ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

古戦場中なQooオレンジでございます。
誰もが望まぬ古戦場。
しかし誰もが望む古戦場(の勲章の報酬)。







今回も海未さんsideのお話となります。











それでは 第8話B「過去と今と、そして未来と」そのなな⑤ 始まります。




















第8話B「過去と今と、そして未来と」そのなな⑤

凶悪議論に一区切りを付けて改めてテーブル席へと腰を落ち着けた私は、グダり出してしまう前に駄乳先輩に対して何か言いたそうな一年生トリオへと取りあえずナチュラルに青空の財布を渡して適当に飲み物と軽くつまめる物を買いに行って貰いました。

 

みんなが集まった時の飲食代は青空持ち。

 

これが最早私達“μ's”の中ではすっかりと定着しちゃいましたね。

 

あと唐突に一年生トリオが買い出しへ…と言うのは、決して人数が増えると書くのが大変だからとかメタい理由ではありませんよ?

 

ありませんったらありませんからね?

 

あの子達が下手に会話に参加して来るとグダり出す可能性が高いから買い出しへと行って貰っただけですからね?

 

そんな買い出しへ向かう一年生トリオを笑顔で見送りながら、駄乳先輩は早速とばかりに先程ナニが起こったのかを説明し始めてくれました。

 

「まずはガンプラバトルどころかガンダムも色々と初心者な園田さんに質問するけど、園田さんはサテライトキャノンって知っとるかな?ガンダムXって作品に出てきたヤツなんやけど?」

 

「ガンダムX?サテライトキャノン?」

 

なんですか?それは?

 

サテライトは日本語では衛星で、キャノンは同じく日本語では大砲ですよね?

 

衛星大砲?

 

衛星砲と言った方が語呂は良さそうですね。

 

サテライトキャノン…衛星砲…ですか…うーん…?

 

駄目ですね。

 

サテライトキャノンと言う単語に聞き覚えがありませんね。

 

聞き覚えが無いと言う事は、恐らくですが私が視聴を終えた機動戦士ガンダムの中にはサテライトキャノンと言う単語は存在してはいなかったと言う事です。

 

衛星砲と言う言葉から連想するなら、宇宙空間での居住スペースであるスペースコロニーを改造して作られた兵器“コロニーレーザー”が近いのでしょうが…。

 

コロニーレーザーですか…うーん…そう言えば先程の駄乳先輩の超高火力の一撃はコロニーレーザーの様な物凄い威力でしたね。

 

ならばサテライトキャノンとはコロニーレーザーの一種と考えれば良いのでしょうか?

 

ですが…基本コロニーレーザーとはかなり巨大な兵器の筈ですよね?

 

間違ってもガンプラのサイズ…一般的なモビルスーツのサイズに搭載出来る様な兵器では無い筈です。

 

私が駄乳先輩の語ったサテライトキャノンと言うモノについて思考を巡らせていると…

 

「お~い?園田さ~ん?サテライトキャノンのコト知らんかったら知らんでも別にえぇんよ?そもそも昨日今日ガンダム見始めた子がいきなりXのコトとか知っとるとも思えんし。」

 

対面に座っていた駄乳先輩が苦笑いを浮かべながら再び話し掛けて来ました。

 

「で?園田さんはサテライトキャノンは知らないってコトで話を進めて良いかな?」

 

「はい。それで構いません。私はまだ最初のガンダムしか視聴を終えてはいませんので、その“サテライトキャノン”?と言う名前には聞き覚えが全くありません。」

 

「あー、そんなしょんぼりせぇ~へんでもえぇんよ?知らんモンは知らんで仕方ないんやしぜんぜん問題ないんよ?」

 

「はぁ…。そう言うモノでしょうか?」

 

「そう言うモンやねん♪で、まぁまずは軽~くガンダムXについて説明しとこうかな?ガンダムXっちゅ~んは俗に言う平成三部作の最後の1つで、1人の男の子が惚れた女の子のためにあれやこれやとめっちゃがんばルビィするって感じのガンダム作品にしてはちょっと珍しいポーイミーツガール的なヤツなんよ。」

 

ボーイミーツガール的なヤツですか?

 

そう言われても何と言いますか…今一こうピンと来ませんね。

 

「んっふふ♪まぁ園田さんが見とる宇宙世紀系のガンダムとはひと味違う感じのヤツやから、あとで見てみるとえぇよ?Xは基本ハッピーエンドやしね♪でな?ガンダムXっちゅ~んはそのガンダムX…だとガンダムXばっかりになってワケわかんよぉ~になっちゃうかな?え~っと、ガンダムXってモビルスーツは今話した平成三部作最後の1つの新機動戦記ガンダムXに登場する機体で、初期の主人公機になるんよ。」

 

「機動戦士ガンダムで言う所のガンダムと言う訳ですね?」

 

「そ♪まぁガンダムXの場合は途中で改修されたり新型に乗り換えたりするんやけどね。それは実際にあとで見て貰うとして、サテライトキャノンって言うんは、ガンダムXに搭載されている超高火力兵器なんよ。どんだけ超高火力かって言うんとな?コロニーを1発でぶっ壊せてしまう程度には超高火力なんよ?」

 

「へ?コ、コロニーを1発でぶっ壊してしまう…ですか?!」

 

コロニーってスペースコロニーですよね?

 

かなり…と言うか相当大きなモノですよね?

 

それを1発でぶっ壊す…?

 

「うん。コロニーをたった1発でぶっ壊しちゃうなんてほんとスゴいよね?でももちろんそんなんスゴい超高火力の兵器なんか単体での運用はできないんよ。お月さまにあるマイクロウェーブ送信施設からスーパーマイクロウェーブシステムを利用してエネルギーを受信してぶっ放せるんよ。」

 

「あ、制限があるのですね…そうですよね。制限が無ければ恐ろしい事になりますもんね。」

 

「うん。園田さんの言う通り、ガンダムX作中のサテライトキャノンにはマイクロウェーブを受信できんと使えないって制限があるんよ。で、ざっくりとやけどサテライトキャノンについての説明はオッケーかな?」

 

「はい。外部からエネルギーを供給して貰い超高火力の一撃を放つ兵器と言った感じかなぁ…と。」

 

「うんうん♪色々と細かいコトにツッコミ入れとったら先に進まんから、とりまそのくらいの認識で大丈夫やね♪でな?うちがなんでサテライトキャノンの話をしたかって言うとな?まぁぶっちゃけうちのハーミットにもこのサテライトキャノンが積まれとるんよ?正確にはサテライトキャノンやなくてバッタもんのサテライトランチャーの方やねんけど。」

 

「サテライトキャノンのバッタもんのサテライトランチャー?が積まれている……あっ!」

 

先程のバトルで駄乳先輩が行った超長距離からの超高火力での一撃殲滅。

 

それを成したのはサテライトキャノン…ではなく、サテライトキャノンのバッタもん?のサテライトランチャーなのですね!

 

成る程…確かにスペースコロニーを一撃で破壊してしまえるだけの火力があれば、先程のバトルでの様な事も可能です。

 

「って言うんか、園田さんもうちがサテライトランチャー(さらに正確にはサテライトリボルバーやねんけど)をぶっ放せるんは知っとるハズやねんけど?ほら?ちょっと前に大量のハイ・モックが湧いた時に見とったハズやよ?」

 

「へ?私も見た事があ…る………あ。」

 

そー言えば…………なんか背中のヤドカリ?から大きな砲身を展開してドン引きするくらいに高火力の一撃をぶっ放していたよーないなかったよーな…

 

「あーーー。その顔は忘れっとた?」

 

「………忘れてました…。」

 

長年、穂乃果と共に行動して来ていて、穂乃果の穂乃果に感染してしまっているからなのでしょうか…私とした事がアホ極まりない事に駄乳先輩が超高火力の一撃をぶっ放していた事をすっかりと忘れてしまっていました…。

 

出撃直後に駄乳先輩討伐戦の作戦として、近接戦闘を主軸にした作戦を考えていた時に感じた嫌な予感はコレだったのですね…。

 

「まっ、忘れてしまっとったんはしゃ~ないんやないん?ぶっちゃけうちとしては小泉さん辺りがチョットマッテテー!とか言ってうちのサテライトリボルバーのコトを長々とグダグダと誇張を加えてムダに説明してくれとるかな?とか思ったけど。」

 

「うぐっ?!」

 

た、確かに…花陽は近接戦闘主軸の作戦を説明している時にナニかを言おうとしていました…。

 

していましたが………グダグダしやがると思ってこれっぽっちも聞く耳を持っていませんでした…。

 

丸々一話を使ってグダグダしたグダグダのせいで、まさか花陽の説明を遮る結果になるだなんて…!

 

「ちなみにうちのドム・ハーミットに積まれとるんサテライトキャノンはバッタもんのサテライトランチャーの方で、ソレをあれやこれやと改造しまくってマイクロウェーブを受信せぇ~へんでも最大36発はほぼノータイムで連射できてるんよ♪」

 

「は?」

 

さんじゅーろっぱつをほぼのーたいむでれんしゃ?

 

あのちょーこーかりょくを?

 

さんじゅーろっぱつをほぼのーたいむでれんしゃ?

 

「その名もズバリ♪サテライトリボルバーって言うんよ♪ドヤ♪スゴいやろ♪」

 

駄乳先輩は話してくれたネタバレに対して、私はあまりの事にぽかーんと開いた口が閉じなくなってしまっていました。

 

アレだけの超高火力をほぼノータイムで最大36連射可能。

 

その事実は余りも凶悪で。

 

そして、私はぽかーんとしながらも理解しました。

 

どうして青空やにこ先輩、忌々しい以下略な生徒会長が駄乳先輩を凶悪だと口を揃えて言っていたのか。

 

「な?だから言っただろ?希さんのアレは…サテライトリボルバーは凶悪だって。」

 

「えぇ。凶悪よね、確実に」

 

「あんなクソチート染みたヤツ!凶悪過ぎるに決まってるわよ!」

 

そう。

 

理解してしまったのです。

 

理不尽を主に胸部の辺りに脂肪と共にこれでもか!と詰め込んだ凶悪な存在。

 

それがこの目の前でにこにこと楽しそうに笑っていやがる東條 希と言う名の先輩だと言う事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理不尽で凶悪な存在。

 

その名は駄乳先輩こと東條 希さん。

 

ネタバレと共に色々と私がやらかしていた事も判明したりした東條先輩との話を終えた私は…

 

[[はいは~い♪みんな希おね~さんのお話ちょいと聞いたってな?]]

 

何故か再び愛機ジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)を駆り、件の理不尽で凶悪な存在な駄乳先輩こと東條先輩と共に星空の戦場へと出撃していたりしました。

 

[[はーい!]]

[[にゃ。]]

[[なんで私まで…。]]

[[まぁまぁ真姫ちゃん♪そー言わずに♪ね♪]]

 

もちろん穂乃果とまきりんぱなの一年生トリオも一緒です。

 

穂乃果は相変わらずヤル気満々ですね。

 

さて、そろそろどうして私達が東條先輩と共に再び出撃しているかについての説明をしておきましょうか。

 

グダグダしてしまう前にざっくりと説明してしまうと、理不尽な存在と言われて憤慨した東條先輩が自分よりも青空の方が余程理不尽な存在だと証明する為に私達を伴って出撃した…と、言った感じになります。

 

そして今回、私達が六人で立ち向かうのは、東條先輩が自分よりも理不尽な存在だと言っていた青空とその愛機ザク・リヴァイブです。

 

しかも忌々しい以下略な生徒会長と戦った時の様にアイリ抜きとかではありません。

 

最高位電子精霊のアイリのサポートをフルに受け、今までの様に間に合せの機体ではなく本来の機体を使用した元世界チャンピオン。

 

所謂“本気”の青空が今回の私達の相手なのです。

 

まぁ青空のザク・リヴァイブは忌々しい以下略な生徒会長のガチムチ防御特化なトールギス・ヴァルキュリアとは違い、ある程度の威力の攻撃が当たればちゃんとダメージを与えられるのでもしかしたら私達でもワンチャン…なんて事があるかもしれません。

 

ちなみにこの場に居ないにこ先輩と忌々しい以下略な生徒会長の二人は、コンビを組んでバトルロイヤルの方へと出撃して行きました。

 

今頃は二人で無双しているのではないでしょうか?

 

[[さぁ~て♪それじゃちょいとみんなで力を合わせて理不尽な存在ってヤツに抗ってみよっか♪とりま小泉さんは電子精霊ちゃん達にお願いして機体間でのデータリンクとかもろもろをして貰おっか?頼めるかな?]]

 

[[はひ!そんなコトはそら先輩相手に近接戦闘しやがれ!とか言われるよりもよっぽど簡単な朝飯前には一升飯なんで問題なっしんです!と、言うワケで…うーちゃん!みんなとのデータリンクと通信のサポートをよろしくよろしくでっす!]]

 

<<よろしこよろしこでりょーかーい。>>

 

[[ん♪ありがと♪ミノ粉はそんなんガッツリばらまくつもりはないん、今回はこれで細かい設定とかは問題ナシやね…さてさて、お次はどんな作戦でそらっちを迎え撃つか…やね♪]]

 

[[作戦もナニもさっきの副会長のヤバい砲撃で一方的に吹き飛ばしたらイイんじゃないの?]]

 

[[んにゃ。ありゃ台風みたいな天災系の攻撃だから流石にそら先輩でもイチコロにゃ。]]

 

[[うんうん!副会長さんのさっきの攻撃!スゴかったもんね!アレならそら君でもイチコロだよ!]]

 

私が今頃はバトルロイヤルで楽しく無双しているであろうにこ先輩と忌々しい以下略な生徒会長の事を考えていると、いつの間にか話題は青空をどうやって迎え撃つかと言うモノになっていました。

 

通信モニターの向こう側で顎に手を当てて考える素振りを見せる東條先輩に対して、真姫と凛、そして穂乃果の三人は先程の超高火力の一撃“サテライトリボルバー”での超遠距離砲撃で一方的に吹き飛ばしてしまえと提案をしました。

 

確かに真姫達の提案も一理あります。

 

ですが、青空を相手にその戦法を使うのがアリかナシかと言われたら…

 

「私は反対です。」

 

ナシです。

 

「確かに東條先輩のサテライトリボルバーを使った超遠距離砲撃は有効な戦術ではあります。ですが青空相手にそれが単発で通用するとは到底思えません。」

 

青空ならば高エネルギー反応を感知してからでも十分に“soar”を使った機動力でサテライトリボルバーでの超高火力の連続砲撃ですら避けきってしまうと思うのですよ。

 

と、言いますか、サテライトリボルバーの連射で青空を倒せるのだとしたら、東條先輩が青空を自分よりも理不尽な存在だ等とは言わない筈です。

 

[[はひ。私も戦術に副会長さんのサテライトリボルバーを組み込むコト自体は賛成だけど、ソレを主軸にって言うのは反対です。そら先輩がサテライトリボルバーの存在を知らなかったら真姫ちゃんたちの言うように超遠距離から問答無用で吹き飛ばしても良かったんだけど…。]]

 

「花陽の言う通り、超遠距離から強烈な攻撃が連続で来るとわかっているなら、青空ならば確実にその攻撃を回避しまくってこちらへとドンドン近付いて来ますよ。」

 

[[うん。そこら辺はうちも園田さんと小泉さんと同意見やね。]]

 

[[ならさっきのスゴい攻撃…えーっと、サテライトリボルバー?は使えないの?]]

 

[[スッゴい大砲持ってても使えねーとかネコに万札だにゃ。]]

 

[[あのねぇ…ネコに万札ってナニよ?ネコに万札って?それを言うならネコに小判でしょ?]]

 

[[小判なんてんなモンここら辺にはねーにゃ。]]

 

「はい!そこまで!グダグダは禁止ですよ!」

 

[[チッ!だにゃ。]]

 

全く。

 

隙あればグダグダしようとして…。

 

[[んっふふ♪星空さんは相変わらず元気マンマンやね♪園田さんも色々とごくろ~さまやん♪さぁ~て♪本格的にグダグダしちゃう前にナニか作戦あげなアカンなぁ……うーん…うーん…ど~しよっかなぁ…ん?おおっと♪コレならワンチャン行けるんかも?ってなワケで…なぁなぁ♪こんなんど~やろか?]]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。

サテライトキャノンやサテライトランチャーは実はビーム兵器ではないかも?との記述を見掛けましたが…どうなのでしょうか?
有識者の皆様、何かご存知でしたら是非ご教授下さいませ。

次回も海未さんsideのお話となります。
VSソラ。



次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
“μ's”全員集結までもう少し…皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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