままザク・リヴァイブのコクピットを貫くこうとしたんだけど…
[[“Accel”!!!]]
このタイミングでソラは“soar”を発動させたわ。
“soar”を使うのがあまりにも遅すぎる。
そう思った。
けどそうじゃなかった。
遅すぎるどころかこれでもかってくらいに最高のタイミングだったわ。
“soar”の発動により加速を始めるザク・リヴァイブ。
その加速によって、大型ランスは掌を突き破って狙っていたコクピットを貫くよりも早く、ザク・リヴァイブの左肩の付け根まで深々と突き刺さりそのまま貫通しちゃったの。
「何のつもり?!そんなコトしたって!」
[[意味なんざねぇーってかぁ!けどなぁ!コレで…]]
大型ランスが肩の付け根まで深々と突き刺さり貫通した状態で、ソラは強引に左腕を外側へ動かしたの。
[[アンタの自慢の槍はもう使えねぇ!!!]]
「なっ!」
そう。
ソラの狙いはヴァルキュリアの唯一の武装である大型ランスを、腕一本犠牲にしてでも封じるコト。
でも左腕を犠牲にしてヴァルキュリアの大型ランスを封じたとしても、ソラだってこっちを攻撃出来ないわ。
無事な右腕に取り付けられていたピアッシングシールドはバトルの最中にランスチャージで弾き飛ばして今頃は海の中よ?
ソラのザク・リヴァイブじゃピアッシングシールドに内蔵してあるビームピアッサーを使わない限りは、ヴァルキュリアの装甲を貫通するなんて不可能だわ。
このままなら引き分けになっちゃう…と、そう思い始めていた矢先に私が見たモノ。
ソレは…
[[こっちも最後の切り札!切らせて貰うぜ!!!!!]]
ザク・リヴァイブの右腕。
その手首の部分にある不可解な開口部が淡い光を発している光景だったわ。
素体になっているF2ザクの腕とは違う、でもドコかで見た記憶のある形状の腕。
あの腕は…
「あっ…。」
グフの…腕…?
そうだわ!
ザクじゃなくグフの腕よ!
そうよ!ザク・リヴァイブの両腕ってグフの腕を改造したモノが取り付けられていたのよ!
そしてグフの右腕にあるモノは…
「ヒートロッド?!」
でもヒートロッドなんかじゃ耐熱処理も帯電処理もしっかり施してある私のトールギス・ヴァルキュリアの装甲をどうこう出来るワケ…
[[残念!今日の中身は別モンだ!!!]]
無い。と、思ったわ。
けどザク・リヴァイブの右腕の手首に内蔵されていたモノは私の予想とは違い、ヒートロッドなんかじゃなく…
[[カートリッジロード!!!]]
もっと凶悪なモノ。
そしてこの状況に終止符を打てるだけの力を秘めたモノだったの。
[[ぶち抜け!!!!!!]]
グフの腕が移植されてあるソラのザク・リヴァイブの最後の切り札。
ソレは…
[[ペネトレイタァァァァァ!!!!!!]]
圧縮エネルギーカートリッジを使用して放つ高威力のビームニードル。
ピアッシングシールドに仕込まれていたビームピアッサーと同じ原理のモノだったわ。
一連の不可解な行動の意味をようやく全てを理解して、“まずい!”と思った時にはもう遅かったわ。
ソラはトールギス・ヴァルキュリアのコクピットのある辺りへとそっと右手を添えると、間髪入れずに圧縮エネルギーカートリッジを炸裂させて、右腕の手首に仕込んであったビームピアッサー“ペネトレイター”を発動させたの。
身動き1つできずにその行動を見送った私は、つぎの瞬間訪れるであろう衝撃に身構えて思わずギュッと目を瞑っちゃったわ。
けど、予想していたような衝撃は一向に訪れはしなかったのよ。
不思議に思い閉じていた目を開けてみると、目の前のメインモニターに写し出されていたのは“core lost”の文字。
そう。
圧縮されたビームの針での零距離からの一撃は、コクピット内に微塵も衝撃を与えるコトもなく、私のトールギス・ヴァルキュリアの装甲をコクピットごと静かに貫通しちゃっていたわ。
[[っしゃぁ!オルゥラァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!勝ったぞぉ!ゴルゥラァァァァァァァァァ!!!!!!!!!]]
余韻もへったくれも無いチンピラ丸出しのソラの勝鬨の声が蒼穹の戦場に響き渡った直後…
<<BATTLE END>>
トールギス・ヴァルキュリアのコクピットにバトル終了を告げるシステムメッセージが流れたわ。
あーぁ……負けちゃった…。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
ようやく決着と相成りました。
まだ“μ's”の面々やソラにはカミングアウトしてはおりませんが、ここに来て本編でようやく皆様に対して限定でドMカミングアウト。
えっ?今さら?まぁまぁ、そうおっしゃらずに。
失礼。取り乱しました。
次回は戦後処理回となる予定でございます。
絵里さんの“μ's”加入に対して、海未さんの反応は…?
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
“μ's”全員集結までもう少し…皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。