ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
新年、明けましておめでとうございます。
Qooオレンジでございます。
本年も何卒ガンプライブをよろしくお願いいたします。
今回も本編となります。
それでは 第9話「大乱戦?春の神田明神杯!」そのろく 始まります。
無双を続けていたそら、絵里、私の3人の前に現れたクシャトリヤの改造機“八枚盾”。
その“八枚盾”をそらと絵里がいつの間にか練習していたコンビネーションアタック“エンゲージリンク”で無事に撃墜して、私が2人にいつそのコンビネーションアタックの練習をしていたのかを問い詰めていたら…
[[うっふふふ♪相変わらずぅ♪みなさぁんわぁ楽しそうでぇ愉快でぇ不愉快でぇいらっしゃるぅのですぅねぇ♪♪♪]]
と、なんかスゴく甘ったるい声がコクピットの中に響いて来たの。
このスゴく甘ったるくて聞いているとムカムカやイライラを通り越して殺意を抱いちゃう感じの声…コレって確か私がことりとサシで決闘した時(※第7話A「無冠の女王」&第7話B「トベナイコトリ」参照よ!)の最後の方に出てきて出落ち的にそらたちにヤられていたヤツよね?
確かそらや海未は…
[[クソ魔女野郎!!!]]
そうそう。
クソ魔女野郎…もとい、“魔女”とか呼んでいたわね。
ん?
“魔女”って言葉…そう言えばドコかで誰かから聞いたような…?
ドコで聞いたんだっけ…うーん…………あっ。
思い出したわ!
確かそらが7年振りに公式戦に出た時の帰り道で急に後ろから抱き付いて来た変な女が言ってたのよ!
“キ○ガイ魔女”って!
もしかして…あの時の変な女が言っていた“魔女”ってコイツのコト………なワケ無いわよねー。
ただの偶然の一致かナニかよねー。
そもそも“魔女”なんて言葉、ゲームとかマンガとかでもよく聞いたり見たりするし。
中二病を患ってるヤツなら普通に自分のコトを“魔女”とか呼んだりしそうだしね。
あの変な女関連でナニか他にも大事なコトを思い出さなきゃダメな気もするけど、取りあえずは今はそんなコトよりもこの目の前に出て来やがった“魔女”ってヤツよ!
私が“魔女”ってキーワードからあれこれと思い出しているうちに…
[[お久しぃ振りぃでぅすわぁ♪ナルカミさぁん♪うっふふふ♪]]
[[とりまくたばれ!!!]]
そらが例の“魔女”へ向けてザク・リヴァイブの腕部に取り付けてあるバルカンガントレットをぶっ放していたわ。
ちなみにこの“魔女”ってヤツは物好きなコトにハイ・モックなんかを使ってやがるのよね。
黒く塗装してさらにあちこち弄ってあるようには見えるけど、ガンプラバトル界でのザコメカ代表とも言えるハイ・モックを使うだなんてどんな神経してるのかしら?と、ガンプラバトルで極々少数居たりするハイ・モック使いを軽くディスっていると、そらのザク・リヴァイブから放たれたバルカンガントレットのビーム弾が“魔女”の操るハイ・モックへと着弾したわ。
そらのザク・リヴァイブのバルカンガントレットは基本的には牽制用でそこまで威力のある武装ではないけど、それでも一応は世界大会でも通用する程度にはちゃんとした威力があるわ。
よっぽどガチムチに固めた防御特化型でもない限りはちゃんとダメージは通るハズ…なんだけど…
[[んっふふふふふふ♪その程度の攻撃でわぁ残念ながらぁ♪むぅ♪だぁ♪ですわぁ♪]]
そらのザク・リヴァイブが放ったバルカンガントレットでは“魔女”が使う黒いハイ・モックにはキズひとつ付けるコトができなかったの。
今の…装甲で弾いたって言うよりも、ビーム弾が黒いハイ・モックに当たる直前にナニか膜のようなモノが現れて弾いたように見えたわ。
そうなると考えられるのは…
[[フィールド系の防御アビリティ?]]
「よね。」
絵里の言う通り、GNフィールドとかとおんなじタイプのフィールド系の防御アビリティね。
[[ハッ!ならいつかみてぇーに直接ぶち抜いてヤるってんだ!]]
[[どぉぞぉ♪どぉぞぉ♪ヤれるぅモノならぁ…ですぅけどぉ♪]]
私と絵里が“魔女”の黒いハイ・モックの防御アビリティはフィールド系よねー、と話している最中、そらと“魔女”は互いに機体を加速させて接近戦を行うべく近付いて行っていたわ。
そらのザク・リヴァイブは両手にビームブレードを握り。
“魔女”の黒いハイ・モックは“武装領域(ウェポン・ストレージ)”から取り出した大きな鎌を構えて。
[[死んどけってんだよ!クソ魔女野郎!!!!!]]
[[サクッっと♪おくたばりぃなさぁいなぁ♪ナールカミィーさぁん♪]]
一気に加速した2機はそれぞれ手にした得物を相手へ向けて振るったわ。
ぶつかり合うザク・リヴァイブのビームブレードと黒いハイ・モックの大鎌。
ってかあの黒いハイ・モック…ハイ・モックがベースのクセにそらのザク・リヴァイブと互角のパワーとかかなりハイスペックね。
そらがヤられるとは思わないけど…
「1機相手に時間を取られるのもマズイわ。絵里!行くわよ!」
今回の大会はチームで総撃墜数を競うバトルロイヤル。
だから1機相手に時間を取られて撃墜数を稼げないってのはひっじょーーーにマズイわ。
そう判断した私は傍らの絵里へと声をかけて、そらのザク・リヴァイブのつばぜり合いを行っている黒いハイ・モックをさっさと墜とす為に行動を開始するわ。
私が動き始めると同時に…
[[了解。]]
絵里も私へと短く返事を返して、乗機であるトールギス・ヴァルキュリアの両肩のスーパーバーニアを展開して機体を加速させ始めたわ。
私と絵里とそらの3人で攻めれば、多少腕に覚えがあろうが機体性能が良かろうが、そんなの問題にもならないわ!と、この時の私は真面目にそう思っていのよ。
ソレが私の思い違いだったコトはこの後、すぐに思い知るコトになったわ。
そらや海未に“魔女”と呼ばれているこの女…私の想像以上にクソ女だったってコトを…。
“魔女”と呼ばれている女と激しいバトルを繰り広げるそらの援護へと向かった私と絵里の2人。
3人でボコればらくしょーよね♪とか思っていたけど、現実はそうは甘くなかったわ。
「コイツっ!!!」
[[強い!!!]]
[[うっふふふ♪♪♪ヤザワニコさぁんもぉアヤセエリさぁんもぉ♪ナルカミさぁんに比べたらぁ温くてぇ温くてぇあくびぃちゃぁんがぁ出そぉうにぃなっちゃいますぅわぁ♪あはははは♪♪♪]]
信じられコトに“魔女”と呼ばれている女はそらの相手をしながら、片手間で私と絵里の2人をかるーくあしらいやがっているのよ。
絵里のトールギス・ヴァルキュリアのランスチャージを手にした大鎌で軽くなぞるようにいなし、絵里を援護するように放った私のガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこのオールレンジ兵装“ヤサカニノマガタマ”の攻撃を身を捻るだけで回避して見せたり。
そんなコトをそらのザク・リヴァイブと切り合いながらヤりやがるとか悪夢みたいなコトをしやがるのよ。
実際に戦ってみて初めて気付いたけどこの女…とんでもない技量の持ち主だったわ。
この女の技量、下手しなくてもそらに匹敵するんじゃないのかしら?
このふざけたしゃべり方をする“魔女”とか言う女…ことりとの決闘騒ぎの時に出て来やがった時は出落ち的にそらたちにあっさりとボコられて墜とされてたからこんなに強かっただなんて気付けなかったわ。
近場にこんなバケモノ級のヤツがまだ居たとか、ほんっと世界は広いわ。
私は軽く身を捻るだけで“ヤサカニノマガタマ”でのオールレンジ攻撃を避けやがった黒いハイ・モックを見ながら、呑気にそんなコトを頭の片隅で考えていたわ。
その一方…
[[オラァ!ゴラァ!ドラァ!!!死ねぇやぁ!クソがぁぁぁ!!!]]
そらはチンピラの本性をむき出しで黒いハイ・モックへと果敢に攻撃を仕掛けていたわ。
斬撃の合間にバルカンガントレットでの牽制の射撃を交え、さらには要所要所で“soar”を使ったそらとザク・リヴァイブの得意とする私的にはお馴染みの連携攻撃。
この“soar”を交えた連携攻撃にはそらに匹敵するバケモノ級の技量を持っている“魔女”も防戦気味になっちゃってるわ。
私と絵里の攻撃の合間に行われた何回目かの“soar”からの高速の斬撃を手にした大鎌で辛くも受け止めた“魔女”の黒いハイ・モックは…
[[あはぁん♪ナルカミさぁん相手でもぉ、タイマンなぁらぁ問題わぁないんですぅけどぉねぇ…。]]
とボヤキながらスラスターを一度噴かして機体を大きく後退させて行ったわ。
[[ゴルゥラァ!待てやぁ!クソ魔女野郎ォォォォ!!!]]
[[逃がさないわよ!!!!!]]
後退していく黒いハイ・モックへとそれぞれの機体を加速させて追撃を仕掛けようとするそらと絵里。
そんな2人の目の前に…
[[いやぁーん♪か弱いワタクシにぃ追撃とかぁとぉーーーってもぉこわぁい♪こわぁい♪ですぅわぁ♪だぁ♪かぁ♪らぁ♪イリスちゃぁん♪“アレ”をお願ぃしますぅわぁ♪]]
≪了解しました。エネミーシステムを起動します。≫
突如、毎度お馴染みなザコいハイ・モックが現れたの。
ソレはいつものバトルロイヤルでザコメカNPCのハイ・モックがリポップする現象。
でもこの現象はあり得ないわ。
だって…
[[NPCが出てこないハズの大会でなんでハイ・モックがリポップするの!?]]
絵里が目の前に現れたハイ・モックに驚いて声を上げたように、今回の大会ではNPCのハイ・モックは出て来ないのよ。
ソレが出て来た。
ナニかのバグ?
ソレにしては余りにもタイミング良すぎるわ。
まるで後退する“魔女”の黒いハイ・モックを守るかのようなタイミングで現れたんですもの。
突如、“魔女”を守るかのように現れたハイ・モック。
この現象は私たちにとってはイレギュラーではあるけど、まぁソコはソレ。
ぶっちゃけ所詮はザコいハイ・モックよ。
現に…
[[邪魔だ!クソザコがぁぁぁ!!!]]
[[退きなさい!!!]]
そらも絵里も目の前に現れたハイ・モックを、それぞれ手にした得物を軽く振るって一瞬で片付けちゃったんですもん。
そして再びそれぞれの機体を加速させて今度こそ“魔女”の黒いハイ・モックへと攻撃を…と、したんだけど…
≪召喚(コール)。≫
“魔女”の電子精霊が短く言葉を発した直後、またまたそらと絵里の前にNPCハイ・モックがリポップしやがったの。
しかも今度はさっきと違って大量に。
この現象…やっぱりバグや偶然じゃないわよね?
きっとあの“魔女”とかって女かアイツの電子精霊がナニかしてやがんのよ。
私はまたもや“魔女”の黒いハイ・モックを守るように現れたNPCハイ・モックを蹂躙しているそらと絵里を見ながら、冷静にそう分析していたわ。
んっふふ♪
こんな混迷した状況でもきっちりと前衛を援護しながら、相手がナニをしたのか分析しちゃうとかにこにーサマったらホント天才美少女スクールファイターよね♪
<ボケてないで現状をどうにかする手立てを模索したら如何でしょうか?と愚考いたします。>
ちょっとだけ悦に浸っていると、私の相棒の疑似人格搭載型サポートAIのウズメに内心を見透かされて突っ込まれちゃったわ。
「うっさいわね!そんなコトはわかってるってのよ!!!」
まったく。
最近のこの子はドコが“疑似人格”よっ!って突っ込みたくなるくらいにヒトっぽくなって来てるのよね。
ウズメを作ったそらは疑似人格搭載型サポートAIは経験を積んで感情を学べばいつか電子精霊になる可能性があるって前に言ってたけど、最近のコレってこの子が電子精霊に近付いてるってコトなのかしら?
ウズメが進化して電子精霊になったら、私もとうとう電子精霊ユーザー…“精霊使い(エレメンタラー)”ってワケね♪
楽しみだわ♪
ソレはそうと…
「まずはこの目の前の“魔女”をどうにかしなきゃね。」
そうと決まれば…
「取りあえずは邪魔なハイ・モックを滅殺よ!ウズメ!!!私たちも前に出るわよ!“ヤサカニノマガタマ”の制御は任せたわ!!!片っぱしからザコいハイ・モックをぶち抜いてやりなさい!!!」
<了解しました。チャージの為に一時的に回収した“ヤサカニノマガタマ”をオフェンシブシフトで再起動いたします。攻撃開始。目標を駆逐いたします。>
あ。
なんか今の言い方ってOOの刹那っぽかったわね♪
ほら?“駆逐いたします”ってトコが♪
ウズメのヤツ、ガンダム作品のセリフを引用するとか随分とヤル気じゃない♪
コレは私も負けてられないわね!
「そら!絵里!ザコいハイ・モックは私が蹴散らすわ!オマケに援護もしてあげるからアンタたちはあの不愉快な女をさっさとぶっ殺して来なさい!!!」
大銀河宇宙No.1天才美少女スクールファイターのにこにーサマの本領発揮よ!!!
私はそらと絵里へと一方的に通信を送りつけると、機体の周囲にウズメの操る“ヤサカニノマガタマ”を引き連れながら未だにその数を増やし続けているザコいハイ・モックの集団へと突撃を始めたわ!
使用する武装は右腕に取り付けてある“トリケロス改Ⅱ”のビームサーベルとビームライフル!
ドンドン湧いて来やがるならこっちだってドンドン斬って!撃って!貫いて!
徹底的に蹂躙し尽くしてやろーじゃないの!!!
そしてオマケに“魔女”の首を掻っ切ってヤるわ!!!!!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
年末年始で仕事量の増加により、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。