ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

最近は体調があまり芳しくないQooオレンジでございます。
それに伴い筆が一向に進みません…。


引き続きMr.オーマイガー様のガンダムビルドストライカーズとコラボ中でございます。
よろしければMr.オーマイガー様のガンダムビルドストライカーズと合わせてご覧下さいませ。

やや尻切れトンボではございますが今回でソラ視点の幕間は一応の終わりとなります。










それでは 幕間「VSほのうみまきりんぱなwithのんたん④」 始まります。














幕間「VSほのうみまきりんぱなwithのんたん④」

「狙いはソレか!!!チッ!ドクソがぁ!!!!!」

 

海未さんが狙ったのモノ。

 

それはいつの間にか希さんがバラ撒いていやがった高圧縮エネルギーカートリッジだった。

 

あっさりとヤられた希さんが、そして今まで姿を隠していた海未さんが、2人がナニかを企んでいるとは思っていたけど、ぶっちゃけ希さんの切り札である高圧縮エネルギーカートリッジをバラ撒いてソイツを海未さんに狙わせるとは思ってもみなかったよ。

 

世界戦クラスのバケモノ連中がドン引きするくらいにぎゅうぎゅうにコレでもかって程にエネルギーが詰め込まれた高圧縮エネルギーカートリッジをぶち抜いたりしたら、当然内包されたエネルギーが一気に解き放たれて大爆発しちまう。

 

海未さんと希さんの2人は最初からソイツに俺を巻き込んでヤっまおうって魂胆だったんだ。

 

5人も居やがった前衛組の全員がその策の為の捨て駒って思いきったコトをしやがるよ。

 

こんな策を考えるのはたぶん希さんだよな。

 

俺の窮地を見てニヤニヤと笑ってやがるのが目に見えるってんだ。

 

<着弾します。>

 

っと。

 

今はんなコトよりもこの窮地をどう脱するかだな。

 

まぁ悠長に考えてる暇はこれっぽっちねぇーんだけど。

 

となると…ここはアレの出番だな。

 

年単位で使って無かったから上手く行くかちょいと心配って言えば心配だが、まぁ何とかなるだろ。

 

それじゃ…覚悟キメていっちょ行きますか!

 

俺がこの窮地を脱する為に切り札の1枚を切るコトを決めると…

 

<では我が親愛なるクソマスター?ここは一つギアを上げて参りましょうか?>

 

まるでそれを見透かしたようなタイミングで相棒がそんなコトを言って来やがった。

 

俺が次にナニをしようとしているのか何てお見通しってか?

 

ケッ!相変わらず頼りになり過ぎる相棒だよ!お前は!

 

「おうよ!逝くぞ!クソ相棒!」

 

随分と久し振りの撃墜の危機に対して俺が切る切り札。

 

それは単発の“soar”にさらに単発の“soar”を重ねるコトで、通常の“soar”を遥かに凌駕する爆発的な加速を発揮するコトができる多重“soar”。

 

通常の単発“soar”の倍の距離を倍のスピードで駆け抜けるコトができる俺の切り札の1つ。

 

「“high Accel”!!!」

 

俺はこの窮地を脱する為にそんな多重“soar”を発動させた。

 

“soar”の発動を告げる爆発音が重なる様に辺りへ響く中、いつも使う単発“soar”のGが可愛く思える程の殺人的なGが俺の身体に襲い掛かってきやがる。

 

そんな相変わらず国民的ゲームのクセに人を殺せるんじゃねぇーかって思える程のGに身を委ね、遥か彼方に居やがる海未さんのジム・スナイパーⅡへ目掛けて多重“soar”での加速を始めたその直後、ザク・リヴァイブの背後で高圧縮エネルギーカートリッジがぶち抜かれたコトによって洒落にならねぇ規模の大爆発が起こりやがった。

 

希さんの…んにゃ、キ○ガイ集団“ガンプラ心形流”謹製の高圧縮エネルギーカートリッジが内包するアホみたいなエネルギーを十二分に実感できるその大爆発は、俺の切り札の1つである多重“soar”の加速でもギリギリ逃げ切れるかどうかってくらいの規模だったんだ。

 

こりゃさっきウジウジとさてどーするかとか悩んでいたら間違いなくこの大爆発に喰われてたな。

 

おー、こわ。

俺はそんなコトをザク・リヴァイブの真後ろから迫り来る触れれば即蒸発間違い無しな死の極光に眩く照らされるコクピットの中で考えたりしていた。

 

そしてそんなコトを考えながら、俺とザク・リヴァイブは数瞬の間で海未さんのジム・スナイパーⅡの元へとたどり着いた…と思ったら、勢い余って通り過ぎちまった。

 

ありゃ?

 

失敗しちまった。

 

うん。

 

まぁここしばらくは多重“soar”は使って無かったから仕方ねぇーよな?

 

モニターに相棒がアホをみるような感じの半目でこっちを見ている中で、俺は内心で自分自身に言い訳を言いながら多重“soar”の加速が終わった直後に機体を反転させて、再び海未さんのジム・スナイパーⅡを目掛けて多重“soar”を発動させる。

 

再び発動させた多重“soar”の爆発音は、遥か彼方で未だに眩く死の極光を撒き散らす爆発の轟音に遮られて辺りに響くコトはなかった。

 

こりゃ好都合だな。

 

俺がそうほくそ笑んでいると…

 

[[バトル終了のお知らせが有りませんね?]]

 

高圧縮エネルギーカートリッジをぶち抜いて巻き起こした大爆発ですっかり俺を吹き飛ばしたと思っていやがる海未さんは呑気にんなコトを言っていやがった。

 

海未さんって普段は真面目ですげぇしっかり者で油断もスキもこれっぽっちもねぇークセに、こんな時だけはわざとボケてやがんのか?ってくらいにスキだらけになるんだよな。

 

ま、そこが可愛いんだけど。

 

完璧なニンゲンなんてクソつまんねぇーだけだっての。

 

海未さんみたいにドコかちょっとしたスキがあったり、ことりさんみたいに狂暴なクセにドコか抜けていたり、穂乃果みたいにアホだったりするくらいがちょうどイイんじゃねぇーかな?と、俺は思うワケで。

 

そんなコトを考えてるいると、もう目の前には海未さんのジム・スナイパーⅡが迫っていやがった。

 

[[バトルシステムの不具合でしょうか?]]

 

そして海未さんは自身に迫る危機をこれっぽっちも知らずに、やっぱり呑気にんなコトを言っていやがるんだよな。

 

うん。

 

やっぱり海未さんって可愛いわ。

 

さて、そんな可愛い海未さんをぶった切るとしますか。

 

「バトルが終わらねぇのはなぁ!アンタにゃまだ倒すべき敵が残ってるからだってんだよ!!!!!」

 

俺が挙げた声にようやくまだ俺が生きているコトを悟った海未さん。

 

[[なっ!?]]

 

俺は身悶えしちまいたくなりそうな程に可愛いらしい声で驚いている海未さんのジム・スナイパーⅡへ向けて…

 

[[えっ…?]]

 

右手に握ったビームブレードを振り抜いた。

 

狙ったのは胴体部分…コクピットだったんだけど、久し振りの多重“soar”のせいで狙いはかなりズレちまって、ぶった切ってヤれたのはジム・スナイパーⅡの右腕になっちまった。

 

うん。

 

こりゃ反省だな。

 

そんな感じに俺が1人で反省していると…

 

[[な、なにが起こってるのですか!?]]

 

海未さんは切り飛ばされたジム・スナイパーⅡの右腕を見ながら呆然としていやがった。

 

けど流石はリアルフシドーな海未さん。

 

[[まさか…青空に斬られた…?]]

 

切り口を見てナニが起こったのか、ナニをされたのかを理解しちまったんだ。 

 

そこからの海未さんの判断はガンプラバトル素人とは思えないくらいに速かった。

 

[[みのふすきー粒子?なる謎粒子の濃度はさほど高くはないのでレーダーを使えば!]]

 

ミノフスキー粒子の濃度が低いコトを調べると、すぐに広域レーダーでこっちの位置を確認してきやがった。

 

攻撃を受けた直後こそ呆然としちまっていたが、海未さんのそこからの判断は上々だよ。

 

けど…

 

「“high Accel”!!!」

 

判断が正しく、尚且つ速くても、その上を行く超高速で切り伏せる。

 

ただそれだけだっての。

 

「オルゥラァァァァ!!!」

 

俺はようやくこちらの位置を把握した海未さんに対して、容赦無く本日三度目となる多重“soar”を発動して超高速で切り掛かる。

 

狙うは今度こそど真ん中!だったんだけど、またまた軌道がズレちまった。

 

結局はぶった切れたのは胴体のど真ん中ではなく、そこからやや下に行った右足部分だったんだ。

 

うん。

 

猛省だな、こりゃ。

 

多重“soar”の加速が終わり海未さんのジム・スナイパーⅡからかなり離れた地点に止まった俺は、またまた狙いがズレちまったコトを1人で猛省したんだ。

 

そんな中で視界の端にチラリと見えた相棒の視線はさっきよりもさらにアホなモノを見るような目だったのは言うまでもなく。

 

いやいやアイリさん。

 

俺は蔑んだ目で見られて性的興奮をしちまうタイプの変態じゃねぇーからそんな目で見ないでくれませんか?

 

えっ?ダメ?

 

あ、はい。

 

なんかすいません。

 

俺とアイリがそんな感じのやり取りをアイコンタクトでしていると…

 

[[“soar”とは違う“soar”…?]]

 

そうポツリと海未さんが呟いたんだ。

 

それは俺がさっき見せた多重“soar”に対する海未さんなりの答えなんだろうな。

 

“soar”とは違う“soar”…か。

 

言い得て妙だけど“soar”とは違う“soar”ってのは間違っちゃいねぇーわな。

 

確かに多重“soar”はいつも海未さん達に見せていた単発の“soar”とは違う“soar”だもんな。

 

たった三回多重“soar”を見ただけで俺の切り札をそこまでわかっちまったってのは素直にスゴいと思うよ。

 

やっぱり何かしらの武道を嗜んでいる連中ってのは油断ならねぇーや。

 

海未さん然り、世界大会で戦ったセカイさん然り…ってな。

 

怖い怖い。

 

そんな感じでかつて世界大会で戦ったレジェンドファイターのコトを思い出していると…

 

<ウミの“soar”とは違う“soar”と言うその推察は正解ではありませんが、ハズレでもありませんね。>

 

アイリが海未さんの独り言の様な呟きに対して返事をしていた。

 

正解ではないがハズレでもねぇーって。 

 

「だな。確かにさっきのは“soar”じゃねぇーけど“soar”だもんな。」

 

そんなアイリの言葉に重ねるように、俺も海未さんへとアイリと似たような言葉を返す。

 

“soar”じゃねぇーけど“soar”だもんな、って。

 

さらに俺に続けてアイリのヤツは多重“soar”について海未さんに説明し始めたんだ。

 

<えぇ。“soar”ではありませんがあれも歴とした“soar”ですからね。と、言う訳で超絶優秀な電子精霊であるこの私が少し説明して差し上げましょう。先程私達が使用したのは“soar”に“soar”を重ねたいわゆる“多重soar”とでも言うべきモノなのですよ。>

 

「“soar”に“soar”を重ねた“多重soar”?」

 

海未さんはアイリの説明を聞いても今一つピンと来なかったみてぇーでな。

 

まぁ“soar”を使わない連中には“soar”に“soar”を重ねたなんて言ってもわかんねぇよな。

 

“soar”を使えることりさんならたぶん今のアイリの説明で多重“soar”がどんなモノなのかわかったんだろーけど。

 

で、そんな“soar”を使わない連中に分類される海未さんに多重“soar”をわかりやすく説明するとなると…

 

[[ま、簡単に言っちまえば単純にいつもの単発“soar”の倍の距離を倍のスピードで駆け抜けるってトコだな。]]

 

ってな感じになるかな?

 

そんな俺の説明を聞いた海未さんはと言うと…

 

[[出鱈目ではありませんか!!!]]

 

ってな感じでナゼか憤慨して出したんだ。

 

むぅ。

 

解せねぇ。

 

それに出鱈目って言われてもなぁ…。

 

「出鱈目な連中を相手にする為の奥の手のさらに奥の手ってヤツだからな。こっちも多少は出鱈目なコトをやらなけりゃどうにもなんねぇーんだよ。」

 

そもそもホントの出鱈目ってのは“Rrapid acceleration”の全方位斬撃をふはははー!とか笑いながら全部避けちまうグラサンメイジンやら多重“soar”からの高速斬撃を何となくで避けちまうどっかの別世界の赤髪クソ王やらバトル中になんかムダに熱くこっちのガンプラのコトを誉めまくって来やがる模型屋の息子とかの煩悩全開で腐れリアルな美少女型MSを繰り出して来やがるバ火力魔王とかその他モロモロのコトだと思うんだけどな。

 

まぁ海未さんにそれを言っても意味はねぇーか。

 

ってか個人的にはガンプラバトルを初めてまだ1ヶ月も経ってねぇド初心者が素組にちぃーとばかり手を加えただけのジムスナⅡで一応は元世界大会ファイナリストの俺とかなりマトモにヤり合っていやがる方が出鱈目だと思うのは絶対に気のせいじゃねぇーよな?

 

俺が改めて海未さんの初心者を逸脱した戦闘センスに脱帽していると…

 

<とは言え…2回とも胴体を狙ったにも関わらず右腕に左足と随分と狙いがズレましたね?まぁここは久し振りの使用の割には誤差が少なかったと誉めるべきなのでしょうか?>

 

ここに来て今まで黙っていたアイリのヤツがようやく皮肉を交えながら多重“soar”での攻撃を外したコトを責めて来やがった。

 

それに対して…

 

「いや、2回も外しといてお前に誉められるとかキモいから止めろって。」

 

俺も若干の皮肉を交えて返してやったさ。

 

<可愛い可愛い電子精霊のアイリ様に対してキモいから止めろとか心外ですね。ではここはひとつ、我が親愛なるクソマスターのご要望にお応えして罵って差し上げましょうか?と、言う訳で…腐れ外道に堕ちて年単位でのおサボりの挙げ句の久し振り“多重soar”の使用で勘が消費期限切れを起こして異臭を放つ程度には腐りやがりましたか?この全知全能である最上位電子精霊の私が万全のサポートをして差し上げたにも関わらず2度も狙いを外すだなんて何ともまぁ酷い体たらくですね。>

 

「うるせぇ!ボケ!誰も罵れだなんて言ってねぇーだろ!ってか次は外さねぇってんだよ!!!それよりも!膝やあちこちのスラスターの消耗具合はどうなんだよ!」

 

ホント、コイツは口が悪ぃ。

 

誰に似やがったんだ?

 

マジで。

 

<そちらは今の所は特に問題ありません。随分と値段が張りましたが関節部分の素材をまるごと衝撃吸収性に優れたモノに変更した甲斐がありましたね?と言った所でしょうか。>

 

「ハッ!ソイツは重畳だなぁ!前は2回もアレを使えば衝撃に耐えきれねぇーで膝関節がガタガタになりやがってたからなぁ!」

 

<えぇ、あの頃に比べれば実に重畳ですね。この様子ならばあとは全身のスラスターの設定数値を微調整すれば例の“アレ”も問題無く使用出来るかと思います。>

 

「あとは使いこなせるかどうかは俺次第ってか?」

 

<ですね。まぁ精々精進して下さい。我が親愛なるクソマスター?>

 

「ケッ!言ってろ!ボケ相棒が!」

 

さて…相棒との楽しい楽しいコミニュケーションも終わったコトだし…そろそろこのバトルにも幕を引くとしますか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尚その後、余裕ぶって幕を引くとしますか!と言いながら最後の最後で危うく海未さんに墜とされそうになって更なる切り札を切っちまったのはきっと気のせいだと思いたい。

 

<それは気のせいでも何でも無いのではありませんか?>

 

「んなモンわかってるっての!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


次回は…未定でございます。
思考が全く纏まらず、割りと洒落にならないレベルでピンチでございます。
コラボの方も書かないといけないのに一向に筆が…。
来週更新できなかった場合は本当に申し訳ございません…。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



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“μ's”全員集結までもう少し…皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
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