ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
神様転生するのならば特典として現状のポケモン・ムーンのBOX内のすべてのポケモンを持ってポケモンの世界に行きたいQooオレンジでございます。
さて、本日8月3日日は我等がμ'sのリーダー、高坂 穂乃果ちゃんの生誕祭でございます。
本日は穂乃果ちゃんの生誕祭をお祝いし予てより予定しておりました穂乃果ちゃん生誕祭特別編をお送りいたします。
時間軸は現在の本編から少し未来の…穂乃果ちゃんのお誕生日当日のお話となっております。
それでは 2017 高坂穂乃果生誕祭特別編「ありふれた幸せな一日」 はじまります。
「にこちゃん!こっちはコロッケも揚げ終わったぞ!コイツで揚げ物は一通りは完了だ!そっちは!」
みんな!おはよー!こんにちはー!こんばんはー!
私!音ノ木坂学院ガンプラバトル部!チーム“μ's”所属のスクールファイター!高坂 穂乃果だよ!
あは♪なーんてね♪ごめん♪ごめん♪今のはウ♪ソ♪
私はね?穂乃果だけど穂乃果じゃないの。
でも私は穂乃果じゃないけど私も穂乃果なんだよ?
あはは♪穂乃果だけど穂乃果じゃないとか、穂乃果じゃないけど穂乃果とか、みんなはナニ言ってるかわかんないよね?
みんなが真姫ちゃんみたいにイミワカンナイ!ってなってるのも当然なんだけどね♪
まだ本編じゃ私はたまーにしか出てきてないから、ここでちょっとだけ自己紹介しておくね?
私は”ホノカ“。
みんなご存じ可愛いアホの子な“高坂 穂乃果”の中にいるもう一人の人格なの。
ホノカはね?穂乃果が小さい頃に色々とあって、この世界に…穂乃果の中に生まれたんだ。
そんなホノカはなんとびっくり!本体はアホの子の穂乃果なのに、スッゴい頭が良いんだよ!
そら君とか真姫ちゃんとかに負けない位にお勉強出きるんだ!
テストだって私が受ければ毎回100点なんだよ!
ぶっちゃけちゃうと、あの“アリージーニアス”のニルスさん位には頭が良かったりしてるんだよね♪
なんで穂乃果なのにホノカがそこまで頭がいいかって言うのはね?私が生まれた頃に穂乃果が考える事を放棄しちゃったから、その分の思考領域をホノカが使わせて貰ってるからなんだよね。
本来ならヒトが使用している思考領域と、普段はヒトが使用していない思考領域。
ホノカは穂乃果の脳の思考領域を100%使えるんだよ♪
まぁヤりすぎちゃうと反動で脳に負荷が掛かりすぎちゃって、ヤバいレベルの頭痛で穂乃果が酷い事になるんだけどね。
ホノカは頭が割れる位の頭痛なら平気だけど、穂乃果は痛いのキライだから、ホノカは穂乃果が眠ってる時や穂乃果じゃどうしようもない時以外は前に出てこないんだ。
「ちょっと!私を誰だと思ってんのよ!問題ないに決まってるでしょ!サンドイッチもバッチリ!グラタンも時間通りに焼き上がるわ!」
それにしても…さっきからそら君達は忙しそうにお料理とか準備してるけど、ナニかあるのかな?
………なーんて、穂乃果みたいに的外れな事はホノカは言わないよ?
今日は8月3日…何の日かみんなはわかるかな?
うん!今日はね!穂乃果の生まれた日…穂乃果のお誕生日なんだよ!
だからみんなは穂乃果のお誕生日パーティの準備をしてくれてるんだよね!
穂乃果が起きたときにびっくりする様に内緒で準備中なんだね。
うん。これってサプライズパーティだね♪
でもサプライズパーティだからって真姫ちゃんの所の怪しいお薬で穂乃果を眠らせて、荒縄で縛ってパーティー会場のそら君のおうちに拉致してくるのはやり過ぎな気がするけどね?
まぁ怪しいお薬とか荒縄で縛ってとか拉致とか、“μ's”のみんなにとってはいつも通りって言ったらいつも通りなんだけどね。
「そら君!にこちゃん!お米も炊けましたよ!花陽厳選の魚沼産コシヒカリにこれまた花陽が日本全国の湧き水を実際に現地に足を運んで飲み比べて探し出したお米に最適なお水を使って!そら君のおうちのお庭に(勝手に)作った竈で付きっきりで端正込めて炊き上けました!穂乃果ちゃんに食べさせるのがもったいないくらいに!オコメマイスターの花陽が自信をもってオススメできる真っ白ツヤツヤの美味しい美味しいご飯ですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「おうよ!ご苦労サンって!花陽!テメェ!ナニ勝手に人の家の庭に竈なんて作ってんだよ!アホか!絵里さんが置いてった荒縄はまだ余ってんだ!素っ裸にして荒縄で縛り上げて部屋に連れ込んで泣いてダレカタスケェ!って叫び出すまでイカせ続けるぞ!ゴルゥラァァァ!!!」
「ソレはソレでドンとこいですよ!そら君!!!花陽のマタノトビラ(前)もマタノトビラ(後)も思う存分むさぼってください!」
「そら!花陽!ヤるならあとにしなさい!時間がないのよ!」
「ねぇ?にこちゃん?ナニが時間ないの?みんなさっきから忙しそうにお料理とか準備してるけど…人手が必要ならホノカも手伝うよ?」
「助かるわ!穂乃果!今は正直アホの手も借りたいくらいなのよ!って?!ほ、穂乃果?!なんでアンタが目を覚ましてんの?!えっ?!えっ?!」
「オイ!オイ!オイ!オイ!ウソだろ!なんでもう起きてんだよ!真姫の話だとあの薬であと20分はぐっすりのハズだぞ!おい!真姫!どーなってんだ!不良品か!失敗作か!金返せ!」
「う"ぇぇぇえ?!そんなはずないわ!この日のために西木野製薬のラボで何回も色んな人に人体実験を繰り返して完璧に仕上げたのよ!宇宙人にも地底人にも妖怪にも吸血鬼にも効くくらいにあの薬…“拉致るんデス♪”は完璧に仕上がってるわ!“拉致るんデス♪”を飲んだら解毒剤でも使わない限り、時間前に目を覚ますなんてあり得ないわ!アホだから?アホだから薬の効果が薄かったの?!ナニよそれ!イミワカンナイ!」
“拉致るんデス♪”って西木野製薬の怪しいお薬シリーズは相変わらず頭の悪いネーミングしてるね。
「ん?お薬?あぁ…そっか。だから今の時間は起きてるハズのほのかが寝てるんだね。うん。大丈夫だよ、真姫ちゃん。お薬は完璧に効いてるから。穂乃果はまだ寝てるよ?私はホノカの方だよ。ほら?私ってほのかの意識が眠ってるときは自由に出てこれるから♪」
「ホノカ?あっ!もう一人の方ね!そっか…いつもの穂乃果が眠ってるときはホノカが自由に前に出て来れたのよね…忘れてたわ。」
「穂乃果じゃないならなんでもいいわ!ホノカ!アンタも手伝いなさい!穂乃果が目を覚ますまであと20分しかないのよ!」
うーん…飾りつけは中途半端だし、お料理はまだ盛り付けしてないし、ケーキも無いね?
ケーキはことりちゃん辺りが作って持ってくるのかな?
それならたぶん海未ちゃんも一緒だね。
絵里ちゃんや希ちゃん、凛ちゃんは飲み物の買い出しかな?
にこちゃん。アホの手も借りたいって言ってたけど、この様子だと確かにあと20分じゃちょっと間に合わなそうだもんね。
「穂乃果が起きるまでホノカがお手伝いするのは別に良いんだけどさ?」
「ナニよ!言いたいことがあんなら早くしなさい!時間が惜しいわ!」
「とりあえずはホノカの荒縄をほどいてくれないかな?さっきからお股に荒縄が食い込んじゃって動く度に擦れちゃって。絵里ちゃんみたいなマゾじゃないけど、ホノカだって女の子なんだからアソコが擦れちゃうとエッチな気分になっちゃうよ?それとも…このまま縛ったままでホノカとエッチなことしちゃう?ね?そーら君♪」
「………ソイツは魅力的な提案だな…けど今日はヤんねぇーよ。ゴルゥラァ!ほどいてヤるからさっさと手伝え!」
「ざーんねん♪それじゃホノカとエッチなことはまた今度♪ね♪」
さぁーって♪穂乃果のお誕生日パーティのために♪ホノカも頑張って準備しちゃおっかな♪
うん!ファイトだよ!なーんてね♪
「たっだいまー!ジュースいっぱい買ってきたにゃー!」
荒縄をほどいてもらって、そら君達のお手伝いをしていると、玄関から元気に“ただいま!”って言いながら凛ちゃんが帰ってきたの。
やっぱり凛ちゃんは飲み物の調達係だったんだね。
ホノカの推理は大正解だね♪
「お持ち帰りやと20%引きのピザもあるで~♪」
両手に重そうなペットボトル満載のビニール袋をぶら下げた凛ちゃんの後ろからは、四角い箱を両手で持った希ちゃんが入ってきたんだ。
うん♪ピザのチーズとトマトソースの良い匂いだね♪
あっ!でもチーズの匂いはにこちゃんが作ってるグラタンの匂いかも?
あは♪ピザの匂いでもグラタンの匂いでも、どっちでも美味しい匂いだからなんでもいっか♪
「そしてもちろん!今日のメイン!みんなからのプレゼントって渡す高級荒縄も買ってきたわよ♪国産の藁で職人が1本1本丁寧に編み上げた至高の逸品よ!素晴らしすぎるわ!ハラショー♪」
最後に入ってきたの絵里ちゃんだけど…穂乃果のお誕生日プレゼントに荒縄?
絵里ちゃんならお誕生日プレゼントに荒縄を買ってくるって思ってたけど、まさかホントに荒縄を買って来ちゃったんだ?
みんなからのプレゼントって言ってたから、たぶんみんなでお金を出しあったんだろうけど…これは完全にプレゼントを買いに行ってもらう人選ミスだね。
誰に買いに行ってもらえば1番まともなプレゼントを買ってきてくれたかなぁ?
ことりちゃんは………うん。ダメかも。
ことりちゃんなら穂乃果には必要ないエッチなおもちゃとか買ってくるよね。
海未ちゃんは………うん。ダメだね。
海未ちゃんは辞書とか買ってくるよ。
辞書なんてお誕生日プレゼントにもらっても、穂乃果は嬉しくないよね?
花陽ちゃんは………まぁお米だね。
ハズレじゃないけど…うん。微妙だね。
凛ちゃんは………カップラーメンになりそうだね。
大量のカップラーメンはあんまり嬉しくないかな?
真姫ちゃんは………自分でお金足して無駄に高価なブランド物とか買って来そうだね。
高価なブランドって普通の女の子なら嬉しいんだろうけど、穂乃果ってブランド物とかあんまり興味ないしなぁ…。
希ちゃんは………確実にネタに走るよね。
希ちゃんって“μ's”では良識ある方だから、真面目に選べば穂乃果が喜ぶプレゼントを選んでくれそうだけど、絶対に真面目には選ばないよね?
希ちゃんってネタに生きてるから仕方ない…のかな?
絵里ちゃんはさっき自分でも言ってたけど荒縄だよね。
花陽ちゃんにお米と絵里ちゃんに荒縄は“テッパン”ってヤツだよね?
あっ!でも絵里ちゃんなら低温蝋燭かもしれないね!
まぁ荒縄でも低温蝋燭でも、どっちにしろ絵里ちゃんが選ぶのはSMに使うアイテムだろうなぁ…。
穂乃果は今のところはSMプレイなんてしないから、そんなのいらないよ。
にこちゃんは………1番まともなプレゼント選んでくれそうだね。
“μ's”で1番しっかりしてるのは間違いなくにこちゃんだもんね。
あのクソ虫のせいでそら君があんなことになっちゃった時も、にこちゃんは自分の感情をしっかりと制御してみんなを励ましたり指示を出したりしてくれたもんね。
あの時はにこちゃんが1番泣き叫びたかったハズなのにね。
ホント、強いよね…にこちゃんは…。
ホノカはあの強さに憧れちゃうな。
でも…ホノカじゃにこちゃんみたいに強くはなれないかな?
ホノカは一人じゃナニもできないから…。
最後にそら君。
うん。そら君なら問題ないね。
いつもアホ乃果!って言ってるけど、そら君はホノカと穂乃果の違いがすぐにわかるくらい、穂乃果のことをちゃんと見てくれているし♪
そら君ならきっと穂乃果の喜びそうなモノをちゃんと知ってるよ♪
「オイマテ!このドM!ハラショーじゃねぇーよ!ハラショーじゃ!なんでプレゼントが荒縄になってんだ!荒縄なんて買って来いなんて俺は一言も言ってねぇーぞ!ってか俺が今日のためにって特別に取り寄せてもらっていた“アレ”はどうした!」
「えっ?“アレ”?大丈夫よ?もちろんちゃんと買ってきたわよ?」
「にゃ。ソレは問題ないにゃ。でもみんなから集めたお金が余ったからって、凛と希ちゃんが目を離したスキに絵里ちゃんがアダルトショップに向かって爆走し出して気付いたら勝手に荒縄を買いやがってたにゃ。あまりの早業で凛も希ちゃんも止められなかったにゃ。ドMのどえむーちかに追い付けなかったなんて凛はすごい屈辱だよ…。」
「は?金が余った?そんなハズはねぇーぞ?“アレ”の代金はラッピング代に消費税込みでピッタリしか渡してねぇんだけど…?」
「あぁソレな…あんな?ちょい臨時収入があったんよ♪うちらを路地裏に無理矢理連れ込もうとしてきたアホなナンパ野郎共がおってな?そのアホ共を凛ちゃんが蹴り殺して 「殺してないにゃ!キ○タマ蹴り潰して顔面踏みつけてゴメンサイさせただけにゃ!」 えりちがいつも持ち歩いてる荒縄で華麗に縛り上げて……。」
「うふふ♪ちょっと私達に“おイタ”しようとした子達のお財布の中身をね♪残らずぜーんぶ貰っちゃったの♪迷惑料として♪」
「ア"ァ"?裏路地に連れ込んでお前らに手ぇ出そうとした、だぁ?へぇ…随分と舐めた真似したクソ虫がいやがるなぁオイ……誰だ?何処のドイツだ?そのクソ虫は?人の…俺の女に手ぇ出すクソ虫なんざ、キ○タマ蹴り潰して顔面踏みつけてゴメンサイさせる程度で済ませられるかよ……1匹残らずバラして魚のエサにしてやる…。」
「魚のエサは置いといて…ねぇ?迷惑料にお財布の中身をぜーんぶとか、ソレって大丈夫なのかな?お巡りさんにバレたら不味いんじゃないかなってホノカは思うんだけど? 」
そのクソに被害届でも出されたら不味いよね?
監視カメラとかのデータならそら君なら簡単に細工しちゃうけど、絵里ちゃんの指紋の付いた荒縄を証拠として残して来ちゃってるから、そこから足が付いちゃうかもよ?
ソレに絵里ちゃんの荒縄ならたぶんひとりSMにでも使ってたヤツだろうから、きっと体液も付いてるよね?
体液に含まれてる医療用ナノマシンの固有パターンは誤魔化しようがないよ?
まぁ、いざとなったら真姫ちゃんトコのアレやソレで上から圧力かけてもらってナニもカモをぜーんぶ“ナカッタコト”にしちえばいいんだけどね。
クソ虫共は西木野警備保障の人達にお願いして、お尻を狙ってくる人達が満載のマグロ漁船とかベーリング海の蟹漁船とか海外のヤバめな鉱山とかに再就職を斡旋して貰わなきゃね。
うん!やっぱり便利だね!お金と権力と……暴力って。
あはは♪ホノカはホノカの大好きな穂乃果のために使えるモノは、お金だろうと権力だろうと暴力だろうと♪なーんでも使っちゃうよ♪
ホノカの大好きな穂乃果と穂乃果の大切な人達を傷付けようとするクソ蛆虫共は…ホノカがこの手でみーんな綺麗さっぱり残らず残さずナニもカモ刈り取ってヤる…○ねばいいんだ…クソ虫なんて○ねばいいんだ…そうだよ…クソ虫はクソ虫なんだから○んでもいいんだ…○ね…○ね…○ね…○ね…って!ダメ!ダメ!ダメ!ダメ!
だからソレじゃダメなんだって!
この前ソレをヤっちゃって海未ちゃんに酷いことしたばっかりじゃない!
ホノカは穂乃果と違ってアホじゃないんだから、ちゃんと学習しなきゃ!
でも……“μ's”以外は…あとは“μ's”のみんなの家族以外は…正直どうなってもいいかな?
やっぱり…そのクソ虫は…あはは♪
「にゃ?穂乃果ちゃん?!なんで起きてるにゃ!ハッ!真姫ちゃんのお薬が失敗作だっんだね!」
「ソラにも言われたけど失敗してないわよ!“穂乃果”にはちゃんと効いてるわよ!“ホノカ”に効かなかったのは予想外だったけどね!」
「ん~…穂乃果ちゃん?やないね。なぁ凛ちゃん。その子はたぶん穂乃果ちゃんやないんやないかな?ホノカちゃんの方やろ?」
希ちゃんも最近は穂乃果とホノカの違いがわかるようになってきたみたいだね。
スピリチュアルパワーだっけ?なんかスゴいね?
「正解だよ♪流石は希ちゃんだね♪ソレもやっぱりスピリチュアルパワーのお陰かな?」
「むふふ♪そんなトコやね♪」
「んなことどーでもいい!そのクソ虫共を縛り上げて転がしてきたトコに案内しろ!ドドメを刺して埋めてやる!」
「わざわざドドメを刺しに行かなくても大丈夫よ。色々と恥ずかしい写真を撮ってきたから♪見てみる?ホラ?初撃で凛がキ○タマ潰しちゃったから、みーんなBiBiっちゃってお○ん○んが残念な事になってたわよ?」
「絵里!私たちのユニットの名前を変なことに使わないでよ!」
「なんでもいい!生きてんなら…」
「はい!ストップ!そら!今日はダメよ!みんなで穂乃果をお祝いしてあげるんでしょ?ねっ?おりこうさんだから…怒らないの?凛も希も絵里も無事よ?大丈夫…誰も傷ついてないから…ね?」
「…………フン!わかったよ!ったく……オイ!アホ猫!その荷物重いんだろ!さっさとこっちによこせ!」
「凛はアホネコじゃないにゃ!テメェのキ○タマも蹴り潰してやるにゃ!キシャー!」
「「「「「「ソレはダメ!キ○タマ潰したら将来的に子供が作れなくなるから絶対にダメェェェェェェ!!!!!!」」」」」」
「ちゅん♪ちゅん♪みんな~♪お♪ま♪た♪せ♪♪♪ことりちゃん特製のお誕生日ケーキの到着ですよぉ~♪うふふふ♪穂乃果ちゃんの好きなイチゴをい~っぱい使った特製ケーキなんだよ♪夏場に生のイチゴを手配してくれた真姫ちゃんに感謝だね♪」
みんなでワイワイ騒ぎながら、お料理の盛り付けやお部屋の飾り付けをしていると、今度はことりちゃんがおっきなクーラーボックスを両手で抱えてお部屋に入ったきたの。
やっぱりことりちゃんはケーキ担当だったんだね♪
そら君でも美味しいケーキは作れるけど、今回はにこちゃんと一緒にお料理を担当していたから、ケーキはお菓子作りが趣味のことりちゃんになったんだね。
あは♪そら君の作ってくれるお菓子も美味しいけど、ことりちゃんの作ってくれるお菓子も美味しいんだよね♪
たまに怪しい食材使ってるときもあるけど…気にしない♪気にしない♪
○の○○を丁寧に下処理して、そこに○○を加えて○○に○○させてじっくり熟成させた○○を使うなんて、流石はことりちゃんだよね♪
そこにしびれる憧れるぅ♪
あっ!でもことりちゃん?両手でクーラーボックス抱えてるのにどうやって扉を開けたんだろ?
「遅いわよ!ことり!どこで道草食ってたのよ!このバカ鳥!」
「おバカなのはまんじょ~いっちでにこちゃんです♪それに道草じゃないよぉ~♪近道使ってソラ君のおうちにくる途中の裏路地にね?全裸で荒縄で縛られて転がってた変態さんがいたから、ちょ~っとドドメを刺してきたの♪変態さんの息の根はしっかりと止めないとね♪」
「ソレって絵里ちゃん達を裏路地に連れ込もうとしたクソ虫だよね?あは♪結局はドドメ刺されちゃったんだね。」
「穂乃…いえ、貴女はホノカですね?絵里達を路地裏に連れ込もうとはどういう意味ですか?」
あ、海未ちゃんもことりちゃんと一緒だったんだね。
そっか♪お部屋の扉は海未ちゃんが開けてあげたんだね♪
両手に荷物じゃ無理だもんね!
「あは♪気にしない気にしない♪」
「気にしないと言われると余計に気になるのですが…。」
「ちゅん♪別に変態さんなんてど~でもい~んじゃないかな?だってあの変態さん達…社会的に完全に…うふふふふふふふ♪♪♪」
わぁーお!ことりちゃん!ナニしたの?ナニやったの!ナニしちゃったの?!
肉体的にじゃなくて社会的にとかステキだよね!
肉体的にコロッとしちゃうと苦痛は一瞬で終わっちゃうけど、社会的にコロッとしちゃえば苦痛長持ち♪生き地獄がずーっと続くんだよね!
アハハハハハ♪ホノカの大切な穂乃果の大好きな人達に手を出すからバチが当たったんだよ!ざまぁ♪だね!
「うん!やっぱりことりちゃんってステキだね!」
「ありがと♪ホノカちゃん♪」
「この二人は混ぜるな危険ですね。」
あは♪海未ちゃん酷いなー♪
だってそこに海未ちゃんも混ざるともっと危険になるよね?
「同感ね。ほら!ことり!ケーキって生クリームなんでしょ!溶けないように冷蔵庫で冷やしておくから渡しなさい!」
「は~い♪」
「何はともあれ……これで準備は終わりだな?」
そう言うとそら君はお部屋を見渡して最終確認をしながら…
「料理は万全!」
ケーキを冷蔵庫にしまってきたにこちゃんに。
「ケーキも♪」
クーラーの他に扇風機も稼動させて涼んでることりちゃんに。
「飾りつけも完了よ。」
腰に手を当ててドヤ顔をしてる真姫ちゃんに。
「プレゼントもおっけ~やで♪」
鼻めがねをつけた希ちゃんに。
「荒縄もオッケーよ!」
いつも通りに荒縄を片手にハラショーしてる絵里ちゃんに。
「ご飯もオッケーです!」
さっそくお茶碗にご飯を盛り付けてる花陽ちゃんに。
「ラーメンは…ないにゃ…。」
ラーメンがなくてしょんぼりしてる凛ちゃんに。
「そう言うと思いましたので…どうぞ、凛。カップラーメンですが一応は買ってきましたよ?」
買い出しの袋からカップラーメンを取り出した海未ちゃんに。
「さぁーって…そんじゃちょいと穂乃果のヤツを驚かしてやるか!」
みんなにクラッカーを渡したの。
「うん♪準備は万端だね!それじゃ…穂乃果を起こすね?って真姫ちゃんのお薬って時間がくれば勝手に目を覚ますんだっけ?」
「えぇ。そろそろ時間だと思うけど。」
「あっ!ホントだ!穂乃果が起きたよ…うん…オハヨ♪穂乃果♪ちょっとだけ待っててね?みんな!いいかな?穂乃果と変わるよ?…………あれ?ここって……そら君のおうち?なんで穂乃果?そら君のおうちにいるの?」
ホノカが目を覚ました穂乃果と入れ換わると、穂乃果は周りの状況に戸惑ってキョロキョロしてる。
んふっふー♪さぁーって♪サプライズのはじまりはじまり♪
「「「「「「「「「ハッピーバースデー!穂乃果!!!」」」」」」」」」
(ハッピーバースデー♪穂乃果♪)
ホノカは穂乃果と入れ換わっちゃったから、みんなと一緒にクラッカーをパンパンできないのがちょっと残念かな?
「えっ?えっ?えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
穂乃果♪お誕生日おめでとう♪
「にこちゃんのグラタンもそら君のコロッケも希ちゃん達が買ってきてくれたピザもことりちゃんのケーキも!みーんなおいしかった!!!穂乃果はもうおなかいっぱいだよ!」
「私の特製グラタンが美味しいのは当たり前でしょ!」
「あれ?花陽のご飯だけノーコメント?!」
あは♪美味しいモノいっぱい食べれて良かったね♪穂乃果♪
でもちょっと食べ過ぎだよ?
また太っちゃってバトルコスチュームが入らなくなっても知らないよ?
「そらっち♪そろそろ本日のメインイベントにせ~へんか?」
みんなでワイワイ騒ぎながら美味しいお料理を食べて、ケーキを食べ終わってゆっくりお茶を飲みながらまったりし始めると、タイミングを見計らって希ちゃんがメインイベントにしよって言ってきたの。
今日のメインイベントってたぶんさっき希ちゃんと絵里ちゃんと凛ちゃんが買ってきたヤツだよね?
そう♪穂乃果へのお誕生日プレゼント♪
個別で用意したプレゼントとは別に、みんなでお金を出しあって準備したお誕生日プレゼントはそら君が手配したんだよね?
なんだろうね?
中身はホノカも知らないから楽しみだよ!
「だな。んじゃ絵里さん…」
「ソラが選んで手配したんだから、ここはソラから穂乃果に渡してあげるべきよ?」
「は?俺が?いや、ほら?そーゆーのって俺のガラじゃねぇーし。」
あ♪そら君ったら照れてるんだ♪
かわいいなぁ~♪
「はぁ…青空は女心がわかってるようでわかっていませんね…。仕方ありません。ここは日本に古来より受け継がれてきた伝統芸の出番ですね。ではまずは言い出しっぺの私から……青空が嫌なのならば、みんなから穂乃果へのプレゼントは私が代表して…。」
「は~い♪次はことりのばんだよ♪ちゅん♪待って!海未ちゃん!プレゼントを渡すなら穂乃果ちゃんへの愛が溢れてることりが!」
「三番手は私かしら?それじゃ…あら?代表なんて言われたらこの賢い可愛いエリーチカしかいないんじゃない?ここは私が…。」
「4番バッターはこの私よ!ごほん……フン!ドMがナニは言ってんのよ!ここは大銀河宇宙No.1アイドルスクールファイターのこのにこにー様が!」
「それじゃ次は私が行くわね。ねぇ、にこちゃん?寝言は寝てから言ったら?ソラがイヤなら…仕方ないから私が変わってあげるわよ?し、仕方なくなんだからね!」
「六番はキャッチャーの希さんやで♪真姫ちゃんは相変わらず安定のツンデレさんやね♪せやけどここはうちが行っとこ~か?」
「七番!ショート!星空 凛!はーい!凛が渡したいにゃ!」
「は、八番!ライト!小泉 花陽!はーい!花陽も渡したいです!」
あっ!ホノカ!知ってるよ!
これってアレだよね?ダ○ョウ倶楽部的なヤツだよね!
なんか野球ネタも混ざってるけど、どーぞ!どーぞ!ってヤるんだよね♪
「「「「「「「「チラッ♪チラッ♪」」」」」」」」
ホラ!やっぱり♪
そら君が乗ってくるのをみんな待ってる!
「…………チッ…ソレをヤられちゃ日本人なら乗っかるしかねぇーよなぁ…しゃーねぇ…それじゃ俺が!」
「「「「「「「「どーぞ!どーぞ!」」」」」」」」
「あっ!ダチ○ウ倶楽部!そら君が上○さんの役なんだね!!」
「ダチ○ウ倶楽部をバカにすんなよ!アホ乃果!」
「むっ!穂乃果はアホ乃果じゃないもん!穂乃果だもん!」
「青空。いつものやり取りは後でいいので、早く穂乃果に…。」
「ん、了解。穂乃果。」
「?なーに?そら君?」
「ほれ。俺達全員からの誕生日プレゼントだ。」
「誕生日…プレゼント…?誕生日プレゼント…誕生日プレゼント!!!うわぁ!ありがとう!ねっ!ねっ!開けていい!」
「おうよ。開けちまえ。」
「うん!それじゃ……あっ…これって…!」
そら君が穂乃果に手渡したのは、綺麗にラッピングされた小さな箱。
その中に入っていたのは…。
「これって…GPベースだ!」
オレンジ色の新品のGPベースだったの。
「うん♪穂乃果ちゃんの新しいGPベースだよ♪」
「アンタ、まだアミュセンで無料で貰えるノーマルのGPベース使ってたわよね?」
「穂乃果ちゃん。うちらの限定モデルのGPベースをいっつもジーッとみとったから。」
「みんなで相談して穂乃果にも限定モデルのGPベースをって話になったの。」
「そのGPベースは今日から数量限定で販売される激レアなモデルなんですよ!激レアですよ!激レア!」
「中身も最新式だにゃ!ぶっちゃけ凛には中身とかよくわかんにゃいけど。」
「本来ならばそのGPベースは既に予約が締め切られていたのですが…。」
「穂乃果にはこれしかないって言って、ソラが色々と駆け回って押さえてくれたのよ。」
「ソイツの名前は“HEART to HEART”。今日から穂乃果…お前の、お前だけのGPベースだ。」
「そら君…みんな………。」
オレンジ色のGPベース“HEART to HEART”
穂乃果はソレを大事そうに胸元に抱き寄せて、そっと目を閉じて嬉しさを噛み締めてるみたいだね。
嬉しくて嬉しくて心の中がスゴいことになってるのが恥ずかしいからって、私への…ホノカへのリンクを切っても、私にはわかっちゃうよ?
だって私も…ホノカも“穂乃果”なんだから♪
穂乃果が嬉しいことはホノカだって嬉しいんだよ♪
良かったね♪穂乃果♪
「みんな!あのね!あのね!ありがとう!穂乃果!ずっと大切にするね!ずっと!ずっと!ずぅぅぅぅぅぅぅと!」
こうしてみんなが穂乃果のために準備してくれたサプライズお誕生日パーティは終わったんだ。
みんなで…10人で一緒に居られるのって幸せだよね。
とっても…とっても…。
でも…もしもあの日……そら君が居なくなっちゃってたら…ことりちゃんが遠くに行っちゃっていたら…海未ちゃんを傷付けたままだったら…私達には…“μ's”にはこんな日は来なかったんだろうな…。
もしも…あの日…1つでもボタンをかけ違えていたら…穂乃果は…ホノカはどうなったんだろう…。
こんな幸せな時間を味わっちゃうと…そんなことを考えるのが……怖いよ……。
ちなみに…。
みんなからの個別に貰ったお誕生日プレゼントはね?
ことりちゃんからはナタ…うん。ナタ。
お手紙には邪魔なヤツをコロッとするときに使ってね♪って書いてたよ…。
海未ちゃんからは短刀…うん。短刀。
お手紙には邪魔なヤツをコロッとするときに使って下さい。って書いてたよ…。
ねぇ?ことりちゃん?海未ちゃん?ホノカは女の子のお誕生日プレゼントにコロッとするときに使う目的で刃物をプレゼントするはちょっとどうかと思うよ?
三年生トリオからのプレゼントはまともだったんだよね。
希ちゃんからはガンプラとかツール類を入れて持ち歩くガンプラBOX。
にこちゃんからはヘアゴムの詰め合わせ。
絵里ちゃんからはアロマキャンドルとしても使える高級低温蝋燭。
一年生の三人からもまともなプレゼントを貰えたよ♪
まずは真姫ちゃんからのプレゼントは、西木野グループが総力をあげて開発した新素材で作られた細刃ニッパーの試作品。
お手紙にはダイヤモンドでも切れるって書いてたけど…ダイヤモンドなんて普通は持ってないし切らないよね?
花陽ちゃんからはいつものお米…そのものじゃなくて、今年の新米の引換券。
秋の収穫シーズンに花陽ちゃんにこの引換券を渡せば、今年一番の新米が貰えるんだって。
凛ちゃんからはジョギング用のスニーカーを貰ったよ。
穂乃果より少しはマシってレベルのアホな凛ちゃんなのに、随分とまともなプレゼントでびっくりしちゃったけどね。
最後にそら君からのプレゼントは浴衣…。
穂乃果の好きなオレンジ色と白の綺麗な浴衣……と、もう一枚。
オレンジ色と黒の浴衣…。
なんで同じデザインで色違いの浴衣を二枚?って思ったら、白は穂乃果に、黒はホノカに、だって。
もう。そら君は気を使いすぎだよ…。
今日は穂乃果のお誕生日でホノカのお誕生日じゃないのにね?
でも…うん。嬉しいかな♪
ありがとう♪そら君♪
おわり
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
間に合った!なんとか間に合った!間に合わないかとおもいましたが、なんとか間に合いました!
そして今回は無事に1話で終われました!
スクフェスのイベントがお休みの期間で助かりました…。
次回更新は明日ににこちゃん生誕祭特別編を予定しております。
また、次回からは後書きにてQooオレンジの友人のKKE団所属の幕僚長氏のMS講座(仮)を不定期で開催する予定でございます。
第1回目はあの人気可変機体となります。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想もお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
最後になりましたが、Happy Birthday!穂乃果ちゃん!