ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
古戦場中なQooオレンジでございます。
平日の古戦場は辛いですね…。
今回も本編となります。
続VS魔女さん。
それでは 第9話「大乱戦?春の神田明神杯!」そのはち 始まります。
いきなりどこからか取り出した(たぶん“武装領域(ウェポン・ストレージ)”から?)黒い短剣を自機の胸元へと突き刺したかと思ったらなんか妙にナマモノっぽい見た目の“鬼”みたいなナニかに変身(?)した“魔女”って女の改造ハイ・モック。
“魔女”が“オーガ”とかどっかのビルドダイバーズの鬼いちゃんみたいな名前で呼んでいたその大きな黒鬼みたいなナマモノと相対した私たちは…
「どーやってぬっ殺すか、よねぇ…。」
そのあまりの暴れっぷりに攻めあぐねていたわ。
近接攻撃を仕掛けようにも、黒鬼“オーガ”がとんでもなく暴れまくってるから下手に近付くコトができないのよ。
となると近接攻撃以外の方法…つまりは射撃武装での遠距離攻撃ってコトになるんだけど、その遠距離攻撃だって私とそらの手持ちの射撃武装じゃ火力が足りずにロクなダメージを与えられてないわ。
うん。
普通に困ったわ。
それでも私とそらは攻めあぐねながらも、一応はチマチマとそれぞれの手持ちの射撃武装で牽制も兼ねて黒鬼“オーガ”へと攻撃を与えていると…
[[んもぉ♪さっきからぁ、チョロチョロとぉ非常にぃうっざ♪ですわぁ♪]]
“オーガ”は突然、暴れまわっていたその動きをピタリと止めて、こちらへと向き直り…
[[汚物とお邪魔虫さぁんわぁ消毒にぃ限りぃますわぁ♪さぁ♪さぁ♪遠慮なさらぁずぅにぃ消し炭にぃおなりぃなさぁいなぁ♪]]
不揃いな牙の生えた口をパカりと開けて、ほぼノーチャージでそこから私たちへ向けて真っ黒いごんぶとビームをぶっ放して来たの。
真っ黒いごんぶとビームが放たれた直後、私とそら(とオマケに絵里)は牽制攻撃を止めてすぐに回避行動へと移ったわ。
「ふん!ノーチャージだったのはちょっとびっくりしたけど!それでもただの直射系の砲撃なんか避けるのはらくしょーよ!」
[[同感だ!んな見え見えの直射砲撃なんざに当たるかってんだよ!]]
[[うーん…?あのくらいならえりーちか的には別に避けなくても大丈夫だとは思うんだけど…。]]
“オーガ”の開いたと口から真っ直ぐにぶっ放された黒いごんぶとビームを絵里のヤツだけは何か避けなくても大丈夫とか言ってたけど、私たちはそれぞれの機体を操り難なく回避してみせたわ。
まぁ私たちくらいのレベルのファイターになれば、ただの直射系の砲撃なんか回避するのは簡単よね♪
けどどんなに余裕でも油断は禁物よ。
今のごんぶとビームの規模と熱量から予測できる威力はたぶん上の中ってトコだわ。
そんな割りとシャレにならないレベルの威力を持ってそうな真っ黒いごんぶとビームが直撃しちゃったりしたら、たぶんそこまで装甲の厚くない私のガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこやそらのザク・リヴァイブはちょっとどころじゃなくヤバそうだもの。
油断しまくって余裕ぶっこいた挙げ句にごんぶとビームを避け損ねて直撃しちゃって“はい♪おしまい♪”なんて最悪にカッコ悪い終わり方だけはゴメンだわ。
ソレにしても…今のごんぶとビームはビーム攻撃を吸収できちゃう“マフツノヤタカガミ”がさっきぶっ壊されてなかったら、避けないでそのまま受け止めて美味しくいただきます♪しちゃってこっちのエネルギーに変換してから“クサナギノツルギ”の砲撃で倍返しにしてヤれたんだけどね。
壊されちゃったモノは壊されちゃったんだから、無い物ねだりしていても仕方ないわね。
とにかく…“マフツノヤタカガミ”が壊されてビーム吸収ができないんだから、今後もあの真っ黒いごんぶとビームには要注意ね。
そんな要注意な“オーガ”が放った真っ黒ごんぶとビームの砲撃を避けた私たちは、このタイミングでようやく反撃に転じるコトにしたわ。
まず仕掛けるのは大型ランス片手に突撃三昧な我らが脳筋ロシアン娘(ロシア成分は1/4)の絵里。
いつものように手にした大型ランスと大型シールドを構えた絵里のトールギス・ヴァルキュリアは…
[[スーパーバーニア展開!全速全開で!シュトゥールムゥ!!!!!]]
両肩のスーパーバーニアから盛大に青白い炎を噴き出してランスチャージを仕掛けたわ。
高速で駆け抜けて必殺のランスチャージを仕掛ける絵里のトールギス・ヴァルキュリアに続くように…
[[っし!にこちゃん!こっちも仕掛けるぞ!!!]]
「おっけー!そっちに合わせるわ!!!」
そらと私も左右から“オーガ”へとそれぞれの近接武装を構えて、機体を一気に加速させ猛スピードで突っ込んで行くわ。
“オーガ”の口から放たれたごんぶとビームが次第に弱まっていって、やがて真っ黒い粒子がわずかに口から漏れる程度まで減衰したちょうどその時、先陣を切ってランスチャージで突っ込んで行った絵里のトールギス・ヴァルキュリアが構えた大型ランスの切っ先が“オーガ”の胴体部分へと到達したようとしていの。
[[ど真ん中!貰ったわよ!さぁ!穿ち!貫きなさい!!!ヴァルキュリア!!!!!]]
[[あらぁん♪ワタクシぃ…だぁーーーいぃぴんちぃですわぁ♪]]
“魔女”の呑気な声が響く中、一撃必殺の威力を誇る絵里のトールギス・ヴァルキュリアのランスチャージがそのまま“オーガ”の胴体を貫いた…
[[あはっ♪なぁぁぁんてぇねぇ♪ですわぁ♪♪♪]]
と思ったんだけど…
≪エナジーレイヤー展開。≫
そうはならなかったわ。
“魔女”の電子精霊がナニかを言った直後、“オーガ”の胴体へと今まさに突き刺さろうとしていたトールギス・ヴァルキュリアの大型ランスの切っ先部分に真っ黒い不透明な膜状のモノが現れたの。
“オーガ”の胴体のど真ん中を捉えたハズの絵里のトールギス・ヴァルキュリアのランスチャージは、突然現れたその真っ黒い不透明な膜状のモノによって完全に阻まれちゃったのよ。
[[止められた!?コレって防御障壁!?でもヴァルキュリアのランスチャージを止めるなんて!?どんな強度の防御障壁よ!?]]
膜状のモノが攻撃を防いだってコトは、アレってフィールド系の防御アビリティってコトよね?
ってか絵里のトールギス・ヴァルキュリアのランスチャージを防ぐとかどんだけ強度のある防御フィールドなのよ!?
魔改造済みのGNフィールドだってあそこまでの防御力は発揮できないわよ!?
あっ!もしかしてアレって攻撃が当たる場所だけにピンポイントに展開して防御力を高めるタイプのヤツ?
ほら?マ○ロスのピンポイントバリア的な?
もしアレがマ○ロスのピンポイントバリア的な防御フィールドだったら、絵里のトールギス・ヴァルキュリアのランスチャージを防いでいる今なら他の場所へは展開できないわよね!
つまりは…
「ヤるなら今!!!!!」
ってトコよね!!!
[[ゴルゥゥゥラァァァァァ!ビチクソ死んどけや!!!ド腐れクソ魔女クソ野郎がぁぁぁぁ!!!]]
一撃必殺の威力を誇る絵里のトールギス・ヴァルキュリアを防いで見せた、たぶんマ○ロスのピンポイントバリア的な“オーガ”の膜状の防御フィールド。
アレをそう判断した私は、絵里のトールギス・ヴァルキュリアのランスチャージを膜状の防御フィールドで防ぎ続けている“オーガ”へ向かって、そらと一緒に左右からそれぞれ斬りかかって行ったわ。
そらのザク・リヴァイブのビームブレードと私のガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこの“トリケロス改Ⅱ”内蔵ビームサーベル。
緑とピンク…それぞれのビーム刃が魔女の“オーガ”を切り裂くべく、その凶刃を煌めかせて振り下ろされたんだけど…
[[んげっ!?]]
「んげっ!?」
結果は絵里のトールギス・ヴァルキュリアのランスチャージとおんなじで、真っ黒い不透明な膜状の防御フィールドに阻まれて防がれちゃったのよ。
そう…魔女の“オーガ”が展開していた不透明な膜状の防御フィールドは、一撃必殺の威力を誇る絵里のトールギス・ヴァルキュリアのランスチャージを防ぎきるだけの強度を持っているって言うのに、局所的に展開する高防御力のマ○ロスのピンポイントバリア的なヤツじゃなくて機体全体を覆うタイプのフィールド系のヤツだったのよ。
いやぁー、コレにはびっくりしたわ。
とか言ってる場合じゃないわね!
攻撃が失敗したならさっさと後退しなきゃ!
そう思って私はすぐにスラスターを逆噴射させて機体を後退させようとしたんだけど…
[[うっふふ…あっはは♪みなさぁあんわぁ♪迂闊にワタクシのぉ“オーガ”ちゃぁんのぉ懐にぃ入っちゃったコトぉ…後悔して下さぁいませぇ♪♪♪]]
ソレよりも速く“魔女”が反撃して来やがったのよ。
“魔女”が例のイラつく喋り方で“後悔しろ”とか言いやがった直後、“オーガ”の身体中あちこに無数の“目”が現れてその“目”がぱっくりと開かれたの。
みんなは“百目”って妖怪を知ってるかしら?
あんな感じに“オーガ”の腕や足、肩やお腹…身体中の至るところに“目”が現れてその“目”が一斉に開かれたのよ。
全身至るところに“目”が開かれた“魔女”の“オーガ”は単純に一言で表すならただキモかったわ。
うん。
キモい。
普通にキモい。
普通じゃなくてもキモい。
とにかくキモいわ。
鳥肌が立っちゃうわ。
こーゆのが生理的に受け付けないって言うのかしら?
私がそのあまりのキモさにドン引きしちゃっていると…
[[熱ぅい♪熱ぅい♪眼差しにぃ射抜かれてぇ…死に晒しなさぁいなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!]]
“オーガ”の身体中至るところに開いた無数の“目”から、一斉に黒いビームが発射されたの。
「ちょっ!?ナニよ!コレ!!!」
[[チッ!!!クソかよ!!!]]
全身の“目”から一斉に放たれた黒いビーム。
私とそらは全周囲へと放たれたその黒いビームを機体のスラスターを細かく何度も噴射させて死に物狂いで掻い潜るわ。
全部は避けきれずにシールド(“マフツノヤタカガミ”が壊されちゃった私は“トリケロス改Ⅱ”のシールド部分ね♪)で防いだりもしてるけど。
一方で…
[[このくらいなら問題ないわ!]]
ガチムチな防御力を誇るトールギス・ヴァルキュリアを駆る絵里は下手に回避行動を取らずに、大型シールドを構えて機体を後退させるに留まっていたわ。
問題ないわとか言うならなら私たちの壁になりなさいってよね。
そんなこんなでしばらくギョロギョロと全身の“目”を忙しなく動かして黒いビームを放ち続けた“オーガ”は…
[[あらぁん?]]
突然、その動きをピタリと止めちゃったのよ。
もちろんキモい全身の“目”から放たれ続けていた黒いビームも、その放射をピタリと止めちゃったわ。
アレだけ大暴れしていたヤツがピタリと動きを止めちゃうとか、一体全体どーしちゃったのよ?
後先考えずに大暴れし過ぎてまさかのエネルギー切れ…なんてコトは…
≪マスター、エネルギー残量が5%を切りました。端的言えば切れです。≫
あったし!
って!エネルギー切れとかバカなの!?バカでしょ!?
いや、まぁ確かに“精霊使い(エレメンタラー)”のクセに派手に暴れてエネルギー切れとかやらかしたアホの化身の初心者も身近に居やがるコトは居やがるけど基本的にサポートAIの性能がかなり上がってる最近じゃそんなの初心者でも滅多にやんないわよ!
[[まぁ?まぁまぁまぁ?エネルギー切れですぅかぁ?それわぁ困りぃましたぁわぁ♪]]
そんな初心者でも最近は滅多にヤらないエネルギー切れを起こして、自身の電子精霊にそのコトを伝えられた“魔女”は、ソレでも微塵も困って無さそうな相変わらず呑気な声で“困りましたわ”と囁くと…
[[うっふふ♪それでわぉ…ちょぉぉぉっとぉだけぇ、”お食事ぃと参りましょうかぁ♪]]
と、意味不明なコトを言い出したのよ。
は?
“お食事”?
コイツ、マジでナニ言ってんのよ?
“オーガ”の全身の“目”から全周囲へと放たれていた黒いビームが止まったコトでちょっと一息♪な私は、“魔女”の言った“お食事”って言葉を聞いて内心でそんなコトを思ったの。
けど私はこの直後にその“お食事”って言葉の意味を理解するコトになったわ。
“お食事”
ソレがどーゆー意味だったか言うと…
[[それでわぁ…いっただきぃまぁぁぁぁぁすぅ♪]]
ズバリそのままの意味だったわ。
“魔女”が“いただきます”と言った直後、エネルギー切れ寸前で止まっていた“オーガ”が再び動き出して…
[[ウソ……。]]
[[おいおいおい…なんの冗談だよ?ありゃ?]]
周囲に散らばるハイ・モックの残骸を鷲掴みにして…
「食べ…てる………。」
不揃いな牙の生えた口の中へと放り込むと、ムシャムシャと咀嚼し始めたのよ。
その光景はまさに“魔女”が言ったように“お食事”…。
そう…“魔女”の“オーガ”は手当たり次第に当たりに散らばるハイ・モックや大会参加者たちの残骸を食べ始めたの。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで少しゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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