ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
古戦場中なQooオレンジでございます。
心機一転、一兵卒として初の古戦場…がんばらねばねば。
今回も本編となります。
グダグダ組を追い出しての作戦会議…果たして脱グダグダでお話を先に進める事ができるのか…?
それでは 第9話「大乱戦?春の神田明神杯!」そのに 始まります。
グダグダ禁止のために居るとソレだけでグダグダと騒ぎだす穂乃果、ことり、凛、花陽の4人を絵里を保護者にしてアミューズメントセンターへと追い出した私は、残りの面々…そら、海未、真姫、希に私を合わせた5人で今週末に参加予定の春の神田明神杯ガンプラバトル大会についてアレコレと話し合っていたわ。
その話し合いの中で、私はみんなにある提案をしたの。
その提案って言うのは…
「チームを二つに分ける…ですか?」
海未がオウム返しに言ったように、出撃直後に“μ's”を2つに分けるってモノだったの。
「そ。2つに分けるの。」
私は海未へようやく冷めた紅茶を飲みながらそう返したわ。
そんな私へ次に質問して来たのは、人差し指で前髪をくるくると弄りながらナニかを考えていた真姫だったの。
「ねぇ?別にチームを2つ分けるのは構わないけど、どんな風に分けるのよ?」
真姫の質問はチームの振り分けについて。
まぁチーム分けについての質問が来るのは当然よね。
「私、そら、絵里で1チーム、あとは希か海未のどっちかに残りのメンバーを率いて貰うつもりよ。」
「俺とにこちゃんと絵里さんねぇ。その組み合わせなら差し詰、俺達で派手に動き回って撃墜数を稼ぐって感じか?」
「そ。ホントはキ○ガイな遠距離砲撃のできる希もこっちのチームに入れた方がもっと稼げるんだろうけど、それじゃもう片方のチームが初心者だらけで他のチームの餌食になりかねないから止めにしたのよ。」
「まぁ妥当な判断やね。」
「だな。」
ガンプラバトルをかなりディープに嗜んでいるそらと希は私のチームを2つに分けるって作戦に概ねは賛成みたいね。
“μ's”の初心者代表(?)としてこの場に居る海未と真姫はと言うと…
「先程の話を聞いた限り、私達が今回参加する予定の春の神田明神杯ガンプラバトル大会と言うのはかなり規模の大きなバトルロイヤルとの事ですが、そんな大規模なバトルロイヤルで戦力を分散させても良いモノなのでしょうか?」
「私もそう思うわ。花陽から戦力の分散は各個撃破されるって言うのがお約束だって聞いたコトがあるもん。下手に戦力を分けるよりも固まって動いて確実に撃墜数を稼いだ方が良いんじゃない?」
チームを2つに分ける作戦に対して反対的な意見だったのよ。
あー、うん。
まぁ花陽が言ってたらしいお約束云々は抜きにして、海未と真姫の2人が大規模な乱戦が予想される大会で戦力を分散させるのは危険だって意見もわからなくもないわ。
海未と真姫の2人の言う通り、普通なら大規模な乱戦で戦力を分散させるのは愚策よね。
数が少ないトコから真っ先に狙われてあぼーんのパターンになっちゃうもん。
でもね?ソレはあくまでも“普通なら”の話よ。
「普通のチームなら2人の言うコトももっともよ。けどうちは“普通のチーム”ってヤツからちょっと逸脱しちゃってるのよね。ほら?主にそこのそらのバカとグダグダ組の引率でここにいないお偉い生徒会長サマなんて得に“普通”のカテゴリーから外れまくってるわよ?」
「青空と…?」
「生徒会長?」
海未と真姫の2人は私の言葉を聞いて、少しだけ考える素振りを見せたあと…
「「あぁ。なるほど。」」
と、同時に呟いて、そらのバカと絵里のヤツが“普通”じゃなかったコトを思い出してくれたみたい。
「あの忌々しい以下略な生徒会長(笑)サマはちょっとやそっとの攻撃ではどうにかなる様なタマではありませんでしたね。」
「ソラ先輩はソラ先輩で基本的にバケモノだからそこら辺の普通のガンプラファイターが相手なら束になって襲って来られてもへっちゃらよね。」
「そーゆーこと。ソコにこの大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターのにこにー様も一緒に行くんだから無敵モード確定よ?」
突撃オンリーの絵里とまぁ当てられるヤツは居ないとは思うけど装甲だけはそこそこなそらの2人だけだと、万が一ってコトがあるかも?だから、一応は私が一緒に行って2人のサポートをしてあげるってコトね。
私のガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこは遠距離でも近距離でも攻撃でも防御でも索敵でも他の機体のサポートでも何でもござれだから♪
そもそも特化戦力のそらと絵里の2人に付いて行ける技量を持ってるのは“μ's”だと今のところは私くらいなモンだしね。
「うんうん♪大銀河宇宙No.1とか超絶天才とか美少女とかは抜きにして、汎用性の塊みたいなにこっちがサポートに入るなら万全も万全やねん♪」
「おいまて。ソコで何で大銀河宇宙No.1と超絶天才と美少女を抜きにしやがんのよ!」
「え?にこっち、今のってツッコミ待ちと違ったん?」
「違ったん?じゃないわよ!だーれーがー!ツッコミ待ちよ!!!」
「にこっちが?」
「待ってねーし!ツッコミなんてこれっぽっちも待ってねーし!!!」
「にこ先輩?それ以上はグダグダ空間が展開されてしまいますよ?」
「グダグダ禁止でお送りします♪とか言ってなかったかしら?」
「大丈夫、大丈夫。にこちゃんはロリ枠だけど間違いなく美少女だから。」
「バカそらのその慰め方がなんか腹立つわね!!!」
バイト巫女のデカ乳タヌキだけじゃなくてそらのバカも相変わらず失礼しちゃうわね!
そもそも私が美少女なのは当たり前じゃない!!!
そんなおバカなコトを言うバカには今度ぎゃふんと言わせてやるんだから!!!
主にベッドの上で!とか息巻いても結局はあちこち弄り回されて逆にぎゃふんって言わされちゃうんだけどねー。
「と、言うワケやから、今度の神田明神杯じゃそらっち達の特攻チームとうちらのまったりチームに分かれてがんばルビィ♪で大決定やね♪」
内心でついつい夜の性事情がポロリとしちゃったトコで、希が話し合いのまとめに入りやがったわ。
なんか美味しいトコを持っていかれたようでちょっと釈然としないわね…。
まぁ良いわ。
にこにー様は寛大だから許してあげちゃうんだから♪
それじゃ話し合いもまとまったコトだし…
「みんな!今度のバトルは私たちチーム“μ's”がフルメンバーになって初のバトルよ!ガチで気合い入れて優勝狙って行くわよ!!!!!」
気合いを入れていっちょ行ってみますか!
と、意気込みも新たに春の神田明神杯ガンプラバトル大会へ向けてがんばルビィ♪で話し合いが終わったと思ったんだけど…
「あの…ところでその様な大規模な大会へ参加しても青空は大丈夫なのですか?ほら?例の公式戦アレルギーは?」
おずおずと海未がそんなコトを言ってきたわ。
あぁ。
そう言えば我らが主人公サマにはそんな設定もあったわね。
ガンプラバトル連盟が主催する公式戦に出ると世界大会で色々とバッシングされたアレコレのせいでトラウマが発動してガクブルになるってヤツ。
主人公のクセに本編で出番がこれっぽっちも無いからすっかり忘れていたわ。
「そう言えばそうよね?今回の大会ってかなり大規模な大会だから当然公式戦よね?ならソラ先輩はヤバいんじゃないの?」
海未の突然の発言に、真姫もそらのバカのトラウマモードのコトを思い出したようで、普段は半目で呆れた表情が多い真姫にしては非常に珍しい心配そうな顔で“ヤバいんじゃないの?”と言いながらそらの方を見ていたわ。
特化戦力として撃墜数を稼ぐ予定のそらがガクブルで使い物にならないかも?と思ったら、海未と真姫の2人のそらに対するこの反応も当然よね。
けど実は今回は大丈夫だったりしちゃうのよねー。
トラウマ設定は今回は忘れていたから無かったコトにしちゃうから!とかメタい理由じゃないわよ?
今回はちゃんと公式戦アレルギーのそらのバカが大丈夫な理由があるのよね。
その理由って言うのが…
「神田明神杯ガンプラバトル大会は一応は“神事”って名目の大会であくまでも神田明神が主催やから公式戦とはちゃうんよ。ガンプラバトル連盟主催の公式戦やないってコトは、つまりそらっちの例のトラウマ関連のアレコレは今回は問題ナシってコトやね♪」
と、言うワケなのよね。
って!私のセリフ取られたし!
「おいまて!デカ乳タヌキ!ソレは普通ならにこにー様のセリフだろ!!!」
「早いもん勝ちやねん♪」
こ、このデカ乳タヌキ女ぁぁぁぁ…!
ぬぅわぁぁぁにぃが!“早いもん勝ちやねん♪”よ!!!
早いもん勝ちやねん♪でセリフ泥棒が許されるなら警察なんていらんわ!ボケ!!!はっ!ダ、ダメよ!にこにー!ここでいつものノリで今みたいに言い返しちゃったらまたアレが…グダグダが来ちゃうわ!そうなったらグダグダ組を絵里に押し付けて場を整えて、それでも執拗に襲いかかって来やがるグダグダ空間を今まで必死に我慢していたのがぜーーーんぶムダになっちゃうじゃない!
そうなったら結局はいつも通りにグダっちゃうじゃない!
ソレだけは絶対にダメよ!!!
だからここは落ち着きなさい…深呼吸よ、深呼吸…全集中・にこにーの呼吸、一ノ型よ。
うん。
昨今(2020年11月現在)の流行りに乗った感じのイミフなコトを言ったら落ち着けたわ。
ぐっじょぶよ、私!
でもとりあえずはコレだけはデカ乳タヌキ女に言っておかないとね♪
「チッ!覚えときなさいよ!」
捨てセリフを華麗にキメた私は改めてそらのおバカが今回の神田明神杯ガンプラバトル大会に出撃しても大丈夫なの?な話題へと戻すコトにしたわ。
いやぁ~ん♪も~にこにー様った困っちゃうくらいに有能の塊過ぎよね♪
「ソコのデカ乳タヌキ女が言った通りに、神田明神杯ガンプラバトル大会はガンプラバトル連盟が運営に全面協力してるだけの限りなく公認に近い非公認大会なのよ。」
「公認に限り無く近い非公認大会…ですか?」
「ねぇ?逆にそれってホントに大丈夫なの?」
私とデカ乳タヌキ女の説明を聞いた海未と真姫は、尚もホントに大丈夫なのか?と頭に疑問符を浮かべながらそれぞれ言葉を返して来たわ。
うーん…大丈夫なの?もナニも…
「大丈夫よ。そもそもソコのトラウマバカは去年、私と組んで神田明神杯に出てるんだもん。」
そう。
私とそらは去年の神田明神杯に出てるのよね。
その時は全くもってガクブルしなかったのよ。
去年が大丈夫なら今年ももちろん大丈夫に決まってるわ。
「あー、そう言えば去年の冬の方の神田明神杯ににこちゃんの小遣い稼ぎに付き合って出たな。」
「で、見事に優勝♪さっすがにこにー様よね♪」
まぁ実はあの時は謎のガンプラ仮面1号と謎のガンプラ仮面2号で登録して、覆面付けて出場したんだけどね。
ガンダム作品ってシャア・アズナブルを筆頭に仮面や覆面を付けたキャラが沢山居るから、そのオマージュとしてガンプラバトルの大会って公認・非公認問わず覆面や仮面を付けて正体を隠しての参加が認められちゃってるのよね。
そんなちょっとした豆知識を内心で披露していると…
「「優勝!?10000人参加の大会で2人だけで参加して!?」」
私の話を聞いた海未と真姫が2人だけで優勝しちゃったってトコでびっくりしていたわ。
「ま、俺とにこちゃんなら余裕だろ?」
「私とそらなら余裕よね♪」
海未と真姫の2人がそらのコトをどう思ってるのかは知らないけど、このバカってガンプラバトルの腕は腑抜けた今でも間違いなくワールドクラスなのよ。
それに私だってイロモノ的な扱いされるコトが多いけど、これでも二つ名持ちのファイターよ?
しかも私たちって去年はほぼ毎日2人でガンプラバトルしまくってたから連携の面でもバッチリ♪
お互いのバトルスタイルだって相性は抜群だしね♪
「まぁそんなワケだから今回の大会は問題はねぇーよ。(今回は、だけど…) 」
「どうやら私の心配は杞憂の様ですね。それでは青空?遠慮無くあてにさせて貰いますね♪」
「別に頼りきりになるつもりはないけど、ソラ先輩が全力出せるって言うなら頼もしいのは確かね。」
さて、これでそらの公式戦アレルギー関連の説明も終わったわね?
あとは本番まで当日のチーム分けでそれぞれ連携の確認でもしながらバトルロイヤルで実戦練習あるのみね!
特に海未と希はアホ2匹…穂乃果と凛を本番までにしっかりと調教して貰わないとダメね。
総勢10000人参加の超大規模バトルロイヤルなんかで毎度のノリで開幕即突撃なんてされたらたまったもんじゃないわ。
あのアホ2匹も絵里みたいに1人で突撃して自分だけで確実に生き残れるだけの技量や機体性能があれば私も文句は言わないんだけどね。
穂乃果も凛も才能はあるんだから今後の成長に期待ってトコかしら?
時間がないから今度の神田明神杯は仕方ないとしても、ガンプライブ秋葉原地区予選までには初心者組のガンプラも何とかしないとダメね。
穂乃果、海未、真姫、あとはオマケで凛。
あの娘たちは地区予選に向けてどんなガンプラを作るのかしら…。
人生の、そしてガンプラバトルの先輩として、この大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターのにこにー様がしっかりと導いてあげなきゃね♪
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
次回も引き続き本編となります。
ことりさんが大会用に用意した衝撃(?)のコスチューム…その正体とは…。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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