ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

グラブルのスクラッチでヴァルナとゼピュロスが出たので土を除いた5属性の神石5凸を自力で行けるんじゃね?とか思っているQooオレンジでございます。




原作ラブライブ!の主人公である穂乃果ちゃんのガンプラの強化回その①となります。













それでは 閑話「月夜の太陽 ①」 始まります。

















閑話「月夜の太陽 ①」

和菓子屋“穂むら”の賢い方の看板娘としてご近所さんと一部界隈ではとても有名な私、高坂雪穂はある日、学校から帰って来て自分の部屋へと一歩足を踏み入れると、ふと部屋の中に若干の違和感を感じました。

 

部屋のどこに違和感があるのかはパッと見ただけではわからなかったけど、私の中の第六感が確実に囁いてます。

 

部屋の中にナニかが足りない…と。

 

私はその第六感に従い、違和感の正体を確かめる為に部屋の中を注意深く見渡しました。

 

いつも通りの机。

 

いつも通りのベッド。

 

いつも通りのクローゼット。

 

いつも通りの押し入れ。

 

いつも通りの本棚。

 

いつも通りの積みガンプラ。

 

いつも通りの飾ってあるガンプラ…あれ?

 

私の視線が作り終えて飾ってあるガンプラの棚へと向かうと、いつも通りかと思われたそこには、本来ならあるはずのガンプラが何体か見当たりませんでした。

 

私が部屋に入ってすぐに直感的に感じた違和感の正体は飾ってあるガンプラの数が足りない…それが正解でした。

 

見当たらないガンプラはHGAW ガンダムXディバイダーとHGBF GM/GM。

 

そしてレジェンドガンプラファイター“伊織 星”さんと謎のガンプラファイター“レイジ”がかつて伝説を築き上げた時に使っていたビルドストライクガンダム(フルパッケージ)を一般販売用に再設計して発売されたレプリカキット版のビルドストライクガンダム。

 

この3体の素組のガンプラたちが普段飾っている棚から忽然と姿を消していました。

 

私には棚に飾ってあったはずの消えた3体のガンプラたちをドコか別の所へと移動させた記憶は一切ありません。

 

となると…私以外の誰かがガンプラを飾ってあった棚から持ち出した…と言う事になります。

 

さて、ここで問題です。

 

とてもとてもとーーーーーーっても簡単な問題です。

 

我が高坂家で勝手に私の部屋に侵入してガンプラを持ち出す人物は誰でしょうか?

 

①お父さん。

②お母さん。

③お姉ちゃん。

 

はい、答えは簡単。

 

私、高坂 雪穂の不詳の姉。

 

和菓子屋“穂むら”のアホな方の看板娘としてご近所さんと一部界隈では非常に有名なお姉ちゃん…高坂 穂乃果その人に違いありません。

 

と、言うワケで…

 

「ちょっと!お姉ちゃん!!!」

 

私は私の部屋から勝手にガンプラを持ち出した犯人(だと思う)が居やがる隣のお姉ちゃんの部屋へと突撃しました。

 

お姉ちゃんの部屋のドアをノックもせずに問答無用で蹴破る勢いで開け放つと、ソコには私よりも先に学校から帰って来てずでにラフな部屋着に着替えて口に何故かスルメの足?をくわえたアホ姉の姿がありました。

 

「ふぇ!?」

 

アホ姉は突然部屋へと突撃して来た私を目をまんまるにしてアホ丸出しでびっくりしたように見ています。

 

「ゆ、雪穂!?どーしたの!?」

 

そして口元のスルメの足をモグモグとさせながら、アホ姉は突然部屋へと突撃して来た私へと呑気にどーしたの?とか言いやがりました。

 

「どーしたもこーしたも!お姉ちゃん!また私の部屋に勝手に入ってガンプラ持ってたでしょ!ガンダムXディバイダーとGM/GMとビルドストライクのレプリカキット!!!」

 

私の剣幕を見てもなお、未だにスルメの足をモグモグとしている呑気なアホ姉に対して、私は怒り心頭でまくし立てる様に持ち出しやがったガンプラの事を問い詰めました。

 

その瞬間、私の視界に…

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁすぅぅぅ!?私のガンプラがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

無惨にもバラバラになったガンプラの姿が飛び込んで来ました。

 

そのバラバラ具合と言えば、仮にバラバラにされたガンプラが人だった場合は猟奇犯罪者も真っ青になっちゃう様なバラバラ具合です。

 

胴体を失い四肢と頭部だけが転がるガンダムXディバイダー。

 

何故か背中のバックパック部分だけが取り外されてうつぶせになっているGM/GM。

 

腰のサイドアーマーだけが無いビルドストライクのレプリカキット。

 

あれ?

 

こうして見るとバラバラにされてるのはガンダムXディバイダーだけ?

 

アホ姉の部屋の中央に置かれたテーブルの上でバラバラになったり一部パーツを取り外されたりしているガンプラの姿を見た私は、まるでパーツ取りをしたあとみたいだなぁ…と何となくそんな事を考えてしまいました。

 

って!そーじゃなくて!

 

「おねーちゃん!ナニしてんの!私の部屋に勝手に入って私のガンプラを勝手に持ち出して!挙げ句にソレをバラして!!!」

 

「いやー♪ごめん♪ごめん♪ちょっと雪穂の部屋のガンプラ借りちゃった♪てへ♪」

 

私が何となくパーツ取りされたみたい?とか考えていると、ガンプラ惨殺事件の張本人であるアホ姉がまたまた呑気にちょっとガンプラ借りてるよー♪とか言い出しやがったんです。

 

「てへ♪じゃないわよ!!!コレが借りてる?いや!いや!いや!この惨殺具合は絶対にちょっと借りてるって感じじゃないでしょ!」

 

「ざんさつ?じゃないよー!ちょーっと欲しいパーツがあったからソレを取っただけだよ!」

 

「ってかこのアホ姉!やっぱり人のガンプラをパーツ取りに使いやがったのか!買え!パーツ取りしたいなら自分で新しいキットを買え!!!妹の部屋から勝手に持ち出してバラすな!!!」

 

「えーーー!!!ちょっとのパーツのためだけに新しくまるまるガンプラを買うなんてムリだよー!今月もうおこづかい無いし!あと雪穂!今さらっと穂乃果のことアホ姉って言ったでしょ!雪穂なのにヒドイ!」

 

「雪穂なのにヒドイとか意味わかんないコト言うな!アホ姉!ってかお小遣いが無いのはお姉ちゃんがまた無駄遣いしたからでしょ!!!今度はナニ買ったの!どーせまたカッパの頭のお皿っぽいお皿とか夜中に勝手に動き出すかもしれないとかソレ確実に動かないでしょ!ってツッコミ待ちなぬいぐるみとか徳川さんて誰?とか言って徳川幕府の“と”の字もわかんないのに徳川埋蔵金の秘密が書かれているかもしれない?ってイヤ!イヤ!イヤ!それ絶対にニセモノでしょ!な宝の地図とか伝説の勇者が旅の始まりに使っていたかもしれないひのきのぼうって名目で売られているただの木の棒とか1から7の数字が描かれてそれを7つ全部集めるとどんな願いでも叶う龍の珠のハズなのによく見ると中の星の数が8個あるハイ!それニセモノ確定!なド○ゴンボールのバッタもんとかそこら辺のアホ丸出しの変なモノ買ったんでしょ!!!」

 

「むぅ!またアホって言った!穂乃果!アホじゃないもん!」

 

「いや!アホでしょ!おねーちゃん!実際にアホでしょ!!!」

 

「違うもん!穂乃果!アホじゃないもん!!!」

 

「アホじゃないなら勝手に人の部屋からガンプラ持ち出してバラすな!!!」

 

「あれ!?それってなんかアホと関係ないよね!?」

 

「関係あるの!!!」

 

「ないよー!!!!!」

 

「うっさい!アホあねーーーーー!!!!!!!!」

 

「むーーーぅ!!!だから穂乃果!アホじゃないもん!!!!!!!!」

 

姉と妹…互いの譲れないモノを賭けた(かもしれない)罵詈雑言の応酬。

 

そけどそんなんな姉妹喧嘩は唐突に終わりを向かえました。

 

私とアホ姉の言い合いを止めたのは…

 

「アンタたち!!!うるさい!!!!!これ以上騒ぐなら舌引っこ抜いて明日からデ○ヘルで働かせるわよ!!!!!!」

 

階下からの怒声一閃。

 

おかーさんの怒りの咆哮でした。

 

「「ぎゃーーーーーーすぅぅぅぅ!!!おかーさん!ごめんなさぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」」

 

うん。

 

実の娘にデリ○ルで働かせるわよって…ソレってダメなヤツじゃないの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?何でお姉ちゃんはガンプラ惨殺事件を起こしたの?」

 

お母さんの武力介入で終焉を向かえた意味不明な姉妹喧嘩の後で、私は改めてお姉ちゃんにどうして私の部屋からガンプラを勝手に持ち出したのかを問い質しました。

 

その結果…

 

「あのね!穂乃果のガンプラを作ろうと思ったんだ!」

 

と、言う意味不明な答えが帰って来ちゃいました。

 

色々と言葉が抜け落ちててナニが言いたいのかマジで意味不明だわ。

 

あ。

 

私の一人称での言葉使いが変わったのはおねーちゃんの謎の行動に疲れちゃって語尾とかその他もろもろを敬語っぽくするのがめんどくなっただけだからあんまり気にしないでね?

 

「ねぇおねーちゃん…。お願いだから一般人でもわかるように話して…。」

 

それにしても…このアホ姉の謎言語を通訳無しですんなりと理解できるのって、たぶんことりさんと海未さんとの2人位なんじゃないのかな?

 

あの2人は長年このアホ姉と一緒に居るから、アホ姉のアホ言語をナチュラルに理解できちゃうんだよね。

 

家族でも理解不明な時が多いのに、ことりさんも海未さんもほんとスゴいよね。

 

は、さておき。

 

「ガンプラを作ろうとしたのはわかったけど、何で私の部屋に飾ってた素組のガンプラをバラしたの?」

 

今はガンプラ惨殺事件の動機を突き止める事が先決だね。

 

「えーっと、みししんぐ?ってヤツをやろうと思ったの!」

 

みししんぐ?なにソレ?

 

みししんぐ…みししんぐ…みししんぐ……あぁ…もしかしてミキシングのコト?

 

ミキシングはもちろんみんなわかるよね?

 

別々のガンプラを組み合わせて1つのガンプラにする技術…技術?で良いのかな?

 

とにかくそんなヤツ。

 

このアホ姉は私の素組のガンプラを持ち出してそのミキシングをしようとしていたみたい。

 

アホ姉の作るミキシングガンプラかぁ…なんかヤバいのが出てきそうな気がするのは気のせいかな…。

 

見たいような、見たくないような。

 

私がそんな矛盾する2つの事を思っていると…

 

「それでね!これが穂乃果の作ったみししんぐ?のガンプラだよ!」

 

アホ姉はドコからともなく1つのガンプラを取り出して私の方へと見せて来たの。

 

私は取りあえずアホ姉よ、アンタは今そのガンプラをドコから出した!ってツッコミをグッと飲み込んで、お姉ちゃんの差し出したガンプラを見てみる事にしたんだ。

 

お姉ちゃんが私のガンプラを勝手に持ち出して勝手にバラして勝手に作ったミキシングガンプラ。

 

ソレは…

 

「胴体がXで後は普通のストライク?」

 

私が思っていたよりもマトモなモノだったんだ。

 

胴体をガンダムXディバイダーのモノに取り替えて、手足と頭はお姉ちゃん自身が作った素組のストライクガンダム。

 

後は…あっ。

 

腰のサイドアーマーがビルドストライクのビームサーベルが取り付けられるヤツになってる。

 

うん。

 

ほんと、思っていたよりもマトモな形になってる。

 

「あとね!背中にコレを付けたいんだ!」

 

私が胴体をガンダムXディバイダーのモノに取り替えたほぼストライクガンダムのソレを手に取りながら見ていると、お姉ちゃんは別のパーツを私へと差し出しました。

 

「GM/GMのバックパック?」

 

お姉ちゃんがこちらへと差し出したパーツは本来ならばGM/GMの背中に取り付けられているハズのバックパックで、ソレは近年発売されたガンプラの多くに採用されている2つ穴タイプの接続方式のモノでした。

 

どーにもこのアホ姉はソレをガンダムXディバイダーの胴体の背中部分に取り付けたいらしいんだよね。

 

けど…

 

「あのね!背中に穴がないから付けられないの!」

 

そう。

 

ガンダムXディバイダーの背中にはこの2つ穴タイプのバックパックを取り付ける為の2つ穴が無いんだよね。

 

あるのは長方形の形をした凸型の接続部分だけ。

 

2つ穴タイプのバックパックを取り付ける為にはちょっと弄らないとダメなんだ。

 

ソレをするにはどーすればいいのか?お姉ちゃんはソレがわからずに困っていたみたい。

 

おやつ代わりにスルメの足を噛りながら。

 

両手の上にちょこんとGM/GMのバックパックを乗せて私へと見せるお姉ちゃんは、なんだか捨てられた子犬のように見て不覚にもとても不憫に思えて来ちゃったんだ。

 

そう。

 

不覚にも。

 

こんなアホでも一応は私のおねーちゃん。

 

だから…

 

「仕方ない…手伝ってあげる。」

 

見捨てられない…よね?

 

「雪穂!!!ありがとー!!!」

 

私が改造を手伝うよって言うと、お姉ちゃんはさっきまで捨てられた子犬みたいにシュンとしていたのがウソかのように、満面の笑みで抱き付いて来ました。

 

口から相変わらずスルメの足をちょこんと出しながら。

 

はぁ…ほんと、仕方ないおねーちゃんだなぁ…。

 

そんな仕方ないおねーちゃんだけど、困った事に私はこんなおねーちゃんが…

 

「キライじゃないんだよねー。」

 

さて、アホ姉の為に一肌脱ぐとしましょーか♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(ホノカはアンタのコト、キライだけどねー)」

 

「ホノカ?ナニか言った?」

 

「(んーん♪なーんにも♪)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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