ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
長年とある深刻な病を抱えていましたがついにそのとある病に対して立ち向かう事を決意しようかなぁ…等と考えておりますQooオレンジでございます。
ちなみにとある深刻な病とはガンダムタイプのガンプラ作れない症候群と言うガンプラファンにとってはある意味致命的な病だったりなかったり。
最後にガンダムタイプ作ったのは…確か初期のバルバトスだったような…。
今回も海未さんsideのお話となります。
海未さんの暴走は止まりません。
それでは 第8話B「過去と今と、そして未来と」そのなな② 始まります。
突如、平和な“μ's”に襲い掛かって来やがりました平均胸囲上昇と言う名の危機。
グダりそうにながらも私はそんな“μ's”平均胸囲上昇の危機をなんとかする為に颯爽と立ち上がったのです。
平均胸囲上昇反対!巨乳は滅びろ!と言った感じで。
するとなんと言う事でしょうか。
「なんならうちといっちょバトってみる?」
脅威の胸囲……もう一々脅威の胸囲とか言うのも面倒なので駄乳先輩でいいですか……では改めて…脅威の胸囲な駄乳先輩に喧嘩を売られてしまいました。
駄乳先輩は腰に手を当てながらその駄乳をぷるん♪っと酷く目障りに震わせて、まるで私を挑発する様にニヤリと笑いながら“バトルをしよう”とか言って来やがったのです。
最初、私は駄乳先輩の言っている意味が理解出来ませんでした。
勿論、理解出来ないと言っても穂乃果や凛、にこ先輩の様に、頭の中身の積載量が不足していて駄乳先輩の発した言語そのものを理解出来ないとかではありません。
では何故、駄乳先輩の言っている意味が理解出来なかったと言いますと…
「あは♪あはは♪あはははははは♪」
大量の脂肪の塊を胸部に積載した駄乳の権化の様な輩なんかに喧嘩を売られた。
ただ単にその事が不愉快過ぎて脳内で処理しきれなかったからなのですよ。
有り体に言えば怒り心頭。
現代風に言えばキレたから。
まぁ皆さん私が怒り狂っている事なんて態々言わなくてもわかってますよね?
そんな感じで私が駄乳先輩の挑発により、怒り狂って自身の行動が制御不能に陥って狂った様に笑っている傍らでは、呑気な事に一年生トリオが楽しく駄弁っていたりしました。
「うわぁ…海未先輩がキレすぎてイカれチ○ポになっちまったにゃ。」
「関わると怖いからほっときなさい。」
「ですねー。さわらぬ海未先輩になんとやら、だね。」
誰がイカれチ○ポですか、何が関わると怖いから放っておきなさいですか、何がさわらぬ海未先輩になんとやらですか。
取りあえずは名指しでなんとやらとか言いやがりました花陽には後でお仕置きが必要な様ですね。
主に胸囲を減らす方向性のお仕置きが。
お仕置きは決定事項として、問題は削ぐべきかもぎ取るべきかですね。
そんな感じで私のヘイトが向けられ始めている事に気付いていない様子で呑気に駄弁っている一年生トリオに向けて、駄乳先輩は再び口を開きました。
呑気に駄弁る一年生トリオに向けて駄乳先輩から発せられた言葉。
それはまたまた信じられない様な言葉でした。
「素人さんな園田さん1人を相手にしてもつまんないんは確定やから、そっちの我関せず的に呑気にダベっとる成金っ娘とバカっ娘とオマケの地味っ娘も一緒に相手したるよ?」
真姫を成金娘。
凛を馬鹿娘。
花陽をオマケの地味娘。
私の可愛い可愛い三人の後輩達を、この駄乳先輩はニヤニヤと笑いながらそう罵りやがったのです。
あと何故か私も素人さんとかディスられてしまいました。
いや、まぁ確かに私はガンプラバトルに関しては素人さんなんですが。
と、それはさておき、成金娘、馬鹿娘、地味娘と言われてしまったまきりんぱなの一年生トリオ。
この言葉には流石に呑気に駄弁っていた彼女達もカチンと来てしまった様です。
「成金…ねぇ。私、そう言われるのが1番頭に来るのよね。」
「アホって言われるのはまぁ関西だと親愛の印らしいから一応は一兆億歩譲って許してあげるよ?でもね…見下されながらバカって言われるのは凛、だぁぁぁぁぁぁいきらい!」
「どーせ花陽は地味ですよ…地味でミジンコですよ…でも…地味なミジンコでも………怒る時だってあるんです!」
三人がそれまで身に纏っていた呑気な雰囲気は一瞬で霧散し、目を吊り上げてそれぞれ怒りも顕に駄乳先輩を睨み始めたのです。
一方、まきりんぱなの三人に睨まれている駄乳先輩は未だに余裕綽々でニヤニヤしたまま平然としていやがります。
そして有ろう事か今度は…
「んっふふ♪ちみっこいクソザコナメクジちゃんが3匹揃ってなんやぴーぴーぴーぴーと煩くて敵わんわぁ♪あ♪そや♪そっちのアホでバカでマヌケな“μ's”の発起人さんもついでやからうちが身の程ってヤツを教えてあげよっか?なぁ♪アホでバカでマヌケなコウサカホノカさん?」
穂乃果に対して暴言を吐きやがりました。
ニヤニヤニヤニヤと笑いながら。
「ふぇ?」
まぁ穂乃果はにこ先輩のガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ(相変わらず名前が長いですね…)の背中に取り付けられているバックパック(ストライクガンダム系列の物なのでストライカーパックと言う奴でしょうか?)を自身のストライクガンダムに装着させて遊ぶのに夢中で、駄乳先輩からナニを言われたのかあんまりわかっていない様ですが。
と、言いますか、穂乃果が駄乳先輩の暴言に対して余り反応していないと言う事は、駄乳先輩の言葉には“悪意”は無いと言う事しょうか?
穂乃果は悪意には割りと過敏ですからね。
それに流石にここまで酷い暴言を吐きまくっていやがるにも関わらず、青空やにこ先輩が何も言わないでいるのも不自然です。
そんな青空とにこ先輩の表情はなんと言いますか…苦虫を噛み潰した様な表情でした。
同時に、ナニかを言いたげな、それでいてナニか言っても良いモノなのか?と、いったどこか戸惑っている様子でもあります。
二人のあの様子から思うに、私達が駄乳先輩と戦う事自体は反対では無い様に思えますね。
駄乳先輩と私達が戦う事にナニか意味があるのでしょうか…?
何時も通りな穂乃果の姿を見て、少しだけ冷静さを取り戻した私はふとそんな事を思ったのでした。
「 (あちゃ~。高坂さんは挑発とかあんまり意味ないみたいやね。残念♪残念♪) ま、いっか♪とりま♪クソザコナメクジなちみっこちゃん達はさっさと束になってかかってきぃやぁ♪」
…………やっぱりグダグダ考えるのは止めましょう。
駄乳先輩の思惑なんか知った事ではありません。
護国の剣を受け継ぐ一人として。
園田の家の女一人として。
そして何よりも、園田 海未と言う名の一人の女として…
「売られた喧嘩は適正価格でキッチリと買い取ってさしあげます!」
無駄に蓄えた脂肪の塊になんか負けてなるモノですか!
そして私の言葉に続く様に…
「ヤってヤろうじゃない!たかがカタギの分際でナメた口を聞いたコト!後悔させてヤるわ!逝くわよ!凛!花陽!」
「おうにゃ!ぬっこぬっこにしてやんにゃ!」
「はひ!こっめこっめにしてやります!」
真姫、凛、花陽の三人もそれぞれ殺る気満々で声を上げたのでした。
さらにはその様子をぼけーっと見ていた穂乃果も…
「よくわかんないけど穂乃果たちと副会長さんとでバトルでいいのかな?」
と、これから何をするのか理解した様で、にこ先輩から勝手に拝借して取り付けて遊んでいたバックパックを自身のストライクガンダムから取り外して、ガンプラバトルの準備を始めたのでした。
「それでいいんです!さぁ!逝きますよ!穂乃果!あの忌々しい駄乳を斬って刻んで!トドメに脳天をぶち抜いてヤりますよ!!!」
「はーい!がんばりまーす!」
ふっふっふ♪
泣いて詫びを入れて来やがるまで囲んでたっぷりとじっくりと時間を掛けて徹底的にぼこぼこにしてやりますよ!
「えーっと…アレはほっといていいのかしら?」
「いいんじゃないの?ほっとけば。」
「ほっといてもほっとかなくても、まぁ一撃で終わりだろうしな。」
「凶悪だもんね。希のアレ。」
「凶悪ね。希のアレは。」
「凶悪だな。希さんのアレは。」
「んっふふふふふふ♪さぁ~て♪希おね~さんと一緒に楽しい楽しいガンプラバトルのはじまりはじまりやん♪」
売られた喧嘩を適正価格で買い取った私とまきりんぱな+穂乃果の四人は、出撃登録を済ますべく我先にと争ってGPカウンターへと群がりました。
そんな殺気立っている私達を出撃登録をしてくれる受付のお姉さんは苦笑いで出迎えてくれ、手早く全員分の登録を済ませてくれました。
そしてなんとも言えない微妙な顔で私達を見ている青空やにこ先輩(と忌々しい以下略な生徒会長)に見送られながら、指定されたガンプラバトルシミュレーターの筐体へと乗り込んだ私は、サクサクと出撃準備を整え終えると愛機であるジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)を駆り、颯爽と駄乳討伐の為に出撃したのでした。
発信ゲートを飛び出した先に広がっていたのは漆黒の宇宙空間。
今回のバトルフィールドは毎度お馴染みの宇宙ステージの様ですね。
問題は何かしらのギミックが存在しているかどうかです。
まぁそこら辺の事は花陽にでも聞けばすぐに答えが帰って来ますね。
その様な事を考えながらジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)のスラスターを噴かして暫く宇宙空間を進んでいると、広域モードに設定していたレーダーに青い光点が四つ灯りました。
そして同時にモニターにもこちらへ向かって来る四つのスラスター光が映し出されたのでした。
どうやら穂乃果達も出撃して来た様ですね。
まだ通信妨害は……されていませんね。
ミノフスキー粒子やGN粒子等と言う電波を妨害する謎の粒子の濃度やニュートロンジャマーなる謎装置の影響もレーダーや通信に干渉する程強くはありません。
と、言う事は、このある程度距離の離れた状況でも問題無く通信が届くと言う事です。
そう判断した私は早速穂乃果達四人に通信を送るべく、サブコンソールをぽちぽちと操作します。
斬った張ったの行いをするバトル自体には大分慣れて来てはいますが、この手の通信設定等の操作は未だに慣れませんね。
そんな訳でやや苦心しながら通信を穂乃果達四人へと繋げ様としていると…
[[ぽちー?これで海未ちゃんに通信できるの?]]
<<できるー。もんだいなーし。>>
[[そっか!ありがと!えーっと…おーい!海未ちゃーん!聞こえるー?]]
こちらが通信を送るよりも先に、穂乃果から通信が送られて来たのでした。
コクピットに響く呑気な穂乃果の声を聞きながら、私は一瞬だけ穂乃果が私よりも先にやや煩雑な操作を済ませてこちらへと通信を送ってと言う事実に少しだけショックを受けてしまいました
ですが、良く考えれば穂乃果には電子精霊が…ぽちが居たのでしたね。
通信位ならば穂乃果が一声ぽちへと指示を出すだけで、細かい操作をする事なくすぐに繋げてくれるのですよね。
別に細かい操作で私が穂乃果に負けた訳ではありませんよね?
大切な事なのでもう一度言いますが、別に私が細かい操作で穂乃果に負けた訳ではありませんよね?
[[アレ?海未ちゃーん?聞こえてるー?ねぇーぽちー?これってホントに海未ちゃんに通信繋がってるの?]]
<<うぇーい。もんだいなくつながってるー。>>
っと、そうでした。
穂乃果から通信が送られて来ていたのでしたね。
細かい操作で穂乃果に負けてしまった訳ではありません!とか考えてる場合ではありませんでした。
我に返った私はサブコンソールに表示された通信の受信の可否を許可するボタンの“YES”の方をぽちりと押して、穂乃果からの通信を繋げます。
すると、メインモニターの邪魔にならない端の方に小さなウインドが開き、そこに見慣れた何処かアホそうな穂乃果の顔が映し出されました。
[[あっ!繋がった!おーい!海未ちゃーん!]]
「穂乃果、大きな声を出さなくてもちゃんと聞こえていますよ。取りあえずはこちらへと合流して下さい。駄乳先輩討伐の為の詳しい作戦はそれから話し合いましょう。」
[[だにゅーせんぱい?]]
「えぇ。駄乳先輩です。あぁ、それとぽちに指示を出して真姫達にも通信を繋げて下さいね。」
通信等の細かい事は私がやるよりも、電子精霊持ちに任せた方が早いですから。
適材適所です。
決して丸投げする訳ではありません。
そう!適材適所って言ったら適材適所なのです!
[[はーい!えっと、それじゃぽち!真姫ちゃんたちにも通信お願い!]]
<<りょーかーい。>>
通信モニターの向こう側の穂乃果は、私からの指示を早速実行してくれました。
これで電波妨害やミノフスキー粒子等のガンダム的な謎要素の影響が出るまでは通信に関しては問題ありませんね。
後は機体間でのデータリンクは…全員と合流してから設定しても大丈夫ですね。
そこら辺の事は花陽が得意なので丸投げ…ではなくお任せしてしまって問題ありませんし。
そうこうしている内に、メインモニターには穂乃果の映る通信ウインドの他に三つの通信ウインドが映し出されていました。
どうやらちゃんと真姫、凛、花陽とも通信が繋がった様ですね。
新たに開いた三つの通信ウインドにそれぞれ映る真姫、凛、花陽の三人の様子は、出撃直前の怒り心頭で猛り狂っていた様子からは少しだけ落ち着いた様ですが、それでもまだまだ今回の標的である駄乳先輩に対して鼻息も荒く大いに憤慨している様です。
実に殺る気があって大変によろしいですね♪
さて、そんな殺る気満々の真姫達三人と、殺る気は満々ではありませんがやる気はある穂乃果の合計四人がこちらへと合流するまではまだ幾許くかの時間があります。
その間、私はあの駄乳先輩をどうやってぶちのめすかを考えるとしましょうか。
駄乳先輩の機体は確か一番最初のガンダム“機動戦士ガンダム”に登場したジオン軍の量産型モビルスーツ“ドム”を素体にして機体だった筈ですね。
固有の機体名称は“ドム・ハーミット”。
ハーミットとは英語で隠者や世捨人を意味していたと思いますが…。
何故にハーミット…隠者や世捨人なのでしょうか?
ガンダム的にはハーミットと言う名には何かしらの意味があるのでしょうか?
相変わらずガンダム知識が決定的に足りない私ではそこら辺の判断が出来ないのが痛いですね。
まぁ合流したらハーミットと言う名にガンダム的な意味があるのかどうかは花陽にでも聞く事にしましょう。
今回の出撃メンバーでガンダムについて一番詳しいのは間違いなく花陽ですからね。
それにしても…
「ドム、ですか…。」
私は小さな声でそう呟くと、頭の中で機動戦士ガンダムに登場していたドムの姿を思い浮かべました。
頭の中で思い浮かべたドムの姿はなんと言いますか…全体的に太めな姿をしていて、その姿はまるで…
「駄乳先輩にそっくりですよね。」
そう。
ドムは駄乳先輩にそっくりなんですよ。
全体的な雰囲気と言いますか、フォルムと言いますか、兎に角ドムは駄乳先輩に似ていたのです。
ドムを擬人化とかしたら駄乳先輩になりそうですよね。
あれ?そう言えば………私は駄乳先輩のドム・ハーミットについて、ナニか大切な事を忘れている様な気が…………?
ナニかこう…戦略的に決して忘れてはいけない事だった様な……。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
この世界線での希さんとドムとの関係?は、希さん生誕祭特別編を一度ご覧下さいませ。
次回も海未さんsideのお話となります。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
“μ's”全員集結までもう少し…皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。